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Posted by TI-DA at

2010年08月27日

平成22年実施 神奈川県教員採用二次試験(実技)。

8月23日(月)、神奈川県の小学校教員採用二次試験を受けてきました!


ブログアップ遅くなってしまいすみません。
試験が終わってから小説を読むのに忙しくて…。(ヲイ)


今回の実技試験は、どうやら午前の部、午後の部に別れていたようです。
よーかいは午後の部でした。
試験会場は藤沢市の善行駅から近い、総合教育センターと体育センターです。



画像はアジアン・カンフー・ジェネレーションの『藤沢ルーザー』のジャケットです。
………って、ルーザーじゃダメじゃん!∑( ▽|||)


1次合格者が、やたらめったらいらっしゃったようで、午前と午後の2部制でも、試験集合時間の30分前にはものすごい大渋滞が発生していました……これだけの受験者、試験官はちゃんと区別つくのでしょうか??(; ̄ー ̄A

「自分の人生は自分だけのものだ!」なんて感じじゃなく、こう人が多いと、ただの「モブキャラ」と化してしまった感じなのです。
大佐的に言うなら「人がゴミの(以下略)」ですが、気が付けば自分もやられている側に入っちゃっている感じです。バルス!


さて、2次試験の内容は以下の通り。

・図工(デッサン)※
・音楽(オルガン演奏)※
・水泳
・バスケットボール※
・マット運動※


ただし、神奈川県の場合、図工と音楽は選択制でどちらか。
また、体育もバスケとマット運動のどちらかを選択できます。

沖縄県あたりだと、実技科目がオルガン、リコーダー、デッサン、水泳、マット運動、縄跳び、さらには年によってパソコン実技まであったりしたトライアスロン粘着系な感じだったのに比べると、いかにも神奈川県は都会っ子らしくあっさりしています。
ついでにいうと、広島県みたいにピアノのバイエルを53曲も覚えていく必要もありません。
…って、こうしてみると、小学校の二次試験って、多くの県がほとんど精神論的ど根性論をベースにしているのがよくわかる構図ですね…(゜-゜;)ウーン 


しかし、逆に言えば、科目数が少ないと言うことは、失敗もできないということでもあるのです!ヾ(。`Д´。;;;;)ノ



受験番号と選択した科目によってグループが決められています。
同じグループ(とはいえ、30人ほどの集団です)は、どの科目も同じ順番、同じグループで受けることになります。


よーかいの場合、まずは図工デッサンからでした。

試験前に長方形の紙が渡されて、指示書にある立体図形を作るところから始まります。
けっこう複雑な立体で、作るのが面倒でした。
筒型の半円(円筒形の半分)を二つ並べ、その後ろに前の開いた直方体がくるような形に1枚の長方形から折ります。
折った図形は長方形の台紙の上に置き、置く方向は自由です。

そして、デッサンの時間は40分間です。
B4サイズの画用紙は横に使っても縦に使ってもよく、一番右下に自分の受験番号と名前を書きます。

ちゃんと描こうと思ったら、それなりの大きさの図形になりますし、蛍光灯が乱反射する教室では、陰影は見たままではのっぺりしてしまうので、予め太陽光だったらどうなるかを想像しながら描く必要があります。
また、半円筒形が2つありますので、曲線の陰影の付け方に慣れておく必要があります。



2科目目は水泳
まず体育館に移動してからプールに向かいます。
クロールと平泳ぎ、どちらでもOKです。
まず屋外プールの横を使って20mの試し泳ぎをしてから、本番は屋内プールで25mを泳ぎます。

タイムは計っておらず、
「児童の見本となるような泳ぎをしなさい。また、息継ぎは必ずすること」
という注意事項が述べられます。

タイムは計らなくとも、泳いでいる間はそれぞれ個々に試験管がプールサイドを移動しながら泳ぎを見て採点していきます。
おそらく、フォームが重要なのでしょう。


よーかいは練習までは速度を意識してクロールでしたが、本番はフォーム重視ならということで、より得意な平泳ぎに変えました。


プールから上がると、体育館に再び集合して、さらにそこから試験会場になっている別の体育館へと移ります。(ややこしいな。)

よーかいはバスケットボールを選択しました。

バスケットボールは、まずゴールの板にボールをぶつけ、リバウンド処理をします。
リバウンドを取ったら、すぐに左右どちらかに立った受験者(番号が次の人と次の次の人が担当)にパス。
そしてパスした相手に走り込み、ボールを渡してもらったらドリブルを始め、中央に置いてあるコーンを8の字を描くように回ります。
周り終えたら、ゴールに向かってドリブルし、最後はレイアップシュートです。

練習1回、本番1回です。

練習時に感じたのは、ボールが革張りで弾みにくいこと、そして小学生用のサイズなのか、通常の大人用のバスケットボールよりも小さいということです。
だから、リバウンドやドリブルは意識的に強めに叩きつける必要がありました。
ボールが小さいと重さも違うので、それまで練習していた感じとレイアップシュートも感覚がずれるので、1回の練習で感覚を修正する必要があります。
また、ドリブルの距離は意外に短いです。
コーンを周り終えたら、すぐにシュートへの意識を持っていかないといけないな、ということを感じました。

リバウンド処理に関しては、やや強めに投げて、高めに弾き帰ってきたボールをジャンプしてキャッチした方が見栄えがいいと思います。
パスは山なりにならないように、速めのチェストパス。
また、ドリブルはできれば左右両方を使い、顔はしっかり上げた状態でドリブルできるといいと思います。


よーかいは、そこまではよかったのですが、
最後のレイアップシュート(スラムダンク風に言うと「庶民シュート」)が…。
レイアップシュートが……。
レイアップシュートが………。
 (3回も言わんでよろしい)

ゴールネットの枠に当たって弾かれてしまいました……(TwT。)あうう
あんなに練習したのに。

でも、本番、いつもより腕が縮こまってしまったように感じます。
練習通り、思いっきり腕を伸ばしてからゴールネットに置きに行くようにすれば良かったところが、少しリリースポイントが早かったために、失敗してしまったと自己分析しています。


あれは決めたかったなぁ……。


外した瞬間、例えば高校の球技大会のサッカーで、ディフェンスラインからオーバーラップしてこぼれ玉にスライディングしながらシュートを至近距離で放ったはいいものの、ボールは無情にも枠を外れ、クラスのヒーローになりそこねたことや、最後の体育の授業のサッカーでPKをゴールバーに当てて外してしまったことなどの、数々の苦い記憶が蘇りました。。。(サッカーばっかりだな?)

や、そもそも高校までの体育のバスケはバスケ部や背の高いヤツらの独壇場だったので、平均身長しかなくて、技術もないよーかいが出る幕はなかったゆえ、思い出すらも微塵も残っていないのですね…ヽ(゜▽、゜。)ノ(悲)



そんな感じで、アジカン的にいうと『藤沢ルーザー』な採用試験実技編は終わりました。
……って、実技で失敗したのはたぶんレイアップシュートだけで、他はそんなに悪くはなかったとは思うのですが。。


もっとも、問題はその前の個人面接、模擬授業、集団討論がどのように採点されているか……なのです。



受かってくれていればいいですが、楽観はしていません。

でも、全力は尽くしました。
あとは「縁」なのです。



もしも今年「縁」がなければ、また来年「縁」をつくるべく、新たな最善を尽くすだけなのです!o( ̄へ ̄*)むん



おまけ:
アジアン・カンフー・ジェネレーションの『藤沢ルーザー』のPVです。
PVだと「会社員コース」と「バンドコース」になっていますが、そこに「教員コース」もつけてくれてあったら最高だったのに(笑)。

  

Posted by よーかい at 08:34Comments(4)

