2008年08月05日
ブログ第849日目、雑感。
バリ島ウブドは芸術の町。
路地裏を歩いていると、どこからかガムランの演奏が聞こえたりする様はまるで沖縄の路地で三線が聞こえてくる様子そっくりです。
そういえば、沖縄の音階はインドネシアのガムランの音階と同じだそうですね。
食文化でも、沖縄の「チャンプルー」という言葉、まったく同じ発音と意味でインドネシアでもそのまま使われています。
「ナシ・チャンプルー」だと、「いろんなものをミックスしたまぜご飯」の意味なのです。
考えてみたら、数百年前の沖縄の男性たちは頭にターバンを巻いていました。
インドネシアでも、ジャワ島を中心にターバンを巻く文化がごく普通に存在しています。
(ちなみに、インドでは少数派であるシーク教徒以外はターバンはしません。)
「安里屋ゆんた」の囃子「マタハーリヌツンダラカヌシャマヨ」はインドネシア語に直すと「太陽はあまねく皆を照らす」とかいう意味になるのだとか…。。(ただし、これについては信憑性はいかがなものか…??)
ともかく、かつて海を通じて琉球とインドネシアは、なんらかの積極的な関係があったことが想像されます。
話を戻して。
ウブドでみどころといえば、本場のケチャ・ダンス!
「チャ、チャ、チャ、チャ、チャ、チャ」
というかけ声は、ハヌマンという神の使いの猿の声を模したものです。
そして、ガムラン!
さらには、ワヤン・クリッという影絵!
しかし、よーかいはほとんど何にも観ないまま、病に倒れてしまいました…(TwT。)
バリに着いた翌日から急に38度を超える熱がでてしまい、まる1週間寝込むことになってしまってのです。。
食事も喉を通らないし、頭はふらふらするし、吐き気はするし、頭痛はするしで、ひたすら寝ているしかありませんでした。
寝ているといっても、雨季のバリは湿度も気温も高く、天井にカラカラと回る大きなファンしかついていない部屋ではなんにもしなくても汗まみれになります…。。
本を読んでも頭がくらくらするので、もうホント水を口にする他は「ただそこに倒れているだけ」という無惨な状態に…。。
あまりにもどうしようもないので、海外で初めて医者にかかりましたよ…σ(^_^;)
それでも、医者にかかるのはけっこう抵抗がありました。
だって、インドみたいに注射針を替えないために、患者がエイズにかかるとか、法外な料金をふっかけられたらどうしようとか、いきなり入院って言われたらどうしようとかあるじゃないですか?
ともかく、勇気を振り絞って診療所に。
そこでは、
「あなたはマラリアです」
とか
「デング熱です」
とか
「未知の風土病です」
とか、
「もう助かりません」
とか言われるんじゃないかと、内心かなりドキドキしておりました。
診察を受けて、神妙な顔つきでドクターはつぶやくように言い放ちました。
「ああ、こりゃただの風邪だね」
……ただの風邪、ですか?
内心、どんな悪質な風土病と診断されてもいいだけの心構えでこの診療所にきたのですけど。。?
「うん。ただの風邪」
お医者様はもういちどつぶやくように、ぼそりと言いました。
……あー、そうなのか。
ただの風邪かぁ。。。
そう言われて、なんだかちょっぴりがっかりしている自分を発見!
一体、自分はなにを期待していたのやら……??ヽ(゜▽、゜)ノアハ
ただの風邪でよかったのだけど、なんだか内心複雑な気分でした…(; ̄∀ ̄A
路地裏を歩いていると、どこからかガムランの演奏が聞こえたりする様はまるで沖縄の路地で三線が聞こえてくる様子そっくりです。
そういえば、沖縄の音階はインドネシアのガムランの音階と同じだそうですね。
食文化でも、沖縄の「チャンプルー」という言葉、まったく同じ発音と意味でインドネシアでもそのまま使われています。
「ナシ・チャンプルー」だと、「いろんなものをミックスしたまぜご飯」の意味なのです。
考えてみたら、数百年前の沖縄の男性たちは頭にターバンを巻いていました。
インドネシアでも、ジャワ島を中心にターバンを巻く文化がごく普通に存在しています。
(ちなみに、インドでは少数派であるシーク教徒以外はターバンはしません。)
「安里屋ゆんた」の囃子「マタハーリヌツンダラカヌシャマヨ」はインドネシア語に直すと「太陽はあまねく皆を照らす」とかいう意味になるのだとか…。。(ただし、これについては信憑性はいかがなものか…??)
