てぃーだブログ › 沖縄で小学校の先生になる!β › 今日の一曲。

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2010年10月01日

スタッフ・ベンダ・ビリリ!

これはすごいっっっ!!!!!ヽ(≧▽≦)ノ


よーかいの好きなソウルフラワーユニオンが、最近コンゴ民主共和国の“スタッフ・ベンダ・ビリリ”(Staff Benda Bilili |)というバンドと一緒になにやら楽しそうな旅をしているらしいのです。

そんな情報を耳にし(正確にはツイッターで目にし)、なんだそれは??と覗いてみたamazonサイトとYoutube。

これはいい!
めちゃくちゃ楽しいバンドです♪♪





アフリカのルーツミュージックをベースにしたミクスチャーな音楽。
コンゴのポピュラー音楽コンゴレーズ・ルンバ(コンゴ風ルンバ)をベースにして、ソウル、ドゥーワップ、レゲエ、ファンク、ラテンを独自に混ぜ合わせたものなんだとか。
なんとなく、ほんのちょっと、ブエナビスタソシアルクラブ風、そのアフリカ版といった風情です。


楽器も、ありあわせのものなんかも多用して(例えば、空き缶で作った1弦ギターとか)、素朴ながらも素晴らしいプロの音を響かせています。

アフリカンポップス好きも、世界の民族音楽好きも、あるいは既存のJ-popやインダストリアル・ロックに飽きた人にも。
や、すべての音楽好きにオススメできる音楽です!



“スタッフ・ベンダ・ビリリ”のメンバーは8人。
メンバーのほとんどが動物園に段ボールを敷いて寝泊まりをしている極貧のホームレスなのだとか。
なんちゅーホームレスじゃ(笑)。

そして、幼い頃にポリオ(小児麻痺)にかかり、4人が車椅子、1人が松葉杖の生活を余儀なくさせられているそうです。
わはは。
すげーーー!


障がい者を「かわいそう」とか「自分とは違う世界の住人」としか見たことない人たちには、この明るさとエネルギーは決してわかんないだろうなぁと思います。
とにかく彼らは楽しそうです。

日本の、死んだように生きている(いわゆる)「健常者」よりもずっと生きること・楽しむことの達人に見えます。
「極貧?それがどした。障がい?それがなにか?」
そんなケ・セラ・セラがここにはあります。


実際、障がいは不便ですけど、それだけのことです。
ホントに。

それを「不幸」にしちゃうのは、障がいとはまったく別の要素なのです。





実際、よーかいは日々障がいのある人たちを相手にお仕事をしているわけなのですが、一枚も二枚も上手な方々ばかりです。
ときには、「あのくそやろう…」と本気ではらわたが煮えくりかえることもありますですよ。
うん、体のどこかが不便だからって、ホントにそれはそれだけのこと。
個々の人格が崇高か下劣かはそんな些事とはまったくの別問題なのですね。


そして、どういうわけか多くの人たちは、病気があったり障がいがある人は楽しんじゃいけないみたいな禁欲を勝手に求める傾向がまだ日本にはあるようですが、これはまったくもっておかしなことです。
精神は肉体に規定されません。
死ぬ1秒前だって、いくらでも楽しんでいいのです。


足が動かなければ、手を動かせばいいのです。
目が見えなければ音楽を、手が動かなければ足でパソコンを操作すればいいのです。
目の見えない偉大なシンガー、ミュージシャン、耳の聞こえない大作曲家、両足不随のアスリート、全身麻痺の画家だって現に存在するのです。


要は、状況がどうあれ、いかに楽しむ術(すべ)と想像力を持っているかどうかなのです。




まあ、コムズカシイご託はいいから、とにかくスタッフ・ベンダ・ビリリの曲を聴いて楽しみましょう♪(゚▽^*)ノ⌒☆  

Posted by よーかい at 02:44Comments(2)

2010年08月21日

植木等「スーダラ節」。

暑さにヤラれると、みんな面白いことになってきますね☆


や、もちろん、熱中症で倒れたりされたりする方もいらっしゃいますし、そういう方々にはそれどころではないでしょうし、不謹慎かもしれません。
そのあたり、ごめんなさいですm(_ _)m


でも、単に暑さにヤラれただけの場合、人々の思考力がゆる~くなって、すごくいい感じだなぁ…と思うのです。
きっと、みんな暑さにヤラれちゃえば、世界は平和なのに
(歴史を紐解いても、侵略戦争は基本的に非南国世界の発想なのです。)


そんなゆるさに拍車をかけてくれるのが、今日おかけする植木等さんの「スーダラ節」。
とはいっても、ただのスーダラ節ではありません!
驚異の合成技術によって、あの名PVが、あの名画がスーダラ節に染まっていく様は神秘的でもあります(笑)。

実際、よーかいは植木等さんの素晴らしさを再認識しましたです☆


まずは、マイケル・ジャクソンとのコラボから。




『マイケル・ジャクソン スーダラ節』。


次は、ジョン・トラボルタとの共演!



『サタデー・ナイト・スーダラ節』。


そして、よーかいが個人的に最もオススメなのが、以下の動画。
名画『雨に唄えば』のあの場面とのコラボです☆

……って、これは「リクエストによる埋め込み無効」でした。。。(TwT。)

よろしければ、以下のアドレスをクリックしてご覧くださいませ。
http://www.youtube.com/watch?v=EeyoMsZXEBk&feature=related

『雨にスーダラ節』。



そういえば、夏の夜と言えば怪談です。

呪怨』というホラー映画をご存知でしょうか?
よーかいはこの映画についてはよく知りません(ヲイ)。


そんな怖いはずの映画も、後ろの音楽が『天才バカボン』になるだけで、こんなにファニーです☆

でも、これも「リクエストによる埋め込み無効」なので、以下にアドレスだけ貼っておきますね。
http://www.youtube.com/watch?v=EbZQoCRBuV4&feature=related

『呪怨バカボン』。



これでいいのだ☆


ちなみに、当のよーかいは、明後日月曜日に神奈川県の二次試験(実技)です。
一番ヤラれているのはこの記事を書いている本人に違いありません!ヽ(゜▽、゜)ノアハ
  

Posted by よーかい at 02:15Comments(3)

2010年08月15日

Stevie Wonder『Master Blaster (Jammin')』。

スティービー・ワンダーのアルバム『Hotter than July』。


アルバムのいかにも暑そうなスティービー・ワンダーを見ると、
『7月より暑いじゃんかよ!くそっ!!』
とでも言っていそうです。

まさに、今の季節。
そりゃ、7月より8月の方が暑いです(そのまんま)。




もっとも、このアルバムタイトル、収録曲の『Master Blaster (Jammin')』の歌詞の一節から取られたようです。

7月の暑さにも負けないくらい燃えてるぜ!
世の中には頭の痛い問題がたえないけど、(中略)
悩みなんてそよ風が指のすき間をすり抜けるように放っておけばいいのさ!


