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2010年02月02日

いまチャリンコが熱い!!!

もしかして、これからの時代、最も盛り上がるスポーツはチャリンコなんじゃないのでしょうか?


だって、チャリンコに乗ったことのない人はあんまりいません。
間口の広さといったら最強です。

しかも時代はエコ。
そして健康志向。

こう考えていくと、チャリンコの重要性は増すことはあれ、減ることはないように思うのです。


最近、とても面白い自転車漫画を読みました。

週刊少年チャンピオン連載の「弱虫ペダル」。

いまチャリンコが熱い!!!

そんなに絵が上手いわけでもなかったので、最近まで気にしていなかったのでしたが、ちゃんと読んでみたらこれがとてつもない“熱さ”を持った極上の自転車漫画だったのです!

週刊少年チャンピオンというと、伝説の自転車漫画があります。
それは、曽田正人さんが90年代前半に連載していた「シャカリキ!」です。

いまチャリンコが熱い!!!

当時は漫画通の間では「スラムダンクよりも面白いスポーツ漫画」とさえ言われたものです。
もちろん、よーかいも毎週夢中になって読んでいました。

自転車競技でも、競輪ではなくて、一般道を使った長距離走。
それがロードレース。
「ツール・ド・フランス」がその代表例だといえば、「ああ!」と納得するひとも多いでしょう。

ロードレーサーの自転車乗りは、いろんなタイプがいて、平地でのスプリンタータイプや、登り坂坂に特化したクライマー、そして万能型などさまざまです。
ロードレースの面白いところは、普通の競技だとフィニッシュでゴールした選手の順位だけが競われますが、自転車だと「山岳賞」があって、山を制したクライマーは優勝者と同じくらい賞賛の対象になることです。

そして、「シャカリキ!」はおそらく日本で初めて、自転車ロードレースの“クライマー”に焦点を当てた作品でした。
そして、曽田正人さんの初めての長編作品でしたが、その後彼は「め組の大吾」「昴」「capeta」など、“天才を描く”ことにかけては日本一といっても過言ではないくらいの大作家に成長しました。
その嚆矢が「シャカリキ!」だったのです。


あれから十数年。
自転車漫画は常に「シャカリキ!」と比較されてきました。

そして、同じ掲載紙「週間少年チャンピオン」で、クライマーの少年が主人公の自転車ロードレースの物語を真っ向から描いたのが「弱虫ペダル」です。


ある意味、無謀なチャレンジャー。
そして、正統なる後継者です。



この作品、レンタルで借りてほぼ一気読みしましたが、体温と心拍数が上がりました

今すぐ自転車で走り出したくなります。


よーかいも、一応ロードレーサー乗りのはしくれ(本当に端っこ)なのですけど、ペダルをこれまでのようにスニーカーで漕げるようなぬるい一般ペダルじゃなくて、ちゃんと専用の靴とそれとくっついた専用ペダルをつけて、ケイデンス(回転数)を思いっきり上げて走りたくなりました。
サドルももうちょっと高くしたいなぁなんてことも考えてしまっているくらいです。


ところで、よく「日本ではロードレーサーは育たない」といわれるそうです。
その理由はよくわかりませんが、少なくとも、フランスは別格としてもその他のヨーロッパよりも日本は自転車に対してとても恵まれた国なのだと思います。

ポルトガルやイタリアを歩いて感じたのは、街中ではどこも石畳だということです。
おそらく、それは馬車の時代からの歴史的な文化財とでもいえるのでしょうけど。

けれども、石畳の道では、マウンテンバイクのような車輪の太い頑丈な自転車でないと乗れません。

さらに、坂道。
日本の道は非常に起伏に富んでいます。
山岳コースを走ることも手軽にできます。

そして、自転車屋の多さ。
どこの街にも、規模の大小はあれ、自転車屋さんがあり、パンク修理も空気入れもわりと手軽にできます。


こんなに自転車に適した国って、なかなかないですよ?


さらに、漫画界では、ここのところ自転車ロードレースの漫画ラッシュといっても過言ではない状態が始まっています。
少し前では週刊少年マガジンで「Over Drive」という自転車漫画が連載していました。

そちらは終わってしまいましたが、先ほど書いたように少年誌では「弱虫ペダル」という凄い漫画がでてきました。(ちなみに、この漫画、最新版の「このマンガがすごい!」という本のランキングでベスト10にもランクインしています!)
また、週間少年サンデーでもなにやら自転車ロードレース漫画が始まったようです。(でも、これはすぐに打ちきられるかも…?)

