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Posted by TI-DA at

2009年04月30日

ゲンキ坊やをめぐる冒険:1(ブログ第1045日目、雑感。)

いったい、自分は何をしているんだ…?!



そこは、だだーっぴろいだけの、殺風景な古いプレハブの2階。
折り畳み式の長机とパイプ椅子が一つ。
そこに座らされている自分。

まるで拉致監禁状態です。
知らない人からみたら、これから何かの尋問が始まるのかと思うことでしょう。
季節は、沖縄でも寒風の吹きすさぶ2月。
空は何かを暗示するように曇天、ときおり雨。


一応、手足は自由ですが、動くに動けません。
入り口のドアは開け放されたままになっていることだけが、監禁ではないことをかろうじて証明してくれています。
そして、目の前には、ザーッとノイズがかかったままの、21型テレビ。
そして、牛乳パック……。

さっきから、この状態が何分続いているのかもわからないくらいです。

どのくらいの時間が過ぎた頃でしょうか。
「課長」と名乗る人物が現れました。

-…これでやっと自由になれる…

そう思ったのも束の間、彼は「次は本社のものだから」とビデオを交換し、立ち去っていきました。



いったい、自分は何をしているんだ?!


壁には
『牛の平均寿命は本来12年くらいですが乳牛の場合、たくさんのミルクをしぼるために5~6年でその役目を終え、食肉等へまわされます。

ミルクがでなくなったら廃牛または食肉

というポスター。ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル


イラスト・ふりがな付きで、
『乳牛の99.9%は人工授精によってメスだけが生まれます』
なんていうかなりエグいパネルまで貼ってあります。ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル



いったい、なんで自分はこんな拷問まがいの目にさらされているのだ…?



記憶をたぐってみます。
そう…すべてのはじまりは……

“ゲンキ坊や”だったのです。


(つづく…)  

Posted by よーかい at 02:17Comments(0)

2009年04月30日

2009年4月30日(AM)のつぶやき。

現在、那覇にいます…!













そんなわけで、ゴールデンウィーク中は更新が不定期になる可能性があります。




……




……




……一応、ぶっ倒れているのではないので、ご安心を(爆)。  

Posted by よーかい at 02:06Comments(6)

2009年04月29日

「わいている」感満載な川崎。(ブログ第1044日目、雑感。)

サッカーよりもガンプラ販売に命を懸けているような感じさえある川崎フロンターレ。

フロンターレのガンプラ販売についてはすでに何度か記事にしているのでもう書きませんけど(苦笑)。




このチームの広報活動は、どこか本末転倒的な苦笑を禁じ得ないものの、いい歳した大人がバカなことを真剣に追究している感があってときに感動すら覚えます。

もしかすると、フロンターレの「中の人」は、脳みそが発酵しちゃって、ハッピーでハイになる物質がだだ漏れ状態になっちゃっているんじゃないだろうか?とすら勘ぐってしまうのです。


例えば、コメを売るときだって手を抜きません!



……や、スタジアムでコメを売っている自体すでになにかがそこはかとなく間違っている感満載なのですが!∑( ̄□ ̄;)ハウッ



例えば、4月22日の「フロンターレ日記」。
タイトルは「応援米」。


『今シーズン、毎試合フロンターレ応援米が売り切れ完売御礼が続いています。』

いきなりこの出だしで始まります。
売る方も売る方なら、買う方も買う方な感じもするのですが。。( ̄ω ̄;)

売っているお米はフロンターレパッケージの「ふくしまの米」。
川崎は米どころではないので、当然お米は米どころからの「輸入」になるのです。


『実はこのフロンターレ応援米、「最高のお米を販売したい!」ということで、ホームゲーム毎に福島の精米所にお願いして精米しているのです。
 当然作り置きができないため発注するスタッフも毎回頭を悩ませています。』


常に精米したて!
味にはこだわっているのです!!!

その職人魂、意気や良し。

しかし、サッカーチームが米の販売に頭を悩ませてどうする?


『中身は最高ランクの特A級会津産コシヒカリ100%、しかも精米したて。
 最高に美味しいお米です。
 一度試しで、とお買い上げいただいたお客様が次々とリーピーターとなっていただき、スタッフも毎試合ブースでお会いするのが楽しみになっています!』


これは果たして、サッカーチームなのか米屋なのか?!
100mを全力疾走で逆走しているのを観ているような感覚に襲われます。


『「やっぱり本当に美味しい!」、
 「プレゼントしたらとっても喜んでもらった」、
 「留守番をお願いしている奥さんへのお土産に…」、
 「実家に地方配送サービスを使って送ったら親が喜んでくれた」
 などなど、みなさんそれぞれ思い思いの理由でお買い上げいただいています。』


川崎という都会に、実家から米が送られてくるのなら理解は容易いのです。
しかし、川崎から実家の親元に米を送ってどうするのでしょうか?
そこに米はないのでしょうか?
つか、親は米も満足に買えないような生活を送っているのでしょうか?

真面目に考えれば考えるほど、なにかがそこはかとなく、しかし根の深いところで間違っているような気がしますが、きっと気のせいなのでしょう。



なにせ、こんなことで頭を悩ませているのがくだらないことだというような、ある意味壮大な、一種「人類の新たな挑戦」的な試みが、今度の「多摩川クラシコ」では行われるようなのです!


(これは昨年の「多摩川クラシコ」ですが、今年も「ジャイアント・キリング」は多摩川クラシコを全面バックアップ!)


その挑戦とは、
多摩川クラシコエアーツアー」なるもの。

これまでも、多摩川を渡し船で渡ってサッカー観戦という企画はありました。
しかし、今年はなんと、川崎からわざわざ飛行機でお隣の東京の味の素スタジアムに乗り付けるというのです!


それもなんと、1泊2日で川崎から東京に向かうのです。


行程は、試合前日の23日、横浜港から大島へ船で向かい、翌日、大島空港から飛行機で味スタそばの調布飛行場へ降り立つという計画なのです。
等々力競技場から大島までは約100キロ、大島から味スタまでは約108キロという全208キロの行程なのです!(; ̄∀ ̄A



しかも、さらなる衝撃的な「落とし穴」がその企画にはあらかじめ記されているのです。

“飛行機欠航の際、試合観戦ができません”


な、なんじゃそりゃーーーーー!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
わざわざ1泊2日で208キロの行程を進むことを決意しても、最後の最後に、肝心の試合を観戦できないという本末転倒な大どんでん返しが待っている可能性すらあるというのです!


そのため、このツアーは

“この大きな難点をご理解・ご了承頂ける心の広い方・ノリのいい方の参加をお待ちしています!!”