2010年08月25日

8年で教職員2万人純増へ 小中30~35人学級に

公立小中学校の中長期的な教員配置の指針となる文部科学省の第8次教職員定数改善計画案の概要が24日、同省関係者への取材で分かった。
定数を、退職者や少子化による自然減を踏まえた上で来年度から8年間で約2万人純増させ、40人が上限とされる1学級当たりの編成標準を30~35人に段階的に引き下げ、少人数化を図ることが柱。近く正式発表する。

 

習熟度別学習の推進などを目的とした第7次(2001~05年度)に続く計画で、上限引き下げは1980年度に45人を40人として以来、約30年ぶりとなる。
文科省は来年度予算の概算要求で初年度分の必要経費を計上、来年の通常国会で上限を定めた義務教育標準法の改正を目指す。
 

今年夏の参院選で、民主党はマニフェスト(政権公約)に少人数学級の推進を掲げていた。
 

ただ第8次計画の定数改善に必要な義務教育費国庫負担金の総額は数百億円規模に上るとされ、厳しい財政状況の中、今後の財務省との折衝では曲折が予想されそうだ。


(2010年8月24日 共同通信)  

Posted by よーかい at 18:30Comments(0)

2010年08月21日

植木等「スーダラ節」。

暑さにヤラれると、みんな面白いことになってきますね☆


や、もちろん、熱中症で倒れたりされたりする方もいらっしゃいますし、そういう方々にはそれどころではないでしょうし、不謹慎かもしれません。
そのあたり、ごめんなさいですm(_ _)m


でも、単に暑さにヤラれただけの場合、人々の思考力がゆる~くなって、すごくいい感じだなぁ…と思うのです。
きっと、みんな暑さにヤラれちゃえば、世界は平和なのに
(歴史を紐解いても、侵略戦争は基本的に非南国世界の発想なのです。)


そんなゆるさに拍車をかけてくれるのが、今日おかけする植木等さんの「スーダラ節」。
とはいっても、ただのスーダラ節ではありません!
驚異の合成技術によって、あの名PVが、あの名画がスーダラ節に染まっていく様は神秘的でもあります(笑)。

実際、よーかいは植木等さんの素晴らしさを再認識しましたです☆


まずは、マイケル・ジャクソンとのコラボから。




『マイケル・ジャクソン スーダラ節』。


次は、ジョン・トラボルタとの共演!



『サタデー・ナイト・スーダラ節』。


そして、よーかいが個人的に最もオススメなのが、以下の動画。
名画『雨に唄えば』のあの場面とのコラボです☆

……って、これは「リクエストによる埋め込み無効」でした。。。(TwT。)

よろしければ、以下のアドレスをクリックしてご覧くださいませ。
http://www.youtube.com/watch?v=EeyoMsZXEBk&feature=related

『雨にスーダラ節』。



そういえば、夏の夜と言えば怪談です。

呪怨』というホラー映画をご存知でしょうか?
よーかいはこの映画についてはよく知りません(ヲイ)。


そんな怖いはずの映画も、後ろの音楽が『天才バカボン』になるだけで、こんなにファニーです☆

でも、これも「リクエストによる埋め込み無効」なので、以下にアドレスだけ貼っておきますね。
http://www.youtube.com/watch?v=EbZQoCRBuV4&feature=related

『呪怨バカボン』。



これでいいのだ☆


ちなみに、当のよーかいは、明後日月曜日に神奈川県の二次試験(実技)です。
一番ヤラれているのはこの記事を書いている本人に違いありません!ヽ(゜▽、゜)ノアハ
  

Posted by よーかい at 02:15Comments(3)

2010年08月18日

縄文後期の住居跡出土 今帰仁「長根原遺跡」

竪穴式の柱跡確認


沖縄国際大の考古学研究室が村仲宗根で行っている「長根原(ながねばる)遺跡」の発掘調査で、県内での報告事例が少ない縄文後期(約3500年前)の住居跡が見つかったことが17日までに分かった。
住居跡(約24平方メートル)は海岸近くにあり、竪(たて)穴式で柱跡が確認されたほか、石斧や石皿、ガラス質の石(チャート)、土器片など同時期の特徴を表す遺物も数多く発見された。


 
同大総合文化学部の上原靜教授(考古学)は
「縄文後期の研究は遺物が中心だった。住居跡が見つかったことで当時の暮らしぶりを詳しく知る手掛かりになるのではないか」
と話す。

 
県立埋蔵文化財センターの金城亀信調査班長は
「縄文後期の住居跡の報告事例は極めて少なく、発見は貴重な研究資料になる」
と期待した。

 
また、発掘現場一帯は遺物や炭素年代測定などから、縄文時代だけでなく、同じく狩猟採集時代だった弥生~平安並行時代(約2300年~900年前)にも人々が暮らした「重複遺跡」であることも分かった。

 
上原教授は
「食料となる海の資源が回復し、時代を超えて利用されたのだろう。狩猟採集の生活を営む上で、それだけ恵まれた場所だったといえる」
と語る。

 
発掘調査は2008年度から3年にわたり、今帰仁村教育委員会の協力を得て実施。
これまでの成果の一般公開は、21日午後2時から同村民体育館近くの発掘現場で行われる。
問い合わせは上原教授、電話090(1947)7556。



(2010年8月18日 沖縄タイムス)  

Posted by よーかい at 18:30Comments(0)

2010年08月17日

夏休みの自由研究:ナタデココでイカの刺身を再現してみた。

ナタデココとイカのお刺身は食感が似ています!




いきなりですが、声を大にしてそう叫んでみたいと思います。

そんなわけで、以前イカを使ってナタデココの代用品を作ってみようとして、痛い目にあったことがありました

口に入れた当初の食感はたしかにナタデココっぽいのですが、その後、なんともいえないイカの甘みと生臭さが…。
そのときは、ヨーグルトに入れてナタデココのシロップやハチミツなどもかけていたので、それらが生イカの生臭さと絡まって、えもいわれぬ阿鼻叫喚的地獄絵図を呈したのでした…。。。(-_-;)


いくら食感が似ていても、イカでナタデココを作るのはやめた方が賢明であることを、我が輩は身をもって実証したのです!


ただし、一つ疑問が残っていました。
それは、
「逆は果たして真なのか?」
という疑問です。

たしかに、イカでナタデココを作ってみる実験はイカの生臭さゆえ失敗しました。
けれども、生臭さのないナタデココでイカの刺身を再現したら、それは意外といけるのではないかしらん?


理論は机上の空論で終わってはいけません。
臨床あってこその理論なのです。


ちょうど世間の小学生たちは夏休み。
ここは、小学校の教員を目指す者として、世の中の小学生達に範を示すべく、自ら率先して自由研究を行ってみるべきではないだろうか!
そんな思いがむくむくとわきあがってきました。


や、夏の暑さにやられたのではありませんよ?
イカれているのはもとからなのです!!!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
テーマが「イカ」だけに…?ぼそっ。



さて、まずは準備。
手近な食料品店とコンビニを回ってみたのですが、今回はナタデココのカンヅメ単品を買うことはできませんでした。
しかし、ナタデココがそのまま入っている食品なら、ナタデココだけ取り出せばいいのです!o( ̄へ ̄*)むん

よって、『ナタデココ ヨーグルトデザート』なるものを購入してきました。




そこから、ナタデココを取り出したのが以下の写真です。
このままでは他の味も付いているので、水洗いをし、しばらくボウルに入れた水に漬けておきます。





洗い落としたものを取り出し、小皿に「さしみしょうゆ」とワサビを添えた図です。
ナタデココと言われなければ、さいの目に切った生のイカに見えなくもありません。





さっそく実食

ん!
こ、これは……!!!





これは、
イカの食感そのものです!!!!!