大ざっぱに言うと、そんな内容の歌詞です。
レゲエをベースにした曲調になっています。




まあ、そんな感じにこちらも夏を楽しみながらマイペースに行こうと思っています。
自分自身が生きていて、そしてそこに“意志”がある限り、まだまだ終わらないのですから。


ここ2、3日いろいろ考えてみて、わかったことが一つあります。

「自分は、要するにアシストする人が好きなんだな」

ということです。



これは、なにごとにおいてもそうみたいです。

サッカーでも、ストライカーよりもアシストの上手い選手が好きです。
中村俊輔選手、中村憲剛選手、アーセナルのアルシャビン選手、ACミランのピルロ選手…などなど。
若手ではマリノスの兵藤選手なんかも。

それぞれタイプは違っても、自分よりも周りを生かすタイプの選手です。

自転車競技でも、エースよりも、強いアシストの選手に惹かれます。
今とても面白い自転車漫画『弱虫ペダル』も主人公はアシストですし、自転車競技小説の金字塔といっても過言でない近藤史恵著『サクリファイス』もアシストが主人公のストーリーでとても楽しめました。

少年漫画を読んでいても、たいてい惹かれるのはヒーロー的な主人公よりもそれを支える主人公の友人だったりします。
ラスボスとの闘いの前に死んじゃうような(笑)。



うん、なんというか、よーかいは基本的にアシストタイプなんですね。
別名「巻き込まれタイプ」とも「おひとよし」とも(一種の皮肉や侮蔑を込めて)言うひともいますが……(; ̄∀ ̄A


そういえば、今の仕事も障がいのある人が社会復帰するのをアシストする仕事です。
さらに、教員なんて、一生涯アシストですよね。

子ども達の成長の手助けをし、いいところを伸ばし、困難な部分をそっと支えながら道をつくるような仕事です。




いろいろ個人的な諸事情はあれど、「アシスト」のプロになることを目指すことを考えると、焦る必要はないのかもしれないな、と思いました。


サッカーを見ても、アシストには決まった形はありません。
そして、往々にして、無駄で無様に見えるほど走って走って走り回って、その先にやっと出すことができるパスがあるのですね。


今年、運良く受かればそれはそれでよし。
ダメでも、もっと経験を積んで、様々な場面に対応できる強いアシストになれ!ということなんだと思います。


だから、意志と心だけはどんなときも熱さをたやさずに。



7月よりも熱く!なのです!!!ヾ(。`Д´。)ノ  

Posted by よーかい at 00:05Comments(6)

2010年07月24日

相対性理論『学級崩壊』。

頭の中で学級崩壊進行中です!!!ヾ(。`Д´。;;;;)ノ


いよいよ教員採用一次試験もクライマックスなのです。
そのトリをしめるのは大阪の筆答試験です。
時間に対して問題数がとても多いので、一瞬の判断力が勝負です。

そんなわけで、この週末は大阪にいます。


正直、いろいろやばいです。
不安要素しかありませぬ…( ̄ω ̄;)



こういうときには、歌うのが一番なのです。

♪学級 学級 学級崩壊進行中
 学級崩壊進行クロニクル♪
  (…いいのでしょうか??)






おまけでもういっちょ。

同じく相対性理論で、『地獄先生』。(爆)


  

Posted by よーかい at 02:42Comments(2)

2010年07月03日

『Listen Up!』 Official 2010 Fifa World Cup Album 。

いよいよ今夜、ワールドカップベスト4が出そろいますね!!


もうすぐ始まるドイツvsアルゼンチンもパラグアイvsスペインも期待の好カードで、今夜も眠らせてもらえそうにないのです。


そんな中、音楽の方もワールドカップを当て込んだ商品がでています。
例えば、コカコーラ&ワールドカップとタイアップした、ケイナーンの『ウェイヴィン・フラッグ』とか。

そして、最も商業的にみえる「企画モノ」が、今日ご紹介する『Listen Up!: Official 2010 Fifa World Cup Album』です。




正直、よーかいはこのアルバムにまったく期待していませんでした。
しかし、たまたま今日、タワレコの試聴盤を戯れに聴いてみたら……



……




……悪くない。。
いや、いい!∑( ̄□ ̄;)ハウッ

(このセリフ、零崎曲識風のつもりか?<自分)



そう、予想外に良かったのです。

内容は、12曲のアフリカ風ポップスです。
サウンドとか、コーラスとか、パーカッションとか、いろいろアフリカ風にしてはいますが、要は「アフリカっぽく作られた」ポップスたちです。


80年代末から90年代初頭にアメリカで起こった、アフリカポップスブームを知っているひとなら、ちょっと懐かしい感じがするかもしれません。


だけど、「企画モノ」だからといって、それぞれの曲のクオリティは決して低くはありませんでした。
それどころか、これからの夏に、車に一枚積んでおくととても気分のいいドライブができそうなアルバムです♪(*´▽`*)


例えば、クインシー・ジョーンズの名盤『Back on the Block』(今聴いてもすごくいいです!)が好きなひとにはフィーリングが合うと思います。


上述したケイナーンの曲が入っていないのは少し残念ですが、日本からはMISIAが参加している曲もあったりします。
また、南アフリカのテーマ曲のような『Shosholoza(ショショローザ)』も入っています。

よーかいは観ていないのですが、南アフリカ代表のラグビーチームをテーマにした映画『インビクタス/負けざる者たち』のテーマソングだそうです。
もともと南アフリカではずっと歌い継がれている歌だそうで、今はブブゼラの大音響のみがこだまする会場も、ワールドカップに先だって行われた、サッカーのアフリカ一番のチームを決めるアフリカネーションズカップでは、南アフリカ代表の応援に大合唱が起きたそうです。


「仕事から逃げるなよ。仕事から逃げるなよ
目の前にはこれらの山々がある
列車は南アフリカからやってくる
ハードワークを続けろ(ショショローザ)。ハードワークを続けるんだ」



南アフリカの労働歌で、歌詞の“列車は南アフリカからやって来る”という部分は、“列車はモザンビークからやって来る”など、近隣諸国の名前が入ることも多いそうです。
昔は多くの出稼ぎ労働者が鉱山で働くため、列車に揺られて南アフリカへとやって来たことが由来なのだそうです。
(上記解説は、中田徹氏のスポーツナビに掲載されたコラムより。)


そういうわけで、今日はこのアルバムから、『Shosholoza 2010』をおかけしたいと思います。





アフリカよ、もっと熱くなれっっ!!!ヾ(。`Д´。)ノ




追記:
そういえば、ザク美のテーマソングも収録されていました。
Game On 』という曲です。
なんかテクノっぽいけど、ザク美のイメージとは違うなぁ…( ̄ω ̄;)  

Posted by よーかい at 23:15Comments(0)

2010年05月31日

C C R「Have You Ever Seen The Rain?(雨を見たかい)」。

CCR(=Creedence Clearwater Revival)の名曲『雨を見たかい』。
CMなどでもよく使われているので、おそらく聴いたことのない人はほとんどいないと思います。

