2010年03月05日
2010シーズン Jリーグ勝手に順位予想。
当たるも八卦、当たらぬも八卦なのです!ヾ(。`Д´。)ノ
『人間もすなる予想といふものを妖怪もしてみむとすなり。
それの年の弥生の六日の、未の時に門出す。
そのよしいさゝかものにかきつく。』
(紀貫之 「土佐日記」より。←嘘)
まあ、3月6日から今シーズンも始まることですので、勝手に順位予想を今年もしてみたいと思うのです。
あらかじめ断っておきますが、順位を高く付けたチームにも低くつけたチームにも他意はありません。
ただ、独断と偏見があるのみです。(ヲイ)
そして、この記事を読んだことによって読者に得られるものは一切ないと断言しておきましょう!ヾ(。`Д´。)ノ
要は、当たったときにはシーズン後に鬼の首でも取ったように
「それみたことか、ふふん♪」
と言いたいだけで、外れたときはそんなことなかったかのようにふるまうだけなのです(笑)。
そんなわけで始めてみましょう☆
はっきり言って、今年ほど上位の予想が難しい年も少ないと思います。
6チームくらい優勝できる可能性がありますし、下手すると主力選手がケガするかどうかだけで大きく順位が変わってしまうかもしれません。
また、意外なダークホースが上位陣に進出してくるかもしれません。
そのくらい、力が拮抗しているように感じます。
逆に、下位の方はまだ予想がしやすいように思います。(もちろん、思いこみの可能性は否定できません。)
では、まずは降格予想から。
かならず毎年3チーム昇格してくるように、かならず毎年3チームが降格するのです。
勝負の世界ですから、それは仕方のないことです。
下位予想されたチームのサポーターの皆様は「ああ、勝手に言ってろ」とシカトしてくださるとありがたいです。
さて、今年3チーム昇格してきました。
ベガルタ仙台、セレッソ大阪、湘南ベルマーレの3チームです。
昨年2009シーズンは昇格してきたサンフレッチェ広島とモンテディオ山形の2チームは見事残留したどころか、サンフレッチェ広島は4位、モンテディオ山形はほとんどのサッカー専門誌やサッカー好きのひとたちの事前順位予想で最下位予想を覆しての残留を決めました。
しかし、これは例外的な年だったであるといえると思います。
通常、J2から昇格してきたチームすべてが残留できる年なんてこれまでほとんどありません。
よって、この3チームからわずか1年でJ2に逆戻りするチームもでてくると思います。
専門誌等での大方の予想では、湘南ベルマーレがぶっちぎりの最下位予想となっています。
たしかに、タレントの少なさや昨年4位のヴァンフォーレ甲府とわずか勝ち点差1でギリギリ3位の昇格ということを考えれば、そういった予想になるのだと思います。
しかし、よーかいの予想としては、湘南ベルマーレは残留すると踏んでいます。
それも、昇格した3チームの中で一番残留可能性が高いと見ています。
昨年1年間、とりあえず岡山を本拠地にJ2を定点観測してきました。
見てきた中で、飛び抜けた個はいないものの、チームとしてシーズン通してもっともよい形のサッカーをしていたのが湘南ベルマーレに見えました。
チームコンセプトがしっかり浸透していて、ブレが少ないチームという印象です。
逆に、ベガルタ仙台は、カップ戦などの短期決戦ではいい内容のサッカーで上位進出する力はありますが、シーズン通してだと出来・不出来がけっこうはっきりしていたように感じます。
すごく雑に言ってしまうと、リャン・ヨンギの出来次第といった印象すらあります。
今年、目立った補強もなく選手層が薄いことも考えると、仙台には厳しいシーズンになるかもしれません。
セレッソ大阪は、弱点を自覚した上で大型補強を敢行しましたが、監督が同じ以上、やはり昨シーズンと同じ弱点を抱えていると感じています。
それは、前と後ろが分断されることです。
攻撃陣はすごいけど、ディフェンス陣は並以下。
それが昨季のセレッソでした。
今季、FC東京から茂庭、大分トリニータから上本という素晴らしいディフェンダーを補強しましたが、急造ディフェンスラインがシーズン序盤、どこまで意志疎通できているのかは未知数です。
また、キーマンである香川選手と乾選手が止められたときどうするのか?
