ブログ第813日目、雑感。
旅はつづくよ、どこまでも。
ラオスの首都ビエンチャンから早朝のバスに乗って、古都
ルアンパバーンに向かいました。
バスといっても、トラックの荷台に屋根をつけて、荷台の中に何本かベンチ代わりの木の板を渡しただけのバスです。
もちろん、冷房なんかありません…σ(^_^;)
バスの出発は、お客が集まってからになります。
早く集まればそれだけ早くでてしまいますし、集まらなければずーーーっと待つことになります。
また、バスに乗り込むのはお客だけではないのです!
お客と一緒に、お客の何倍もある大量の荷物だったり、お客と関係なしに、まるでフツーのトラックさながらに何の目的かわからない各種の荷物が積み込まれます。
大きな農業用の袋に入った荷物だったり、ときにはシメたばかりの豚が大量に積み込まれてきたり…(; ̄∀ ̄A
バスの中にも、バスの上にも荷物です。
明らかに、過積載。
途中、地図上では一切街などありませんし、むしろ山岳地帯を進んでいくのですが、故障などしたらどうする気でしょうか?
きっと、何も考えていないに違いありません。
うーーーん、やはりこれの乗り物はバスではなくて、正式名称は“
トラック”で正解なのでしょうか?
お客が主というよりも、荷物が主で、そこに人間も乗せて貰っているような感覚に襲われます。
荷物と一緒に、自分も売られにいくんじゃないかしらん?
ちょっとした“ドナドナ”気分です。
ともかくも、自分も荷物の一部になりきって、あまり風の吹き抜けないバスは出発します。
やがて襲いくる炎天下と人いきれで、車内はなんだか大変なことになってきます。
木ぎれ一枚のシートは車の振動を直接伝えてきますし、背もたれもありません。
だけどそれでも。
旅立ちの日はいつもちょっぴりの不安と、それ以上のわくわくがあるのです♪
見ず知らずの場所に行くということ。
どんな状況でも、それはいつでもなんだか心高ぶるものなのです(*´▽`*)
関連記事