2006年08月11日

教育時事に関する質問:7

○日本でPTAが組織されたのは何をきっかけとしてですか。またPTAが非難されることがありますが、それはどのような点ですか。



【ポイント】
 PTAは、アメリカ教育使節団の示唆を受け、昭和22年に文部省が『父母と先生の会-教育民主化への手引き』なる小冊子を配布、以降、急速に組織され、1952年には日本PTA全国協議会が結成されて、日本最大の成人団体となった。
 しかし、弱体化とともに一部幹部による専横的なふるまいによって不健全な運営に陥り、見直しがさtれている現状にある。
 また、PTAを置かない学校が新興都市に増えてきている。
 なおPTAは、社会教育法10条で「法人であると否とを問わず、公の支配に属しない団体で社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とする」と、社会教育関係団体として取り扱われている。  

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2006年08月11日

教育時事に関する質問:6

○生涯学習について知っていることを話して下さい。



【ポイント】
 「生涯学習」は1965年12月にパリで開かれた成人教育推進国際委員会で提唱されたもので、その基調となったポール・ラングラン「生涯教育について」は
「教育は、児童期・青年期で停止するものではない。
 それは人間が生きている限り続けられるものである。
 教育はこういうやり方によって、個人ならびに社会の永続的な要求にこたえなければならないのである」(波多野完治訳)
と述べている。
 この主旨と、わが国における生涯学習についての現状を述べることが大切である。  

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2006年08月11日

教育時事に関する質問:5

○ある職業高校などでは、1/3くらいの生徒がやめていくといわれますが、これについてどのように思われますか。また、これらの現象を未然に防ぐ方法はあると思いますか。



【ポイント】
 偏差値でふりわけられる受験社会のひずみを一番に受けているのが、教育の主人公である生徒たちである。
 無気力というか、目的意識をもたずに生きているこれらの生徒たちに責任がないわけでもないが、進路指導の際の徹底した話し合い、つまり、本人の適性や志望に重きを置いた適切な進路指導が、このような現象を少しでも防ぐことができるのではないかと思われる。  

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2006年08月11日

教育時事に関する質問:4

○現代の子どもたちの中にどのような子どもが増えていると思いますか。



【ポイント】
 子どもを教えることはできても、育てることのできなくなった親や教師が増えたことが、「無気力」「無責任」「無関心」「無感動」「無作法」(五無主義)な子どもたちをつくり出したのではないかといわれる。
 この五無主義に加えて、“三ズのカワ”といわれる「遊ばず」「学ばず」「働かず」が、現代の子ども像を表すことばとして日教組・日高教の教育研究全国集会で発表されたことがある。  

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2006年08月11日

教育時事に関する質問:3

○学習塾の問題点としてどのような点があげられますか。



【ポイント】
 仲間意識の喪失、体力低下、創造性の欠如などは、勉強に追われ、いわゆる子どもとしての時間を失った多くの塾通いの子どもとしての時間を失った多くの塾通いの子どもたちにみられる欠点とされる事柄である。
 学歴社会が続く限り、学習塾の存続は考えられるが、これらのひずみが、家庭内暴力や、非行の低年齢化を招いている現状を忘れてはならないだろう。  

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2006年08月09日

教育時事に関する質問:2

○教育の荒廃とはどのようなことをいっていると思いますか。



【ポイント】
 教育の荒廃をもたらした原因として、学力競争をつくり出した学歴偏重社会をあげることができる。
 こうした中には、当然のように優勝劣敗が生まれ、学習の成績のよしあしによって人が評価され、差別がまかり通るようになる。
 これらのひずみをまともに受けるのが、教育の主人公である子どもたちなのだから、悲劇としかいいようがない。  

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2006年08月09日

教育時事に関する質問:1

○最近の新聞記事の中で、教育関係で目についたものは何ですか。それについて、どのように思っていますか。



【ポイント】
 教育関係に関する記事は、必ず目を通し、かつ、自分なりに整理をしておくとよい。
 このように「教育関係で目についたものは何ですか」と問われた場合は、記憶に鮮明に残ったものについていえばよいのであるが、「教科書問題について、あなたはどのように思いますか」と、特定の事項について問う方法もあるからである。  