さしみしょうゆの味わいに、ワサビがつーんときます。
そして、イカと寸分違わぬと言ってしまっても過言ではない歯ごたえと食感。

動物性タンパク質が不足した際、あるいは将来イカが激減して高値になったときに十分代用足りうる可能性を感じさせるものでした。

実験に成功したマッドサイエンティストのように、視界がぱぁぁっと開けたような興奮を覚えたことは書くまでもないでしょう。




……




……





……駄菓子菓子!






ナタデココでイカを再現するということはそんなに甘くなかったのです!
いや、違いました。
むしろ甘すぎたのです!!


初めの一口、さしみしょうゆとワサビの魔力によってナタデココがイカへ変化する錬金術が成功しました。
しかし、錬金術には等価交換がつきものです。

等価交換の反動が来たのです!


二口目、ナタデココの中からジュワッと肉汁……ならぬシロップがあふれ出してきました。
ジューシーといえば聞こえはいいですが、醤油とジュースをカクテルしたかのような味が口中を暴れ回り、脳髄の味覚中枢を駆け抜けました。


さらに、そこにまだ残っていたワサビが追い打ちをかけます。
踏んだり蹴ったりです…(TwT。)


例えるなら、マッドサイエンティストの最期としてよくある、実験が成功して
「私はついに、無敵の肉体を手に入れたぞ!」
と大喜びしたのもつかの間、内部組織から暴走が始まり、
「…な、なにっ!内部崩壊が始まっている…だと!?この体が耐えられないというのかぁぁあああ!」
そう叫んで自滅したような感じです。
(えと、皆さん、ちゃんとついてきています??)


やはり、市販のナタデココでは一口目はイカそっくりにできても、二口目までは耐えられないということが判明した歴史的瞬間でした。
(「前例がない」ということは、「歴史を作った」とポジティブシンキングするのです!)




よって、実験結果をまとめてみます。


ナタデココに醤油とワサビの組み合わせによって、一時的に生のイカを再現することは可能である。
しかし、反動に気を付けなければならない。



付け加えるなら、もしシロップ漬けでない純粋に「プレーン」のナタデココがあれば(技術的には可能なはずです)、かなり生イカに近い食感をより長く味わうことができるはずなのです。

しかも、ナタデココがさいの目なのは後から加工しているので、他の切り方も可能なはずです。



かつて、悟空は言いました。
「みんな、オラに元気を分けてくれ!」

そんな風に、皆さんが少しだけの声をあげてくれればいいのです。
プレーンのナタデココをワサビ醤油で食べたい!」と。


そうすれば、きっと世界は変えられると断言します!






いつかナタデココでイカソーメンをっ!!!!!ヾ(。`Д´。)ノ  

Posted by よーかい at 01:15Comments(3)

2010年08月15日

Stevie Wonder『Master Blaster (Jammin')』。

スティービー・ワンダーのアルバム『Hotter than July』。


アルバムのいかにも暑そうなスティービー・ワンダーを見ると、
『7月より暑いじゃんかよ!くそっ!!』
とでも言っていそうです。

まさに、今の季節。
そりゃ、7月より8月の方が暑いです(そのまんま)。




もっとも、このアルバムタイトル、収録曲の『Master Blaster (Jammin')』の歌詞の一節から取られたようです。

7月の暑さにも負けないくらい燃えてるぜ!
世の中には頭の痛い問題がたえないけど、(中略)
悩みなんてそよ風が指のすき間をすり抜けるように放っておけばいいのさ!


大ざっぱに言うと、そんな内容の歌詞です。
レゲエをベースにした曲調になっています。




まあ、そんな感じにこちらも夏を楽しみながらマイペースに行こうと思っています。
自分自身が生きていて、そしてそこに“意志”がある限り、まだまだ終わらないのですから。


ここ2、3日いろいろ考えてみて、わかったことが一つあります。

「自分は、要するにアシストする人が好きなんだな」

ということです。



これは、なにごとにおいてもそうみたいです。

サッカーでも、ストライカーよりもアシストの上手い選手が好きです。
中村俊輔選手、中村憲剛選手、アーセナルのアルシャビン選手、ACミランのピルロ選手…などなど。
若手ではマリノスの兵藤選手なんかも。

それぞれタイプは違っても、自分よりも周りを生かすタイプの選手です。

自転車競技でも、エースよりも、強いアシストの選手に惹かれます。
今とても面白い自転車漫画『弱虫ペダル』も主人公はアシストですし、自転車競技小説の金字塔といっても過言でない近藤史恵著『サクリファイス』もアシストが主人公のストーリーでとても楽しめました。

少年漫画を読んでいても、たいてい惹かれるのはヒーロー的な主人公よりもそれを支える主人公の友人だったりします。
ラスボスとの闘いの前に死んじゃうような(笑)。



うん、なんというか、よーかいは基本的にアシストタイプなんですね。
別名「巻き込まれタイプ」とも「おひとよし」とも(一種の皮肉や侮蔑を込めて)言うひともいますが……(; ̄∀ ̄A


そういえば、今の仕事も障がいのある人が社会復帰するのをアシストする仕事です。
さらに、教員なんて、一生涯アシストですよね。

子ども達の成長の手助けをし、いいところを伸ばし、困難な部分をそっと支えながら道をつくるような仕事です。




いろいろ個人的な諸事情はあれど、「アシスト」のプロになることを目指すことを考えると、焦る必要はないのかもしれないな、と思いました。


サッカーを見ても、アシストには決まった形はありません。
そして、往々にして、無駄で無様に見えるほど走って走って走り回って、その先にやっと出すことができるパスがあるのですね。


今年、運良く受かればそれはそれでよし。
ダメでも、もっと経験を積んで、様々な場面に対応できる強いアシストになれ!ということなんだと思います。


だから、意志と心だけはどんなときも熱さをたやさずに。



7月よりも熱く!なのです!!!ヾ(。`Д´。)ノ  

Posted by よーかい at 00:05Comments(6)

2010年08月12日

2010年8月12日(AM)の憂鬱。

SOS団(助けてくれ団。そのまんま)でも作りましょうか?ヽ(゜▽、゜)ノアハ













まいった。
まいりました。

一番力を入れて準備していたはずの大阪府、落ちてしまいました…(TwT。)

自分自身、まさか落ちているとは思っていなかったので、不意打ちをくらったような衝撃がありますです。


本日(日付的にはもう昨日ですね)大阪府教育委員会が発表した『平成23年度大阪府公立学校教員採用選考1次選考テスト結果表』なるものをみると、一般受験者よりも社会人枠(よーかい含む)の方がずっと倍率高くて、少数しか一次で合格していないのですね。
これは、小学校だけでなく、どの校種も、社会人の受験者の方が一次合格者がごく少数という結果になっているのです。

ちなみに、合格者の番号をみると、よーかいが受けたグループ、全員落ちています。。。orz

普通は社会人枠の方が一般よりも通りやすいものですが、これはちと、面妖怪奇なりなのです。


大阪府教育委員会の但し書きによると、

・第1次選考合格者は、筆答テスト及び面接テストの合計得点をもとに選考区分ごとに決定しました。
               
・1次テストの満点は300点です。        
               
・筆答、面接の各試験において基準に達しないものがある場合は、不合格としました。


とあります。


社会人枠は、教職教養と一般教養が通常40問のところが30問でしたが、もしかして、10問少なくても一般受験を受けた人の合格点と同じだけの点を取らなくてはならなかったのでしょうか?
もしそうなら、わざわざ社会人枠なんて選ばなかったのに……。
教職教養と一般教養を普通に受験していたなら、ちゃんと合格点を取った自信はありますですよ。。(TwT。)


あるいは、集団面接の基準が、社会人枠の場合には一般受験者よりも遙かに厳しかったということも考えられます。
決して、回答内容がひどかったとは思えません。
しかし、初めから厳しい基準で設定されていたなら、話は別なのです。