にしても、このバンド名なんなんでしょうね?
再結成したわけでもないのに「リバイバル」ですし、全部を直訳すると
「意志を持ってきれいな水をよみがえらせる」
となり、あんたらは水道局の人ですか?とツッコミたくなります…o( ̄ー ̄;)ゞううむ


よーかい的にも好きな曲です。
これまでは、意味も知らずにメロディとヴォーカルの良さに惹かれていただけでしたが、この曲が収録されたアルバム『ペンデュラム』を手にとってみたときとカラオケで歌ってみたとき、あれ?と思うことが2つありました。

一つは、この曲、1970年のアルバム収録曲なのですね。
シンプルなカントリーブルース調のソウルちっくなR&B(なんだか矛盾??)の曲調なので、例えばサム・クックと同じくらいの時期、1950年代後半とか1960年代前半かと思っていました。

あ、そういえば、初めて聴いたときにはアフリカ系の人が歌う曲だとも勘違いしていたっけ。


もう一つ、タイトルの『雨を見たかい』につながるサビの部分の歌詞です。
てっきり、
“I wanna know
  Have ever seen the rain”

だと思っていたのです。

実際、インターネット上に出回っている訳詞には
「知りたいよ 君がその雨を見た事あるかって」
と訳されているものがほとんどです。


でも、カラオケで歌ったときに出てきた歌詞は
“I won't know
 Have ever seen the rain”

でした。

アルバム『ペンデュラム』の歌詞を見ても、同様です。(よーかいの見たアルバムの歌詞には、残念ながら日本語訳はついてはいませんでした。)

こうなると、歌詞の意味は真逆になります。
君がそんな雨を見たことがあるかどうかなんて知りたくないね
になるのです…!∑( ̄□ ̄;)ハウッ


この「won't to」は「want to」の書き間違いではないかという説もあるそうですが、CDが版を重ねても歌詞の修正がなされていないことや、英語の口語では一般的に「want to」なんていう言い方はせずに「wanna」と縮めて発音することからも、書き間違い説は違うと確信しています。
ある意味、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」で「ヒドリノトキハナミダヲナガシ」が本当の原文だったのに、長い間「ヒドリ」が「ヒデリ」に書き換えられてしまっていたようなものでしょうか?
うおっ、奇しくも雨つながり!(←意図的じゃないのかよっっ!)


そんなわけで、「won't to」の場合、「Have ever seen the rain」の“the”が問題になるわけです。
いったい、その「雨」はどんな雨なのか?

それについて歌詞では、
“It'll rain a sunny day”
と歌われています。
つまり、それだけ見れば天気雨のことを歌っているわけなのです。


しかし、たかが天気雨を「これまで一度でも見たことがあるか?」なんて訊くでしょうか???
なにせ、「Have ever +過去形」ですよ?
文法上、経験を表す表現なのです。
さっき見たとか昨日見たとかいつ見たとかいうのではなく、「これまで一度でも~したか」という意味なのです。
これまで、あなたは一度でもそんな天気雨を見たことがありますか?


まあ、それまでの歌詞に、「晴れた日にキラキラ降り注ぐ」とか「輪を描くように 速くなったり遅くなったりしながら降り続いたりする」とかの表現があるわけなのですが、なんつーか、わざわざここまで情熱を込めてお天気の歌を歌うなんてどんな脳天気なバンドなんでしょうか?




ところが、この「雨」、別の意味が隠されているという説があります。

当時はベトナム戦争まっさかり。
アメリカのミュージシャンの多くも戦争反対を打ち出していた時代でした。
ボブ・マーレーもマーヴィン・ゲイも、一見ノンポリっぽいサイモン&ガーファンクルですら。

そして、この曲に隠された雨の意味。
それは、ベトナムに降り注ぐナパーム弾だというのです。


そう考えると、
“I won't know
  Have ever seen the rain”

の「知りたくもない」という歌詞がピタリ当てはまるようにも思います。





ところで、沖縄には今話題の普天間(あるいは辺野古)の例を持ち出すまでもなく、多くの米軍関係施設が過重に集中しています。
例えば嘉手納基地。
ここからは、今月(2010年5月)だけに限定しても、4回も米軍のジェット機によるクラスター爆弾の実弾訓練が行われています。


クラスター爆弾は通常の空対地爆弾とほぼ同サイズのケースの中に、小型爆弾や地雷で構成される数個から数百個の子弾を内蔵するものです。

上記のベトナム戦争のときにもクラスター爆弾は使用されました。
そして、戦争後も相当数が不発弾として、多くの死傷者を出したのです。


雨を見たかい?
この季節、日本は南は九州から北は北海道まで「全国的に」晴れ渡る日が多く続きますが、沖縄だけは梅雨まっさかりです。
「全国的に良く晴れるでしょう」
この中に沖縄は含まれません。


しかし、例えば平和が素晴らしいものだとするのならば。
あるいは、ベトナム戦争のような戦争をくりかえしてはいけないというのであれば。


「基地の負担場所」という表面的なこと以上に、いかにして軍事力を使わせない国際関係を構築していくか、市民にできる安全保障(例えば「人間の安全保障論」など、非軍事の安全保障)などを真剣に考え、軍縮への道筋を考えていくことが筋ではないかと思うのです。


もちろん、沖縄への基地押しつけの恒久化は論外です。
同時に、そもそも米軍基地という核を持った、自衛という範囲をはるかに超えた軍事力がこの国に、アジアに、世界に必要なのかどうかが問い返されるべきだと思うのです。



その「雨」がふりそそぐところなんて、見たくもないのです!ヾ(。`Д´。)ノ  

Posted by よーかい at 23:39Comments(2)

2010年05月25日

Billy Joel『Italian Restaurant』。

ビリージョエルの『イタリアンレストラン』の前に、我が家のイタリアンレストランの自慢でも(笑)。


今日はちゃんとしたイタリア料理を食べたい気分だったので、ちょっと本格的に作ってみました。
できるだけ、季節のもので。

そういえば、昨日買いだしたときに、シロギスを3匹ほど買ってあったんだっけ。

冷蔵庫にある材料で作れるイタリアンは……そう考えて作ったのは、
シロギスのスパゲッティ骨せんべい添え、
そして、
夏野菜のカポナータ
の2品です。

もともとのレシピから少しアレンジしたのは、シロギスは3枚におろした後、その中骨に小麦粉と塩コショーをつけて油でカリカリに揚げ焼きにして骨せんべいにして、スパゲッティに添えました。
カポナータは、パプリカ(カラーピーマン)がなかったのですが、沖縄の黄色い島ニンジンがあったので、二色のニンジンで彩りを出しました。



※うーん、写真だとちゃんと美味しそうに写せていないなぁ…。。σ(^_^;)アセアセ...


