スティービー・ワンダーのアルバム『Hotter than July』。
アルバムのいかにも暑そうなスティービー・ワンダーを見ると、
『7月より暑いじゃんかよ!くそっ!!』
とでも言っていそうです。
まさに、今の季節。
そりゃ、7月より8月の方が暑いです(そのまんま)。
もっとも、このアルバムタイトル、収録曲の『Master Blaster (Jammin')』の歌詞の一節から取られたようです。
7月の暑さにも負けないくらい燃えてるぜ!
世の中には頭の痛い問題がたえないけど、(中略)
悩みなんてそよ風が指のすき間をすり抜けるように放っておけばいいのさ!
大ざっぱに言うと、そんな内容の歌詞です。
レゲエをベースにした曲調になっています。
まあ、そんな感じにこちらも夏を楽しみながらマイペースに行こうと思っています。
自分自身が生きていて、そしてそこに“意志”がある限り、まだまだ終わらないのですから。
ここ2、3日いろいろ考えてみて、わかったことが一つあります。
「自分は、要するにアシストする人が好きなんだな」
ということです。
これは、なにごとにおいてもそうみたいです。
サッカーでも、ストライカーよりもアシストの上手い選手が好きです。
中村俊輔選手、中村憲剛選手、アーセナルのアルシャビン選手、ACミランのピルロ選手…などなど。
若手ではマリノスの兵藤選手なんかも。
それぞれタイプは違っても、自分よりも周りを生かすタイプの選手です。
自転車競技でも、エースよりも、強いアシストの選手に惹かれます。
今とても面白い自転車漫画『
弱虫ペダル』も主人公はアシストですし、自転車競技小説の金字塔といっても過言でない近藤史恵著『
サクリファイス』もアシストが主人公のストーリーでとても楽しめました。
少年漫画を読んでいても、たいてい惹かれるのはヒーロー的な主人公よりもそれを支える主人公の友人だったりします。
ラスボスとの闘いの前に死んじゃうような(笑)。
うん、なんというか、よーかいは基本的にアシストタイプなんですね。
別名「巻き込まれタイプ」とも「おひとよし」とも(一種の皮肉や侮蔑を込めて)言うひともいますが……(; ̄∀ ̄A
そういえば、今の仕事も障がいのある人が社会復帰するのをアシストする仕事です。
さらに、教員なんて、一生涯アシストですよね。
子ども達の成長の手助けをし、いいところを伸ばし、困難な部分をそっと支えながら道をつくるような仕事です。
いろいろ個人的な諸事情はあれど、
「アシスト」のプロになることを目指すことを考えると、焦る必要はないのかもしれないな、と思いました。
サッカーを見ても、アシストには決まった形はありません。
そして、往々にして、無駄で無様に見えるほど走って走って走り回って、その先にやっと出すことができるパスがあるのですね。
今年、運良く受かればそれはそれでよし。
ダメでも、もっと経験を積んで、様々な場面に対応できる強いアシストになれ!ということなんだと思います。
だから、意志と心だけはどんなときも熱さをたやさずに。
7月よりも熱く!なのです!!!ヾ(。`Д´。)ノ