とのこと。
確信犯です。



もうなんだか、どっか「わいちゃってる」感満載なのです。

でも、よーかいももし今でも横浜や千葉に住んでいたなら間違いなく申し込んでいたでしょう。
こういった頭のおかしい企画は大好きです♪ヽ(゜▽、゜)ノアハ  

Posted by よーかい at 01:21Comments(8)

2009年04月29日

これは羽化しそこねたらしい。

一応、どんずさんへのレス(?)になります。



脱皮の途中で力尽きた感のあるフロンテです…(; ̄∀ ̄A
まあ、そんだけなんですけど(爆)。  

Posted by よーかい at 00:23Comments(4)

2009年04月28日

モスラ歌集。(weedさんへのレスに代えて。)

このブログのコメント欄では、Youtubeの画像のアドレスを貼り付けることができないのです(TwT。)

なので、こちらにレス代わりに画像を直接貼り付けちゃいますね☆( ̄∀ ̄*)イヒッ


「聖なる泉」




「マハラ・モスラ」





おまけ:
F姫が書いていた「秋田の油田から発生した怪獣」はバラゴンのことです。





※すみません、今夜は遅くなってしまったので、皆様へのコメントのレス自体は明日しますね~m(_ _)m  

Posted by よーかい at 03:30Comments(4)

2009年04月28日

沖縄は納豆文化圏化進行中!(ブログ第1043日目、雑感。)

納豆戦線異状あり!なのです!!ヾ(。`Д´。;)ノ

納豆と言えば、関東圏のもの。
関西人なら基本的にその名前を聞いただけで嫌がる食材です。
その他の地域では、一応スーパーには並んではいるものの、そこまで頻繁に食卓に上がるものではない……と思われがちです。


ところが!


いま納豆需要の伸び率は,高知県,愛媛県,沖縄県がトップ3であるというのです!



もちろん、これは「伸び率」であって、二〇〇五年の総務省の家計調査年報によると、那覇市の一世帯当たりの納豆の「年間購入額」は、全国の県庁所在地で三十六位と、まだそこまでの爆発的な消費量を誇るわけではないようです。


納豆の本場水戸からすると遠く離れた沖縄県。
もともと納豆文化は存在していませんでした。
それでも、急速に納豆文化に浸食されてきていることは事実なのです。

例えば以前、某番組の影響で「納豆ダイエット」なるものが流行り、納豆が品薄になった「納豆騒動」。

実は、あの納豆騒動には、沖縄県も巻き込まれていたのです…!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
スーパーの店頭では陳列棚が空になり、メーカーも「生産が追いつかない」と悲鳴を上げていたのです。


(写真は「納豆騒動」時の沖縄市内のスーパー。:沖縄タイムスより。)
なにせ、当時は沖縄タイムスも琉球新報も、一面トップで報じていたくらいですから相当のものです!((((((ノ゚⊿゚)ノ


そう、いまや沖縄では納豆はメジャーな食べ物なのです!
本島最北端辺戸岬の手前の小さなお店から離島のお店までちゃんと納豆を置いているほどなのです!



ところで、もともと納豆文化圏ではなかった沖縄県ですが、なぜここまで急速に納豆が普及してきているのでしょうか?
もしや、世界進出をもくろむ鹿島アントラーズの陰謀がこんなところにあらわれているのでしょうか?!

かつて大槻ケンヂ
「日本をインドにしてしまえ!」
と叫びました。(「日本印度化計画」)

そんな風に、
「世界水戸化計画」
が、
密かに、しかし着実に水面下で進行してきているとでもいうのでしょうか…?((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル



実は、その答えは、“給食”にありました。
学校給食で子どもたちに食べさせたところ、「これはうまい!」と大好評になったのだそうです。
まずは沖縄県の子どもたちの味覚に納豆はジャフトフィットしたのです。
そして、そこから各家庭に広まっていったのだそうです。

他にも、八重山農林高等学校の生徒が実習で納豆を作ったら面白くて,卒業してから作りはじめたという話もあります。


さらに、実は沖縄県内で納豆を製造しているメーカーもあるのです!

それは南城市の“ゴールデン食品”という会社です。
売れ筋は、タレには黒砂糖、からしにはウコンを使用した「シーサー納豆」(下の写真)だとかd( ̄∀ ̄*)



ちなみに、「納豆騒動」では、ゴールデン食品でも、通常1ヶ月分の大豆が1週間でなくなってしまうほどの爆発的な売れ行きだったそうです…!( ̄ω ̄;)


ともかく、納豆のニオイに関しては沖縄ではほとんど苦情がでていないようです。
しかも、子どもたちは給食でごく普通に納豆を食べています。

いまの子どもたちが成長し大人になったときには…!


もしかしたら沖縄は名実共に“真の納豆文化圏”になっているかもしれないのです!!!  

Posted by よーかい at 03:19Comments(0)

2009年04月27日

昇段!

昇段・昇級試験に合格しました♪ヽ(≧▽≦)ノ


もうすぐ大きな大会があるので、それに先だって先週開催された「昇段・昇級試験」。
もちろん、よーかいも受けてきました。

実は、スポーツチャンバラは2~3年前までは段・級に関係なく誰でも強ければのし上がれました。
無級でも勝ち進めばチャンピオンと対戦だってできたのです。
実際、よーかいも世界大会3回戦で、当時の世界チャンピオン(「世界ウルルン滞在記」でも取り上げられたひと)と対戦し、勝ってしまったという大番狂わせを演じたことがあります。
ただし、その後の4回戦で負けましたが…σ(^_^;)

そんなわけで、以前の道場の師匠は、
「段・級なんてお金がかかるだけで飾りみたいなもんだから、小太刀で初段だけとっとけ。
そうしたら、黒帯締められてカッコだけはつくからさ」

といった考えでした。(よーかいもその考えは好きでした。)

それが、突然のスポーツチャンバラ協会のルール変更。
大会はすべて段・級別に変更になってしまいました。
スポーツチャンバラ協会が発行した段・級位を持っていないと、大会にエントリーもできないのです。

これは、表向きは「大会の体裁を整えるため」なんて言っていますが、どの段・級の認定もけっこうなお金がかかるものなので、明らかに営利主義への変化です。
このルール変更を知ったときは、正直「やだな…」と思いました。

それで、千葉時代は小太刀初段以外は何も持たないで、それから岡山に引っ越して、2年近くのブランクが空いてしまっていたのです。



そして、今回の「昇段・昇級試験」では、よーかいはすべての種目を受けました。
小太刀は2段に挑戦。
そして、無級だった長剣、二刀、基本動作は、いきなり段はとれない規定なので、その前の1級に挑戦です。

試験内容は、その種目について、ひたすら道場の他のメンバーや師範との試合形式の乱取りです。
その結果と試合内容で昇段・昇級が決まるのです。
よーかいの場合、すべての種目だったので、休みなしでひたすら試合し続けました(; ̄∀ ̄A
かなりきつかったです…。。


長剣や二刀は師範クラスにもほとんど負けず、かなり手応えがあったので確実に1級はとれたな、とは思っていました。
けれど、小太刀の2段への昇級は正直今回はちょっと難しいかな?とも思いました。
(実際、審査基準はかなり厳しくて、今回他の昇段試験を受けたひとは全員落ちていました。)


でも、思った以上に評価してもらえたようで、無事合格です♪

ちゃららちゃっちゃっちゃー、ちゃらっちゃーー!(ドラクエのBGMを想像してください。)

よーかいはレベルがあがった!
小太刀が2段に、
長剣が1級に、
二刀が1級に、
基本動作が1級になった!
すばやさが1あがった!
かしこさはざんねん!