青年誌では、もっとスゴイことになっています。
週間ビッグコミックスピリッツでは、玉井雪雄という人気作家が「かもめ☆チャンス」という自転車ロードレース漫画を連載しています。

いまチャリンコが熱い!!!

さらに、「イブニング」という青年誌では、これまでSFやファンタジー作家として人気のあった鬼頭 莫宏さんが「のりりん」という、本格自転車ロードレース漫画の連載を昨年12月から始めたところです。

いまチャリンコが熱い!!!

こう見てみると、自転車ブームは密かに、静かに、
しかし確実にじわじわと爆発する機会を虎視眈々と窺っているようにみえます。



もしかしたら、10年後の日本は、自転車が車を駆逐しているのかもしれません。

朝の通勤時は自転車のラッシュ。
朝から道路の幅一杯に、自転車の群れが漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ!

いまチャリンコが熱い!!!

そんな風景が現れるかもしれません。





…あ。





それって、80年代までの中国の風景では?ヽ(゜▽、゜)ノアハ

逆にむしろノスタルジックワールド☆



そんなわけで、今日の一曲はQueenの「Bicycle Race」です♪



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同じカテゴリー(一日の雑感。)の記事
そういえば。
そういえば。(2011-09-04 03:00)


Posted by よーかい at 01:35│Comments(12)一日の雑感。
この記事へのコメント
追記:
そういえば、現在日本の自転車ロードレースの最高峰は「ツール・ド・オキナワ」です!

自転車競技が一層盛り上がれば、ひいては沖縄の新しい可能性も拓けてくるのではないのでしょうか?



や、実際、観光だけの沖縄では、消費されるだけで終わってしまうように思うのですね。

それに代わるものとして、最近はITなども注目されていますが、まだ弱いです。

よーかい個人的には、これからの起爆剤は多様なプロスポーツではないかと考えています。
魅力あるスポーツには、人は飛行機代を払ってでも観に行きます。

現在、沖縄はバスケでは日本一のチームがあります。
高校野球の盛り上がりは日本一ですし、ほとんどのプロ野球チームのキャンプ地でもあります。
サッカーはまだまだこれからですけど、将来的な秘めた可能性は高いものがると思っています。

そして、沖縄の選手の身体能力の高さは、多くのスポーツ競技で賞賛されるところです。

きっと、まだまだいろんな可能性を秘めた「原石」なのだと思います。


もちろん、未開発のスポーツ文化として、自転車ロードレースも含んでいいでしょう。


環境を開発するリゾート開発から、最近では環境共生型のエコ・ツーリズムへと変わろうとしているところですが、さらに環境負荷の低い、スポーツ文化に島全体がもっと力を入れるようになれば。

例えば、「国の最大の輸出品がサッカー選手」なんていう国も現実にあるわけなのです。(ブラジルとかアルゼンチンとか)

沖縄の、新たな可能性はそこに秘められているように思うのは、夢物語でしょうか??


追記2:
どうでもいいことですが、
よーかいも一応自転車乗りのタイプとしては“クライマー”です。

…遅いですけど(; ̄∀ ̄A


でも、坂道を上るのはいつもちょっとわくわくします。
Posted by よーかいよーかい at 2010年02月02日 01:57
ウチの親戚がですね、
ママチャリからロードレース用まで取り揃えている自転車屋でして、
海外から取り寄せた自転車はもちろん、部品やら何やらも扱っております。(宣伝か?)
かつてはロードレース用自転車を扱う店が少なかったとかで、
遠くからも競技者や関係者がたくさん訪れたのだそうです。

しかし、
ウチの親戚って、いろいろと幅広いよなぁ。(笑)
Posted by まー at 2010年02月02日 03:23
こんばんは、よーかいさん。
私もサイクリストの端くれでした。