ともかく、かつて海を通じて琉球とインドネシアは、なんらかの積極的な関係があったことが想像されます。
話を戻して。
ウブドでみどころといえば、本場のケチャ・ダンス!
「チャ、チャ、チャ、チャ、チャ、チャ」
というかけ声は、ハヌマンという神の使いの猿の声を模したものです。
そして、ガムラン!
さらには、ワヤン・クリッという影絵!
しかし、よーかいはほとんど何にも観ないまま、病に倒れてしまいました…(TwT。)
バリに着いた翌日から急に38度を超える熱がでてしまい、まる1週間寝込むことになってしまってのです。。
食事も喉を通らないし、頭はふらふらするし、吐き気はするし、頭痛はするしで、ひたすら寝ているしかありませんでした。
寝ているといっても、雨季のバリは湿度も気温も高く、天井にカラカラと回る大きなファンしかついていない部屋ではなんにもしなくても汗まみれになります…。。
本を読んでも頭がくらくらするので、もうホント水を口にする他は「ただそこに倒れているだけ」という無惨な状態に…。。
あまりにもどうしようもないので、海外で初めて医者にかかりましたよ…σ(^_^;)
それでも、医者にかかるのはけっこう抵抗がありました。
だって、インドみたいに注射針を替えないために、患者がエイズにかかるとか、法外な料金をふっかけられたらどうしようとか、いきなり入院って言われたらどうしようとかあるじゃないですか?
ともかく、勇気を振り絞って診療所に。
そこでは、
「あなたはマラリアです」
とか
「デング熱です」
とか
「未知の風土病です」
とか、
「もう助かりません」
とか言われるんじゃないかと、内心かなりドキドキしておりました。
診察を受けて、神妙な顔つきでドクターはつぶやくように言い放ちました。
「ああ、こりゃただの風邪だね」
……ただの風邪、ですか?
内心、どんな悪質な風土病と診断されてもいいだけの心構えでこの診療所にきたのですけど。。?
「うん。ただの風邪」
お医者様はもういちどつぶやくように、ぼそりと言いました。
……あー、そうなのか。
ただの風邪かぁ。。。
そう言われて、なんだかちょっぴりがっかりしている自分を発見!
一体、自分はなにを期待していたのやら……??ヽ(゜▽、゜)ノアハ
ただの風邪でよかったのだけど、なんだか内心複雑な気分でした…(; ̄∀ ̄A
Posted by よーかい at 00:44│Comments(2)
│一日の雑感。
この記事へのコメント
なーんだ、風邪か~ちぇっ(笑)
何を期待してるのだ?>ワタシ
ところでよーかいさんのようにあっちこっち行かれた方は
当然、バリ初心者の誰もがやられる通称『バリ腹』などには
やられなかったのですよね?
ワタシはバリ未踏ゾーン。
フツーの観光客として行きたいわ~
何を期待してるのだ?>ワタシ
ところでよーかいさんのようにあっちこっち行かれた方は
当然、バリ初心者の誰もがやられる通称『バリ腹』などには
やられなかったのですよね?
ワタシはバリ未踏ゾーン。
フツーの観光客として行きたいわ~
Posted by 南島中毒 at 2008年08月06日 21:54
>南中さん
あはは、もっと自虐的なネタの方がよかったですかね~(; ̄∀ ̄A
「バリ腹」はサルモネラ菌でしたっけ?
それだとさすがにキツそうだなぁ。。
「バリ腹」にはなんなかったですが、海外を旅していて、ちょっとお腹を下しているくらいは、旅をしているうちに「デフォルト」状態になってしまって、ほとんど気にしなくなります…σ(^_^;)
もっとも、コレラくらいになると別ですが。。
あ、実は大腸系弱いです。
社会人になってから、大腸系の病気で死にかけたこともあるんですが…その闘病記(?!)もいつか書こうかな…?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
あはは、もっと自虐的なネタの方がよかったですかね~(; ̄∀ ̄A
「バリ腹」はサルモネラ菌でしたっけ?
それだとさすがにキツそうだなぁ。。
「バリ腹」にはなんなかったですが、海外を旅していて、ちょっとお腹を下しているくらいは、旅をしているうちに「デフォルト」状態になってしまって、ほとんど気にしなくなります…σ(^_^;)
もっとも、コレラくらいになると別ですが。。
あ、実は大腸系弱いです。
社会人になってから、大腸系の病気で死にかけたこともあるんですが…その闘病記(?!)もいつか書こうかな…?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
Posted by よーかい at 2008年08月07日 01:28