そんな感じなのです。



ついでに師範の一人から、「二刀の戦い方が良かったので、今度の大会の代表での種目を二刀に変更するね」と言われました。
お、なんだか誉められちゃった♪

この道場に入門してから3ヶ月。
まだまだブランクのすべてを取り戻すまでには至ってはいませんが、だけどなかなかいい感じです。
そして、なによりも、周りからもちゃんと「道場の一員」として認識されてきたという実感があります。
それが嬉しいです♪(*´▽`*)


おまけ:
なんとなく、気分的にJUDY AND MARYの「ドキドキ」をアップしてみます。

それにしても、このYoutube画像、ヴォーカルのYUKIが若い……というより幼いです!
そうか、もう気が付いたらけっこう昔の曲なんだなぁ…という感じですが。。o( ̄ー ̄;)ゞううむ

  

Posted by よーかい at 01:05Comments(26)

2009年04月26日

「ゲテ食」ではないのです。(ブログ第1041日目、雑感。)

今日のレシピは、オリオンビールのお供にぜひ!!d(* ̄∇ ̄*)エヘ


ええと、沖縄本島では、初夏の訪れを告げるイワサキクサゼミが鳴き始めたそうです。

『沖縄気象台は23日、南城市玉城糸数でイワサキクサゼミの初鳴きを観測。
 平年より5日、昨年より16日早い。』

(『ヒンヤリだけど クサゼミ初鳴き/南城市玉城糸数』 2009年04月25日 沖縄タイムス)



そんなわけで、察しの良い方はもうおわかりでしょう。
今日はセミの調理法をご紹介したいと思います♪d( ̄ー ̄*)にぃ


内地では一般的ではありませんが、セミ(とくにクマゼミ)は、子どものおやつに供されるなど、伝統的な沖縄の「食材」です。
もちろん、だんだんと沖縄でも「過去の味」になりつつありますが、ある程度の年代の人ならたいていは食べたことがあるともいいます。
「故郷の味」とさえいう沖縄出身の方も。
(よーかいもぜひ食べてみたいので、沖縄ご出身の方、ぜひ御指南いただけないでしょうか?)


ただ、意外なのは「薬用」としては食されてはいなかったようで、「これが食材?」というものまで乗っている『沖縄薬用民俗動植物誌』には、薬用として食されたという記述が載っていません。

しかし、薬用としては各国でセミは使用されてきました。
例えば、フランスでは成虫を乾燥させたものが利尿剤腎臓の薬として用いられていました。
中国では抜け殻が小児の夜泣き、破傷風、疱瘡、耳だれなどの様々な病気に効くとされました。(しかし、抜け殻って??)
さらに、
不老不死の薬を求めたひとびとにとっては、その原料として“セミ”は外すことのできない材料だったと伝わっています!

日本国内でも、抜け殻が耳だれや耳痛、咳、熱、頭痛などに効くという民間療法が各地に伝わっています。


セミってけっこう凄いのです!!!


さて、ここで詳しくセミのレシピを書いてある本をご紹介したいと思います。
ゲテ食大全』(北寺尾ゲンコツ堂著 、データハウス、1996年)という本です。

この本、タイトルに「ゲテ食」とはついてはいますが、アマゾンのプレビューでも多くの方が書いていらっしゃるように、いたって真面目な本なのです。
寄生虫への注意や毒性の有無など、その食材を食べる上での注意点や、調理法のレシピも詳しく載っています。
なによりもただの「伝聞」ではなく、著者が実際に食し、その味について詳しく記述している本なのです!

『イヌ、ネコ、金魚、ミミズ、セキセイインコ、イソギンチャク、ウジ、ハムスター…あらゆる生物は、人間の食材として平等である。』
こう述べる本書は、あくまで「美味」を追究した、究極の「裏」グルメレシピ集なのです!!!ヾ(。`Д´。)ノ


さて、本書よると、セミは「初級」であり、

『虫の中でもかなりうまい方に属する』

とあります。


では、さっそくレシピを3点続けてご紹介♪


1)セミの幼虫の唐揚げ

 材料:
 羽化寸前のセミの幼虫適宜、食用油適宜、食塩少々

 作り方:
 ①幼虫はサッと洗って水気を切っておく。
 ②180度に熱した油に幼虫を入れ、カラリとなるまで揚げる。
 ③揚げたてに塩を振り、供する。




2)セミの串焼き

 材料:セミ適宜、砂糖大さじ1、醤油大さじ2、竹串数本。

 作り方:
 ①セミを瓶に入れ、熱湯を注いで息の根を止める。
 ②数匹ずつ竹串に刺し、熱した焼き網の上に乗せ、強火で羽を焦がす。
 ③一旦火から下ろし、焦げた羽を取り除き、火を弱め、腹側も焼く。
 ④大体火が通ったら、砂糖と醤油を合わせたタレを付け、サッと炙り焼きにする。
 ⑤器に取り、供する。


 ※①の過程は省略可ですが、生きたままだと、串に刺すとき、かなりうるさいそうです。
 ※②で竹串に刺すとき、死んでいるにもかかわらず、発振膜が動き、鳴き声を発することがあるそうです。




3)セミの揚げ煮

 材料:
 セミ10匹程度、食用油適宜、砂糖大さじ2、醤油大さじ2

 作り方:
 ①セミは羽を折り、飛べないようにしておく。
 ②食用油を180度程に熱し、セミを一気に放り込む。
 ③1分程で上げ、油を切り、冷めたら羽を取り去る。
 ④鍋に醤油と砂糖、水カップ1/2を入れて煮立て、③のセミをいれる。
 ⑤落とし蓋をし、汁気が半分くらいになるまで、弱火で煮詰める。
 ⑥そのまま冷まして味を含ませ、器に盛って供する。




や、実際これらの料理は、かなりおいしそうですよね…?(≧ω≦)b
食べた経験のある方、ぜひお味の方の感想を教えてください。



ところで、先に挙げた日本各地で使用されてきたセミの薬効ですが、実はかなり疑問があるそうです…(汗)。
セミの出す大声や、飛び立つときの放尿から連想し、イメージだけで薬用に使われた民間療法がほとんどだったとのこと…。。。( ̄Д ̄;;

