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2009年06月08日

琉球式薬用ナメクジレシピ。(ブログ第1077日目、雑感。)

突然ですが、ここで一句。

ナメクジに 殻があったら カタツムリ

琉球式薬用ナメクジレシピ。(ブログ第1077日目、雑感。)

実は、本当にカタツムリとナメクジの違いって、殻があるかないかということだけなんだそうです(; ̄∀ ̄A

ナメクジもカタツムリも、共に同じ軟体動物門腹足綱有肺亜綱に属する、陸生の貝類です。
そのなかで、大昔に、貝殻(甲羅)が退化してしまったのがナメクジなのです。


にしても、殻があるかどうかだけで、こうも扱いが違うものなのですね。。
なんだか不憫にさえ思えてきました…(TwT。)

かたつむりなら、すべての小学校1年生が音楽の必修唱歌として歌うのに、ナメクジなんて誰も歌にしてくれません。
さらには、見つけ次第塩をかけられたりします。

中身はまったく同じ人間でも、ビバリーヒルズに住んでいるか、それとも「住所不定」なのかで扱いがまったく違ってきます。
そんな人間社会のエゴイズムの縮図を見るかのようです。


ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん」なのですよ!ヾ(。`Д´。)ノ

琉球式薬用ナメクジレシピ。(ブログ第1077日目、雑感。)


ところで、ここでクイズです。

第1問。
カタツムリに塩をかけるとどうなるでしょう?

第2問。
ナメクジに砂糖をかけるとどうなるでしょう?




さあ、
…ファイナルアンサー?d( ̄m ̄*)


答えは、

第1問。
ナメクジ同様カタツムリも縮みます。

第2問。
塩で縮むのは浸透圧の関係なので、やはり砂糖でも縮みます。




…ほら、こうしてみると、カタツムリもナメクジも大差ないでしょう?



かつて先人も申しておりました。

『吾々がナメクジである事を誇り得る時が來たのだ。

 吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行爲によって、ナメクジを冒涜してはならなぬ。

 ナメクジの世に熱あれ、ナメクジに光りあれ。

 ジークジオン!』





………ごめん、これは嘘つきました。




ともかくも、同じ「貝類」であるならば、カタツムリ同様、ナメクジも食べることができるそうなのです!d( ̄ー+ ̄*)キラーン
実際、かつての琉球王国の時代には、ナメクジは薬用として食されていたのです。

いや、実は琉球よりも内地の方がもっとたくさんの「薬効」を求めて食されていたともいいます。
それは、痔、淋病、喘息、結核、咳、胃病、腫れ物、ほくろ、疣、しもやけ、マムシ咬傷、夜尿症、風邪、扁桃腺炎、腎臓病、肋膜炎、百日咳、口角炎、マラリア、頭痛等様々な症状に対する万能薬だったのです!ヾ(。`Д´。;;;)ノ


でも、今回は沖縄での使用方法のみに限定して見てみます。
まずはいつものように沖縄薬用民俗動植物誌』から。


【ナメクジ】

(1)方言 ユライムシ(大宜見村字塩屋、大宜見村字喜如嘉)、ユラギンムシ(今帰仁村古宇利)

(2)薬用部位 全体

(3)薬効 結核

☆沖縄では、あくまでも「結核の薬」だったのです。

(4)治療法(結核) 

1.ユライムシを生で食べる(大宜見村字塩屋、本部町伊豆味)
1-1 生のまま飲んだ(今帰仁村古宇利)
1-2 生を水と一緒に飲ます(大宜見村字喜如嘉)



食用として親しまれたかたつむり(ちんなん)とは違い、あくまで「結核の薬」としての薬効のみを追求されたナメクジ。
そのためなのか、生で丸飲みなのです!

いわば、
「ナメクジの躍り食い」
なのです。

想像してみると、ちょっとエグいものがありますね。
生で飲んだナメクジが、胃腸でうごめく姿というのは…( ̄ω ̄;)


ちなみに、『ゲテ食大全』(北寺尾ゲンコツ堂著、データブック、1996年。)によると、

『ナメクジは、古来、結核の薬として、生飲みされるなどしてきたが、決して清潔とはいえない環境に生息する生き物であり、各種飼育動物に寄生する吸虫、線虫、条虫や、人間にも寄生する広東住血線虫の中間宿主ともなる。
生食は避けた方が良い。』


とのことです…( ̄∀ ̄;)


しかし一方で、

『セルロース、グリコーゲン、コンドロイチン硫酸などを主成分とする粘液が、結核の患部治療などに、ある程度の効果があることも事実である。』

とのこと!