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2006年08月09日

生活指導に関する質問:27

○教師と生徒のトイレを分ける必要はあると思いますか。



【ポイント】
 その学校によって、教師用のトイレと生徒用のトイレが一緒になっているところ、また、分かれているところとさまざまである。
 分かれているところは、来客用のトイレと教師用のトイレが一緒になっている場合が多く、その学校なりの事情、つまり来客が多いためといった事などが含まれている模様である。
 しかし、生徒指導の観点からは、トイレで遊んでいる子の指導、また、手の消毒をきちんとしているかなどの衛生指導には、一緒の方が有利といえる。
 トイレに関しては、他に「トイレを児童に清掃させた方がよいと思いますか」などが出される。  

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2006年08月09日

生活指導に関する質問:26

○掃除を児童にさせることについてあなたはどのように思いますか。



【ポイント】
 美化活動として清掃は行われている。
 家庭ではおよそ手を出さなくとも済んでいるであろう清掃を、学校でやらせることに疑問をもつ向きはあるが、自分たちの教室を、自分たちの学校を協力して清掃することは、基本的な生活習慣を身につけさせるのみでなく、勤労精神を培うことになる。  

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2006年08月09日

生活指導に関する質問:25

○近所のおばさんという人が、ある児童の母親が病気になったといって、その子どもを迎えにきた場合、あなたはどのようにしますか。



【ポイント】
 教師は子どもを指導するばかりでなく、子どもの身の安全を守ってやる責務がある。
 したがって、このようなケースの場合、父親の勤務先、あるいは母親の勤務先に連絡をとって確認することを先ずしなければならない。
 それと同時に、子どもを迎えにきた人を「どこの誰であるか」を確認させる。
 この手続きは最低ふみたい。  

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2006年08月09日

生活指導に関する質問:24

○クラスに自殺者がでたらどうしますか。



【ポイント】
 自殺者の増加は、非行化と同様に社会問題となってきている。
 したがって、「自殺する児童が増えているが、それをどのように防いだらよいか」などといったように、手を変え、品をかえて質問してくると思って良い。
 この場合、生命の尊厳さを教えることが大事であろうと思われる。

 なお、自殺の理由としては、「学業不振」「家庭の事情」「厭世」などがあげられているが、真実は不明である。  

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2006年08月09日

生活指導に関する質問:23

○登校拒否の児童がいたら、あなたはどのように指導しますか。



【ポイント】
 登校拒否は、「客観的には、本人にも、その周囲の条件にも登校を妨げる理由がないのに、学校を長期に又はきわめてしばしば欠席してしまう状態を指している」(『中学校におけるカウンセリングの考え方』文部科学省編)。
 したがって、知的障害のある者、非行児(生徒)、精神病のある者は含めないのが普通である。
 この対策としては、早期発見、早期指導が大切である。  

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2006年08月09日

生活指導に関する質問:22

○孤立している児童に対しては、どのように対応したら良いと思いますか。



【ポイント】
 友達もいないような孤立した児童をときにみかけることがある。
 中でも、消極的で、人に働きかけるようなところがないため、最初、友達をつくりそこなうと、学年が進んでも孤立したままというケースが多い。
 ただ、おとなしいためなのかどうか、その原因と思われるものを見いだし、早急に、環境作りという形での援助をしてやる必要があろう。  

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2006年08月08日

生活指導に関する質問:21

○生徒がクラブ活動を望み、両親は勉強することを望んでいることによって対立が生じ、両親が先生に相談に来た場合、あなたはどのように指導しますか。


【ポイント】
 生徒活動の一つであるクラブ活動は、共通の興味や関心をもつ生徒が、学年を離れてともに活動し、かつ、“なすことによって学ぶ”ところで、教科活動では得られない教師と生徒や、生徒相互の人間的な触れ合いを深めるための場として、その教育的な価値は大きい。この辺のところを両親に理解してもらうように努めることが大切であろう。  