どうやら、薬用にはせずに、とことん味にこだわった沖縄にこそ、セミ食文化には一日の長があったようです。



余談になりますが、『ファーブル昆虫記』の著者ファーブルも農民からセミの調理法を聞き、自身で料理しています。
ただし、「食べられる」としながらも、「羊皮紙を噛むように堅い」と『昆虫記』に書いてあります。

しかし、『ゲテ食大全』にはそのことへの反論として、
『ファーブルのレシピは「オリーブ油数滴、塩ひとつまみ、玉ねぎ少々」を使い炒めたことにこそ失敗の原因があった。
玉ねぎの水気により、殻の水分が飛ばず、さらにオリーブ油数滴とケチったために、噛みきれないほど堅くなったのだろう。』

と指摘しています。



『ファーブルは、昆虫学者としては偉大であったが、料理人としては三流であった』(「ゲテ食大全」より)
とさ…(; ̄ー ̄A
  

Posted by よーかい at 01:36Comments(2)

2009年04月26日

「難しくなかった」/県内学テ 余裕の子も

県内から公立・私立合わせて426校約3万3000人が参加した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)。
児童・生徒は
「難しくなかった」
「時間が長くてきつかった」
と感想を話した。
教員からは
「過去問題を解いてきたので、だいぶ慣れてきた」
「早めに結果をもらい分析を進めたい」
との意見が出た。


那覇市立城西小学校(盛島明秀校長)の男子児童は「時間内に全部できた。簡単だった」と余裕の表情。
約1週間前から学校で過去問題をこなしたため、落ち着いて臨めた、という。
一方、国語・算数共に活用力を問うB問題は文章で解答させる問題が多く、女子児童は「学校のテストではあまり文章を書かないから難しかった」と話した。


那覇市立古蔵中学校(上地幸市校長)では開始前、教員が「無回答はないように」と呼び掛け。
男子生徒は「内容はそんなに難しくなかったが、問題を解くのに時間がかかった。必死だった」と振り返った。


国語科の佐々木加奈子教諭は「選択問題は書けていたが、記述問題は苦戦したようだ」。
数学科の小川廣治教諭は「実生活に基づいた面白い問題があったので、こういう体験的な学習を進めていきたい。生徒に還元するためにも、早めに結果を知りたい」と語った。



(2009年04月22日 沖縄タイムス)  

Posted by よーかい at 00:58Comments(0)

2009年04月26日

学力テスト 全国一斉に実施

小学校6年と中学校3年の全員を対象にした文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が21日、一斉に始まった。
小中学校約3万2300校の約234万5000人が参加。
沖縄県内では公立・私立合わせて437校約3万3900人が試験に臨んだ。
文科科学省は分析結果を9月をめどに公表する予定だ。



那覇市立城西小学校(盛島明秀校長)では、6年生110人がテストを受けた。
午前8時40分からは、国語と算数の基礎・基本を問うA問題が行われ、やや緊張した面持ちの児童たちは担任の指示に従い、真剣な表情で問題に取りかかった。
2・3時間目は2教科の応用力を調べるB問題が行われる。


児童の生活習慣などを調査する「児童質問紙」も配布される。



(2009年04月21日 沖縄タイムス)  

Posted by よーかい at 00:54Comments(0)

2009年04月24日

2009年4月24日(PM)のお礼。

ありがとうございます。
おかげさまで生きておりますσ(^_^;)アセアセ...





(※写真はイメージです。)







たくさんの暖かいコメントどうもありがとうございました。

実は、昨日の記事をUPしてから、今まで自宅PCを開いていなかったのです。
そんなわけで、いま皆様のコメントを初めて目にしたことをまずお詫びいたしますm(_ _)m

おかげさまで、本日は熱が下がりました。
下痢の方もほぼ止まりました。

今日の午前中には、この「町」(とはいえ、神奈川県川崎市の倍近い面積のある「町」ですが…。)唯一の内科に行って来ました。
医師によると

「あー、たしかに症状は食中毒っぽいかもねぇ。
 だけどウイルス性の食中毒なら抗生物質なしで2日程度で熱が下がったりしないからねぇ。
 とにかく、様子みましょうか」


とのこと。

そんなわけで、一切検査もなく、薬も出ず、結局何が原因なのかすらはっきりわかりませんでした…(; ̄∀ ̄A


まあ、まだちょっとふらふらしていたものの、仕事もたまっていたので、午後は出勤しました。
とりあえず、急ぎの仕事だけは片づけてきました。

仕事の後は、気を張っていたのもあり、
「お?けっこう体調大丈夫か?!」
なんて思ったのですが、その後テレビでアーセナルvsリバプールの試合を観ていたらなんだかどっと疲れが襲ってきた感じです。
結局、後半寝落ちしてしまい、アルシャビンの4点目は観られず…(TwT。)


テレビつけっぱなしのうたた寝から目が覚めた今ですが、やっぱりなんだかちょっと頭がふらついている感じです。


そういうわけで、大事をとって今日はもう寝ようと思います。
皆様への個々のコメントは、明日以降時間のあるときに必ずレスいたしますので、もう少しお待ちくださいね。


とにかく、おかげさまで、完調とはいかないまでもだいぶ回復してきました!
本当に皆様、どうもありがとうございました!!!  

Posted by よーかい at 22:43Comments(12)

2009年04月23日

2009年4月23日(PM)のつぶやき。

死んでます……(___ ___ ;)尸マイリマシタ・・・













猟銃で撃たれたわけではないのですが(爆)。

昨日から39度の熱がでて動けずにいます。
そんなわけでブログの更新もしていません。

「熱さまシート」も「アイスノン」も「ポカリスエット」も「長時間の睡眠」も効果なし。
一向に熱が引く気配がないのです。

これ以上仕事に穴を空けられないのに…(>_<)


症状は熱とひどい下痢だけなんですよ。
これって、もしかしたら風邪ではなく……



……食中毒かしらん?ヽ(゜▽、゜)ノアハ

サルモネラ菌の症状に酷似しています。
動けなかったから病院にも行けていないので、まだ症状の確認はしていませんが。。


賞味期限ギリギリのために半額になっていた牛・豚混合モツでモツ鍋を作って食べたのがいけなかったのでしょうか…?!(; ̄∀ ̄A  

Posted by よーかい at 20:55Comments(12)

2009年04月21日

ひゃくまんつぶの涙。(ブログ第1040日目、雑感。)

ぼくらの○○は今宵も祭り(ノ*´∀`)ノ♪


そんなノリで、ちょうど先日まで沖縄では清明祭(シーミーサイ)の時期でした。
「清明」は中国の二十四節気の1つで、4月5日頃から、二十四節気の「穀雨」(4月20日頃)までの期間です。


で、肝心の「○○」の部分。
どこでお祭りがあるのですかって?

それは…


お墓なんです(; ̄∀ ̄A



要するに、これはご先祖様のお正月なのです。
沖縄には、新暦のお正月、旧暦のお正月、そしてご先祖様のお正月と、3回のお正月があるのです!