このあたり、J2のように香川選手と乾選手を誰も止められないということはJ1ではないと思うのです。
だから、決して楽なシーズンではないはずです。
下手をすると残留争いに巻き込まれる可能性さえ秘めているとさえ感じています。
これまでのJ1組では、もっとも危ないと感じるチームは京都です。
なにせ、イ・ジョンス、シジクレイ、佐藤勇人というセンターラインの主軸がごっそり抜けたのです。
とくに、攻守に渡って起点になることができていた佐藤勇人選手の穴は埋まらないと思います。
次に、危ないのは磐田です。
昨年、イ・グノと前田選手の二人の得点力によって中位に踏みとどまりましたが、失点数は相当なものでした。
ワールドカップ後、イ・グノ選手が磐田に残るかどうかはまだ未定です。
さらに、ケガの多い前田選手。
このどちらかが抜けただけで、得点力は大きく下がります。
そして、失点を防ぐという観点では、ディフェンス力が大きく向上したようには思えません。
毎年降格争いをしているチームとしては大宮アルディージャがありますが、大宮は昨季の主力の多くが残り、特にDFマトやFWラファエルといった素晴らしい選手がいます。
DFに大分トリニータから深谷選手、ボランチにアン・ヨンハ選手の補強や左サイドに川崎フロンターレから村上選手を補強してきたことなども大きいです。
守備力は昨季以上ですし、攻撃の形も昨年終盤はなかなかに良いものが見えました。
もしかすると、大躍進するチームの一つではないかと思っています。
同様に、昨年かろうじて、しかし大方の予想を覆す大きな残留を果たしたモンテディオ山形ですが、チームの主力はすべて残った上で、DFに横浜Fマリノスからキム・クナン選手、MFに鹿島アントラーズから増田選手、FWに同じく鹿島から田代選手と的確な補強がなされました。
昨季、モンテディオの失点の少なさは驚異的な数字でもありました。
そこに攻撃力が上積みされ、さらに終盤キム・クナン選手を上げてパワープレイをしていく選択肢も増えたことで、山形も躍進する可能性があるチームだと考えます。
一方、ヴィッセル神戸は今季もなんとなく噛み合わなさそうな印象です。
選手個々は悪くないのですが、どうもちぐはぐなチームです。
下位に沈むと予想します。
主軸がごっそり抜けたアルビレックス新潟ですが、たしかに残留争いはすることもあるかもしれませんが、それでも攻撃陣は決して悪くない印象です。
降格はないと思います。
未知数なのが横浜Fマリノス。
木村和司監督が吉とでるか凶とでるかは誰にも分かりません(笑)。
けれど、選手個々の能力は非常に高いです。
早野監督のような、ある意味「降格請負人」が監督になった時でも中位に踏みとどまる力はありました。
ディフェンス面では今年もある程度計算できます。
また、これまで不在だった司令塔兼パサーという「最後のピース」として中村俊輔選手が加わったことは大きいでしょう。
昨季以上の成績を残すと予想します。
さて、上位陣ですが、
鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、FC東京、清水エスパルス、名古屋グランパス、ガンバ大阪
(以上、東から西への並びです)この6チームはチーム力が並んでいます。
どこが優勝してもおかしくないです。
それぞれに長所と不安要素が混在しています。
鹿島アントラーズ:
守備が大崩れすることはないでしょう。
しかし、問題なのは攻撃陣です。
オリベイラ監督の選手を固定する戦術も、控え層の薄さを生んでいます。
特にACLに力を入れることを明言している今季、果たしてリーグ4連覇は難しいように感じます。
川崎フロンターレ:
選手層はたしかに厚くなりました。
しかし、関口監督と違い、高畠監督のサッカーでは前と後ろが分断される傾向がやはり改善されていません。
左サイドに村上選手を放出して小宮山選手を獲得しましたが、たしかに小宮山選手は攻撃力は素晴らしいですが、守備力は村上選手の方が上だったと思います。
中村憲剛選手の序盤の離脱がどのくらいひびくか…。
最終的に上位には踏みとどまるでしょうが、またもや「シルバーホルダー」になってしまう可能性も…?