完全に自己満足ですけど(笑)、
塩加減も火加減も完璧♪
調理時間は両方合わせて45分ほどです。

ひさびさに快心の一食でした☆
少しだけ白ワインが残っていたのでしたが最高に合いました。

食べるとき、サッカーの試合を観ていたのでしたが、食事に満足してしまって、食べ終えた後はサッカーの試合などどーでも良くなってしまって居眠りしてしまい、気が付いたら番組はもう報道ステーションに切り替わっていました…o( ̄ー ̄;)ゞううむ


しっかし、こういう風に快心の一食が作れたときは、自分だけで食べるのはもったいないです。
こういうとき、一緒に食べてくれるパートナーが欲しいよなぁ……。。



まあ、それは脇に置いておいて、
今日の一曲はそんなわけでビリー・ジョエルの『イタリアンレストラン』です。
1977年に発表したアルバム『ストレンジャー』に収録されています。(名盤!)

70年代の彼の曲は本当に色あせないなぁ…と思います。
そういえば、オリジナルアルバムはもうずいぶん出ていませんが、歌手活動自体は復帰しているようですし、そろそろ出ないものでしょうか?

よーかいは1995年に、横浜アリーナでのビリー・ジョエルのライブに行ったことがあります。
ちょっと高音域が出にくくなってはいたものの、素晴らしいライブでした。

ですが、その頃から後、しばらくはビリー・ジョエルは半引退状態でした。
彼はアル中やうつ病だったり、苦難の連続だったようです。
最近、ビリージョエルの近況を聞かないなぁ…と思っていた方も多いと思いますが、そういった事情があったのですね。
でも、2007年にようやく復活のシングルを1枚出しました。
そろそろ、アルバムを発表して、完全復活して欲しいものです。
きっとその復活は、彼と同じような症状で苦しんだ人にとっても希望になるはずですから。





本当は今日は、そろそろちゃんとした記事を書こうと思っていたのでしたが、気が付いたらこれ以上遅くなると、明日のお仕事にも差し障ってしまうので、今日は「リハビリ」ってことにしておきます…σ(^_^;)アセアセ...   

Posted by よーかい at 02:44Comments(0)

2010年05月01日

BUMP OF CHICKEN「メーデー」。

今日は5月1日。
メーデーです。




……






……





……や、そっちのメーデーではなくて。
救難信号の方の“メーデー”です。

でも、表記はどちらもMaydayで同じなんですよね。。σ(^_^;)


そんなわけで、今日の一曲はBUMP OF CHICKENの「メーデー」です。(なんだか最近、バンプづいているなぁ。)




今日は、父の胃ガンの治療方針を病院に聞きに行きます。
詳細はまだこれからの検査がないとわからない部分もありますが、とりあえずの病状についても説明があるはずです。


怖くないといえばうそになりますね。


誰かこの救難信号、受け取ってください…(>_<)




おまけ:

ああう。
なんだか暗いのやしめっぽいのはキライなので、もう一曲BUMP OF CHICKENで「アルエ」です。



この曲、ヴォーカルの藤原基央さんが10代のときに作った曲なのですから驚きです!

とてもいい歌詞ですが、実はこの「アルエ」とは「R.A」つまり、エヴァンゲリオンの「Rei Ayanami=綾波レイ」のことなのです。(ホントのホント)


そうして聴いてみると、また違った味わいがありますよ♪ヾ(=^▽^=)ノ  

Posted by よーかい at 00:01Comments(6)

2010年04月19日

The Beatles「Strawberry Fields Forever」。

春の恒例行事ってほど大げさなものではありませんが、今年もイチゴジャムを作ってみました♪(゚▽^*)ノ⌒☆


冬に作った、リンゴのプリザーブをベースに、干しぶどうとシナモンスティックを入れて煮て大瓶いっぱい作ったジャムはちょうど使い切りでしたし。
この季節ならやっぱりイチゴジャムですし。

そして、5月に入ると店頭にはあんまり並ばなくなるので、今が最安値です。
ちなみに、1パック300円のヤツが半額で150円になっていたのを5パック買って作りました。
半額なので、一部痛んでいるものもありましたが、ジャムに使用する場合は痛んでいる箇所だけ取り除けば問題ありません。



半パック分以上、自分でそのまま食べたり、スムージー用に凍らせたりしたので、残りのイチゴで作ったら、大瓶1つと中瓶半分の量でした。
ちなみに、作る過程ででたアクはとっておいて、紅茶に入れてロシアンティーに。
アクを取る過程で一緒に掬ったジャムよりも柔らかいストロベリーソースはヨーグルトにかけたり、アイスにかけたり無駄なく使用します♪

換気扇をつけていても、作り終えてなおしばらくは部屋中が甘い匂いに満たされていました。


ところで、イチゴ(=Strawberry)といって真っ先に思い浮かぶのがこの曲、The Beatlesの『Strawberry Fields Forever』です。



Youtubeで検索かけたら、こんなに状態のいい当時のプロモーション映像がでてきました。(※Youtubeのことですので、突然削除されている可能性は否めませんが。。)

1967年の曲なので、もう43年も前です。
それが今もまったく色あせない形でこうしてあるのって、本当にすごいことだと思います。
なお、調べてみたら、このカラー映像のミュージック・クリップは世界初の本格的なミュージック・クリップだったそうです!∑( ̄□ ̄*)


『Strawberry Fields Forever』は後期ビートルズにおける、ジョン・レノンの名曲です。
タイトルをはじめ見たときは、
「Strawberry Fieldsって、イチゴ畑?
 それとも、Lucy in the Sky with Diamonds(←頭文字を取ると“LSD”)みたいに、ヤクでラリったときに見えた幻想風景を曲にしたもの??」

と思っていましたが、実は“Strawberry Fields”はリヴァプールに実在した孤児院なのです。(2005年に閉鎖。)

英語の歌詞を聴き取れずにメロディだけで聴いていると、ときに大きな思い違いをしてしまうものです。。ヾ(;´▽`A``



そりはともかく。



明日の朝はビートルズの曲でも聴きながら、食パンに自作のイチゴジャムをつけて食べようかなっ♪ヽ(=´▽`=)ノ  

Posted by よーかい at 23:38Comments(0)

2010年04月05日

BUMP OF CHICKEN 『魔法の料理 ~君から君へ~』。

春は出会いと別れの季節です。

よーかいの住んでいる場所でも、お世話になった人が宿舎をでていったり、そして新しく入居してきた人たちがいます。
最近のよーかいは、そんな人たちに料理を作ることが増えました。

ささやかな送別会を開いたり、あるいはご近所に入居してきた人にタケノコご飯のおにぎりとちょっとしたおかずなどをタッパーに入れて、あいさつがてら差し入れたり。

こういうとき、ひととおり料理をつくることができてよかったと思います。
ほかのモノよりも、自分で作った料理の方がなんとなく、まごころのようなものを伝えやすい感じがするのです。


さて、BUMP OF CHICKENが活動を再開しました。
寡作な彼らにしては、今回はわりと早めにニューアルバムの製作に入ったような感じがします。

そして、いま先行してNHKの「みんなのうた」で流れているのが、今日おかけする『魔法の料理 ~君から君へ~』です。


やっぱり藤原基央さんの歌詞は天才だと思います。
なんでこんな優しくて深い歌詞が書けるのだろう。

特に3番以降の部分で、泣きそうになります。


ちょうどYoutubeにアップされていたので、こちらにもアップしておきます。

  

Posted by よーかい at 01:00Comments(0)

2010年03月15日

Gorillaz「Feel Good Inc」。

久々に「今日の一曲」カテゴリでアップしたいと思いますヾ(。`Д´。)ノ


今日おかけするのは、“Gorillaz”というバンドです。
すごいです!
めちゃくちゃカッコイイです!!