清明祭の習慣は沖縄本島に多くて、離島や本島でも北部のやんばる地方では旧暦一月十六日に行われる十六日祭(じゅうろくにちさい)の方が盛んです。
地域によって細かな儀礼は違いますが、大まかには十六日祭も内容は清明祭とほぼ同様です。


清明祭は、お墓にの前に親戚一同、門中と呼ばれる血縁組織が集まって、お重に入ったごちそうを食べ、飲んで唄ってご先祖様を供養するのです。
ある意味、内地での「お花見」に相当するにぎわいがお墓の前で行われていると思えばほぼ間違いないでしょう。

たいてい週末に行われるので、きっとこの週末や、来週末あたりは沖縄本島のお墓はどこもすごいことになっているのです。


清明(シーミー)そのものは中国から伝来した習慣ですが、中国の清明はお墓参りはしても、その場でお供えを食べることはしないし、墓前も宴をするほど広くないそうです。
でも沖縄ではどんな小規模な墓でも、清明用の宴会スペースだけはちゃんと確保されています(^ー^;)


それにしてもなんで沖縄だけ、ご先祖供養が宴会みたいなお祭り騒ぎになってしまったのでしょう…?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
それはどうやら、「命はつながっている」という思想が沖縄にはあって、肉体は滅んでもご先祖様の魂そのものは息づいている、だから今生きている子孫たちとご先祖様が一緒になって楽しむという考えのようです。


ちなみに、清明祭は、祈りの方法などはだいぶ違っても、やはり中国文化の影響を受けた地域では行われているそうです。
南はインドネシアなどの東南アジアから、中国、沖縄。
清明祭が一般的でない日本の内地の方が、アジアでは「異質」だと言えるかもしれませんね。


ところで、有名な沖縄ポップスに「清明祭ソング」があるのをご存知ですか?

ひゃくまんつぶの涙」という曲で、唄っているのはあの「島唄」の大ヒットでも有名なTHE BOOMです!
オリジナルは1990年なので、「島唄」よりも前の作品で、三線のめちゃくちゃ明るいリズムと、それに不釣り合いな感じのちょっと怖い感じの歌詞が印象的な曲です。


(写真は2002年リミックス版収録の、THE BOOMのアルバム「OKINAWA~ワタシノシマ~」。)


【ひゃくまんつぶの涙】

(一番歌詞)
 おくら畑に埋めといた 君の切れっぱし
 今夜もあなたに会いたくて 掘りおこしてみる

 やかんにためたひゃくまんつぶの涙をわかして 君をもどそう
 しいたけみたいにふくらんで ほらほら村一番キレイな顔

(二番歌詞)
 幾年(いくとせ)君を想ううちに 僕も年老い
 眠る君によりそうように 土へとかえる

 空じゃおひさまがそれ見て泣き出し ひゃくまんつぶの雨がふる
 草木はおどり かえるは歌いぼくらのお墓は今宵も祭り

(囃子)
 アメヨフレフレ
 ナミダフレフレ



歌詞はウチナーグチ(沖縄言葉)ではなく、基本的にヤマトグチ(内地言葉)なので、対訳は必要ないでしょう。
歌詞の内容を見てみると、一番の歌詞は沖縄の昔ながらの土葬で、二番の歌詞は清明祭の様子です。



でも、実はもっと深い意味がこの曲にはあるそうです。

この曲の作詞・作曲をしたTHE BOOMのヴォーカルの宮沢さんはインタビューで以下のように答えています。

『1990年、沖縄に初めて来た時に、移動のバスの中で歌詞を書きました。

 曲は出来ていて録音中だったんです。

 モチーフになったのは沖縄戦です。

 先に死んだ連れ合いの骨を畑に埋めて、時々掘り起こしてみては一緒に暮らすんだけど、最後は一緒に死んで、亀甲墓の前でお祭りが始まるよ、毛遊び(もーあしび)が始まるよ、みたいな歌です。』


 (以上、本人談)


実はTHE BOOMの代表曲「島唄」も沖縄戦がモチーフになっています。
「ひゃくまんつぶの涙」はまさに「島唄」と対になるような曲といえるでしょう。

悲しい歴史を背景にした、哀しい歌詞だけれど、やっぱりどこかあっけらかんと明るいのは、沖縄では「いのち」がつながっているという思想があることも関係しているのでしょう。
ちょうど清明祭が、いま生きているひとと、すでに亡くなったご先祖様の間に「生者と死者」という壁がなく、一緒に楽しむものだということみたいに。


♪草木はおどり かえるは歌いぼくらのお墓は今宵も祭り♪


(※この映像は、前奏のみフェイクで「島唄」から始まります。)  

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2009年04月21日

ザ・ビートルズ「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」。

よーかいの住んでいる場所ではいまは花盛りです♪(゚▽^*)ノ⌒☆



下界(?)では、とっくに桜は散って、いまはチューリップが終盤にさしかかっている頃ですが、こちらではまだ桜のシーズンです。

先週から、山桜が見頃です。
木によって咲く時期が微妙に違うので、この1週間毎日別の木を楽しめている感じです。



藤の花も満開です。

桜と藤が同時に咲いているのって、なんとなくまだ慣れないのですが…σ(^_^;)


週末、下山するために車を運転していても、山々がうす緑色を基調に、うすいピンクや濃いピンク、あるいは藤色などとてもカラフルでした♪



足下に目をやると、スミレの花がたくさん咲いています。
そういえば、よーかいが子どもの頃住んでいた家でも、この季節になると山の斜面にスミレの花が可憐に咲いていたことを思い出します。


そんな風流な花たちの共演に、一瞬で冷や水をかけてくれる看板がよーかいの自宅のすぐ下の道路脇にあります。
それがこれ。



猟銃禁止区域




……えと、これってつまり、こういった看板で注意を喚起しないと、よーかいの自宅の真下で猟銃をぶっぱなす輩がいてもおかしくないってことですよね?ヽ(゜▽、゜)ノアハ

下手したら、家の近所を散歩していて、いきなり誤射される可能性だってあるわけなのですよね?



なんというか、こういうのを見ると
「やー、とんでもないところに住んでしまっているんだなぁ…(; ̄∀ ̄A」
なんていう思いをあらたにします。


そんなわけで(?)、今日の一曲はThe Beatlesで「Happiness is a warm gun」です(笑)。

  

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2009年04月20日

デスノートよりも怖い!?(ブログ第1039日目、雑感。)

沖縄食のカロリーってどのくらいあるんだろう…?

旅先でふと抱く疑念ですよね。

たとえば、標準装備で超大盛りのご飯がついてくる定食屋とか。
あるいは、突如オバーのカメーカメー攻撃に遭ってしまったときとか。

例えば、キンタコの馬鹿みたいにでかいハンバーガーなんて、いったいどれくらいのカロリーなんでしょうか?