FC東京:
スタメンの選手の能力だけを見たら、このチームが優勝争いをしないのはおかしいと毎年思います。
しかし、それでも優勝争いに最後まで加われないのは、あとなにかどこかで「大化け」する必要があるのかもしれません。
また、代表に多くをとられることと、攻撃陣が噛み合うかどうかがやや不安と言えば不安です。
清水エスパルス:
シーズン前の調整はかなりいいという話を聞いています。
しかし、昨季いいところまでいきながら失速してしまったのは、選手のメンタル面以上に長谷川監督の采配の限界でもあったかのようにも見えました。
今年もいいところまではいくけれど……というパターンの二の轍を踏みそうな予感です。。
名古屋グランパス:
今年1番の大型補強を行い、ストイコビッチ監督も3年目ということで勝負のシーズンでしょう。
ただし、攻撃陣の充実ぶりに引き替え、いくら能力が高くても闘莉王選手と千代反田選手のコンビは「急造ライン」という印象もぬぐえません。
浦和では、闘莉王選手が上がるときには鈴木啓太選手がカバーするという決まり事がうまくできていましたが、名古屋ではその役割を誰が行うのかが見えません。
ダニルソンに果たしてその役割ができるのでしょうか??
ガンバ大阪:
選手層は毎年の事ながら厚いです。
そして、戦術のベースは浸透しています。
それでも、選手の高齢化により夏場以降特に中盤の出来が不安定になる可能性や、ACLなどの疲労がでてくる可能性もあります。
大崩れはしないでしょうが、ずば抜けているとも思えないという印象です。
他に、浦和レッズは今シーズンも再建途中でしょう。
うまく噛み合えば優勝争いに加わる可能性もありますが、もう1年我慢のシーズンかなと見ています。
ただし、フィンケ監督の戦術が浸透してきて、膿を吐き出しきったときの浦和はかなり強くなりそうです。
広島は、ACLの負担が大きいでしょう。
また、柏木選手の流出は相当な痛手です。
とても面白いサッカーをするチームなので、本来であれば今年は優勝争いに加わって欲しいところですが、総合順位は下がりそうな予感です。
以上、18チームそれぞれ述べてきました。(漏れはないですよね…?どきどき)
これらを踏まえて、順位予想です。
繰り返しますが、特に上位陣の予想はまったく自信ありません……( ̄ω ̄;)
1位 :川崎フロンターレ
2位 :FC東京
3位 :ガンバ大阪
4位 :清水エスパルス
5位 :鹿島アントラーズ
6位 :名古屋グランパス
7位 :横浜Fマリノス
8位 :浦和レッズ
9位 :大宮アルディージャ
10位:モンテディオ山形
11位:サンフレッチェ広島
12位:アルビレックス新潟
13位:セレッソ大阪
14位:ヴィッセル神戸
15位:湘南ベルマーレ
16位:ベガルタ仙台
17位:ジュビロ磐田
18位:京都サンガ
ついでに、J2では千葉県の2チーム、千葉と柏の昇格は固いでしょう。
千葉に関しては、オシム監督時代に戻ったかのような戦力の充実ぶりです(笑)。
あと1チーム。
可能性があるのは甲府(昨季4位)、鳥栖(昨季5位)、札幌(昨季6位)に加え、チーム力が充実してきた徳島や横浜FCあたりでしょうか。
この「あと1枠をめぐる闘い」では、札幌が有位だと感じます。
昨年、石崎監督のサッカーは序盤は浸透せず、ちぐはぐでした。
しかし、終盤の内容はまさに石崎監督のプレッシングサッカーが見事に浸透していて、いいチームに変貌していました。
また、プレッシングサッカーも北国のサッカーも夏場や疲労の蓄積に弱いですが、昨季の51試合から今季は36試合と試合数は激減しています。
そう考えると、札幌にとっては非常に有利な条件が整ったように思います。
また、優勝争いにはまだ絡まないでしょうが、富山は昨季もいいサッカーをしていました。
戦力的に上積みがある今季は、上位に進出してくるかもしれません。
……って、すべては「当たるも八卦、当たらぬも八卦」」なのですよ!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