つまり、結核に効果があるというのは無根拠ではなかったのです!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ



さて、いくらなんでも「生で躍り食い」だけでは芸がありませぬ。
せっかくなので、結核予防に、あるいはナメクジを美味しく食したいグルメな方に調理法をご紹介いたします。
(以下『ゲテ食大全』より。)

そのレシピは“ナメクジのブルゴーニュ風”というものです。
これであなたもナメクジ通♪d( ̄ー+ ̄*)キラーン

本によれば、

『エスカルゴはブルゴーニュ産が最上とされ、料理法もブルゴーニュ風が最適である。
香草バターが肉の臭みを取り、旨みを引き立ててくれることは、ナメクジにおいても同様である。』


とのことです。


【事前準備】

ナメクジをエスカルゴの殻かエスカルゴトレーを用意して入れます。
なければたこ焼き器でも可だそうです。

さて、ナメクジを料理する前に、まずしなければならないことは、2~3日絶食させて、糞を出し切らせることだそうです。
カタツムリの場合も同様ですが、これをしないと、出来上がりに強い苦みが残ってしまうとのことです。(うげ。)


【材料】

ナメクジ100匹
白ワイン250cc、
ニンジン1/2本、
タマネギ1/2個、
エシャロット1個、
ブーケガルニ、
胡椒少々、
塩小さじ1/2、
パン粉少々、
エスカルゴ用バター(ニンニクひとかけ、エシャロット10g、パセリ10gを細かく刻み、塩少々、胡椒ひとつまみ、バター100gとよく混ぜる)


【作り方】

①ナメクジを流水で洗って、ザッとぬめりを取り、熱湯で5分間茹でます。

②鍋に水気を切ったナメクジを入れ、水250ccとワインを注ぎ、野菜、香辛料、塩を入れ強火にかけます。

③沸騰したらアクを取り、弱火で2時間ほど煮、火から下ろし冷まします。

④エスカルゴ用バター少量を殻につめ、その上に水気を切ったナメクジを入れ、さらにエスカルゴ用バターでフタをし、パン粉をひとつまみ振ります。

⑤“④”を耐熱皿に並べ、200度に熱したオーブンで8分間焼き、供すします。
(めしあがれ♪)




お味の方ですが、目を閉じて口に運べば、エスカルゴとそんなに違いはない…とのことだそうです。




さあみなさん、
ぜひ今夜の夕食にいかがですか?d( ̄ー ̄*)に

よーかいはみなさんのご健闘を“陰ながら”見守ることにします……。


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そういえば。(2011-09-04 03:00)


Posted by よーかい at 01:36│Comments(6)一日の雑感。
この記事へのコメント
おはようございま~す、せ~んせ!
ナメクジで思い出しましたが、
山蛭やチスイ蛭も塩かけたら縮むようです。
やつらも薬にされてたと聞いた事があります。
なんというか、うぇぇ・・・な世界ですな。
そういやアンモナイトは貝殻背負ってますが、イカの祖先の仲間だとか。
ということは、イカとナメクジが実は親戚関係だったりしてw。
仲間といえば仲間由紀恵なんですが(?)、
そして蛭といえば血を吸う訳ですが、
あのごくせんの人気女優仲間ゆきえが昔99年の「ガメラ3」でイリスという怪獣に全身の血を吸われてミイラになるチョイ役で出てたのを思い出しました。
だから何?と言われれば、別に何も無いのですがw、
怪獣は紳士のたしなみらしいので、
ご挨拶代わりに書いたとさ、めでたし・めでたし。
ほな!
Posted by うぇえ・・ど、じゃなかったweedです at 2009年06月08日 04:42
>weedさん

こんばんは

>山蛭やチスイ蛭も塩かけたら縮むようです。

たしかに、ああいう連中は塩をかけられたら、浸透圧の関係で縮むでしょうね。
砂糖でも同様に。

そういや、最近あんまり身近にヒルって見かけませんよね?

デーモン・ヒルはF1引退後どうしているのでしょうか?
ローリン・ヒルはアルバム最近見ませんし、「コータローまかりとおる!」の蛭田さんも最近漫画描いているのを見ませんよね。

って、そのヒルじゃありませんね…。(ベタベタやん!)