先ほども書きましたが、よーかいが受けたグループは全員不合格になっているというのも、もしかしたら個人個人の解答だけでなく、グループ全体としての協調性や結束力をも観察されていたのかもしれません。
でも、以前このブログに書いたように、グループ内に足をひっぱろうとしていたヤツがいたのも事実なのです。
だから、集団全体の協調性なんてあったものじゃありませんでした。


ともかく、落とされた理由がまったくわかりません。
採点基準もわかりません。
筆記が基準に達していても、大阪府の但し書きにあるように、集団面接での点数が足りていなかったという可能性が一番高いとは思うのですが、それにしても、本当に自分自身の回答がいけなかったのでしょうか?
困惑しています。。


もしかすると、教職には縁がないのかなぁ……なんてことも頭をよぎります。
がんばってもがんばっても、もがいてももがいても届かないのですから。


一次合格した広島、大阪が受かっていたら受けないつもりでしたが、再検討しなきゃいけないと思い、問題を吟味してみました。
でも、音楽の課題が
“「バイエルピアノ教則本」の51番から103番までのうち一曲、当日指示する課題”
という、超難問なのです。
しかも、他がどんなにできても、一つでも基準に達しない課題があれば、即不合格だそうです。

小学校の教科書にある曲の弾き語りなら、まだ努力して演奏できるようにすることも可能かもしれません。
でも、バイエルを53曲もマスターするのはとてもムリです。
(実際楽譜を見て、キーボードに向かってみましたが、弾ける気がしません…。)

小さい頃からピアノをやっていたとか、高校で音楽を選択していたという人ならいいでしょうが、よーかいはピアノも他の楽器も習っていませんでしたし、高校の芸術選択は美術でした。
絵ならすぐに描けますが、どんなに簡単な楽譜であっても、初見でちゃんと弾くのはムリです。
初見でなくても、53曲マスターするのは、言いたくないですが自分の能力を超えています。。orz


しかも、広島だと平日3日間なので、仕事の休みを取るのも至難の業です。



となると、残るは、昨日(日付的にはおととい)模擬授業と集団討議、個人面接を受けてきた神奈川県しか残っていません。

もちろん、最善は尽くしました。
でも………結果に自信が持てないのです。

これまで受けてきてダメだった数々の2次試験を振り返ってみても、自分自身の感触よりも、圧倒的にできていないと突破できない感覚があります。
必死にぶつかって、跳ね返されて、悔し涙を流した記憶が、弱気にさせます。




もしかしたら、今年も受からないのかも。




もう、消えちゃいたいくらいくしゃくしゃな気持ちです。。。  

Posted by よーかい at 00:12Comments(8)

2010年08月11日

平成22年実施 神奈川県教員採用二次試験(面接等)。

神奈川県の教員採用二次試験(模擬授業、集団討議、個人面接)を受けてきました!ヾ(。`Д´。)ノ


ちなみに、今年から、前年度沖縄県で1次試験を合格した者は無条件で1次合格になるという、おいしい制度が神奈川にはできました。
ただし、1次が終わった段階で落とされる者はあまりいないらしく、2次は4倍くらいの倍率になるという話も聞きましたが……o( ̄ー ̄;)ゞううむ


集合時間が朝8時15分までと早いので、前日の晩から宿泊しなければなりません。
試験会場は大和市の高座渋谷という、超田舎駅から徒歩15分くらいの場所の中学校でした。

そんなわけで、前日は高座渋谷まで電車で1本の藤沢に宿泊しました。

実はよーかいはハマっ子です。
幼稚園も小学校も中学校も高校も大学も横浜市の学校に通いました。
藤沢あたりは、中学高校の頃はチャリンコでよく行きました。(湘南海岸や江ノ島なんかも。)

そんなわけで、馴染みの深い神奈川県。
ちなみに、TUBEは海のない厚木出身なので、本来湘南とは関係のない方々です。(神奈川県民はTUBEが湘南を歌うことを基本認めていませんです。サザンは茅ヶ崎なのでOKなのですが。)
以前西表島の航路の船で『湘南マイラブ』がかかっていてのけぞったことがありますが、湘南の海はちょっと前までは毎年海水浴シーズン前には大腸菌の検出で「この海に入って大丈夫なのか?」と地元新聞で議論されていたほどきちゃないです(汗)。

なお、TUBEのアルバムで写っている江ノ島の海は、ハワイの海が合成されていたりします(実話)。
世界三大がっかり」に匹敵するくらい残念な場所、それが湘南なのです!ヾ(。`Д´。;;;;)ノ



試験前日の晩は、浪人時代からの友人(現在、ドイツ法学史の研究者です)と会って藤沢で湘南の魚を肴に軽く飲みました。
研究者相手ですから、当然高尚な学問の話……は初めのあいだだけで、気が付いたらお互い、昨年から今年にかけて面白かったアニメとライトノベルは何か?なんて話になっていました(; ̄∀ ̄A

よーかいからは、アニメなら『東のエデン(テレビ版)』と映画『サマーウォーズ』、それから『化物語』がオススメ!という話になり、友人のドイツ法学者からはライトノベルでは『狼と香辛料』はいいぞっ!それから『けいおん!』はマンガはつまらないけれどアニメは癒されるなどという話で盛り上がりました。

なるほど、読んでみよう、観てみようという話を、山形の日本酒を飲みながら、湘南の魚をつつきながらしていました。
やー、友人はいいものです☆(にしても、ヲタな会話内容だなぁ…爆)


ってな感じで、あっという間に当日の朝になりました。


実は、今回の試験のために飛行機に乗せて持ってきた大荷物がありました。
それは、
洗濯板に桶です。

洗濯板は大きなのを2枚持参。
もちろん、模擬授業のプレゼン用資料です。

実施内容は、社会科の『昔のくらし』。

実は2年前に沖縄の2次の模擬授業で使うはずだったのが、いきなり傾向が変わり、導入でも展開でもなく「まとめ」のエア授業をエア児童に向かって行え!ということになったため、消化不良のままになっていたのです。
それを、指導案は新たに手を加えましたが、神奈川の模擬授業で行うことにしたのです。


※犬の形の神奈川県。
 ちなみに『エヴァンゲリオン』の第三新東京市は神奈川県の箱根町にあたります。



さて、午前中は模擬授業からでした。


10人のグループになり、順番に教師役で授業の導入を行い、残りの9人は児童役になります。
面接官は4人(あれ?5人だったかな??記憶があいまいです。)
よーかいはなぜかトップバッターでした。
後で他の受験者から言われたのは、
「緊張しているのが一目瞭然だったね」
とのこと。

あああ、たしかに授業はそれなりにつつがなく行いましたが、教師の緊張が伝わるようじゃダメなんですよぉぉぉおおおお~(TwT。)



また、臨時で教員をやっている人などは、明らかに慣れていて、観ていてとてもスムーズで上手いなぁという人もいました。
ううむ、やっぱりこのあたり、自分はまだまだだなぁ……。。。



授業が終わると、その10人グループで集団討議を行います。
指定されたテーマは、
「児童に興味関心を持たせる授業、学習意欲を高める授業」です。

初めに、1分ずつ、自分自身の模擬授業を振り返り、興味関心や学習意欲を高めるためにどのような工夫をしたかを順番に話します。
これは、1分を超えると話の途中でも切られます。

その後、自由討議になります。
一人の1回の発言は2分以内という条件と、他人の授業に対する誹謗中傷を行うのは禁ずるという条件がつきますが、他は自由に話し合う形になります。