『人間もすなる予想といふものを妖怪もしてみむとすなり。
それの年の弥生の六日の、未の時に門出す。
そのよしいさゝかものにかきつく。』
(紀貫之 「土佐日記」より。←嘘)
まあ、3月6日から今シーズンも始まることですので、勝手に順位予想を今年もしてみたいと思うのです。
あらかじめ断っておきますが、順位を高く付けたチームにも低くつけたチームにも他意はありません。
ただ、独断と偏見があるのみです。(ヲイ)
そして、この記事を読んだことによって読者に得られるものは一切ないと断言しておきましょう!ヾ(。`Д´。)ノ
要は、当たったときにはシーズン後に鬼の首でも取ったように
「それみたことか、ふふん♪」
と言いたいだけで、外れたときはそんなことなかったかのようにふるまうだけなのです(笑)。
そんなわけで始めてみましょう☆
はっきり言って、今年ほど上位の予想が難しい年も少ないと思います。
6チームくらい優勝できる可能性がありますし、下手すると主力選手がケガするかどうかだけで大きく順位が変わってしまうかもしれません。
また、意外なダークホースが上位陣に進出してくるかもしれません。
そのくらい、力が拮抗しているように感じます。
逆に、下位の方はまだ予想がしやすいように思います。(もちろん、思いこみの可能性は否定できません。)
では、まずは降格予想から。
かならず毎年3チーム昇格してくるように、かならず毎年3チームが降格するのです。
勝負の世界ですから、それは仕方のないことです。
下位予想されたチームのサポーターの皆様は「ああ、勝手に言ってろ」とシカトしてくださるとありがたいです。
さて、今年3チーム昇格してきました。
ベガルタ仙台、セレッソ大阪、湘南ベルマーレの3チームです。
昨年2009シーズンは昇格してきたサンフレッチェ広島とモンテディオ山形の2チームは見事残留したどころか、サンフレッチェ広島は4位、モンテディオ山形はほとんどのサッカー専門誌やサッカー好きのひとたちの事前順位予想で最下位予想を覆しての残留を決めました。
しかし、これは例外的な年だったであるといえると思います。
通常、J2から昇格してきたチームすべてが残留できる年なんてこれまでほとんどありません。
よって、この3チームからわずか1年でJ2に逆戻りするチームもでてくると思います。
専門誌等での大方の予想では、湘南ベルマーレがぶっちぎりの最下位予想となっています。
たしかに、タレントの少なさや昨年4位のヴァンフォーレ甲府とわずか勝ち点差1でギリギリ3位の昇格ということを考えれば、そういった予想になるのだと思います。
しかし、よーかいの予想としては、湘南ベルマーレは残留すると踏んでいます。
それも、昇格した3チームの中で一番残留可能性が高いと見ています。
昨年1年間、とりあえず岡山を本拠地にJ2を定点観測してきました。
見てきた中で、飛び抜けた個はいないものの、チームとしてシーズン通してもっともよい形のサッカーをしていたのが湘南ベルマーレに見えました。
チームコンセプトがしっかり浸透していて、ブレが少ないチームという印象です。
逆に、ベガルタ仙台は、カップ戦などの短期決戦ではいい内容のサッカーで上位進出する力はありますが、シーズン通してだと出来・不出来がけっこうはっきりしていたように感じます。
すごく雑に言ってしまうと、リャン・ヨンギの出来次第といった印象すらあります。
今年、目立った補強もなく選手層が薄いことも考えると、仙台には厳しいシーズンになるかもしれません。
セレッソ大阪は、弱点を自覚した上で大型補強を敢行しましたが、監督が同じ以上、やはり昨シーズンと同じ弱点を抱えていると感じています。
それは、前と後ろが分断されることです。
攻撃陣はすごいけど、ディフェンス陣は並以下。
それが昨季のセレッソでした。
今季、FC東京から茂庭、大分トリニータから上本という素晴らしいディフェンダーを補強しましたが、急造ディフェンスラインがシーズン序盤、どこまで意志疎通できているのかは未知数です。
また、キーマンである香川選手と乾選手が止められたときどうするのか?