よーかいは不覚にも、これまでこのバンドを知らなかったのです。
こないだの金曜の晩、NHKFMで渋谷陽一さんがDJをしている「ワールドロックナウ」という番組を聴いていたら、この“Gorillaz”のニューアルバムをピックアップしていました。

「うお、いいじゃん!」
そう感じたよーかいは、その晩のブログを書き終えた後、Youtubeで“Gorillaz”の曲を検索して聴いてみました。


そこで完璧にはまりました。


どのくらいはまってしまったかというと、片っ端から“Gorillaz”の曲のYoutubeの画像を聴いていったので、気が付いたら、
完徹してしまっていたほどだったのです!!!ヽ(゜▽、゜)ノアハ


いつの間にか夜が明けていて、もうすっかり明るくなっていることに驚きましたよ。
ともかく、まずこのGorillazの“Feel Good Inc”という曲を皆さんも聴いてみてください。
(とはいえ、後ほど紹介するプロモーションビデオやライブ映像の方がオススメではあります。)



このバンドの面白いところは、実はこのメンバー全員がヴァーチャルなのです!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ

えっと、その説明をする前に、まずはこちらをご覧下さい。
な、なんじゃこりゃーーーのバンド結成にまつわるストーリーが描かれています。


なお、上記の曲「Feel Good Inc」の本来の映像の方は埋め込み禁止になっていたので直接は貼り付けられないのですが、本来のプロモーションビデオは以下のURLをクリックしてみてください。
音質も上の画像よりいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=HyHNuVaZJ-k

さらにもういっちょ、驚愕のライブ映像も。
これも埋め込み禁止のため、URLだけ示しておきますので、ぜひクリックしてご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=BdAXIj5QViw


バンドメンバーは、ヴォーカルが2D、ベースがMURDOC、ドラムがRUSSEL、ギターがNOODLEの4人です。
ヴォーカルが「2D」という時点でかなりふざけていますが、ギターの「NOODLE」は大阪出身の10歳の日本人の女の子であり、かつ記憶喪失ながら空手マスターというぶっとんだ設定です。
ドラムのRUSSELには幽霊が憑いていて、そいつらが勝手に演奏したりライムを刻んだり(果物ではなくて、ラップの方ですよ)します。
リーダーでベースのMURDOC(殺人者の「MURDER」とドクターの略の「DOC」が由来?)は人格破綻者で、殺人的な運転技術により、2Dの両目を失明させて空虚な穴にさせてしまったという前科を持っています。


……と、ここまで書いて、書いている本人も「???」と混乱に陥りますが、バンドの正体はイギリスのバンド、ブラー(Blur)のフロントマンである、デーモン・アルバーンと「Tank Girl」などの作者である、コミック・アーティストのジェイミー・ヒューレットによるプロジェクトなのです。

アメリカやイギリスでは、このGorillazのキャラクターのアニメ番組やコミックスなども発売されているのだとか。


ちなみに、ギネスブックの「最も成功した架空のバンド」に認定されてもいるそうです。
架空のバンドなので、ライブはスクリーンに3Dアニメが映るだけです。
誰が演奏しているのか、そもそも本当にその場で演奏しているのかわかったものではありません。
しかし、このバンドのライブは世界中で発売と同時にあっという間にソールドアウトしてしまうそうです。


よーかいは、ブラー自体はこれまで聴いた楽曲に関してはそこまでピンとこなかったのですが、Gorillazはロックやヒップホップや様々な音楽の要素がごちゃまぜになっていて、とても自由で面白いと感じています。

ヴァーチャルなバンドが、音楽の垣根をぶっこわして快進撃をしてくのって、いかにもいまの時代性を映しているようではありませんか?



今年は、しばらくGorillazにどっぷりハマりそうな予感です!!!(; ̄∀ ̄A


おまけ:

「Feel Good Inc」1曲ではあんまりピンとこなかった方へ。
Gorillazの「Dirty Harry」という曲のプロモ映像(もちろんアニメーション)も貼っておきます。
こちらも、直接はブログに貼り付け禁止になっていたので、YoutubeのURLを以下にぺたり♪
http://www.youtube.com/watch?v=ALKt_yjjB0s  

Posted by よーかい at 02:06Comments(2)

2010年01月21日

デューク・エリントン「A列車で行こう!」。

たまたま、いまFMでデューク・エリントン演奏する、ビックバンドジャズのスタンダード「A列車で行こう!(Take the "A" train)」が流れていました。

この曲、昔よーかいが好きだった谷村有美のFM番組(NHKの「ミュージックスクエア」だったか、その前のFMヨコハマの「気ままにフィール・ミー」だったか…。)のオープニングに使われていたこともあって、なんだか妙に親しみがあります。






画像の方は、ビックバンドではなく、デューク・エリントン本人がピアノトリオで演奏している珍しいヴァージョンです。
この曲って、1939年の作曲なので、もう70年以上も前の曲なんですね。


この「A列車」、高校生の頃はてっきり、特等席かなんかある特急列車を指すのだと思っていました。
いったい、どんな素敵な電車だったんだろう、と。

きっと、ダンスホールみたいな食堂車もついているに違いない、とか(笑)。


でも、実は、これって単にニューヨークの地下鉄の路線の「A路線」を指すに過ぎないのです。
ニューヨークでは、本当に単純に路線図が行き先事にA、B、C、Dなどに分かれているのです。

白人の居住区はD列車。
一方、黒人の居住区であるハーレム地区に行くのがA列車でした。

だから、間違えて別の列車に乗らないように、
「ハーレム行きはA列車だぜ!」
という、単にそれだけのことだったようです…(; ̄∀ ̄A

もちろん、ハーレムと言ってもウハウハ(死語)の方ではなく、スラム街の方です。



これって、
日本に直すと……



目蒲線物語
になるんじゃないでしょうか?!(ノ゜⊿゜;;;;;)ノ

古いですね。
もう知っているひとも少ない曲でしょうが。。


画像が貼れない形式になっていたので、上記のタイトルのところに曲のリンクだけ貼っておきます。

それにしても、もう目蒲線ってないんですね。
一度乗っておけばよかったなぁ…σ(^_^;)  

Posted by よーかい at 02:49Comments(0)

2009年12月17日

Yoko Ono with Peaches: "Kiss Kiss Kiss" (2007)

