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2011年04月27日

樹齢100年ウスク、浦添市文化財に

浦添市の宮城公民館にある樹齢100年以上のウスク(和名・アコウ)が市の文化財に指定され、3月29日に西原廣美教育長から又吉清自治会長へ指定書が手渡された。
市の文化財指定は今回で58件目、植物の指定は3件目となった。


樹齢100年ウスク、浦添市文化財に
 
文化財の名称は「宮城の御願山(うがんやま)のウスク」。
同公民館一帯は御願山と呼ばれた聖域で、地域住民の精神的よりどころだったが、沖縄戦で生い茂っていた樹木が焼失。
同ウスクだけが戦火に耐え残り、かつての御願山をしのばせる唯一のものになっている。

 
ウスクの樹高は約10メートル。
枝の広がりは長いところで約20メートル。
幹は根元で南北2本に分かれる。
県内の都市部で、これほど大きなものはほとんどないという。

 
又吉会長は
「区民が大切にしている場所なので、市の名木として保全し、後世に残していきたい」
と話した。
西原教育長も
「末永く保存していきたい。一緒に頑張りましょう」
と述べた。

 
宮城共有地主会と同自治会は2008年10月、ウスクの市指定史跡申請を提出。
市教育委員会はウスクに関する伝承やエピソードなどを情報収集し、市文化財調査審議会に諮問。
2011年3月の答申を受け、同18日付で指定した。



(2011年4月6日 沖縄タイムス)


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