メモはしてもOKですが、メモ用紙は持ち帰ることはできません。

他の人の授業のよかった点を褒めながら、興味関心や学習意欲を高める工夫はどういったものかを発言していきました。



模擬授業と自由討議は続きで行われ、それが終わるのは午前11時半前くらいです。
そこからもう昼食になります。
模擬授業のグループごとにご飯を食べます。


そして、12時になると全員に集合の指示が出され、別の控え室に移動します。

12時25分から個人面接です。

時間は一人25分。
トップバッターは午後1時前に終わりますが、順番が最後の人は終わるのは午後5時前になります。

よーかいはここでもトップバッターでした。


個人面接は面接官が4人います。

初めに、受験番号と名前を述べた後、「特に聞いて欲しい部分はあるか?」と質問があります。

こういうのは初めてだったので、少々面くらいました。
「社会人経験で身に付けたものを」
と答えたら、
「それはぜひ聞くつもりでした。他には?」
と言われ、
「じゃあ、これまでボランティアやスポーツ活動などでの小学生との関わりについてお願いします」
と答えましたが、これはちょっと墓穴を掘ってしまった気がします(汗)。


質問は、面接官が順番に聞いてきます。


・今の仕事内容を教えてください。
・今の仕事で心がけていることは?
・今の仕事で大変だと思うことは?
・仕事は来年3月末で辞めるのか?
・受かったら今の仕事を辞めるということで、まだ職場には正式に話していないということか?
・小学校の教師になろうと思ったきっかけは?
・なぜ神奈川県を受験しようと思ったのか?
・教師は体力のいる仕事で日々の健康管理が重要になるが、あなたが健康管理のために日々気を付けていることは何か?
・現在教員としては子どもと関わっていないが、不安な点はあるか?
・不安な点をどのように改善・克服していくか?
・これまでの子どもとのかかわりについて、そこから得たものを教えてください。
・教師の不祥事が最近ニュースでとりあげられているが、あなたはどう思うか?
・クラスには学力差のある子がいるが、「わかる授業」を行うためにどのように指導していくか?
・あなたが子どもたちに一番身に付けさせたいものはなにか?
・どういうクラスをつくりたいか?
・PTAに信頼される教師になるために、あなたは何をおこなうか?


などでした。


それから、合否とは関係ないがと前置きしたうえで、

・他の都道府県を受験したか?
・他の都道府県と神奈川県ではどちらを優先するか?
・特別支援学校と小学校ではどちらを希望するか?
・配属されるとしたらどのあたりに配属されたいか?


ということを聞かれました。


ちゃんと答えられた部分もありますが、
『これまでの子どもとのかかわりについて、そこから得たものを教えてください。』
という質問では、話しているうちに教員志望動機とかぶってしまい、なんだかしどろもどろになってしまいました…orz

後から、「あああ、答え方失敗したなぁ…」と感じた部分もあります。

ちょっとへこみますが、いつもだと緊張しすぎでどこがどう悪かったかすら振り返ることができない状態なので、それをある程度冷静に「ここは課題!」と振り返ることができる程度には落ち着いていたのかな、とも思いました。


でも、
自信なんてありませんです……orz


ああ、もういいかげん、そんなんじゃいけないのに……。。。(軽く自己嫌悪中なう。)


やるだけはやりました。
全力は尽くしました。

でも、合格ラインに届くかどうかは、2次の倍率の高さもあって微妙な感じがしますです。
けれども、まだ実技科目が残っているので、なんとか合格に届くよう、必死にやるしかないです。


ところで、通常の都道府県の2次試験は複数日にわたる場合、連続して行うものですが、なぜか神奈川県は次の実技試験が約2週間近くも先なのです!


またそのための飛行機代と宿泊費がぁああ……(血の涙)。
けっこうお財布に優しくないです。


そういえば、日本代表のワールドカップの戦いを、
「冒険」
と表現しているライターが複数いました。

例えば1次リーグを突破したときに、
「日本代表の冒険はまだ続くことになった」
などの文言です。


そう言う意味では、よーかいの教員採用試験は
「一夏の冒険」
なのかもしれません。




……でも、冒険ならもっとロマンティックなのがいいなぁ。。。o( ̄ー ̄;)ゞううむ(爆)  

Posted by よーかい at 01:45Comments(14)

2010年08月07日

不登校が4年連続全国最多、09年度神奈川県内の小中学校

神奈川県内の公立小中学校・中等教育学校で、2009年度に不登校となった児童・生徒数が4年連続で全国最多となったことが5日、文部科学省の全国調査で分かった。
一方、県教育委員会は県内の公私立小中高・中等教育学校で09年度に把握した暴力行為を、文科省の発表(今秋予定)に先駆けて公表。
4年連続で全国ワーストを記録した08年度に続き、09年度も全国最多となる可能性が高い水準だった。


 
調査対象となった県内の公立小学校は全863校で児童数は約47万5千人。
公立中学校(中等教育学校含む)は全416校で生徒数は約20万2千人。
このうち、病気などの理由以外に30日以上欠席した不登校児童・生徒は9819人。
2年連続で減り、3年ぶりに1万人を割った。

 
中学校の不登校生徒数は7673人(08年度比319人減)。
小学校は2146人(99人増)。


 
県教委が新たに実施した欠席日数別では「年間30~59日」が小学校663人、中学校1880人で小中とも最多。
次いで「年間60~89日」だった。
「年間180日以上」と授業日数の大部分を欠席した児童・生徒も小学校で265人、中学校で1148人いた。

 
また私立は、小学校が全29校で児童数約1万人。
中学校(中等教育学校前期課程含む)は全67校で生徒数は約2万9千人。
不登校は小学校で13人(4人減)、中学校で254人(48人減)。




(2010年8月6日 神奈川新聞)  

Posted by よーかい at 16:00Comments(0)

2010年08月07日

不登校児童・生徒8年連続減少 大阪府内公立小中学校

平成21年度の府内公立小中学校の不登校児童・生徒数は前年度より124人少ない8512人で、8年連続で減少したことが30日、府の学校基本調査(速報値)で分かった。

 
調査結果によると、病気や経済的理由などを除き、学校を1年間に30日以上欠席した小学生は1462人(前年度比17人減)、中学生が7050人(同107人減)。
在籍児童・生徒に占める割合は小学校が前年度と変わらず0・30%、中学校は前年度より0・11ポイント低い3・17%だった。

 
府内の不登校児童・生徒は13年度の1万1523人がピークで、小学校は5年連続、中学校は8年連続で減少。
府教委は「中学校全校へのスクールカウンセラー配置などの効果が表れているのでは」としている。



(2010年7月31日 産経新聞)  

Posted by よーかい at 15:54Comments(0)

2010年08月07日

小中の不登校1742人 沖縄県内、5年ぶりに減少

2009年度に病気や経済的な理由以外で学校を年間30日以上欠席した「不登校」の県内小中学生は、前年度より123人少ない1742人(6・6%減)となったことが5日、文部科学省の学校基本調査速報で分かった。
減少は5年ぶり。
内訳は小学校353人で前年度比49人(12・2%)減、中学校1389人で前年度比74人(5・1%)減となった。
 


全児童数における不登校の比率は小学校0・35%で前年度より0・04ポイントの減。
中学校2・70%で前年度より0・13ポイントの減だった。
全国では小学校0・32%、中学校2・77%となっている。
 

不登校になったきっかけ(公立学校のみ)は、極度の不安や緊張、無気力などといった
「その他本人にかかわる問題」
が小学校47・9%、中学校44・9%と最も多く、
次いで小学生は「親子関係をめぐる問題」が12・3%

中学生は「学校のきまり等の問題」が13・6%、
3番目は小学生が「家庭環境の変化」7・7%、
中学生が「学業の不振」13・5%となった。

教職員の指導の結果、登校できるようになった児童生徒数は、小学生が107人、中学生496人で計35・1%(全国30・3%)だった。
 

不登校の児童生徒数が5年ぶりに減少したことについて、県義務教育課は
「学校を中心に早期対応、未然防止に取り組み、関係機関との連携を強化した成果だ。引き続き行きたくなる学校、魅力ある学校づくりを呼び掛けていきたい」
と語った。