「雷帝!!!!!」の記事のコメントにweedさんがオノ・ヨーコの“Kiss Kiss Kiss”という曲のことを書いていたので、コメントの返信的に載せちゃいます。

つか、こんな卑猥な曲を載せちゃってこのブログ大丈夫なのでしょうか???(謎)


今回載せるのは、オリジナルではなく、“Kiss Kiss Kiss”のセルフカバーらしいです。(実はあんまり詳しいことは知らないのですけど…。)

ジョン・レノン最後のアルバム「ダブル・ファンタジー」でのオリジナルではこの曲のインパクトが強すぎて、アルバム自体は「スターティング・オーバー」など名曲がかなりあるのに、この曲のインパクトが全部喰っちゃっている感じです。

もう、情念どろどろ、むしろ丑三つ時に五寸釘を打ち込みかねない怨念すら感じました…( ▽|||)



一言でいうなら、
毒電波
ですね(; ̄∀ ̄A

オリジナルの方は、初めて聴いたら石化します。
そのくらい、破壊的なインパクトがありますですよ。

(※ちなみに、オリジナルはこちら。)





そのカヴァーバージョンは、ロック路線からテクノポップ路線になったこともあり、意外に聴きやすいです。
30年近く経って、オノ・ヨーコに時代が追いついたのでしょうか?(謎)


正直よくわかりませんが、そもそもこの曲自体、あんまり深く考えて聴いちゃいけないような気がしますです(爆)。




……にしても、なんで自分は丑三つ時にこんな曲をブログにアップしているのでしょうか?
自分がわからなくなりますです。


……毒電波にヤラれたか?!∑( ▽|||)  

Posted by よーかい at 02:20Comments(2)

2009年10月05日

BUMP OF CHICKEN「プラネタリウム」。

昨晩は十五夜でした。

今年は「閏月」があったおかげで、珍しく日本の十五夜(10月初めの満月)と旧暦の十五夜(旧暦8月15日)が一致しましたね。
昨日今日と、つい夜空を見上げる時間が長くなりました。


これからは、寒くなるのに比例して空気も澄んできて、夜空に星が多く見えるようになります。


そういえば、長崎で泊まったユースホステル近くのコンビニで、なぜか2005年に発売したはずの『大人の科学マガジン Vol.09 ( プラネタリウム ) 』が売られていました。



たまたま売れ残っていたのでしょうか?
それとも、あえてわざわざ仕入れたのでしょうか?

コンビニにはあまり置かない品でもありますし、なんだか不思議な感じがしました。




「科学の本」、「プラネタリウム」とくれば、BUMP OF CHICKENの曲のまんまです。


四畳半の部屋で、科学の本に書いてあった手作りプラネタリウムを灯すのです。
主人公は昔の「僕」、だいたい中学2年生くらいの設定でしょうか?


ちょっとセンチメンタルでロマンチックな曲ですが、どうしても気になる歌詞があります。

『科学の本に書いてあった 作り方の他にアレンジ
 実在しない穴を開けて 恥ずかしい名前付けた』



この「恥ずかしい名前」って、いったい何でしょう?


なにせ、中学二年生(推定)がつける名前ですからね。
「中二の妄想、象をも殺す」と言うではありませんか?
いったい、どんな破壊的な「恥ずかしさ」なのか、大人の常識で図ってはいけないような気もするのです。


とりあえず、5段階で考えてみました。


レベル1:自分の名前を付けた。 

あー、これもあとから考えると、ちと恥ずかしいものがありますよね。
そういえば、中学生くらいの頃、自分のサインをいろいろ考えたひとも多かったのではないでしょうか?
きっと多くの人には記憶の隅に封印して消してしまいたい「黒歴史」となっていることと思われます。


レベル2:(当時は)「絶対に格好いいはず!」と思ったオリジナルの名前をつけた。 

学校帰りに、「自分だけの必殺技」の名前を妄想しながら下校した男子は多いと思われます。
「ギャラクティカマグナム!」なんて目じゃないくらいの、ありえないネーミングセンスのものを、その年頃の男の子はナルシスティックにかっちょいいと思っているものです。
まあ、その年頃の暴走族なんか「愛羅武勇」とか壁に落書きしたりしていますけど、あれも大人からしたらありえないセンスですものね。
そんなものです。


レベル3:片思いの女の子の名前を付けた。 

まあ、大人の多くがこの曲を聴いて想像する「恥ずかしい名前」という部分は、ちょっと美化してこのレベル3あたりを思い浮かべるひとが多いと思います。
ある意味フツーです。
でも、自分の名前を勝手に星に付けられた相手はドン引きでしょうな…。。

生きているうちにお星様にするなっつーの(; ̄∀ ̄A


レベル4:いかがわしい名前をつけた。 

この「恥ずかしさ」は、「人としてそれはどうなの?」といったレベルの恥ずかしさになってきます。
でも、中学二年の男子の頭の中っていったらそんなものかもしれません(何が?)。

放送禁止用語だったりするとこのブログにも書けませんけど、もしそれが「う○こ!」とかだったら、それはもはや小学校低学年レベルの恥ずかしさにまで墜ちていきます。

ただ、それが小学生レベルより中学生レベルだとマシかというと、まったくそんなことはないのですけど…(; ̄∀ ̄A


レベル5:どこが恥ずかしいのか誰も理解できない名前がついていた。 

もはや、「羞恥心の彼岸」の領域です。
本人は恥ずかしがっていても、周りからみたら意味不明というのは、ある意味喜劇のようなホラーです。

考えてもみてください。
もし、中学二年生が星の名前に
『脳膜炎』
などの名前をつけて、固く閉ざした四畳半の暗い部屋でいつまでも愛でていたらどうしますか?∑( ▽|||)

理解できる範疇の恥ずかしさはまだいいです。
けれども、誰も理解できない範疇までいってしまったら、それはもはや恐怖ですよ?


ああ、でももし星の名前に
「クラミジア」
なんて名前をつけていたら、理解不能なうえに恥ずかしいですね。
その子の将来はとても心配です。


「スピロヘータ・パリーダ」
あたりなんかは、一見フランスのカフェで知的なエスプリの効いた会話をしている中にでてきそうな名前ですけど、これもやっぱり恥ずかしいですね。
(意味がわからないひとはご自分で調べてみてください。)



そのあたりを想像しながら、聴いてみてください。
BUMP OF CHICKENで「プラネタリウム」(爆)。

  

Posted by よーかい at 00:03Comments(0)

2009年09月25日

Rolling Stones 「Paint it Black」。

9月の最初の土曜日、夏の名残を求めて、鳥取までシュノーケリングに行きました。

その途中、海辺で出会ったのがこの真っ黒なソフトクリームの看板でした。
モノクロのネガフィルムをひっくりかえしたような黒色のそれはおよそソフトクリームとは無縁の色に見えます。

いや、もしかしたら、ローリング・ストーンズのような反逆のロック魂を持っているのかもしれないので、うかつには侮れません!ヾ(。`Д´。)ノ



不穏な空気漂う
男は黙って黒ソフト。(硬派なのか軟派なのかわかりません)


ともかくも、購入してみねばなるまい!
と、誰も頼んでいないのに、変な使命感に燃えて購入。

「わっ、わたし女優だから、顔を撮るなら事務所を通してよネッ!」
と、カメラを向けたとたんに年甲斐もなく照れる売り場のおばちゃん。




この黒さは、イカスミがソフトクリームの中に練り込まれているとのこと。
なにせ、鳥取東部はイカの名産地でもあるのです。

なお、あの見本のソフトクリームの渦巻きは、
「イカスミを食べたら、翌日こんなものがでますよ」
という見本ではないのです!(ヲイ)


いったい、どんなエグい味なんだろう……(すでにエグいの前提で購入しています)。


おそるおそる口をつけてみました。




……ん?