沖縄の旅から帰ってきて、体重計に乗るのが怖くなるひとはきっと大勢いることでしょう。
実際、現在の沖縄は日本一の肥満県。
女性の長寿率こそ日本一を保っていますが、実は男性はそれほど長寿ではなかったりしています…( ̄ω ̄;)


そんなとき、『おきなわカロリーブック』(えいよう相談室 1300円、2007年)を一冊持っていれば安心です!d( ̄ー ̄*)



ハンディサイズの冊子には、沖縄そばや定食から、調味料のカロリーまで、身近な沖縄食のカロリーが一目でわかるように写真付きで載せられています。



さて、この本に目を通していて、おそろしい驚愕の真実に気づかされたのです…!∑( ̄□ ̄;)ハウッ



まず、通常の沖縄そばよりもソーキそばの方がカロリーが低いとは…!
これは、三枚肉には脂身が多いせいなんでしょうかね?

これまでソーキそばはちょっと小腹がすいたときに食べるのにはカロリーが高そうで、ちゃんと1食として食べるときだけ頼んでいましたが、これからはもうちょっと頻繁に頼んでみようかななんて思いました。


まあ、このあたりまでは、ごく普通の食事的なカロリーなのですが……。。
問題はここからなのです!



オバーのカメーカメー攻撃の最右翼、サーターアンダギーのカロリーは1個235キロカロリーもあるのです。

オバーの攻撃は1個や2個食べただけではおさまってはくれません。
「も、もう食べられません…」
そうギブアップしても、戦後の食糧難を知っているオバーは許してくれません。

「うりっ!カメ!!!(食べなさい)」

そんな風にして、下手すると、軽く1000キロカロリー以上摂取させられている可能性もあるわけで…。。。

ということは、成人病への危険度も増すわけで…。(ここは「北の国から」の純くん風の口調で。)


……まさに攻撃( ̄ω ̄;)
アタック・オブ・カメーカメー”ですよ!ヾ(。`Д´。)ノ


こうやって、カロリーを気にしてみると、『おきなわカロリーブック』がどんどんデスノートにみえてきちゃいます。



例えば、「のまんじゅう」は1個450キロカロリー。
たった1個でほぼ1食に近いくらいのカロリーです。



でも、こんなのは「序の口」なのです。

いつも「とてつもなく甘いなぁ」と思っていた、沖縄の菓子パン



ウルトラメロンのカロリーは1個で798キロカロリー!!∑( ̄□ ̄;)マヂカヨ



ちなみに、30~49歳の成人の1日あたりの基本カロリーは、
男性2,650キロカロリー
女性2,000キロカロリー

なのです。


そこへ、追い打ちをかけるような衝撃の真実が!



“お弁当(大)1,609キロカロリー”


……すげえ。
言葉もないです。。( ̄ω ̄;)







ちょっと想像してみてください。

朝食に、ウルトラメロンとバヤリースオレンジ。
昼食に、キンタコのハンバーガーとコーラ。
夕食に、お弁当(大)とオリオンビール。


特別に暴飲暴食しているようなメニューじゃないのに、
これって、軽く4,000キロカロリー超いっちゃうのでは?( ̄ω ̄;)




知れば知るほどおっそろしい、沖縄食の真実。

『おきなわカロリーブック』が『デスノート』に見えてきたのは、きっとよーかいだけではないだはずです!!!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル


いや、むしろノンフィクションなだけ、「デスノート」よりも恐いかもなのです!!!ヾ(。`Д´。;;;)ノ  

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2009年04月20日

Cocco「カウントダウン」。(今日のファジアーノによせて)

一言で言うと、へたくそな試合を観せられたなぁ…という印象です。

今日のファジアーノ岡山vsカターレ富山。
ホームではJ昇格後初の敗戦。


中3日のスケジュールに加え、この熱さ。
どちらのチームも疲労のピークといった感じでした。

カターレ富山の華麗なパスサッカーも、ファジアーノ岡山の激しく走り回り好守の切り替えの早いプレッシングサッカーも、期待していたそのどちらも観られませんでした。

あの両チームのパスミスの嵐はいったいなんでしょう?( ̄ω ̄;)



まあ、もちろん調子の悪いときはあるもの。
だけど、調子が悪いなりになんとか見せられる形をつくることができなかったのは、まだまだだなぁ。。といった感じです。

特に、前半40分過ぎに1点先制して、あとは前半は失点しないように抑えるべきところ、試合を落ち着かせるべきところをバタバタしてしまってあっという間に追いつかれたのは、経験不足なんだなぁ…と苦笑するしかなかったです。


「選手は頑張っているから」
それだけじゃ、長丁場でもっと疲労のたまるこれからの試合すべて負けますよ?



試合後、岡山のテレビ局から「ちょっといいですか?」と言われて、今日の試合についてインタビューを受けました。
いろいろ質問を受けましたが、なんだかひどく疲れていたのでロクな答えを返せなかったように思います。
とくに、
「今日最も輝いていた選手は誰だと思いますか?」
と問われたとき、
「…ファジアーノじゃなくて、今日は富山の選手の方が輝いていたと思いましたけど?」
と素で答えたので、きっとあのインタビューは使われることはないでしょう(苦笑)。


まあ、低調な試合の中でも、昨年からよーかい的に注目していたカターレ富山の朝日大輔選手が、左右ポジションを頻繁に入れ替えながら攻撃の起点になり、1アシストときっちり結果をだしてきたことは、さすが朝日選手だなぁ…と感心しましたね。
前半、ゴールポストに弾かれたシュートもありましたし。(ちなみに、それまでの富山の1勝は朝日選手のゴールによるものでした。)
あと、枠を捉えられませんでしたが、ファジアーノの小林康剛選手のバイシクルシュートは見物でした。



あとは、JFLレベルでしたね……ヾ(。`Д´。)ノ
前半からのろかったのに、後半ギアチェンジするどころか失速する一方でしたもん。



まあ、この記事はそんな個人的フラストレーションの発散記事なので、今日はどこにもトラックバックは貼り付けないでおこうと思います。

そんなわけで、気分的に、Coccoの「カウントダウン」をかけたいと思います。

『さぁ 立ちなさい。
 撃ち殺されたいの?