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2006年08月08日

生活指導に関する質問:20

○児童・生徒の自主性を伸ばすためには、どうしたらよいと思いますか。



【ポイント】
 文部科学省『生徒指導の手引』には「自主性は、他に依存することなく、自己の正しい自由意志によって決断し行動することである。現代の社会は相互依存を不可欠とするものであるから、百パーセントの自主性は現実には存在しえない。(略)相互に尊敬し合う関係が基調としてあり、その相互関係が自発的な協同相互的な同意、相互的な義務感、平等な権利の意識に基づくものでない場合には、真の自由は育たない」とある。
 教師は、児童・生徒に真の自主性を育てるためにも、元気づけ、自信をもたせることが大切ではなかろうか。  

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2006年08月08日

生活指導に関する質問:19

○あなたは、児童に対して、将来どのように育って欲しいと思いますか。



【ポイント】
 自分自身が担当するであろう児童をどのように伸ばしていきたいか。
 それぞれの人生観があるように、それぞれの指標があるであろう。
 教師という専門職に挑戦するには、どういう教育をしようとしているのかとともに、どういう児童に育てたいのかについて、最低限、自分なりに明確に捉えておく必要がある。  

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2006年08月08日

生活指導に関する質問:18

○子どもがガラスを割って、「弁償をすればいいでしょう」といった。そのとき、あなたはどのように対応しますか。




【ポイント】
 学校の施設に関しては、弁償をする必要はないが、故意に行った結果であったなら、弁償も辞さない強硬な態度が必要かもしれない。
 しかし、ここにおいては、何事も「弁償をして、すませることはできない」ことを知らせる必要がある。
 年齢的に高い子どもであったならば、他の子どもの安全をも考えて、教師と共に、後を片付けさせるくらいはしてもよいだろう。  

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2006年08月08日

生活指導に関する質問:17

○あなたのクラスの生徒が、美術で川原にスケッチに行き、そこで級友同士が喧嘩を始めたという通報があったら、あなたはどのような態度をとりますか。



【ポイント】
 美術の時間は、美術教師の監督下にある。
 しかし、そのケースによっては、美術担当の教師の責任といってはいられない場合がある。
 事故を最小限に抑えるためにも、現場に直行するくらいの態度が望ましい。
 特に学校の異なる生徒同士が衝突した場合など、責任云々ではなく、可能な限りの教職員が現場にでかけるくらいの一致した行動が大切ではないか。  

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2006年08月08日

生活指導に関する質問:16

○学校内事故が起きた場合、あなたはどのように対処するつもりですか。



【ポイント】
 学校内事故は、児童・生徒が学校内で負傷したりする場合についてであるが、学校火災、プール水死事故などというようなショッキングな事故も学校事故に含まれる。
 これらの事故の場合も、生命の尊重を優先し、冷静な処置・判断の上に迅速な通報がなされることが望ましいし、どこまでも全職員の協力のもとに対処されるべきことである。
 また、修学旅行や校外見学での事故が起きた場合は、学校への連絡が重要となってくる。
 
 なお、学校内事故による傷害は、交通事故のそれを上回って、年間100万人を超えるといわれ、小学生は、教室・講堂・校庭において、休憩時間に起きることが多く、中学生は、体育クラブ活動中の事故がめだつといわれる。  

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2006年08月08日

生活指導に関する質問:15

○自分の教えている子どもがパチンコ屋に入っているのを見たら、そのとき、あなたはどうしますか。



【ポイント】
 大人のすることには、何でも興味をもってしたくなるのが普通である。
 だからといって、パチンコをしてよいということはない。
 その子どもがパチンコを初めてしたのか、あるいは常連だったのかにより指導は異なるであろうが、金銭のからむものだけに厳重に対処すべきである。
 
 生徒指導全般にいえることだが、生徒を注意できるだけの言動を、教師はとっておくことが肝要なのではないかと思われる。  

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