……これは??




……んー、イカスミぃ???




食べてみると、意外にもイカスミの風味はきつくありません。
それどころか、ほとんどありませんでした(゜-゜;)ウーン 

や、たしかに気を付けて食べると、通常のソフトクリームよりもコクがあるように思います。
しかし、目隠しをして食べさせたら、通常の、例えば牧場などで売られている、ちょっと濃厚な風味のソフトクリームと違いがわかる人がどれだけいるでしょうか?


奇食度星1つ!!
なのです。
(ん?
すでに話の趣旨が変わってしまっているような??汗)




そんなわけで、今日の一曲はRolling Stones(ローリングストンズ)の名曲 「Paint it Black」(「黒く塗れ!」)です。

改めて聴いてみると、かっちょいい曲だなぁ。

  

Posted by よーかい at 23:51Comments(2)

2009年09月11日

the pillows「雨上がりに見た幻」。

先日読んだ某バスケット漫画で監督が教え子たちに言っていました。



「限界なんてこんなもんじゃない。こんなもんじゃないんだ」




……




……




……いい言葉ですけど、その元ネタって、

明らかにthe pillowsの「Hybrid Rainbow」という曲の、

『限界なんてこんなもんじゃない
 こんなんじゃない』


からですよね?(; ̄∀ ̄A


しかも、以前、コミックスのおまけページで作者はthe pillowsの大ファンだということを公言していました。
どう考えても確信犯でしょう。。o( ̄ー ̄;)ゞううむ


それにしても、そのバスケット漫画は少年誌に連載していて、すでに24巻もでている人気漫画であるにかかわらず、
まだ公式戦で1勝もしていない
のです。

めちゃくちゃ真剣に練習していますし、実力がないわけではないにもかかわらずです。
この漫画が「友情・努力・勝利」を掲げた某誌に連載されていたら、あっという間にうち切りだったことでしょう(苦笑)。


でも、その作品の良いところは、どんなに勝てなくても、さらにはいろんな逆境が重なってどん底のようにみえるような状況からでも、決して諦めずに這い上がっていくことの価値を泥臭くともしっかり描いていることだと思います。

そういえば、この作品の中では、対戦相手を評した言葉に
埋もれていた才能なんて、世の中にはいくらでも転がっている
というものもありました。
その相手チームの高校3年生は、それまで人数不足で試合に一度もでられず、初めての公式戦で主人公達のいるチームを苦しめ、うち負かしていったのでした。
それを評した言葉でした。


「埋もれていた才能」
そんな言葉がぴったりなのが、the pillowsというバンドです。
最近になって人気がでてきましたが、ずっと前から良質な作品を作り続け、そしてまったく売れなかったバンドです。

今年、結成20年を迎えました。


今日おかけする新曲「雨上がりに見た幻」は、ある意味彼ら自身の歩みを振り返った曲です。

さらに、題名は「虹」のことを示しているのです。
つまり、彼らが10年以上前に世に出した代表曲「Hybrid Rainbow」(冒頭で挙げた曲です)を意識した曲でもあるのです。
そして、PVに登場する飛行船は、まさに「Hybrid Rainbow」で登場していた飛行船でした。

ほとんど沈んでいて、地面をスレスレに浮かんでいた、あの飛行船です。

『The Pillows - Hybrid Rainbow PV』



その飛行船が、この「雨上がりに見た幻」では、最後に大きな足跡にたどり着きます。


『足跡のない道を選んで
 ずいぶん歩いたな
 荒野の果て どこかにきっと
 足跡残ってる
 それだけがそれだけが
 生きた証
 それだけがそれだけが
 僕らの誇り』




すべての、
もがき、這い上がろうとしているひとたちへの応援歌に聞こえます。


  

Posted by よーかい at 00:56Comments(2)

2009年07月10日

古謝美佐子&夏川りみ「Amazing grace」。

どんなに知識をつけても、ヴァーチャルは所詮ヴァーチャルだと思うのです。

この言説はもしかしたら、一部のひとたちには挑戦的あるいは侮辱的に映るかもしれません。
それでも、少なくとも近い体験をしないと決してわからないことはたくさんあるのだと、どうしようもないほど圧倒的な“実感”を伴って感じます。


旅をして一番変わったのは、その場所に対する感性だと思うのです。
どんなに知識を積み重ねたところで、旅をする前のその場所はある意味「自分とは関係のない場所」です。
けれども、旅をした後は、もうひとごとじゃない。
小さな新聞記事から、その場所の風景が透けて見えます。
たとえば、そこの小さな商店のおばちゃんとか、食堂のお姉ちゃんとか、路地裏で遊んでいた子どもたちとか、よっぱらっていたおっさんとか、そういった人々の顔がリアルに浮かぶのです。



そういえば、レヴィナスという哲学者が言っていました。

「私は他者を殺しうる。しかし他者の“顔”が浮かぶとき、私は決して他者を殺すことはできない」

この言葉は至言だと思います。



「平和」という言葉は、わりと誰もが口に出す言葉ですが、そこには他者の“顔”が浮かぶ感性が必要不可欠だと思うのです。
逆に言えば、他者の“顔”が浮かぶとき、切実な問題として必然的に平和を願わざるを得ないとも思うのです。





この画像は1970年の「コザ暴動」のニュース映像です。
いまも当時と状況はそんなに変わってはいないように見えます。

これはあくまでひとつの例です。
「日常」の薄皮一枚めくれば、生々しく血が吹き出る現実がそこかしこに存在しているのです。
自分がわざわざブログでこんなこと書くまでもなく。


けれど、そのすべてを知り、わかろうとするには、とても人間ひとりの想像力の範疇を超えてしまっているものではあるけれども。



いろいろな思いを込めて、古謝美佐子さんと夏川りみさんのデュエットでの「Amazing grace(アメイジング・グレイス)」を今日はかけてみたいと思います。
これは、古謝美佐子さんがウチナーグチ(沖縄の言葉)で歌い、夏川りみさんが英語で歌っています。

実際、ライブで聴くと、夏川りみさんの歌声はどこまでもまっすぐに天に向かって突き抜けていく声です。
一方の古謝美佐子さんの声は、一瞬場が真空のようになった後、一気に地面を這う衝撃波のような声です。

