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2009年07月08日

Animal Collective「Fireworks」。

6月は不定期に「雨の日に合う曲を選曲します」なんて言っておきながら、結局忙しさにかまけて7月になっちゃいましたね。
内地はまだしばらく梅雨空ですが、沖縄なんかは梅雨明けしちゃいましたので、もういっそ
「真夏の曲」
を中心に選曲したいと思います。


で、またかよ!な感じですが、Animal Collective(アニマル・コレクティブ)です(笑)。
「Fireworks」とは花火のこと。
アルバム「Strawberry Jam」に収録されています。
いかにもアニコレ!といった弾け方が個人的に大好きな曲です♪


というか、そろそろ花火観たいです。
よーかい的には、横に浴衣を着た女の子がいて欲しいところではありますが…。

や、実際、浴衣ってかなりの攻撃力を持った兵器だと思うのですよ。
最終兵器彼女」くらいの破壊力はありそうです。

Animal Collective「Fireworks」。

普段の服装が「量産型」だとするならば、浴衣は「シャア専用」くらいの攻撃力なのです。
3倍です。
思わずくらっときてしまいます。
やばいです。


ところで、花火にはもう一方でどこか儚く散っていくイメージがあります。

それに近いイメージなのが、少数民族が国家権力に対抗するための闘いです。
古くは「水滸伝」などにそれを重ねてしまうのはあまりにもナイーブでしょうか?


まだ情報があまりない状態なのでなんともコメントしづらいのですが、いまウルムチでのウイグル族の「暴動」のニュースには心を痛めています。
あのあたりのトルファンからカシュガルあたりにかけての新彊ウイグル自治区のシルクロードは、よーかいが旅した中でも極上の地域でした。
ウイグル族の人々は穏和で親切。
治安も良い地域がほとんどです。

一方で、ウイグル族などへの少数民族への、漢民族による排除と差別の現実。

昨年の「チベット暴動」もそうですが、今回の「ウルムチ暴動」も裏と情報操作があると思います。
情報ソースが新華社通信しか入ってこないのは眉唾だと思っています。

意図的に少数民族の「暴力性」を際だたせ、抑圧や差別を正当化するための政府のプロパガンタにニュースが使われているように思えてなりません。



この件と合わせて、かつて沖縄で起きた「コザ暴動」についても、時間が許せばもう一度ちゃんと調べ直したいと思っています。
沖縄での「コザ暴動」、そして中国での「チベット暴動」、「ウルムチ暴動」に似た構図と悲しみを感じます。



それは、どこか花火に似た儚さを感じさせるのです。




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Posted by よーかい at 02:37│Comments(2)今日の一曲。
この記事へのコメント
10年以上前、オウム関連報道が連日の頃、某TV雑誌読者欄でこんな感じに…

「朝、アニメ番組がオウム関連に差し替えられたが、『新情報でなく繰り返しにすぎなかった』
何の意味が?子供を納得させるのに苦労しました」
(若い主婦)

「重大事件が起きたというのに、本当のんきだよな。子供にはヴィデオ見せとけ
ま、こんな下らない投書を載せる編集部もアレですがね」
(30代男性)

「先の主婦の方は、本来の番組を休止してまで報道する意味があったのかとおっしゃっておられ、
オウム報道を否定しておられるのではありません
関心を持つのは大事ながら、それだけに集中するのは怖い感じが致します」
(編集部)

…思うんだけどね、30代野郎ってたぶん、『情報操作』なる言葉知らずの鵜のみ、どお?
ニュース番組はとにかく追い、そこで見聞きしただけで世情に通じているつもりってタイプ
40代になった現在でも変わらず、ウィグルに悪態ついとるやろなぁ~
Posted by マテ姉さん at 2009年07月08日 04:25
>マテ姉さん

返信遅くなりましたm(_ _)m

>…思うんだけどね、30代野郎ってたぶん、『情報操作』なる言葉知らずの鵜のみ、どお?

ニュースを鵜呑みにする人は、例に挙げてくれた30代男性の方だけでなく、たくさんいるでしょうね。
だけど、実際現地に行って自分の眼で観てみると、ニュースとは真逆だったりすることもしばしば体験してきました。

これは国外のニュースに限りません。
日本国内でも、沖縄で起こったことは実はほとんど内地では報道されないようになっているのです。
前にも、3万5千人が声を上げたのに、ほぼ完全にもみ消されたことがありました。
(よーかいが別ブログに以前書いた記事です。「3月5日、宜野湾で。」
http://chibariyo.ti-da.net/e706108.html)

また、以前数社の新聞を比較して読んでいた時期がありましたが、日本ですら新聞社によって同じ事柄に対するスタンスがずいぶん違うものでした。

ましてや、中国。
ニュースソースは政府よりの新華社通信。

ヤフーには、この新華社通信から配信されたニュースばかりが載っているのですよ。
そして、現在サミット中であることを配慮したのか、NHKも基本的には中国政府寄りの報道をしています。

だから、「ウイグル=悪」というような構図で報道されているように思います。


もちろん、予断や偏見でウイグル寄りに見ることには自戒しなければなりません。
だけど、他の情報ソースを調べてみると、現在主に報道されている内容とはまったく真逆の内容が浮かび上がってくるのも事実です。


ウイグル族側の主張に立ってみれば、平和的なデモ行進をしていたところに、いきなり警官が「武力鎮圧」をしてきたというのです。
さらに、朝日新聞の独自取材では、7月9日の朝刊3面にありますが、ウイグル族ではなく数千人の漢族が暴徒化し、モスクを破壊し、ウイグル族に対する殺人すら行われているというのです。

しかも、警官はそれを止めようとしたウイグル族を制止し、漢族の暴力は見て見ぬ振りを貫いているとのこと。
また、これについては報道されないため、ウイグル側の被害や死者はまったく伏せられたままです。


少数民族に対する抑圧や弾圧には、本当に憤りを感じます。

沖縄に関しても、いまだに日本のすべての矛盾を背負わされているような状況です。
日本のわずか0.6%の面積に、日本全体の75%の米軍基地が集中し、米兵による犯罪は日常茶飯事です。
けれども、沖縄の新聞でトップ記事になる米兵の犯罪のほとんどは、死者がでない限りは内地では一切記事にならずにもみ消されます。

上記の記事で少し触れた「コザ暴動」。
いつもは穏和かつ、我慢強い沖縄人たちが1970年、一度だけ暴徒化した事件です。

ウルムチでのウイグル人たちの「暴動」やチベットの「暴動」にも似たものを感じます。


そのような「暴動」があっても沖縄は通常の観光客に対して決して危険な場所ではありませんし、沖縄人は暴力的でもありません。
同様に、ウイグル人もチベット人も、暴力的ではないですし、その地は危険な場所ではないのです。



……ただ、それが世界中のほとんどのひとたちに伝わらず、偏見とより一層の差別で見られてしまうことが、悔しくて悲しくてなりません。
Posted by よーかい at 2009年07月10日 01:17
 
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