>こう見てみると、自転車ブームは密かに、静かに、
しかし確実にじわじわと爆発する機会を虎視眈々と窺っているようにみえます。

自分的には日本の自転車ブームは70年代であったであろうと思っています。
ご存知でしょうか、70年代は凄いブームで、当時は自転車に関する雑誌が物凄く豊富でした。
メーカーもシマノ、ブリヂストン、丸石、ツバメ(アラヤ)、ツノダ、ナショナル、他多数のメーカーがスポーツタイプの最先端でシノギを削っており、
部品メーカーでもシマノのデュラエースのギアやチェーン、
極東(カクマル)のペダル、
ダイアコンペのブレーキなど部品メーカーも海外メーカーと競い合ってた時代であります。
大阪はそういった自転車メーカーや部品メーカーが地場産業でたくさんあり、
自分も学生時代にそれらメーカーでバイトしておりました。

自分の愛車はブリヂストンのロードマン・スポルティーフと、
友人から譲り受けたユーラシア・ランドナーでありました。
大阪には桃谷にトモダという有名な自転車ショップが当時からあり、
今も健在ですが自分も当時頻繁に通っていたのです。
バイト代が結構自転車に消えました。

たまたま拾った壊れたスポーツタイプ自転車のフレームを頂戴し、
トモダで部品を購入して自作のロードレーサーを作った事もあります。
当時からフレームはクロモリが普通でスポルティーフが9kg台、
自作ロードレーサーが8kg、
ギアに自分で軽量化の為穴を開けたりが懐かしい。
スプレーガンでなんちゃてラメ入りパール塗装とかもやってました。

スプリントの大会で大阪のアマチュア大会1000mに出て優勝した事もあります。
自分は貧乏だったので、進学を諦めて競輪の世界に行こうか真剣に悩んでた事もありました。
大阪には河内長野に関西サイクルスポーツセンターがあり、
自作自転車や改良自転車でコースを何度も走りました。
自分は陸上部だった事もあり、陸上の冬といえばクロスカンツリー、
いわゆるアップダウンの山道長距離レースがメインで、
自転車でも自分の得意はどちらかといえばクライマーでしたが、
1000m以上の距離走も得意でした。
自転車のパンク修理はロードレーサーならご存知の通り、
1日に1回ぐらい距離を走るとパンクするので、
自転車掲載のポンプや替えタイヤ、修理セットなんかを常備、
地元の京都・奈良、紀伊半島一周、
須磨往復とかツーリングも仲間たちと良く行きました。
今回の記事はすごく懐かしい思い出がよみがえります。

昔は今から想像もつかないぐらい自転車人口が多かったのです。
高校生100人いればそのうち20人ぐらいがスポーツ自転車の愛好者であったぐらいの感じでした。
当時もスポーツ車は最低でも5万円以上、
10万、20万なんてモデルもありましたが、
自分が愛車のプジョーを知ったのは自転車のモデルからであります。
今もママチャリがプジョー製なんですが…、
今から思えばあれだけのブームだったのに何故廃れたのか…。
80年代前半で下火に…、
MTB登場後にそっちへ転向する人も多かったけれど、
MTBも今ではマイナーです。
結局自転車が車道なのか・歩道なのか、
どこを走ればいいのかあやふやだった事と、
自転車が安心して走れる道の少なさ、
自転車ではすぐに職質されるうっとおしさ、
そういった行政・警察の無理解がブームを終わらせた気がしてなりません。
今スポーツタイプ自転車はオーダーメイド中心で非常に高価です。
もう一度ブームになるには今の国民の低所得&不景気では買えない気がして、ブームが起こるのかどうなのか?
なんだか寂しい感じです。
Posted by weed at 2010年02月02日 03:45
追伸です。
自分は以前、大阪から東京へ歩いて旅に出たとか、
しまなみ街道を歩いて横断したとか言いましたが、
しまなみはまだ自転車・歩道の整備が行き届いていたので良かったですが、
大阪と東京間の一般国道、特に自分が歩いた旧中仙道の国道は、
人が歩くようにすら出来てませんでした。
自分が歩く50cmぐらい横のところを車がシュンシュン抜いていく怖さ、
歩くのですら恐い国道がたくさんあるのに、自転車で輪行なんて、
やっぱ無理だと感じました。
自転車や歩行者にやさしくない道が多すぎるのが一番問題に思っています。
では!
Posted by weed at 2010年02月02日 03:50
>まーさん

コメントどうもありがとうです。


>ママチャリからロードレース用まで取り揃えている自転車屋でして、
>海外から取り寄せた自転車はもちろん、部品やら何やらも扱っております。(宣伝か?)

おおっ!
それはすごいですね!