 その鼻をへし折って
 倒して蹴り上げるわよ
 言い訳が見物だわ。
 今さら何を言っても
 遺言だけど
 跪き手をついて
 わたしに謝りなさい』



そんな気分(爆)。





追記:
試合翌日(4月20日)にアップされていた「J's GOAL」の試合レポでは、
1-2というスコア以上に、岡山は内容的にも大敗を喫した
と書かれていますね。


『スタッツにもスコアにも、岡山のメンタルな負けは記されていないが、90分間を走り抜けることで、ここまでやってきた岡山にとって、この試合は、富山に対しても不甲斐ないことを詫びたくなるような結末となってしまった。』(同上)


うーん、見ているひとはやっぱり見ているなぁ。  

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2009年04月19日

いつか風になる日。(ブログ第1038日目、雑感。)

風が気持ちの良い季節になってきました。

晴れていると、例えば沖縄や奄美の海岸で、ただぼんやり海を眺めながら、オリオンビールでも飲んでいたいなぁ…なんて思うような季節です。


そういえば、沖縄や奄美といった琉球弧の「風」には特別な意味がこもっているのです。



写真は、元ちとせのアルバム「ノマド・ソウル」です。
このアルバムには、「いつか風になる日」という曲が収録されています。


この曲は、2003年夏に、竹之内豊と仲間由紀恵が出演したauのCMで使われたので、覚えているひとも多いと思います。
それぞれの夏/沖縄」篇と「それぞれの夏/北海道」篇があり、特に沖縄編は曲と映像がぴったり合っていたように記憶しています。

海風吹き抜ける南の島々。
あるいは広い空の北海道、。
そんなイメージで「私も風になる」と唄っている爽やかな曲だと思っている人も多いと思います。

癒し系」と評されもしているようです。


でも、実はこの曲で唄っている世界観は、多くの人がイメージしているものとは別物であることは皆さんご存知でしょうか?d( ̄ー ̄*)ニィ


手始めにまず、歌詞を見てみましょうね。(≧ω≦)b

この曲の作詞は元ちとせ自身ではないのですが、元ちとせの出身地である奄美大島の風習をイメージしてできた歌詞だといいます。


『1.何故に陽炎はゆらめいて
   黄泉へと誘う澪標か

   遙か紺碧の空と海
   すべてをのみ込むあの蒼さよ

   還らぬ日の想いを胸に抱く季節(とき)
   儚き泡沫のような運命のものたちも

   果てしない輪廻を彷徨えるのなら
   いつもずっとずっと傍にいてあげる


 2.赤い花弁が落ちる瞬間(とき)
   数多の生命が誕生れ逝くの

   幾千の歳月を波が弄ぶ
   麗らかな陽の中で私も風になる

   大空を花が埋め尽くすように
   海をもっともっと抱きしめてあげる


   やがてきっときっと永遠は刹那に去って
   だけどずっとずっと此処にいてあげる
   ただ風が吹いている 』



キーワードは、
「黄泉」、
「儚き泡沫のような運命」、
「輪廻」、
「数多の生命が誕生れ逝く」、
「幾千の歳月を波が弄ぶ」

…などです。

こうした状況から、「麗らかな陽の中で私も風になる」と唄っている状況を、もう一度目を閉じて想像してみてください。



……なんだか、ちょっと怖いような、深淵に引き込まれそうな感覚に包まれませんか?

そう、

この曲が唄っているものは、

ずばり、

“風葬”

なのです…!



昔から、奄美から沖縄にかけての琉球弧の島々では、一部で土葬もありましたが、葬送方法は風葬が一般的でした。

実際、いわゆる日本「復帰」の、奄美では1953年、沖縄では1972年までは最もポピュラーな葬送方法でした。

風葬の場所は、海岸の岩と岩の裂け目の洞窟状になった風通しの良い場所が一般的でした。
だいたい、先祖からの共同墓地のようになっていることが多かったようです。
(※ただし、死産の赤子は、一種の「穢れ」とも考えられていたようで、また別の葬送場所にひっそりと人目を避けて置いておかれたようです。)


亀甲墓に埋葬されるようになっても、半風葬状態で墓の中に死体が置いておかれ、一定期間を過ぎてある程度風化してから泡盛で洗骨し、厨子瓶に入れられました。

いまでも多くの島々のお墓の入り口は、海の方角を向いています。
これは半風葬状態にする際に風通しが良いようにということがひとつ、そして、死者の魂が、海の向こうの楽園ニライカナイへと渡っていくことができるようにという思想もあったようです。


さて、元ちとせ自身は、以前FM番組のインタビューでこう語っていました。(以下は要約)

「奄美では昔は風葬が行われていました。
 いまではもう火葬が一般的になってしまったけど、私は昔ながらの奄美の風習にすごく憧れるんですよ。
 亡くなった後も、風になって、自分の大切な人たちや島の自然とともに、ずっとそこにいる。
 それって、すごく素敵なことですよね?」



たしかに、素敵なことだとよーかいも思います。



『やがてきっときっと永遠は刹那に去って

 だけどずっとずっと此処にいてあげる

 ただ風が吹いている 』


(「いつか風になる日」より。)


それにしても、この曲のプロモーションビデオの海の色!
濃紺、群青、青、水色、蒼、碧、瑠璃、瑪瑙、翡翠、緑、萌葱…。
言葉では言い尽くせません。


還るなら、こういう場所がいいな。

  

Posted by よーかい at 00:03Comments(2)

2009年04月18日

最古の酒造所 国重文に/名護市大中 築81年なお現役

文化審議会(西原鈴子会長)は17日、泡盛製造の津嘉山酒造所所有で、名護市大中にある現存する県内最古の木造酒造所「津嘉山酒造所施設」など、7件の建造物を国の重要文化財(重文)に新規指定するよう塩谷立文部科学大臣に答申した。


近く答申通り告示する予定で、県内では竹富町の「旧与那国家住宅」に続き21番目の指定となる。
県内の国指定重文として酒造所の認定は初めて。



「津嘉山酒造所施設」は1927年から28年にかけて建築。
現在も泡盛「國華」を製造している。
酒造所の主屋と麹屋が隣接しているのも県内でここだけで、昭和初期の泡盛醸造をしのばせている。


県教育庁文化課の下地二夫指導主事は
「主屋の座敷飾りは壁に組み込まれており、伝統的な沖縄の住宅にはない作り。昭和初期の建築史の変遷を知る上で重要な建造物」
と説明している。



(2009年04月18日 沖縄タイムス)  

Posted by よーかい at 23:25Comments(0)

2009年04月18日

県平均と比較 地区に指示 学力テスト

県教育長が事務所長に 序列化懸念も


県教育庁が全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)対策で、県内6カ所の地区教育事務所長に、地区の成績を県平均と比較分析し、報告するよう求めていることが17日、わかった。
5月13日に開く第1回学力向上対策推進本部会合で報告させる。

分析によって課題を把握し、地域や家庭で取り組んでほしいことを明らかにする、としている。
金武正八郎県教育長が、17日県庁で行われた県指導主事等連絡協議会の講話の中で述べた。


金武教育長は取材に対し、
「結果を分析し、積極的に発信する、とした昨年までのスタンスとかわらない」
と説明。
報告は、2007年度、08年度の結果で、どう表現するかは、各教育事務所長の判断、と説明。
「平均よりかなり(少し)下などとすればどうか。序列化をあおる表現は避けると教育事務所長らと確認している。現場を点数対策に走らせるものではない。地域ぐるみで学力向上に取り組んでほしい」
とした。