このあたり、J2のように香川選手と乾選手を誰も止められないということはJ1ではないと思うのです。
だから、決して楽なシーズンではないはずです。
下手をすると残留争いに巻き込まれる可能性さえ秘めているとさえ感じています。
これまでのJ1組では、もっとも危ないと感じるチームは京都です。
なにせ、イ・ジョンス、シジクレイ、佐藤勇人というセンターラインの主軸がごっそり抜けたのです。
とくに、攻守に渡って起点になることができていた佐藤勇人選手の穴は埋まらないと思います。
次に、危ないのは磐田です。
昨年、イ・グノと前田選手の二人の得点力によって中位に踏みとどまりましたが、失点数は相当なものでした。
ワールドカップ後、イ・グノ選手が磐田に残るかどうかはまだ未定です。
さらに、ケガの多い前田選手。
このどちらかが抜けただけで、得点力は大きく下がります。
そして、失点を防ぐという観点では、ディフェンス力が大きく向上したようには思えません。
毎年降格争いをしているチームとしては大宮アルディージャがありますが、大宮は昨季の主力の多くが残り、特にDFマトやFWラファエルといった素晴らしい選手がいます。
DFに大分トリニータから深谷選手、ボランチにアン・ヨンハ選手の補強や左サイドに川崎フロンターレから村上選手を補強してきたことなども大きいです。
守備力は昨季以上ですし、攻撃の形も昨年終盤はなかなかに良いものが見えました。
もしかすると、大躍進するチームの一つではないかと思っています。
同様に、昨年かろうじて、しかし大方の予想を覆す大きな残留を果たしたモンテディオ山形ですが、チームの主力はすべて残った上で、DFに横浜Fマリノスからキム・クナン選手、MFに鹿島アントラーズから増田選手、FWに同じく鹿島から田代選手と的確な補強がなされました。
昨季、モンテディオの失点の少なさは驚異的な数字でもありました。
そこに攻撃力が上積みされ、さらに終盤キム・クナン選手を上げてパワープレイをしていく選択肢も増えたことで、山形も躍進する可能性があるチームだと考えます。
一方、ヴィッセル神戸は今季もなんとなく噛み合わなさそうな印象です。
選手個々は悪くないのですが、どうもちぐはぐなチームです。
下位に沈むと予想します。
主軸がごっそり抜けたアルビレックス新潟ですが、たしかに残留争いはすることもあるかもしれませんが、それでも攻撃陣は決して悪くない印象です。
降格はないと思います。
未知数なのが横浜Fマリノス。
木村和司監督が吉とでるか凶とでるかは誰にも分かりません(笑)。
けれど、選手個々の能力は非常に高いです。
早野監督のような、ある意味「降格請負人」が監督になった時でも中位に踏みとどまる力はありました。
ディフェンス面では今年もある程度計算できます。
また、これまで不在だった司令塔兼パサーという「最後のピース」として中村俊輔選手が加わったことは大きいでしょう。
昨季以上の成績を残すと予想します。
さて、上位陣ですが、
鹿島アントラーズ、川崎フロンターレ、FC東京、清水エスパルス、名古屋グランパス、ガンバ大阪
(以上、東から西への並びです)この6チームはチーム力が並んでいます。
どこが優勝してもおかしくないです。
それぞれに長所と不安要素が混在しています。
鹿島アントラーズ:
守備が大崩れすることはないでしょう。
しかし、問題なのは攻撃陣です。
オリベイラ監督の選手を固定する戦術も、控え層の薄さを生んでいます。
特にACLに力を入れることを明言している今季、果たしてリーグ4連覇は難しいように感じます。
川崎フロンターレ:
選手層はたしかに厚くなりました。
しかし、関口監督と違い、高畠監督のサッカーでは前と後ろが分断される傾向がやはり改善されていません。
左サイドに村上選手を放出して小宮山選手を獲得しましたが、たしかに小宮山選手は攻撃力は素晴らしいですが、守備力は村上選手の方が上だったと思います。
中村憲剛選手の序盤の離脱がどのくらいひびくか…。
最終的に上位には踏みとどまるでしょうが、またもや「シルバーホルダー」になってしまう可能性も…?
FC東京:
スタメンの選手の能力だけを見たら、このチームが優勝争いをしないのはおかしいと毎年思います。
しかし、それでも優勝争いに最後まで加われないのは、あとなにかどこかで「大化け」する必要があるのかもしれません。
また、代表に多くをとられることと、攻撃陣が噛み合うかどうかがやや不安と言えば不安です。
清水エスパルス:
シーズン前の調整はかなりいいという話を聞いています。
しかし、昨季いいところまでいきながら失速してしまったのは、選手のメンタル面以上に長谷川監督の采配の限界でもあったかのようにも見えました。
今年もいいところまではいくけれど……というパターンの二の轍を踏みそうな予感です。。
名古屋グランパス:
今年1番の大型補強を行い、ストイコビッチ監督も3年目ということで勝負のシーズンでしょう。
ただし、攻撃陣の充実ぶりに引き替え、いくら能力が高くても闘莉王選手と千代反田選手のコンビは「急造ライン」という印象もぬぐえません。
浦和では、闘莉王選手が上がるときには鈴木啓太選手がカバーするという決まり事がうまくできていましたが、名古屋ではその役割を誰が行うのかが見えません。
ダニルソンに果たしてその役割ができるのでしょうか??
