2010年09月18日
北海道ほぼ縦断チャリンコ爆走記:6
いよいよ、日本の最北端宗谷岬へ!
標識の「宗谷岬まで○○km」という表示が、カウントダウンのように減っていきます。
遠くにもやがかかったように見えた半島が、気が付けば目の前に迫ってきて、北海道らしい風力発電の風車を横目に、あるいは間宮林蔵の碑を横目に観ながら最北の岬の先端部へと進んでいきます。
風もよーかいが進む背中を後押ししてくれました。
そして、「それ」は唐突に現れました。
以前読んだ『ハチミツとクローバー』から、岬の先端部は一本の道になっているように勝手に思いこんでいたのですが、半島の両側からゆるやかなカーブを描いたその頂点に最北端は存在していました。
日本最北端、宗谷岬です。
夕方17時10分着。
サイクルコンピューターを見ると、その日の朝に留萌を出発からの走行距離は220㎞を超えていました。
新千歳空港からの総走行距離は415km。
北海道の南から、ほぼ縦断するような形で、自分の足で走りきったのです。
それも、実質2日で。
人間、やればできるものです☆
そしてこれにより、(有人島の)日本最南端波照間島、日本最西端与那国島、日本最北端宗谷岬の3つをコンプリートです。
残すは日本最東端だけです。
いつか待ってろよ!(笑)
ちょっと大げさなことを言うと、きっと誰もが多かれ少なかれ、
「世界の果て」
を見たい願望ってあるのだと思うのです。
もちろん、その「世界の果て」は単に地理的なものではなく、心理的な要素が大きいと思います。
ある人にとっては、住んでいる島が海に連なる場所が果てかもしれません。
またある人には、前人未踏の辺境こそが「果て」かもしれません。
でも、どちらにせよ、自分が行くことのできる限界地点を知りたいという願望は多かれ少なかれあると思うのです。
少なくとも、よーかいにはそれがあります。
例えば、自分がどこまでやれるのか?
それが知りたくて、大学時代なんていろんなムチャをやってみたり。
自転車で最北の地に向かうのも、どこかできっと
「限界なんてこんなもんじゃない、こんなんじゃない」 (by“The pillows”)
という気持ちがあったのだと思います。
そして、やってみると、思った以上に人間はやれるものなのです。
もちろん全然万能じゃないですし、すぐに、何度も壁にぶち当たります。
それでも、自分が思っている以上に、限界は先にあるのだと、実感します。
そして、ここは、『ハチミツとクローバー』で、竹本君が最後にたどり着いた場所。
彼が観た景色。
同じ場所に、自分もいます。
彼と同じく、自転車で。
なんだかちょっと、感無量でした。
(どうでもいい余談ですけど、映画版だと竹本君は東京から湘南海岸まで走っただけで引き返してきちゃうのでがっかりでした。笑)
もっとも、宿がある稚内まで、そこからさらに30㎞近く引き返さなければなからなかったのでしたけど…(; ̄∀ ̄A(爆)
もう一回くらい続く……かな??
