葡萄牙国訪問記:16(クリロナ編)

よーかい

2010年06月16日 02:32

ワールドカップで、ポルトガルの初戦がありましたね♪(*´▽`*)



そんな風に、ナニゴトもなかったかのように何ヶ月ぶりかの「葡萄牙国訪問記」の続編をしれっと書いてしまうのです。
(もしかしたら、1回限りかも??)

それにしても、ワールドカップは楽しいです。
サッカーのレベルだけならユーロの方が高いかもしれませんが、通常では観られない国のサッカーを観ることができたり、普段のリーグでは観られないマッチアップを観ることができるのが素晴らしいです。

まさに一期一会。
そして、これぞサッカーの祭典!
(たしか、全世界では、オリンピックを観る人の約40倍もの人々がワールドカップを観戦するそうです。)


今日のポルトガルvsコートジボワール戦は、点の取り合いやスペクタクルなサッカーを期待する人たちには残念な内容だったかもしれませんが、お互いの良さを消し合うハイレベルな内容だったと思います。
いい緊張感が持続した試合でした。



もちろん、ポルトガル国内でも断然一番人気のスポーツは“Futebol”です。
ポルトガル語でサッカーのことです。

例えば、首都リスボン市内にはベンフィカとスポルティングという強豪ライバルチームが存在します。



他にも、FCポルトなどもヨーロッパチャンピオンズリーグの常連です。


そんなフットボール熱の高い常に微熱気味のポルトガルでも、クリスチアーノ・ロナウドは国民的英雄です。





リスボン市内のほとんどのバス停では、クリスチアーノ・ロナウドをモデルにした男性化粧品のCMポスターが貼られていました。

他にも、大手銀行のイメージキャラクターとしても起用されているのも見かけました。



観光地でも、必ずクリスチアーノ・ロナウドのレプリカユニフォームが大人用だけでなく子供用のものまで売られています。
レプリカユニフォームだけでなく、彼の顔や全身がプリントされたシャツも売られています。



……しかしロナウドよ、
なぜ脱いでいるのでしょうか?(; ̄∀ ̄A





それから、引退したとはいえ、まだフィーゴは国民的英雄のようです。
まだ彼のプレーの記憶は鮮やかですけど、もうピッチの上で観ることができないのは少し寂しいものですね。



だけど、同じポルトガル代表の「顔」であっても、デコのポスターやグッズはまったくといっていいほど見かけませんでした。
おそらく、彼がブラジルから帰化したという出自に関係しているものと思われます。

このあたり、寛容な多民族国家のようでいて、やはりどこか内向きなヨーロッパ的な部分を垣間見たような気がしました。


さて、今日は引き分けに終わったポルトガルでしたが、グループリーグを突破したときには、やはり国中が熱くなるのでしょうね。
年越しからニューイヤーにかけても、首都リスボンですらヒジョーに地味だった、ラテンの国とは思えないほどおとなしいポルトガルでしたが、きっとサッカーだけは別なのでしょう。





……あれ?

まだあの地味なニューイヤーのこと記事にしていませんでしたっけ??(; ̄∀ ̄A(爆)

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