(2010年8月6日 沖縄タイムス)  

Posted by よーかい at 15:51Comments(0)

2010年08月07日

2010年8月7日(PM)の困惑。

困ったぞう……( ̄ω ̄;) (なんのヒネリもなくてすみません。)













ううむ、困った。困りました。

それしか書けません…orz



といいながら、書くしかないのですけれど、
1つは教員採用試験について。

二次試験は平日開催が多いのです。
しかも複数日。

今年は東は横浜、神奈川、大阪、広島を受けましたが(神奈川は一次免除)、受けた手応えから横浜はダメ、広島は受かっていても大阪とかぶるからダメ、ってなわけで、神奈川と大阪にしぼっていたところだったのです。

ちなみに、神奈川の二次は10日と23日。
大阪は一次の結果発表が11日で、受かっていれば21日・22日の2連ちゃん+8月下旬から9月上旬の、教育委員会が指定する日のどっか(あいまいだなぁ…)の計3日間のはずでした。

10日と23日に仕事の休みを取るのも大変だったのです。
「なんでこの日に休暇を申請するのだ?」
と課長から問いつめられて、仕方なく
「すみません、ちょっと別室でお話しさせてください」
と、課長には“父の健康状態から、確実に沖縄行きの便がある都道府県にいる必要があり、全国転勤が難しくなってきたため”と説明しました。(これも理由の一部とはいえ本当のことです。)

他の職員にはくれぐれも内密にお願いします、と頼み込んで、なんとか神奈川の試験は受けられることになりました。


さて、今日横浜広島の一次の結果が届いていました。

横浜は、試験問題に文句をいいたくなるくらいの不親切設計で、しかも今年から教職経験者と社会人経験者が同じ問題を受験。
内容は指導案作成と小論文でした。
やはりというかなんというか、指導案作成で点が低く、横浜の一次はダメでした。
まあ、これは織り込み済みです。

問題は広島。
(広島県はマークなしのすべて筆答式の試験と指導案作成という長丁場の問題でしたが、問題自体は良問が出題されていたように思います。)
あとで振り返るとケアレスミスが多かったなぁ~と反省していたのですが、こちらは一次試験は合格していました。

もっとも、どうせ大阪とかぶるから……と思っていたら、え!?


なぜか18、19、20の3日間の試験になっています。
つまり、日程的には受けることは可能なのです。



ただし、ここで大問題がっ!



まず、18,19,20の3日間すべて平日なわけなのです。
ここで、3日間休みを取ることは至難の業なのです!!(TwT。)

しかも、これで大阪が受かっていたら、18、19、20と広島を受け、21、22で大阪を受け、23に神奈川を受けるという、6日間の地獄のロードが待っています…!(マヂで死ぬかもしれませんってばさ。)

や、本来試験後に取るはずだった2日間の夏休みをこちらにまわして、あと1日年休に振り替えれば試験を受けるだけならなんとかなるかもしれませんが、試験後の楽しみがなくなる上、そちらの飛行機のキャンセル料が代金の50%…。
3万円くらいの損になります。あがっ!(英語で言うならアウチッ!)


そして、広島はどうせ大阪とかぶるものと思っていたため、なーーーんの対策もしていなかったのですよ。
例えばピアノでバイエルを弾くとか、今からできる自信ゼロです。


しかし、せっかくのチャンスをみすみす棒に振るのもどうか……と迷っています。




さらにもうひとつ。
父がこんどは腸捻転で入院をしてしまいました。
だいたい1週間ほど絶食・入院なのだそうです。

本来なら見舞いにいかなければならないところですが、ちょうど今は二次試験ロード真っ最中…。。
お盆も重なって、飛行機各社は大混雑です。
さらに、試験のための交通費と滞在費などで、我が国防予算は逼迫状況にあるのです!ヾ(。`Д´。;;;;)ノ


しかし、入院はなにかと大変でしょうし、手伝えることがあるなら現地に行って手伝いたいし元気づけたいのも人情。



……あうう。。。



そんなわけで、『涼宮ハルヒの憂鬱』なんて鼻でわらってしまうくらい困惑しているのです。(や、あの作品、もともとコメディですから、鼻で笑うのは正しい見方なのかもですが、そんなことはどうでもいいのです!)

どうしたらいいかしらん?



いっそ笑ってしまおうか。



あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははh…(壊れました)  

Posted by よーかい at 12:32Comments(2)

2010年08月07日

葡萄牙国訪問記:20

スーパーマーケットはワンダーランド☆ヽ(≧▽≦)ノ


こんなにその土地の生活や文化をお手軽に(しかも無料で!)観られる場所もそうそうありません。
下手な博物館よりよっぽどファンタスティックなのです。

ミスチル風に言うと(…って、それはもう言ったからいいです!)



では、スーパーマーケットに入ってみましょう。
場所はポルトガル第3の都市、コインブラにて。


まずは入り口付近は野菜売り場という構造は日本と基本的に変わりません。

野菜以上に目に付いたのは、スープ用の具としての野菜セットです。





………野菜クズですか?( ̄ω ̄;)





うん、種類はいろいろありますが、やっぱり野菜クズに見えてしまうのはきっとカルチャーギャップなのでしょう…(; ̄∀ ̄A



野菜売り場を通り抜けると、そこはお肉売り場。
日本ではこういうの沖縄ぐらいでしかみないなぁ~と感じた、「紅」の豚ハーフ。
(グロいのダメな方、すみません~~。)





もちろん、調理済みのものも、即お持ち帰りできます。



豚の丸焼き、日本では沖縄と奄美くらいでしか見かけませんし、どちらもさすがにスーパーでは売っているところはまだ見ていないです。
このあたり、なかなかに豪快。

野菜はぞんざいでも、お肉は豪快なあたりがなんとも“西洋”って感じがします。
欧米かっ!(←ポルトガルは欧州連合の一員です。そのまんま。)


そして、肉料理にはビールビール♪
椎名誠的にわしわしと食べながらぐびぐびと喉をかきむしるように飲むのです。



ポルトガルでビールと言えば基本は“SUPER BOCK”。

なんでも、モンドセレクション26年連続金賞受賞なのだとか。

関係ありませんが、「モンドセレクション」というと、どうしても「必殺!」という言葉が思い浮かびます。(追悼)



でも、「主水セレクション」もとい、「モンドセレクション金賞受賞」という食べ物や飲み物って、あちこちで見るのですが、いったいどれだけ金賞を乱発しているのでしょうか…( ̄ω ̄;)


にしても、2010年8月6日現在、1ユーロ = 113.429112 円ですから、すごく安いです。
今計算してみたら、一瓶65円しません。
実際、ビールの方が水よりも安いのです!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
しかも、ポルトガルのカフェでは午前中からでもビールを飲むのはフツーのことなのです。

そういえばフランスとかはワインの方が水よりも安いですし、こういった国々で人々はどうやってアル中にならずに生活しているのか不思議でなりません。


さて、なんだか発酵した匂いがするので、なんだなんだ?と近づくと、それはポルトガル名物バカリャウでした。



このサイズでも十分だと思うのですが、



むしろ、このサイズが一般的な様子。
小さいのがだいたい50㎝弱くらい、大きいのが80㎝強くらいでしょうか?

バカリャウは塩漬けにして乾燥した場所で数ヶ月保存したものです。
なんだかカビくさいような匂いは一種の発酵臭なのでしょう。
「もやしもん」にいつかでてこないかな。

ポルトガルの主婦は、このバカリャウをいかにうまく水で戻して料理するかが「良い主婦かどうか」の分かれ目になるのだそうです。
韓国で言ったら、「旨いキムチを漬けることができる」というのと同じようなものかな?