おまけ:
「限界なんてこんなもんじゃない、こんなんじゃない」
そう歌詞にある、the pillowsの名曲『ハイブリッドレインボウ』をBUMP OF CHICKENがカヴァーしたヴァージョンです。
原曲よりも落ち着いたアレンジになっています。
標識の「宗谷岬まで○○km」という表示が、カウントダウンのように減っていきます。
遠くにもやがかかったように見えた半島が、気が付けば目の前に迫ってきて、北海道らしい風力発電の風車を横目に、あるいは間宮林蔵の碑を横目に観ながら最北の岬の先端部へと進んでいきます。
風もよーかいが進む背中を後押ししてくれました。
そして、「それ」は唐突に現れました。
以前読んだ『ハチミツとクローバー』から、岬の先端部は一本の道になっているように勝手に思いこんでいたのですが、半島の両側からゆるやかなカーブを描いたその頂点に最北端は存在していました。
日本最北端、宗谷岬です。
夕方17時10分着。
サイクルコンピューターを見ると、その日の朝に留萌を出発からの走行距離は220㎞を超えていました。
新千歳空港からの総走行距離は415km。
北海道の南から、ほぼ縦断するような形で、自分の足で走りきったのです。
それも、実質2日で。
人間、やればできるものです☆
そしてこれにより、(有人島の)日本最南端波照間島、日本最西端与那国島、日本最北端宗谷岬の3つをコンプリートです。
残すは日本最東端だけです。
いつか待ってろよ!(笑)
ちょっと大げさなことを言うと、きっと誰もが多かれ少なかれ、
「世界の果て」
を見たい願望ってあるのだと思うのです。
もちろん、その「世界の果て」は単に地理的なものではなく、心理的な要素が大きいと思います。
ある人にとっては、住んでいる島が海に連なる場所が果てかもしれません。
またある人には、前人未踏の辺境こそが「果て」かもしれません。
でも、どちらにせよ、自分が行くことのできる限界地点を知りたいという願望は多かれ少なかれあると思うのです。
少なくとも、よーかいにはそれがあります。
例えば、自分がどこまでやれるのか?
それが知りたくて、大学時代なんていろんなムチャをやってみたり。
自転車で最北の地に向かうのも、どこかできっと
「限界なんてこんなもんじゃない、こんなんじゃない」 (by“The pillows”)
という気持ちがあったのだと思います。
そして、やってみると、思った以上に人間はやれるものなのです。
もちろん全然万能じゃないですし、すぐに、何度も壁にぶち当たります。
それでも、自分が思っている以上に、限界は先にあるのだと、実感します。
そして、ここは、『ハチミツとクローバー』で、竹本君が最後にたどり着いた場所。
彼が観た景色。
同じ場所に、自分もいます。
彼と同じく、自転車で。
なんだかちょっと、感無量でした。
(どうでもいい余談ですけど、映画版だと竹本君は東京から湘南海岸まで走っただけで引き返してきちゃうのでがっかりでした。笑)
もっとも、宿がある稚内まで、そこからさらに30㎞近く引き返さなければなからなかったのでしたけど…(; ̄∀ ̄A(爆)
もう一回くらい続く……かな??
おまけ:
「限界なんてこんなもんじゃない、こんなんじゃない」
そう歌詞にある、the pillowsの名曲『ハイブリッドレインボウ』をBUMP OF CHICKENがカヴァーしたヴァージョンです。
原曲よりも落ち着いたアレンジになっています。
Posted by よーかい at 04:11│Comments(2)
│タビニッキ。
この記事へのコメント
はじめまして
レジオンナハのスタッフ次郎長です。
今日からてぃーだブログのみなさん全員に
あいさつすることを表明しました。
まだ三人目なんですが・・・
いつまでかかるかわかりませんが
よろしくおねがいします。
先生!なれるといいですね。
レジオンナハのスタッフ次郎長です。
今日からてぃーだブログのみなさん全員に
あいさつすることを表明しました。
まだ三人目なんですが・・・
いつまでかかるかわかりませんが
よろしくおねがいします。
先生!なれるといいですね。
Posted by レジオン・ナハ at 2010年09月22日 16:47
>レジオン・ナハさん
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
>今日からてぃーだブログのみなさん全員に
>あいさつすることを表明しました。
>まだ三人目なんですが・・・
全員!すごいですね!!
2万人以上います…よ…ね??
その中の3番目にご指名いただき、光栄です♪
>先生!なれるといいですね。
ありがとうございます。
なってみせます、みせまする!
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
>今日からてぃーだブログのみなさん全員に
>あいさつすることを表明しました。
>まだ三人目なんですが・・・
全員!すごいですね!!
2万人以上います…よ…ね??
その中の3番目にご指名いただき、光栄です♪
>先生!なれるといいですね。
ありがとうございます。
なってみせます、みせまする!
Posted by よーかい at 2010年09月23日 00:53