2009年03月23日
みそぴー!(ブログ第1016日目、雑感。)
実は、(と前置きするほどのものではないのですが、)よーかいは千葉に5年間住んでいました。
沖縄で言うところの「島ナイチャー」にもじって、仲間からは「千葉ナイチャー」と呼ばれたものです。
よーかいは横浜育ちなので、千葉の人には当たり前のことが「へぇ〜!」と珍しかったりすることもたびたびありました。
関東圏はわりと近い文化のように思っていたのですが、大学時代に千葉出身の友人たちは、
「東京から千葉に入ると別文化だぞ!」
とよく言っていました。
その当時千葉在住の友人たちから聞いたこと。
(1)千葉は治外法権
(2)千葉は共産圏
(3)千葉から出るにはパスポートがいる
(4)野田市では通貨に落花生が使われている
(5)流山付近ではしょうゆさえ持っていれば、物々交換で何でも買える
……などはすべてデマでしたが(笑)。
ところで、「千葉」と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるイメージは、やはり落花生(ピーナツ)でしょう。
最近はあまり見かけなくなってしまったけれど、総武線では大きな行李を背負った行商のおばちゃんの、落花生売りのインパクトはなかなか大きなものがありました。
落花生を原料にした焼酎なんかも千葉にはあります。
落花生製品の中でも、とりわけ千葉んちゅが深い思い入れを抱いているように思えるものが、「みそぴー」。
落花生に甘みそを絡めたものです。
多くの千葉んちゅは、この「みそぴー」を当然全国区だと信じて疑いません。
よーかいは横浜育ちだったので、みそぴー文化はわりあい身近に流入していました。
しかし断言しますが全国区ではありませんヾ(。`Д´。;;;)ノ(笑)
学校給食にみそぴーが出るのも千葉だけです。
さらに、みそぴーがご飯のおかずであると言うと、多くの県の人たちは「ゲテモノ」扱いまでしてしまいます…(汗)。
いや、おいしいですよ?
個人的には「あり」だと思いますが……?
さて、落花生は沖縄では「ジーマミー」。
「ジーマミー」ってよく考えると「地豆」ですね。
最近は中国からの輸入物も多いと聞きますが、伊江島が産地として有名です。
ジーマミー豆腐なんて、千葉人が思いもつかなかった食べ方でしょう!
沖縄では定番料理で、豆腐というよりはプリンみたいでとてもおいしいです♪
黒糖ピーナツも沖縄ならではの味です。
もしかして、落花生の本場千葉、沖縄に負けてるのでは…?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
そう薄々思っていたら、歴史は如実に残酷なまでに証明してくれました。
沖縄の方が上だと…!
千葉での落花生の栽培は明治9年に山武郡南郷村(現在の成東町)で栽培されたのが始まりですが、
琉球王国ではもっとずっと古くから栽培していたのです。
冊封使を迎えるときにも饗したといいます。
起源ははっきりしませんが、15世紀には栽培されていたようです。
落花生の本場は千葉どころか、沖縄が遙かに格上だったという衝撃の事実…!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
けれども、千葉県民最後の心の砦、「みそぴー」が残っています!
そこは譲れないのです。
「絶対領域」なのです!(違)
いやむしろ、
千葉県民にとっての「ATフィールド=心の壁」なのです!
さすがにいくら沖縄でも「みそぴー」だけはないだろう、と思っていたら…
……ありました!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
那覇竜宮通りの「小桜」という居酒屋では手作りのみそぴーが目玉メニューなのです!
一合カラカラよりもうずたかく積まれて供されます。
味は……絶品です!
文句なし!!
落花生の粒は大きめでみずみずしいです。
甘みそは麦のこうじなのでしょうか。
粗めの粒がしっかりしていて、べたつきません。
香ばしい感じです。コクがあって、泡盛に良く合います♪
なんでも、みそぴーは奄美の名産物なのだそうです。
この「小桜」は奄美出身のひとがお店をやっているのでこのメニューがあるそうです。
まあ、奄美も沖縄も広くとれば「琉球文化圏」なのです!ヾ(。`Д´。)ノ
ああっ!しかしここに来て、千葉んちゅ最後の砦まで完全に粉砕されてしまいました…(泣)。
千葉んちゅ、アイデンティティクライシス発生です!
大丈夫か千葉んちゅ?
どうする千葉んちゅ?!