さすがに店名がでていないと、まったく宣伝にはならないとは思いますけど…(笑)。


>ウチの親戚って、いろいろと幅広いよなぁ。(笑)

聞いたのは、お寺関係者と今回の自転車関係者の2件ですけど、他にも手広くさまざまな親戚がいらっしゃるのでしょうか?

イギリス風に言うと、
「ゆりかごから墓場まで」
ってヤツですね。

あるいは、
「表稼業から裏稼業まで」
とか
「合法から非合法まで」
だったり?(笑)
Posted by よーかい at 2010年02月03日 02:15
>weedさん

コメントどうもありがとうございます。


>私もサイクリストの端くれでした。
>自分は貧乏だったので、進学を諦めて競輪の世界に行こうか真剣に悩んでた事もありました。

そうだったのですか!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
聞けば聞くほど奥深い、波瀾万丈な人生ですね。


>スプリントの大会で大阪のアマチュア大会1000mに出て優勝した事もあります。

すごいなぁ。

長距離主体のロードレースでも、花形はやっぱり直線で速いスプリンターです。
最近は登りでさえ、短距離的なスプリント力を活かした「スプリント・ヒル」という登り方がかなり主流になってきたようで、スプリンタータイプ有利の傾向は強まっているような感じもします。

よーかいは基本的に短距離全般ダメなタイプなので、スプリント力があるということは素直に羨ましいです。


>自分的には日本の自転車ブームは70年代であったであろうと思っています。
>ご存知でしょうか、70年代は凄いブームで、当時は自転車に関する雑誌が物凄く豊富でした。

そうだったのですか!
それは知りませんでした…σ(^_^;)アセアセ...

よーかいがモノゴコロついてからはもはやブーム的なものは存在していなかったので…。。


>自分の愛車はブリヂストンのロードマン・スポルティーフと、
>友人から譲り受けたユーラシア・ランドナーでありました。

ブリジストンのロードマンは名車ですね♪
中学時代に自転車屋に飾られていたのを憧れて観ていた記憶があります。

また、中学校の美術の女性教師がたまにロードマンをストレートハンドルに改造したもので出勤してきているときがあって、それが颯爽としてめちゃくちゃ格好良かったものでした。

ランドナーといえば、荷物を積んで長距離を走る名車ですよね。
頑丈だし、旅をするには最適な良い自転車だと思います。

ランドナーではないですけど、よーかいもそれに近いタイプのブリジストンのストレートハンドルのランドナータイプの自転車に乗って、中学3年の時に横浜から元箱根までキャンプ道具を積んで行ったのが最初の遠乗りでした。

大学1年生の冬に交通事故で廃車にしてしまいましたが、それで横浜から京都まで行ったりもしました。
後に乗り換えたクロスバイクは20㎞~30㎞くらいの距離なら便利でしたが、やっぱり1日100㎞から200㎞以上を走る遠乗りにはランドナータイプが一番だったなぁ…と思い出しますです。


>当時からフレームはクロモリが普通でスポルティーフが9kg台、
>自作ロードレーサーが8kg

当時、ロードマン・スポルティーフはクロモリでもかなり軽かった記憶があります。

しっかし、自作で8㎏ってすごいですね!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
あの重いクロモリで。。

今のアルミ車と変わらないではありませんか!

そういえば、この記事で書いた「弱虫ペダル」の主人公が乗っているロードレーサーはクロモリなんです!
3巻途中まではママチャリで、そこからもう古くて使わなくなったクロモリのロードレーサーに乗り換えています。
8巻でやっと専用のペダルとシューズを着用し、今は初めての公式レースに出場していますが、それが高校インターハイという(笑)。

多分、この漫画だと主人公の成長につれて、いつかはクロモリのロードレーサーにも別れを告げて、アルミかカーボン製のものにグレードアップしていくのでしょうけど。。


>自分が愛車のプジョーを知ったのは自転車のモデルからであります。

プジョーは今でもいい自転車メーカーですよね。
そういえば、たしかBMWも自転車を作っていたはずです。


>もう一度ブームになるには今の国民の低所得&不景気では買えない気がして、ブームが起こるのかどうなのか?