>あのごくせんの人気女優仲間ゆきえが昔99年の「ガメラ3」でイリスという怪獣に全身の血を吸われてミイラになるチョイ役で出てたのを思い出しました。

ブレイク直前の頃ですね!
それにしても凄い!
いまじゃあ、そんな役を仲間ゆきえにさせられませんものね!!!

それも、映画館の大スクリーンで仲間ゆきえがミイラ化…!∑( ̄□ ̄;)ハウッ


見てみたいなぁ…○o( ̄┐ ̄*)ポワーン
Posted by よーかい at 2009年06月09日 02:28
業務連絡です。泡盛の会、うちのダンナ出張で、ムリな日でござんした…縁がなかったようで。

ところで、もらった白菜の葉1枚1枚めくるごとに、ナメクジが出てきたら、どうしたらいいんでしょうか?

取って食べなさい、と言われると思いますが、私にはできません…
ナメクジ素手で触っちゃったし!!!!ぎゃああああああああああ

もうダメ。トラウマ。これで2回目なんだよ。自家製の白菜は、今後いっさい、いただかないことにいたします…(涙)
Posted by ルーファス at 2009年06月10日 23:17
>ルーファスさん

>業務連絡です。
>泡盛の会、うちのダンナ出張で、ムリな日でござんした…縁がなかったようで。

ん。
了解です。

試験が終わった後で、またそのような会があったらぜひでてみたいと思います。
そのときはまた誘ってくださいね~(^O^)/

あ、そうそう、中村光著「聖☆お兄さん」って漫画ご存知ですか?
今回の講談社漫画賞で最終選考まで残ったそうです。
ちなみに、昨年末の「この漫画がスゴイ!」の年間ランキングでは1位でした。

その漫画、面白かったので(読み終えたものになるけど)ルーファスさんにこれまで出ている3巻まで、今度お会いしたときに差し上げようと思っていたんですよ~♪v( ̄▽ ̄*)に

ちなみに、中村光さんの作品では、TUTAYAでレンタルして読んだのですが、「荒川アンダーザブリッジ」が一番好きです☆


>ところで、もらった白菜の葉1枚1枚めくるごとに、ナメクジが出てきたら、どうしたらいいんでしょうか?

きっと、新鮮で良質な、無農薬もしくは低農薬の地元産の白菜なのでしょう。
でなければ、ナメクジはつきませんもの。
(あ、良く読んだら自家製ですか。)


ナメクジは安心・安全の品質保証のブランドなのです!(笑)


>取って食べなさい、と言われると思いますが、私にはできません…

いっそ、塩漬けにしてみたらどうでしょうか?

塩は殺菌効果がありますし、ナメクジも小さくすることができて、さらにお漬け物ができるなんて、1石3鳥なのです♪v( ̄ー ̄*)にぃ
Posted by よーかいよーかい at 2009年06月11日 02:52
ごめんね~私から声かけたというのに。>泡盛の会
まさか出張が入るとはね…申し訳ない。また楽しそうな企画があったら、知らせますわ。
しかし、しばらくは忙しいね。

「聖☆お兄さん」知ってますよ~
とんでもなく不敬な話でしょ(笑)いや、不敬と言うより、バチ当たり?
よく、宗教界からクレームつかないね!?
いや、もしかしてついてるのかな?

でも読んだことはないです。読んでみたいわ~面白いとは聞いてるのよね。
ツタヤでレンタルしてるとかも聞いた。
私の行きつけビデオ屋では、まだ見てないなぁ(/_;)
Posted by ルーファス at 2009年06月13日 00:04
>ルーファスさん

>まさか出張が入るとはね…申し訳ない。

いえいえ。
こちらも試験が近くなってだんだん切羽詰まってきたので、かえって今じゃなくてよかったのかも?σ(^_^;)アセアセ...


>「聖☆お兄さん」知ってますよ~
>とんでもなく不敬な話でしょ(笑)いや、不敬と言うより、バチ当たり?

ええ(笑)。

だけど、全体にはとてもほのぼのしていて、ギャグマンガなのに下品なネタはまったくないという作風も好感が持てます。
そして、ブッダとイエスをネタにしていても、とっても深く愛しているんだなぁ…というのは感じられます。

それに、ひとつひとつのエピソードが、知らなくても楽しめますが、仏教やキリスト教の説話やらを知っているとより楽しめる内容になっています☆


今度飲みに行く機会ができたら、持っていきますよ~(^O^)/
Posted by よーかい at 2009年06月13日 22:49
 
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