県PTA連合会の大田守会長は、
「地域の序列化につながり、公表は好ましくない。現場の教師に対する励ましではなく、萎縮につながる。また、どの地域が一番低いなど分かり、子供たちのためにもならない。生徒への指導は、結果を公表しなくてもできる」
と話した。


沖教組の山本隆司委員長は
「比較は競争をあおることにつながりかねず、子どもと向き合った、学力の本質や政策論など根本的議論をせずに競争をあおっても教育的効果はない」
と話した。



本年度は抽出調査 全学級対象に


県教育庁は17日、小学6年生と中学3年生を対象に21日に実施される全国学力テストで、県内全学級から最多で4人分の答案を抽出し、児童・生徒の傾向を調査すると発表した。
国語、算数・数学の問題ごとの正答者数を確認し、学校現場で課題改善の材料にする。
6月にも各校に分析結果を知らせる予定だ。


全国学力テストには、県内から小6が約1万6500人、中3は約1万7300人が参加する。
抽出調査では、1学級から男女2人ずつ出席番号を指定して抜き出す。
1学級が10人に満たない場合は、1人。
対象者は小6が約2500人で、中3が約2000人になる。


同庁は調査について
「文部科学省の結果発表は8、9月ごろと遅い。早めに課題を把握するために調査を実施する」
と説明。
5月中旬までには回収し、6月にも全教科の分析結果を各校に知らせたいとしている。



(2009年04月18日 沖縄タイムス)  

Posted by よーかい at 23:23Comments(0)

2009年04月18日

イニシャルG。(ブログ第1037日目、雑感。)

みなさん、イニシャルGをご存知ですか?



そろそろこの季節になると、活発に活動する時期ですよね。d(・∀・)ネッ


その名前を口にすると、すぐ後ろに現れそうで、みんな
イニシャルG」(速そう…)とか
ホームステイ」(異文化交流?)とか
黒いヤツ」(ガンダム?)とか呼んでいる、
そう、
あの“ヤツ”ですよ!


(羽海野チカ「ハチミツとクローバーより」)

沖縄では、
1.トービーラー(大宜見村塩屋、今帰仁村仲宗根、本部町健堅、宜野座村宜野座、西原町小那覇、北中城村渡口、北大東村南)
2.ハナビラー(知念村知念、佐敷町佐敷)
3.クーチャー(宮古平良市大神島)
4.クームヤ(宮古多良間村字仲筋)
5.フルグマサ(宮古平良市狩俣)
などとも呼んでいる“ヤツ”です。
(※上記は旧地名あり。)

一般的に沖縄では“ヒーラー”といえば、もうおわかりでしょう…(-_-;)

「癒し系」ではない方の、
そう、“ヤツ”です。


BUMP OF CHICKINが歌う「K」よりも忌み嫌われている
“ヤツ”
ですが(「見ろよ悪魔の死者だ、石を投げる子ども~」)、例のごとく『沖縄民俗薬用動植物誌』ニライ社(1989年)を調べていたら、ものすごい事実が判明しました…!∑( ̄□ ̄;)ハウッ



“ヤツ”に対する世界観変わっちゃうかも?! 


そう、『沖縄民俗薬用動植物誌』に載っているということからもおわかりでしょう!
昔、沖縄では“ヤツ”はだったんです!!

以下、引用してみます。

『○薬用部位:全体

 ○薬効:夜盲症(目が見えにくい時)、熱さまし、肝臓、淋病、フィラリア症、ムシチ、虫下し、食欲不振』



あ、あの~、
薬用部位「全体」って……(; ̄∀ ̄A



以下、それぞれの具体的な「治療法」について。
つか、書いていてお腹いっぱいなんですけど…?(゜-゜;)ウーン 

『○治療法:

  ・夜盲症(目が見えにくい時)

 1.煎じて飲ますと良いと言った(国頭村宜名真)

 1-1 豚の肝を切って、その間にゴキブリをはさんで煎じ、その汁をのむ(大宜見村塩屋)

 1-2 ゴキブリ9匹をつついて粉として、豚の肝臓の中に一緒に入れて、蒸してからその汁を飲んだ。
     その後お灸をする(今帰仁村仲宗根)

 1-3 小さなゴキブリを粉にして、豚の肝臓の中に入れて、ササの葉でつつんで煮て食べた(宮古平良市狩俣)

 2.ゴキブリを焼いて食べる(大宜見村喜如嘉、北中城村渡口)』



な、なぜに豚の肝?
それにゴキブリは「9匹」って具体的なのはなぜなんでしょう…??


これだけではありません。
まだまだありますよ?

『熱さまし
 1.ゴキブリを煎じて飲む(宮古多良間村字仲筋、糸満市糸満)』



バファリンの半分は優しさでできています。
もしかして、これは残りの「半分」なのでしょうか…?((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル


『肝臓
 1.小さなゴキブリを粉にして、ブタの肝臓の中に入れて、ササの葉でつつんで煮て食べた(宮古平良市狩俣)』



肝臓が悪いときっていうと…
……飲み過ぎの翌日には、ウコンの代わりに「G」の粉末を!!!ヾ(。`Д´。;;;)ノ

『淋病
 1.ゴキブリの足を除いて、生きたまま飲む(宮古多良間村字仲筋)』



生きたまま飲んで、お腹で孵化して内蔵を喰い破るって話、よく小学生がしていませんでしたか?


『フィラリア症
 1.ゴキブリを火で焼いて粉にして食べた(知念村知念)』



知念の伝統料理として地場産業の復興に役立ててください。
ただし、地産地消でお願いします…。


『ムシチ(虫気=回虫などによって起こる病気)
 1.ゴキブリの頭の部分を取って、体の部分を焼いて飲ませた(宮古平良市大神島、本部町健堅)

 2.頭をとって焼いて粉にして飲ました(今帰仁村仲宗根、伊平屋村田名、国頭村辺野喜、本部町伊野波、大宜見村田嘉里、本部町伊豆味)

 3.水屋にいるゴキブリを串にさして焼いてこがす。蒲焼きにして食べた(那覇市首里)』



丑の日には「G」の蒲焼きなんていかがでしょうか……。


『虫下し
 1.焼いて食べる(北大東村南)

 1-1 焼いて油を入れて食べる(西原町小那覇)

 2.粉にして肝臓に入れて食べた(佐敷町佐敷)

 3.ゴキブリと豚の肝臓を煎じてその汁を飲ます。特に回虫、蟯虫によい(宮古平良市大神島)』



虫だけでなく、内蔵ごと下しそうだと思うのはよーかいだけでしょうか…?


『食欲不振
 1.焼いて食べる(知念村久高島)』



神の島、久高島では、食欲不振にはイニシャルGです。
男はだまってイニシャルG!


なんだか、まるで万病の薬のようなのです!



あ、だけどウチではその薬はもう間に合っていますから…!( ▽|||)(爆)  

Posted by よーかい at 01:38Comments(4)