まあ、フツーに考えたら難しいでしょうねσ(^_^;)アセ

でも、自転車道に関しては法律上の整備も進んできましたし、道路も昔よりかなり走りやすくなったところも多いです。
また、地方ではかなりの長距離の一般道を「サイクリングコース」として、一種の観光のウリにしようとしている動きも多く見られるようになってきています。

また、ロードレーサーにしても安価なものもかなり出回り始めました。

だから、漫画とかをきっかけに、その楽しさに気付く人が増えていけば、もしかしたら、ひょっとしてひょっとするかも?と書いたのが今回の記事です。


>大阪と東京間の一般国道、特に自分が歩いた旧中仙道の国道は、
>人が歩くようにすら出来てませんでした。

そうですねぇ。
以前よーかいが京都までに使った国道1号線も、静岡のあたりではほぼ車専用としか思えないトンネルが多くて怖かった記憶がありますです。

でも、本屋とかに行くと、四国一周とか九州横断とか、あるいは全国自転車の旅とか、ロードレーサーに最適なサイクリングコースなどの本など売っていますし、ネットで情報を調べることもできる時代になってきています。

そういうった情報をうまく活用していけば、自転車の可能性はもっと広がるんじゃないかなぁ…とけっこう楽観的に考えています(^O^)/
Posted by よーかい at 2010年02月03日 02:46
>weedさん

追伸:

そういえば、体調の方はいかがですか?
お風邪の方はよくなりましたか?

まだまだ寒い季節が続きます。
それに、急なお仕事がたくさん入った事による忙しさやストレス等もきっとあることだと思います。


どうかお身体、ご自愛くださいませ。
Posted by よーかい at 2010年02月03日 02:48
よーかいさん、お早うございます。

>そういえば、体調の方はいかがですか?
お風邪の方はよくなりましたか?
まだまだ寒い季節が続きます。
それに、急なお仕事がたくさん入った事による忙しさやストレス等もきっとあることだと思います。
どうかお身体、ご自愛くださいませ。

ありがとうございます。
完全にこじらしたみたいで、セキだけ止まりません。
咳以外は治りましたがぜーぜーだけしばらく付き合う事になりそうです。
1ヶ月だけ生き延びれたけど、今後どうなるか先送り状態で、
急に溜まった仕事はなんとか片付け終わりましたが、
再び仕事ゼロの日が始まりだしました(笑)。
もうダメポ(笑)!
そんな私より一足先に布団がふっとんだ(冗談いってる場合でないですがw)
関係業者さんの夜逃げの手伝いに今日借り出されwww、
静かな夜逃げのはずが咳払いしながらのうるさい荷物運びで、
「次、自分の時も手伝ってね」、そんな助け合い運動の底辺生活は相変わらずであります。

>でも、本屋とかに行くと、四国一周とか九州横断とか、あるいは全国自転車の旅とか、ロードレーサーに最適なサイクリングコースなどの本など売っていますし、ネットで情報を調べることもできる時代になってきています。

歩いて旅の時に琵琶湖も自転車・歩行者周回道路がかなり整備されており(自分は3分の1周だけ琵琶湖沿いを歩きました)、
一周するのが楽しそうでした。ただ自転車道の整備が今頃かい?と遅すぎる日本の道路設計の理念にちょっと呆れてます。

>しっかし、自作で8㎏ってすごいですね!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
あの重いクロモリで。。
今のアルミ車と変わらないではありませんか!