この続きは、第2部「千葉んちゅの逆襲」にて!!(←続きません…。)
沖縄で言うところの「島ナイチャー」にもじって、仲間からは「千葉ナイチャー」と呼ばれたものです。
よーかいは横浜育ちなので、千葉の人には当たり前のことが「へぇ〜!」と珍しかったりすることもたびたびありました。
関東圏はわりと近い文化のように思っていたのですが、大学時代に千葉出身の友人たちは、
「東京から千葉に入ると別文化だぞ!」
とよく言っていました。
その当時千葉在住の友人たちから聞いたこと。
(1)千葉は治外法権
(2)千葉は共産圏
(3)千葉から出るにはパスポートがいる
(4)野田市では通貨に落花生が使われている
(5)流山付近ではしょうゆさえ持っていれば、物々交換で何でも買える
……などはすべてデマでしたが(笑)。
ところで、「千葉」と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるイメージは、やはり落花生(ピーナツ)でしょう。
最近はあまり見かけなくなってしまったけれど、総武線では大きな行李を背負った行商のおばちゃんの、落花生売りのインパクトはなかなか大きなものがありました。
落花生を原料にした焼酎なんかも千葉にはあります。
落花生製品の中でも、とりわけ千葉んちゅが深い思い入れを抱いているように思えるものが、「みそぴー」。
落花生に甘みそを絡めたものです。
多くの千葉んちゅは、この「みそぴー」を当然全国区だと信じて疑いません。
よーかいは横浜育ちだったので、みそぴー文化はわりあい身近に流入していました。
しかし断言しますが全国区ではありませんヾ(。`Д´。;;;)ノ(笑)
学校給食にみそぴーが出るのも千葉だけです。
さらに、みそぴーがご飯のおかずであると言うと、多くの県の人たちは「ゲテモノ」扱いまでしてしまいます…(汗)。
いや、おいしいですよ?
個人的には「あり」だと思いますが……?
さて、落花生は沖縄では「ジーマミー」。
「ジーマミー」ってよく考えると「地豆」ですね。
最近は中国からの輸入物も多いと聞きますが、伊江島が産地として有名です。
ジーマミー豆腐なんて、千葉人が思いもつかなかった食べ方でしょう!
沖縄では定番料理で、豆腐というよりはプリンみたいでとてもおいしいです♪
黒糖ピーナツも沖縄ならではの味です。
もしかして、落花生の本場千葉、沖縄に負けてるのでは…?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
そう薄々思っていたら、歴史は如実に残酷なまでに証明してくれました。
沖縄の方が上だと…!
千葉での落花生の栽培は明治9年に山武郡南郷村(現在の成東町)で栽培されたのが始まりですが、
琉球王国ではもっとずっと古くから栽培していたのです。
冊封使を迎えるときにも饗したといいます。
起源ははっきりしませんが、15世紀には栽培されていたようです。
落花生の本場は千葉どころか、沖縄が遙かに格上だったという衝撃の事実…!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
けれども、千葉県民最後の心の砦、「みそぴー」が残っています!
そこは譲れないのです。
「絶対領域」なのです!(違)
いやむしろ、
千葉県民にとっての「ATフィールド=心の壁」なのです!
さすがにいくら沖縄でも「みそぴー」だけはないだろう、と思っていたら…
……ありました!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
那覇竜宮通りの「小桜」という居酒屋では手作りのみそぴーが目玉メニューなのです!
一合カラカラよりもうずたかく積まれて供されます。
味は……絶品です!
文句なし!!
落花生の粒は大きめでみずみずしいです。
甘みそは麦のこうじなのでしょうか。
粗めの粒がしっかりしていて、べたつきません。
香ばしい感じです。コクがあって、泡盛に良く合います♪
なんでも、みそぴーは奄美の名産物なのだそうです。
この「小桜」は奄美出身のひとがお店をやっているのでこのメニューがあるそうです。
まあ、奄美も沖縄も広くとれば「琉球文化圏」なのです!ヾ(。`Д´。)ノ
ああっ!しかしここに来て、千葉んちゅ最後の砦まで完全に粉砕されてしまいました…(泣)。
千葉んちゅ、アイデンティティクライシス発生です!
大丈夫か千葉んちゅ?
どうする千葉んちゅ?!
この続きは、第2部「千葉んちゅの逆襲」にて!!(←続きません…。)
Posted by よーかい at 00:01│Comments(0)
│一日の雑感。