ガンバ大阪:
選手層は毎年の事ながら厚いです。
そして、戦術のベースは浸透しています。
それでも、選手の高齢化により夏場以降特に中盤の出来が不安定になる可能性や、ACLなどの疲労がでてくる可能性もあります。
大崩れはしないでしょうが、ずば抜けているとも思えないという印象です。
他に、浦和レッズは今シーズンも再建途中でしょう。
うまく噛み合えば優勝争いに加わる可能性もありますが、もう1年我慢のシーズンかなと見ています。
ただし、フィンケ監督の戦術が浸透してきて、膿を吐き出しきったときの浦和はかなり強くなりそうです。
広島は、ACLの負担が大きいでしょう。
また、柏木選手の流出は相当な痛手です。
とても面白いサッカーをするチームなので、本来であれば今年は優勝争いに加わって欲しいところですが、総合順位は下がりそうな予感です。
以上、18チームそれぞれ述べてきました。(漏れはないですよね…?どきどき)
これらを踏まえて、順位予想です。
繰り返しますが、特に上位陣の予想はまったく自信ありません……( ̄ω ̄;)
1位 :川崎フロンターレ
2位 :FC東京
3位 :ガンバ大阪
4位 :清水エスパルス
5位 :鹿島アントラーズ
6位 :名古屋グランパス
7位 :横浜Fマリノス
8位 :浦和レッズ
9位 :大宮アルディージャ
10位:モンテディオ山形
11位:サンフレッチェ広島
12位:アルビレックス新潟
13位:セレッソ大阪
14位:ヴィッセル神戸
15位:湘南ベルマーレ
16位:ベガルタ仙台
17位:ジュビロ磐田
18位:京都サンガ
ついでに、J2では千葉県の2チーム、千葉と柏の昇格は固いでしょう。
千葉に関しては、オシム監督時代に戻ったかのような戦力の充実ぶりです(笑)。
あと1チーム。
可能性があるのは甲府(昨季4位)、鳥栖(昨季5位)、札幌(昨季6位)に加え、チーム力が充実してきた徳島や横浜FCあたりでしょうか。
この「あと1枠をめぐる闘い」では、札幌が有位だと感じます。
昨年、石崎監督のサッカーは序盤は浸透せず、ちぐはぐでした。
しかし、終盤の内容はまさに石崎監督のプレッシングサッカーが見事に浸透していて、いいチームに変貌していました。
また、プレッシングサッカーも北国のサッカーも夏場や疲労の蓄積に弱いですが、昨季の51試合から今季は36試合と試合数は激減しています。
そう考えると、札幌にとっては非常に有利な条件が整ったように思います。
また、優勝争いにはまだ絡まないでしょうが、富山は昨季もいいサッカーをしていました。
戦力的に上積みがある今季は、上位に進出してくるかもしれません。
……って、すべては「当たるも八卦、当たらぬも八卦」」なのですよ!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
Posted by よーかい at 04:25│Comments(4)
│ビバ!サッカー!!!
この記事へのコメント
はじめまして。
あと1枠の予想に札幌を入れて頂いてとっても嬉しいです!
どこのチームの選手の皆さんも怪我無く一年を過ごし、
キッチリ結果を残して欲しいです。
昇格の中にコンサが居ればさらにいいのですが!
昨日の基地について書かれていたことも
沖縄から来ている選手がいるってだけではなく
北の雪国からずっと気にかけています。
カウンセラーをされていたのでしょうか?
ちょっと違うかも知れませんが
今年の子供の行っている中学のカウンセラーさんは
癒し系の優しい方でとても助かっています。
世界がかわる!ってところをぽちっとするのかしら?
あと1枠の予想に札幌を入れて頂いてとっても嬉しいです!
どこのチームの選手の皆さんも怪我無く一年を過ごし、
キッチリ結果を残して欲しいです。
昇格の中にコンサが居ればさらにいいのですが!
昨日の基地について書かれていたことも
沖縄から来ている選手がいるってだけではなく
北の雪国からずっと気にかけています。
カウンセラーをされていたのでしょうか?
ちょっと違うかも知れませんが
今年の子供の行っている中学のカウンセラーさんは
癒し系の優しい方でとても助かっています。
世界がかわる!ってところをぽちっとするのかしら?