ちなみに、バカリャウには大量に塩が用いられているため、調理の約24時間前から(!)冷水で塩抜きします。
塩抜きの途中で一度か二度水を変える必要もあるのです。
で、塩抜きが完了したらすぐに調理を始めなきゃならないといいますから、けっこうやっかいなシロモノに感じ……てしまうのはやはり日本的感覚なのでしょうね。。( ̄ω ̄;)


もちろん、生のお魚も豊富です☆

まずは日本でもお馴染みの、ニジマスにクロダイに、舌ビラメ。



ちょっと馴染みがないのもありますが、アンコウあたりは日本でも地域によっては見かけます。




そして…

…これは大うなぎ??(そんなにつぶらな瞳で見つめないでください。)




蒲焼きは……ちょっとムリかなぁ。。。o( ̄ー ̄;)ゞううむ
調理法がイマイチよくわかりません。


こうして、ざっと見ていっただけでもスーパーマーケットは侮れないことがおわかりになると思います。


では、この記事の最後に、ミスチルのアルバムタイトルになっている“SUPERMARKET FANTASY”を中国語で。




超級市場的妄想!!!ヾ(。`Д´。)ノ


……なぜにポルトガルの話なのに中国語なのだ??  

Posted by よーかい at 02:42Comments(0)

2010年08月06日

不登校の小中学生が2年連続減少 それでも12万2千人

病気などを除いた理由で学校を年に30日以上休んだ「不登校」の小中学生が、2009年度は前年度より4373人減り、2年連続で減少したことが5日、文部科学省が発表した「問題行動調査」でわかった。
中学生で大幅に減ったのが特徴だが、依然として12万2432人が不登校で、同省は
「減少傾向に転じたとまでは言えない」
としている。


 
不登校の中学生は前年度から4048人減り、10万105人(全体の2.77%)。
小学生は325人減の2万2327人(0.32%)だった。

 
不登校の中学生が減った理由を、文科省が都道府県の教育委員会に聞いたところ、
▽スクールカウンセラーなど専門家の活用
▽不登校の生徒への接し方を各学校で研修
▽小中学校の教諭の交流人事など連携の充実

との回答が多かったという。

 
不登校のきっかけと考えられる原因(複数回答)で多かったのは、
「いじめを除く友人関係」が2万1724人(不登校のうち17.7%)、「親子関係」が1万3916人(11.4%)、「学業の不振」が1万2581人(10.3%)。

「いじめ」は3167人(2.6%)だった。




(2010年8月6日 朝日新聞)  

Posted by よーかい at 18:30Comments(0)

2010年08月05日

葡萄牙国訪問記:19

今日はどこでも応用可能な旅の穴場的オススメスポットをご紹介なのです!v( ̄ー ̄*)に


旅にはいろんなスタイルがあると思います。
観光地を巡る旅、のんびりできる自分だけの空間を訪れる旅、好奇心を満たしてくれるものをさがす旅、などなど。

よーかいの場合、観光地は見ることがあっても「ついで」です。
観光地目当てに旅をすることはあまりありません。

基本、足の向くまま気の向くまま旅をしますが、必ず訪れる場所もあるのです。


それは、市場とスーパーマーケットです☆


旅をしたからには、強烈に「その土地」を感じられる場所を歩きたいです。
そして、できればその土地の生活を実感したり、地元の人たちとちょっとした交流ができればなおさらグッドです。

そういう場合、ファーストチョイスはなんといっても“市場”です。

市場は時間をうまく見計らえば、とても活気があり、まるで屋台の縁日みたいな高揚感を与えてくれます。
下町的なノリで、外国人でも気軽に声をかけてきてくれるのもありがたいです。

だから、市場があれば真っ先にそこを目指します。


でも、訪れた街や町のすべてに市場があるわけではありません。
時間帯も合わないこともしばしばです。


それでも、我々にはスーパーマーケットがあるのです!ヾ(。`Д´。)ノ


(※この写真の出典はここから。)

スーパーマーケットなんて、どこでも同じだろう?なんて思ったらとんでもない!
一見均質的に見えるこの日本ですら、地域性がくっきり現れるのがスーパーマーケットなのです。
だから、よーかいは日本でも初めて訪れる土地では必ずスーパーマーケットをぶらぶらします。

例えば、沖縄と内地では、入り口に入ったとたん目に飛び込んでくる野菜の種類からしてまったく違います。
具体例として、「うりずん」という野菜はうちなーんちゅの方々には常識でも、内地の人でわかるのはマニアだけなのです。

宮古島のスーパーでは、パック売りの魚が驚くべき売られ方をしていました。
なんと、1つのパックにまったく違う色鮮やかな魚が2匹。
なんだこれは…!
そう見てみると、パックには一言
鮮魚』。

……なるほど、そういうくくりできたか。。。o( ̄ー ̄;)ゞううむ


沖縄だけが特殊なのではありません。
たとえばこれ、宮崎県のスーパーで写した『クロダイ』。





……これ、あきらかにメジナ(グレ)ですよね?

鯛の仲間じゃありませんし。。( ▽|||)


こういうのは、スーパーの個別の店舗の誤りだろうと思ったらさにあらず!
岡山県では、どこのスーパーでもカサゴのことを『メバル』(または『赤メバル』)として売っていたりします。


そんな風に、地域色・ローカル色がいやおうなしにでてしまうのがスーパーマーケットなのです。
ミスチル風に言うなら、“SUPERMARKET FANTASY”です。でしょうか?



で、ここでようやくポルトガルの話題に入るのですが、とあるスーパーマーケットの缶詰類売り場の写真です。




なんだかもう、壮観です。
芸術性さえ感じてしまうのです。



ところで、『エヴァンゲリオン DEATH&REBIRTH』とか『劇場版 東のエデンⅠ』とか、やっと本編が始まったところで「続く!」になってしまう映画ってありましたよね?

なぜここで映画の話に飛ぶのでしょうか?

察しのいい読者諸賢にはおわかりだと思います。



この内容は今日はここまでっ!続きます!!ヽ(゜▽、゜)ノアハ(ヲイ)  

Posted by よーかい at 01:25Comments(0)

2010年08月05日

煩悩だらけのブッダ。

ポルトガルのとある海沿いの小さな町にて。
『STRIP CLUB  BUDHA』



ポルトガル人は仏教をなんだと思っているのでしょうか??(; ̄∀ ̄A
しかも、扉の両脇には関羽っぽい中国チックな像まであります。


お店は閉まっていましたが、仮に開いていたとしても入りません。
こんな場所で悟りを開きたくはありませんから(笑)。  

Posted by よーかい at 00:38Comments(0)

2010年08月02日

葡萄牙国訪問記:18

寒空の下、ぽいと放り出された見知らぬバスターミナル。


(※今日本は夏ですが、これは昨年末の真冬のことを書いています。)


バスの運転手さんは、「乗り継ぎ便は30分で来るよ」なんて言っていましたが、1時間待っても来ません。
バスターミナルの他の人に聞くと、首を振るばかり。



……こ、これは!∑( ▽|||)



もう、頭の中はイヤな予感しかありません。
ポルトガル語会話帳を引っ張り出して、その小さなバスターミナルのオフィスの責任者とおぼしき人物に尋ねてみました。

「アマランテ行きのバスの乗り換えがここで待っていれば来ると聞いたのですが、いつ来ますか?」
ちゃんと伝わったのかどうかは怪しいところですが、
「もうすぐ来る、もうすぐ来る!」
めんどくさそうに彼は答えました。

「もうすぐって、どれくらい?」
「あと30分くらいだ!」


でました!
ここでも「あと30分」のセリフがっっ!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ

そう言われて、すでに1時間以上寒さに震えながら待っているのですが……。


仕方ないので、すごすご退散し、バスを待つことにしました。
気が付けば、夕闇が迫っています。

これでは、目的地のアマランテに着いたとしても、何も見ることができずに終わってしまうこと必至なのです。


まいったなぁ……と思っていると、信じられないような出来事がっ!
なんと、バスターミナルの係員はカギをあちこちにかけて、バスターミナルを閉鎖しようとしています!!


