てぃーだブログ › 沖縄で小学校の先生になる!β › 全国の最新動向 › 常用漢字29年ぶり改定へ=パソコン変換普及で

2010年06月10日

常用漢字29年ぶり改定へ=パソコン変換普及で

「俺」「鬱」など196字増

文化審議会は7日、漢字使用の目安である常用漢字表に「俺」「鬱」など196字を追加し、「匁」など5字を削除して2136字とする改定案を了承し、文部科学相に答申した。
年内にも告示される見通し。

1981年の現行表制定から29年を経て、初の改定となる。
 

現行表では手書きを前提に1945字が採用されている。
その後に普及したパソコンや携帯電話の漢字変換機能の使用で、日常的に使われる漢字が増加したことから、改定では「すべての漢字を手書きできる必要はない」とし、約1割の大幅増を決めた。
一方、手書きは文化や漢字習得の手段として重要だとの見解も示した。
 

改定では、文章が読みやすくなるかを重視して漢字を選定。
「哺」や「蔑」を新たに取り込むことで、「ほ乳類」「軽べつ」など漢字とひらがなが交ざった表記でなく、すべて漢字で書けるようにした。
画数が多く手書きは難しい「鬱」なども、使用頻度が高いとして加えた。
現行表には固有名詞だけに用いられる字は除かれており、今回も原則的に除外した。
ただ、府県名で使われる「阪」「岡」「埼」などの11字は公共性が高いとして追加し、全都道府県名の常用漢字入りが決まった。

 
新たに加わった「遜」「遡」「謎」は、従来常用漢字で用いられ、点が一つの「1点しんにゅう」の使用も許され、同じ漢字で異なる字体が混在することになった。



(2010年6月7日 時事通信)


募金サイト イーココロ! (←あなたの代わりに企業が地球や子どもたちのために募金を行うサイトです。よろしかったら、クリックぽちっとな~(*´∇`*)♪)
同じカテゴリー(全国の最新動向)の記事

Posted by よーかい at 00:08│Comments(0)全国の最新動向
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。