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2007年10月26日

ブログ第567日目、雑感。

こちらはすっかり晩秋モードに突入しようかというのに、沖縄では28度以上もあるんですか…?(-_-;)

なんだか、時間の流れが相対性理論みたいですね。

ブログ第567日目、雑感。


そういや、学力テストの結果が沖縄県は最下位だったそうです。
あんなに教員採用試験も難しいし、教員のレベルも見た限り他県よりも高いし、しかも教育委員会はずいぶん前から「学力向上」を掲げて、そのための取り組みを教師に徹底させていたのに、なんだか不思議な感じがします。


まず、漢字力について内地と同様に考えるのはどうなんでしょう?
例えば、
「沖縄人」
を内地読みすると「おきなわじん」ですけど、沖縄読みすると「ウチナーンチュー」なわけで、言語体系が違うような…σ(^_^;)
それを内地の読み方に統一させようとするのは、ある種「方言札」的かなぁ?なんてことも考えてしまいます。

それから、やはり優位な数字として明らかになった教育の「格差」。
お金のある地域は教育力が高く、そうでない地域は低いという現実。
考えてみれば、内地と沖縄では平均月収が約8万違うというわけですから、塾に行かせられない家庭も多いのではないのでしょうか?
それに、那覇市や沖縄市では約2割が給食費の支援など経済的な支援を受けないと学校に通えない状態だといいます。
そういった、生活基盤自体が揺らいでいる状態では、「学力」よりも逼迫したものがたくさんありそうだなぁ…。。


もちろん、学力向上は大事なことです。
そして、「どうしてそうなるのか?」という根本から考える内容の学問は一生の財産になります。

だけど、「学力」だけに目を奪われていると、もっと大事なものを見失いそうでこわいなぁ。

それに、今回の学力テストによって、政府のやり方や権力を「行政指導」という形でむりやり沖縄にねじ込まれる口実にされてしまっては本当に困りますですし。


話は変わりますが、今年の沖縄の教員採用数はまた過去最低数になったそうですね。
小学校ではなんと、当初「合格予定者数」として出していた数よりも合格数が大幅に少なくなったのだとか。。

ただでさえムズカシイのに…。。。(T▽T*)

しかも、沖縄県の教員採用数の減少傾向はまだしばらく続きそうなのだとか。。。



それでも、ヤケクソな力で突き進むしかないですね!!!!!o(TへT*)むん

負けてたまるかっての。


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そういえば。
そういえば。(2011-09-04 03:00)


Posted by よーかい at 01:05│Comments(7)一日の雑感。
この記事へのコメント
業務連絡
>かり管1号さん

山谷への「カオス探訪」、こへぃじさんから11月5日(月)の晩はいかがでしょうか?と提案がありました。
かり管さんはいかがでしょうか?d( ̄ー ̄*)にぃ
Posted by よーかいよーかい at 2007年10月26日 01:09
↓にも書いたけど、ピントがずれてるんだもの!
このままじゃいけないからこうしたほうがって言っても通じないで、ますます変な方向へ行ってるんだもの。

例えばITに力入れるって言って1~2年から普通の授業が週1でパソコンの授業になってるけど、パソコンの操作だけはできるようになるけど、ネットの世界の怖さ、難しさはあんまり教えてない。
そして調べ学習も「インターネットで調べてプリントアウトしてきて」っていうのがすごく多い。
図書室で図鑑を見て自分が一生懸命書いて持っていくより、ネットで調べてプリントアウトしたほうがもてはやされてる、みたいなのは、調べる力にほんとになってるのか疑問です。
でも、さらにITに力入れるって言ってるし!