天空の歌声と大地の歌声。


そこに、いまの世情や世界情勢を含めた平和への思いをのせて。

  

Posted by よーかい at 02:14Comments(8)

2009年07月08日

Animal Collective「Fireworks」。

6月は不定期に「雨の日に合う曲を選曲します」なんて言っておきながら、結局忙しさにかまけて7月になっちゃいましたね。
内地はまだしばらく梅雨空ですが、沖縄なんかは梅雨明けしちゃいましたので、もういっそ
「真夏の曲」
を中心に選曲したいと思います。


で、またかよ!な感じですが、Animal Collective(アニマル・コレクティブ)です(笑)。
「Fireworks」とは花火のこと。
アルバム「Strawberry Jam」に収録されています。
いかにもアニコレ!といった弾け方が個人的に大好きな曲です♪


というか、そろそろ花火観たいです。
よーかい的には、横に浴衣を着た女の子がいて欲しいところではありますが…。

や、実際、浴衣ってかなりの攻撃力を持った兵器だと思うのですよ。
最終兵器彼女」くらいの破壊力はありそうです。



普段の服装が「量産型」だとするならば、浴衣は「シャア専用」くらいの攻撃力なのです。
3倍です。
思わずくらっときてしまいます。
やばいです。


ところで、花火にはもう一方でどこか儚く散っていくイメージがあります。

それに近いイメージなのが、少数民族が国家権力に対抗するための闘いです。
古くは「水滸伝」などにそれを重ねてしまうのはあまりにもナイーブでしょうか?


まだ情報があまりない状態なのでなんともコメントしづらいのですが、いまウルムチでのウイグル族の「暴動」のニュースには心を痛めています。
あのあたりのトルファンからカシュガルあたりにかけての新彊ウイグル自治区のシルクロードは、よーかいが旅した中でも極上の地域でした。
ウイグル族の人々は穏和で親切。
治安も良い地域がほとんどです。

一方で、ウイグル族などへの少数民族への、漢民族による排除と差別の現実。

昨年の「チベット暴動」もそうですが、今回の「ウルムチ暴動」も裏と情報操作があると思います。
情報ソースが新華社通信しか入ってこないのは眉唾だと思っています。

意図的に少数民族の「暴力性」を際だたせ、抑圧や差別を正当化するための政府のプロパガンタにニュースが使われているように思えてなりません。



この件と合わせて、かつて沖縄で起きた「コザ暴動」についても、時間が許せばもう一度ちゃんと調べ直したいと思っています。
沖縄での「コザ暴動」、そして中国での「チベット暴動」、「ウルムチ暴動」に似た構図と悲しみを感じます。



それは、どこか花火に似た儚さを感じさせるのです。


  

Posted by よーかい at 02:37Comments(2)

2009年06月24日

Gang Gang Dance「House Jam」。

こいつら、ヤバすぎです!!!


先日からこのブログでご紹介している「ブルックリン・ムーブメント」。
その中でも、よーかいイチオシのアニマル・コレクティブの盟友が今回ご紹介する「Gang Gang Dance(ギャング・ギャング・ダンス)」です。


トライバルなビートが生み出す強靱なグルーヴに、エフェクティヴなギター・ノイズやキーボードが融合。
アバンギャルドで個性的な新感覚の音楽を作り出しています。

アングラ度は非常に高いので、決して万人向きではありませんが…。。


なんでも、音楽だけでなく、ニューヨークではファッションやアート界まで影響を及ぼしているのだそう。


昨年発売した「Saint Dymphna」というアルバムのジャケットも、どこか中近東を思わせる独特のアートワークをしています。



このアルバム、実はヴォーカルレスの曲が多かったり、おそらくわざと70年代末の初期のシンセのようなサウンドを入れ込んだりしているため、誰にでもオススメできるアルバムではありません。
だけど、やはりキラリと光るセンスを持つ曲も入っています。

その中でも出色の出来なのが今回おかけする「House Jam」です。
コーラスワークといい、異国情緒ただようヴォーカルワークといい、それを支えるサイケなサウンドといい、そのセンスに圧倒されます!


ちなみにアルバムタイトルの「Saint Dymphna」、これは聖人は聖人でも、
精神病患者、狂人、アウトサイダーなんかの守護聖人なのだそうです。


…やっぱり一筋縄ではいかないなぁ。。(; ̄∀ ̄A(笑)

  

Posted by よーかい at 03:33Comments(2)

2009年06月23日

Grizzly Bear「Two Weeks」。

よーかいが最近イチオシの「ブルックリン・ムーブメント」。

アニマル・コレクティブの作品はたくさんご紹介してきましたが、「ムーブメント」というからには、他のアーティストの紹介もしないわけにはいきません。


ブルックリン・ムーブメントをこれまで牽引してきたのは確かにアニマル・コレクティブでした。
だけれども、現在世界に「ブルックリン・ムーブメントここにあり!」と高らかに名乗りを上げたのはGrizzly Bear(グリズリー・ベア)でした。



最新アルバム「Veckatimest」は全米8位にランクイン。
さらに多くの国々でアルバムチャート上位にくい込んでいます。


ちなみに、日本でもこの夏の「SUMMER SONIC 09」に出演することが決まっています。

サウンドはフォーク、サイケ、ワルツ、クラシック等の音楽的要素を詰め込んだチルアウト系フリー・フォークと言われています。
アニマル・コレクティブのような奇抜さはあまりありませんが、コーラスワークもいいものを持っていますし、なにより曲にハズレがほとんどありません。
アニマル・コレクティブに拒絶反応を示したひとでも、かなり聴きやすいつくりになっています。

例えば、Beck(ロック漫画でも往年のギタリストでもない方です)とかが好きなひとなんかは違和感なく聴くことができるんじゃないかなぁ。


さて、この「Two Weeks」という曲は、アルバム「Veckatimest」に収録されているシングルです。
曲はフツーにいい曲だと思いますです。
そんなに奇をてらった曲ではありません。

けれども、やっぱりさすが「ブルックリン・ムーブメント」の一派。
一筋縄ではいきません(笑)。

このPV、そこはかとなく「変」です。
ある意味「キモい」と言えるかもしれません…。(別にグロくはありませんが。)

実際、インターネット上のサイトでも「グリズリーベア Grizzly Bear のPVが キモすぎます…」なんていうタイトルの記事にもされていました。
だけど、記事を読むと

『ボーカルの人なんて、やる気の無い顔で歌ってるし
 表情もどんどん伏し目がち。

 なのに耳に残る優しい歌声(笑)

 気持ち悪い映像 は、一度見ると最後まで
 目が離せなくなるんですよ(笑)』


と、タイトルとは裏腹の大絶賛でした。


『癒し系の歌声とメロディなのだけど、癒されたくない顔で歌うPVが痛烈です』
とも。


まあ、皆様もご覧になった上でご判断くださいまし(笑)。


  

Posted by よーかい at 02:41Comments(2)