70年代はなかなか馬鹿に出来ないのです。
ブームだっただけに今より遙かにパーツ類が豊富でした。
当然フレーム以外は総アルミです。
当時は最先端素材も豊富に出ており、
アルミのフレームも割高でしたけどありましたし、
部品素材もカーボン、FRP、、チタンなど今と変わらぬほどです。
ちなみにロードマンですが、
このたかが市販の1モデルだけでも確か交換パーツ、
オプションパーツが150種類ほどあったはずです。
それを組み合わせて自分だけのモデルをみたいなのがウリだった気が…。
今回の記事に触発されて調べたんですが、
昔あった幅が超薄の(2cmぐらいだったか?)、厚みも激薄の軽量タイヤリムとか、
50km程度でパンクする使い捨てに近い極薄チューブレスのタイヤとか、
むしろ今の方が無かったりするようで、
アバンギャルドな性格な部品は今は無いみたいですね。
ちなみに自作のロードレーサーはムダなものは何も付けない、極限まで軽くするをテーマに作ったので結構余裕でした。
ギアが前52、後13の1枚ものギアホイールで無変速の激重仕様にしてました。
当時の市販スポーツ自転車はほぼ10kg台でしたので、
とっぱらったり部品交換したりでロードマンでも9kg台まではいけました。
ネットで多くの記事を読んで、
なるほどと思ったのが70年代と今とはフレームはじめ部品の設計思想がその時代の部品に合わせて変わってきてるとか。
たとえばクロモリのフレームダイヤは高張力合金ゆえに、
剛性は基本的に高いので、可能な限りパイプを薄く作る事で軽量化し、
それゆえの軽量とか、
薄い断面ゆえしなりが大きく、そのしなりを受け止める為にフレームダイヤ(フレームの中心の三角形2つの組み合わせ)を大きく設計したと読みました。
逆に今のアルミフレームはアルミの大量生産でレアなクロモリより安く、
加工もしやすいゆえ大きく普及したのだとか。
ずっと軽量ですが、剛性が足りないのでフレームダイヤを小さくして剛性確保を強化した設計に変わってるんだそうです。
それがまたコンパクトになって軽量にもなると。
そういえば現在の自転車は確かにフレームダイヤが小さくなったなぁと感じます。フレームダイヤが大きい方が直線安定性とショックを受け止め乗り心地は良いようです。
ただし曲がるとかの操縦性において小型フレームのアルミが上回るとか。
おっと、どんどんオタクになりそうですわ(笑)。
それぐらい思い出深いエントリーで、
懐かしさでつい色々書いてしまいました。
お許しを・・・はは。
では!
Posted by weed at 2010年02月03日 06:02
>weedさん

こんばんは♪
コメントどうもありがとうございます。

まだ咳がとまらないとのこと、お大事にしてくださいね。


>自転車道の整備が今頃かい?と遅すぎる日本の道路設計の理念にちょっと呆れてます。

そうですよね。
たしかに、自転車ブームがあったという70年代にいまのような理念で整備されていればずいぶん違ったんだろうなぁ…と思います。

川の工事なんかにしても、今はかなり環境配慮型になっていますが、一昔前までは川の蛇行を無理矢理重機で直線にし、「三面工事」といって、川の両面の護岸+川底までコンクリートで固めてしまうのが主流でした。

もはや、ただ水が流れる排水路状態。。
そして、川が排水路になって、海の魚も激減しました。

もし70年代に、道路も川も、工事全般にもう少し理念があったなら、日本はもっと良いところを残した国になっていたのではないかと残念でなりませんです。。


>ちなみにロードマンですが、
>このたかが市販の1モデルだけでも確か交換パーツ、
>オプションパーツが150種類ほどあったはずです。

すごいですね!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
なんだか、パソコンの附属パーツのような、理系的マニアックさを感じます。


>50km程度でパンクする使い捨てに近い極薄チューブレスのタイヤとか、
>むしろ今の方が無かったりするようで

や、たぶんそれは作っていて採算が取れなくて淘汰されたのでしょう。
だって、ロードなら1回で数十㎞以上乗るときもフツーにありますもの。。(; ̄∀ ̄A

ちなみに、よーかいの乗っているタイヤでは、いまのところまだ900㎞程度しか乗っていませんが、一度前輪が石を踏んでしまいパンクしてしまった他はパンクも故障もないです。
ロードレーサーのタイヤって、もっと繊細な物かと思っていましたが、そのパンクすら自転車屋で訊いたら「空気圧が足りなかったため」だそうで、いまのロードレーサータイヤは、ちゃんとした空気圧を入れていたら、ちょっとやそっとではパンクしないようになっているそうです。


>ギアが前52、後13の1枚ものギアホイールで無変速の激重仕様にしてました。

1枚もののギアホイール!
まさに競輪仕様ですね!!!


>なるほどと思ったのが70年代と今とはフレームはじめ部品の設計思想がその時代の部品に合わせて変わってきてるとか。

そうみたいですね~。

クロモリは重いけど強い素材なのでとても細く作られていて、見た目はなかなかイケています。
アルミは主流ですけど、弱い素材だけに太いですよね。。

カーボンだと空力なども考えて自由自在に作れるようで、断面をみると
「なんじゃこりゃーーー!∑( ̄□ ̄;)ハウッ」
って思うような、他の素材ではありえないような形の断面のものもあったりします。

カーボン車は高いですけど、釣り竿も一昔前ではカーボンロッドは高級品だったのが今ではわりと安価になってきているので、将来的にはもっと安くカーボン自転車が買えるようにならないかと期待しています。