ちょっ!
まだここにお客がいますよーーー!(涙目)
時間もまだ夕方6時前なのに…。。。


そこへ、バスが1台やってきました。
おおっ、ついにアマランテ行きのバスが到着かっ!(ほっ)


ところが、バスから降りてきた運転手は、はじめに乗ったバスの運転手さんでした。(!)
運転手さんの方も、目を丸くして、
「お前のバス、まだこないのか!」
なんて言ってきます。



……つか、「あと30分で来る」って言ったの、あなたでしたよね?( ̄ω ̄;)



こちらも必死なので、運転手に詰め寄ると、「ちょっと待て」と言って運転手はオフィスに入っていきました。
そして、オフィスの責任者とおぼしき人物と、
なぜかものすごい口論に……。


いったい、なにが起きているのか、よーかいにはさっぱりわかりません。
呆然とその口論を見つめるしかないのです。


気が付いたら、周囲はバスターミナルの職員で囲まれていました。
それぞれ何か語りかけてくるのですが、ポルトガル語なのでわかりません。

ただ、表情から察するに、
「お前はどうしてここにいるのだ?」
「災難だったな、でも仕方ないな」
「つか、俺たちももう今日の仕事終えたいんだけど」
みたいなことをしゃべっていたのだと思います。


要するに、バスターミナルの職員にとっても、よーかいの存在は、
“うっかり積み残してしまった面倒な荷物”
だったわけなのです…ヽ(゜▽、゜)ノアハ


と、そこへバスターミナルの前をバスが通りかかりました。
もともとはバスターミナルに停まる予定ではなかったバスのようでした。

オフィスの責任者とおぼしき人物は、バスを強引に停めて、ナニゴトかがなり立てています。
しばらくやりとりがあったあと、突然一言。

「乗れ」



……はい?( ̄ω ̄;)


突然すぎてわけわかりません。
ただ、わからないなりに、このバスに乗らないことにはもうどうしようもないのだな、という「しょうもなさ」だけは理解できました。


「アマランテに行くの?」
そう運転手に尋ねてみましたが、運転手はぶすっとした表情で特に答えてくれません。



……もしかして、このまま『ドナドナ』みたいに売られちゃうんじゃないかしらん?

そんな不安を乗せてバスは走り出します。




すっかり暗くなった夜道。
それでも、バスターミナルらしき場所で降ろされました。

降りたバスターミナルで人を捕まえて聴きました。
「ここどこですか?」


あまりにマヌケな、しかし切実な質問でした。


「アマランテ!」
何を言っているんだ?というような、けげんな目でそのひとは答えてくれました。


着いた!
着いた!!
着きました!!!


しかし、もう夜遅くて何も見られません。
というか、ここからポルトへ戻るバスがまだあるのかがもはや一番の心配事になっていました(爆)。



ちなみに、ここアマランテに何があったのかといいますと……



……縁結びの神様が祀られていることで有名な場所なのです。

サン・ゴンサーロ教会というところに縁結びの神様ゴンサーロ聖人が祀られていて、ポルトガル人はここにお参りにくるのだそうです。

けっきょく、バスのごたごたで乗り遅れて、見ること叶わず、あやかれませんでした。





……それって、自分自身の未来を暗示しているようでなんだか不吉なんですけど?( ̄ω ̄;)


幸い、ポルト行きのバスはまだ残っていました。
それだけがもっけの幸い。
しっかし、自分は結局何をしに行ったのでしょう………?
  

Posted by よーかい at 01:03Comments(5)

2010年08月01日

葡萄牙国訪問記:17

ポルトの街から、日帰りでギマランイスへ向かいました。


ポルトの街は、ポルトガル第二の都市で、ポートワインの産地としても有名でしたね☆(復習)


儀間欄椅子(誤変換)もとい、ギマランイスはポルトの街より少し北にあります。
初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケス生誕の地なのです。
ちなみに、城壁内は2001年に世界遺産に登録されています。




『ここにポルトガル誕生す Aqui Nasceu Portugal』

入り口の壁にはそう大きく記されています。

そう、もともとこの地はイスラムに支配されていたので、この北部のギマランイス、そしてポルトを中心にして徐々に南下して勢力を拡大していったものが現在のポルトガルへとつながっているのです。
きっと、ギマランイス誕生当時は、イスラム圏の中のキリスト教徒の小さな居住地区みたいな感じだったのでしょう。


まあ、ギマランイス自体は歴史のある街ですが、小さな街なので午前中に着くと、お昼過ぎには見終えてしまいます。
リスボンやポルトの街に初めて到着したときのような、何もかも珍しくて「すげーーー!!!」と感じる時期は過ぎているので、とりあえず見ておくか的な感覚でぶらぶら歩きました。
夢見る頃を過ぎても。
あるいは、大人の階段を登ったシンデレラでしょうか?
幸せは誰かがきっと、運んでくれるなんてカケラも思っちゃいないのです!ヾ(。`Д´。)ノ




……だからどうしたというのでしょうか?(ヲイ)




話を戻して、そんなわけで、そのままポルトに戻るには時間があったので、バスで少し回り道してアマランテという小さな町を見ておこうと思ったのは自然な流れだったのです。

バスターミナルに行くと、アマランテ行きのチケットを売っている場所を見付けました。
チケット販売のおじさんは、親切に時刻表を出してくれて、次は2時間後だが直行便であるのでそれに乗るようにと教えてくれました。
さらに、ポルトガル語をしゃべれないよーかいに配慮してくれて、チケットの裏に、バスの時間、発着所の番号、目的地などを書いてくれて、
「これを運転手にみせなさい」
と渡してくれました。


ポルトガルの人は、基本的に本当に親切なのです。


そして、バスの時間が来ました。
運転手に目的地の名前を告げて、書いて貰ったチケット裏のメモも運転手にみせました。

後は、目的地に着くのを待つだけです。











……なんていう風にスムーズにいくわけないのがよーかいの旅なのですヾ(。`Д´。:::::::::)ノ




はい、やってきました。
恒例のハプニングターイム!(爆)


以前、よーかいは、
『ポルトガルはヨーロッパの沖縄だ!』
と書きました。
(ちなみに、2010年1月6日の記事でした。……誰も覚えていませんね、はい。)



そう、“沖縄”ということは、同時に「てーげー」さも大いに持ちあわせているわけだったのです!!!=( ̄□ ̄;)⇒

親切、だけどいいかげん。
「なんくるないさ~」のゆるさにひたっていたら、なんくるなくない!事態になっていたりしちゃうのです。



このときもそうでした。



アマランテに直行便で向かうはずのバスは、なぜかどこともしれない小さな町の小さなバスターミナルにストップ。
運転手曰く、
「乗り換えだ!」 
とのこと。



ええええええ!?
なぜ乗り換え???
直行便のはずだったのでは??(゚〇゚;)


そう思い、バスの時刻表を運転手に見せたら、運転手は時刻表を凝視した後、おもむろに首を振りました。

や、このままじゃヤバイ!
そう直感的に判断したよーかいは、次のバスは何分後?ととっさに尋ねたのです。

運転手は
「30分後くらいだよ」
そう言い残して、バスを降りると、どこかに消えていってしまいました。



ぽつーーーーん。。。 




温暖なポルトガルとはいえ、真冬なわけです。
寒いです。
そして、当然のように30分過ぎても次のバスはやってこないのです。



どういうことだ!?∑( ̄□ ̄;)ハウッ




これは、さらなる混乱への序曲に過ぎなかったことは、まだこのときのよーかいには知る由もなかったのです…!


(続きます)  

Posted by よーかい at 00:23Comments(0)