格差なんてどの地域にもあるけど、例えば鳥取のときだと共働き家庭がすごく多くて、中学受験も全くない地域だから塾自体が沖縄と比べると少なくて塾にも行ってない子も多かったけど、明らかに学校のフォローが違いますよ。

現場の先生方はほんとによくやってると思うし、ごく一部を除いてほんとに一生懸命でいい先生が多いと思いますよ。
ただ、先生方忙しすぎ。
研究授業もやたら多いし、いろんな仕事が多すぎると思います。

だから、PTAや地域の人が協力して、九九あたりでつまづいちゃった高学年の子で授業中ぼーっとしてるしかない?みたいな子の授業中のフォローとか、やったら?協力する親もいるって言っても、なかなか実現しない。
(一部やってる学校もあるけど)協力するっていってるのにできないってなぜ??みたいな。
そして、授業中邪魔しなきゃそれでいいよ、みたいな感じがありあり。

基礎が全くない状態で、考える力も応用力もつかないよ~!
Posted by さとちゃん at 2007年10月26日 10:01
>さとちゃん

うん。
下の意見に補足してくれて、よくわかりました。
どうもありがとう(o^∇^o)ノ

たしかに、そういったおかしな面はあるんだろうな。

現場も、まだまだ試行錯誤の域をでていない部分はあるんだと思います。
なにせ、文科省の方針がコロコロ変わるので、そのたびに教育内容も変えないといけなかったり。
そうなると、どうしても「目に見えて成果が上がる部分」に走ってしまう部分はあるんだろうなーと思います。

もちろん、それが決して良いわけではないけど、最近は公務員でも成果主義的な部分が導入されていて、国の一定の評価基準を満たさないとさまざまなペナルティが課せられてしまうことも多くなっているので、そういった弊害もあるのかも。

そして、現場は教育委員会にいちいち伺いを立てないといけなかったりするので、授業にボランティア導入などの独自のとりくみをするためにはいくつものハードルを越えなきゃならないのかもしれません。。


また、やっぱり「学力不足」の要因は複合的なんだとも思います。

例えば、他の小規模県とまったく違う部分として、子どもたちの「深夜徘徊」がありますが、そういった土壌も家庭学習をする機会を奪っているんじゃないかなぁ、とか。
共働きの多い田舎でも、普通は夜になったらすぐにお店が閉まって暗くなっちゃうから、遊びようがないけれど、沖縄は夜の遊び場には事欠かなかったりしますものね。。(・Θ・;)アセアセ…
Posted by よーかい at 2007年10月26日 11:07
教育関係の人に聞いたら、先生は臨教の人が担任もすごく多くて、先生のレベル的にも問題・・・という話も聞いた。私ら親からしたら、どの先生が教員試験通ってるのか、臨教かなんて、全くわかんないもの。
私があの先生はたぶん臨教だろうなあと思った先生でとってもいい先生ももちろんいるから、一概には言えないんだけどね。

あと、塾は行ってる子は地方にしては結構いると思います。
前述の鳥取でもスーパーは昔から24時間営業だったりするので(盛り場はあまりないけど)、平日夜中に子連れが買い物もしてたりしたけど、何が違うんだろうね。
沖縄でも、深夜徘徊は、中学生はすごいけど、小学生ではあまり見られないと思うんだけど・・・。
Posted by さとちゃん at 2007年10月26日 23:05
>さとちゃん

ああ、そうかぁ。
たしかに沖縄は臨時任用の教師がとても多そうですよね。

採用試験受験者の少なくとも8割以上、下手すりゃ9割くらいが臨時でやっていますもの。
しかも、みんな受からず高齢化していくから、どんどん残っていきますし…σ(^_^;)


沖縄の深夜徘徊、たぶん他県と違うのは、親も深夜に徘徊している(or遊んでいたり、家にいない)というケースがけっこうあるようで、そのぶん、家庭学習をしっかり見られない場合が多いんじゃないかな~?
Posted by よーかい at 2007年10月27日 09:38
>業務連絡

11月5日の夜
OKです。
詳しい時間・場所は自宅にメールちょ(このカキコのみメルアド記入しておきます)。
Posted by かり管1号 at 2007年10月30日 12:53
>かり管1号さん


5日、楽しみにしています〜♪o(^-^)o

あ、すみません、携帯だとメールアドレス見られません。。(T-T)(爆)

夜7時に、浅草の一つ東の駅ってどこでしたっけ??
>ねぇ、こへぃじさん?
ネットで「山谷」で調べるとすぐわかるのですが…。


そこに集まりましょう!o(^-^)o
Posted by よーかい at 2007年10月30日 23:17
 
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