>そういえば現在の自転車は確かにフレームダイヤが小さくなったなぁと感じます。

考えてみれば、昔の自転車のフレームダイヤってとても大きくて、だからこそ大人用の自転車を子どもが「三角漕ぎ」なんてしていたんですよね。
今の子どもたちは、「三角漕ぎ」の意味すら知るまいに…。。(なんだか複雑)


>懐かしさでつい色々書いてしまいました。

どうもありがとうございます♪

語りから「熱さ」を感じました。
自転車好きな人ってよーかいの友人には誰もいないので、興味深くうーさんのお話を伺いましたよ(^O^)/
Posted by よーかいよーかい at 2010年02月04日 01:47
自分は、オーバードライブが好きでした。

最近は、全く自転車に乗っていません。
引越しを繰り返すうちに、二つ折りの愛車は、
遥か遠い世界へ行ってしまいました。

セーラー服でもブレザーでもいいのですが、
高校生な彼女を後ろに乗せて走る事をしなかったのが、
ほんのちょっとした悔やみであったりします。

とりあえず、オーバードライブが面白かったっす。
それだけっす。
Posted by がー at 2010年02月04日 12:16
>がーさん

コメントどうもありがとうです♪


>自分は、オーバードライブが好きでした。

よーかいも、「Over Drive」大好きでした。
ここ何年かは、マガジンでは「Over Drive」と「あひるの空」が特に楽しみでした。

なのに、「Over Drive」、あまりにもあっけなく早く終わりすぎでした…(TwT。)


>引越しを繰り返すうちに、二つ折りの愛車は、
>遥か遠い世界へ行ってしまいました。

ロードレーサー、いいですよ♪
初めは乗りにくいのですけど、慣れてくると別世界を見ることができます。

なにせ、よーかい程度の初心者でも、下り坂だと時速60㎞を超えるスピードがでることもありますし、平地だと時速30㎞以上は楽にでます。
下手すると原チャリより速いのです。

がーさんもぜひ♪


>セーラー服でもブレザーでもいいのですが、
>高校生な彼女を後ろに乗せて走る事をしなかったのが、
>ほんのちょっとした悔やみであったりします。

あああっ!
それには激しく同感です!!!!!(TwT。)(血の涙)

たまに高校生がママチャリで二人乗りをしているのを見ると羨ましくてなりません(爆)。


まあ、だけど高校生くらいの頃、自分はかなりオクテだったので、自転車を押しながら高校からの帰り道、好きなコと2人で帰ることができるとそれだけでもういっぱいいっぱいでした。

あれで2人乗りでもしてしがみつかれようものなら、どうにかなっちゃっていたかもしれません(笑)。


>とりあえず、オーバードライブが面白かったっす。
>それだけっす。

あの作品はぜひ、続編を期待したいのです。

マガジンがダメなら、ヤンマガででも……(願)。
Posted by よーかいよーかい at 2010年02月05日 02:16
記事がかかれてから時間がたっていますが…

>ヨーロッパよりも日本は自転車に対してとても恵まれた国
気のせいです。日本ほど自転車に適していない国はありません。

'70年代の自転車ブームに伴い自転車x自動車の事故が多発しました。
当時日本はイケイケドンドンの時代で経済の牽引役は自動車産業でした。
交通事故の多発に対処すべく「自転車は歩道を走ることが出来る」と言う世界的に見てもありえない選択がされました。
そのときに自転車は車道から追い出されたのです。

以後の自転車事情は押して知るべし。
歩道走行に特化した速度の出ない近距離用コミューターであるママチャリが定着し、自転車=ママチャリが常識になりました。
自転車は短距離をゆっくり走るもの。車道なんてとんでもない、自転車は歩道を走るのがあたりまえになってしまいました。
自転車=ママチャリの台数は多くてもスポーツとして自転車に乗る競技人口は極僅かです。

車道を追い出されてから半世紀がたち、今では車道を走るとクラクションを鳴らされ幅よせをされ進路をふさがれ「歩道を走れ!」とどなられるのが当たり前になってしまっています。こんな環境でロードレーサーが育つわけがありません。
一般国道で迂回路が無い(100Km以上迂回する必要がある)のに自転車通行禁止の箇所が平然と存在する国の何処が恵まれているのでしょうか。
Posted by チャーハン at 2011年10月17日 10:46
 
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