Posted by 3Bノンキーズ at 2010年03月05日 18:11
>3Bノンキーズ さん
はじめまして♪(^O^)/
コメントどうもありがとうございます。
コンサドーレ、いいチームだと思いますよ。
石崎監督のサッカーは見ていて楽しいです。
>沖縄から来ている選手がいるってだけではなく
昨年の主将のMF上里選手と、あとFWの上原選手ですよね♪
上里選手は昨シーズン始まる前からとても注目しています。
(実際、このブログでも何度か取り上げました。)
昨年の65m弾はJ2のベストゴールだと思っています☆
>昨日の基地について書かれていたことも
>北の雪国からずっと気にかけています。
ありがとうございます。
うれしいです(*´∇`*)
>カウンセラーをされていたのでしょうか?
いまもまだ現役です。
ただ、スクールカウンセラーではなく、障がい者の就職や生活面での相談などを担当するカウンセラーになりますが。。
>世界がかわる!ってところをぽちっとするのかしら?
これは、1クリックにつき、1円が環境保護などのために協賛企業から寄付される仕組みらしいです。
よろしかったらヾ(=^▽^=)ノ
はじめまして♪(^O^)/
コメントどうもありがとうございます。
コンサドーレ、いいチームだと思いますよ。
石崎監督のサッカーは見ていて楽しいです。
>沖縄から来ている選手がいるってだけではなく
昨年の主将のMF上里選手と、あとFWの上原選手ですよね♪
上里選手は昨シーズン始まる前からとても注目しています。
(実際、このブログでも何度か取り上げました。)
昨年の65m弾はJ2のベストゴールだと思っています☆
>昨日の基地について書かれていたことも
>北の雪国からずっと気にかけています。
ありがとうございます。
うれしいです(*´∇`*)
>カウンセラーをされていたのでしょうか?
いまもまだ現役です。
ただ、スクールカウンセラーではなく、障がい者の就職や生活面での相談などを担当するカウンセラーになりますが。。
>世界がかわる!ってところをぽちっとするのかしら?
これは、1クリックにつき、1円が環境保護などのために協賛企業から寄付される仕組みらしいです。
よろしかったらヾ(=^▽^=)ノ
Posted by よーかい at 2010年03月05日 22:02
寝られん。もおフラフラ覚悟で味スタ行くわ
>ただ、独断と偏見があるのみです。(ヲイ)
順位予想なんてそんなもんやろ(ヲイヲイ)
J1もJ2も細かいことわからんから、細かい話は横へ置き
>特に上位陣の予想はまったく自信ありません……( ̄ω ̄;)
タヌキはそれでも2位かい~
今日、カモメ丸焼きにでけたらちょいと信じるわ♪
…イヂ悪い?
ほいじゃ、時間までゴロゴロするわ
京王線に無事に乗れるよう祈っといて~
>ただ、独断と偏見があるのみです。(ヲイ)
順位予想なんてそんなもんやろ(ヲイヲイ)
J1もJ2も細かいことわからんから、細かい話は横へ置き
>特に上位陣の予想はまったく自信ありません……( ̄ω ̄;)
タヌキはそれでも2位かい~
今日、カモメ丸焼きにでけたらちょいと信じるわ♪
…イヂ悪い?
ほいじゃ、時間までゴロゴロするわ
京王線に無事に乗れるよう祈っといて~
Posted by マテ姉さん at 2010年03月06日 04:33
>マテ姉さん
コメントどうもありがとうございます。
返信遅くなりましたm(_ _)m
>寝られん。もおフラフラ覚悟で味スタ行くわ
結果、楽しかったようでなによりです☆
>タヌキはそれでも2位かい~
>今日、カモメ丸焼きにでけたらちょいと信じるわ♪
なにせ、現日本代表5人に、他にも各世代の代表や元代表がずらりそろっています。
選手個々の能力だけなら他を圧倒していてもおかしくないはずなのですよ。
昨年ナビスコを獲っていますし、城福監督も3年目で戦術も浸透しています。
これで最終節まで優勝争いに絡めなかったら、むしろ恥ずかしいデスヨ…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
マリノスは、その相手に内容では上回っていたと多くの専門記事の選評ではありますので、後半ロスタイムの失点は残念ではありますが、初戦ですし、まあそんなに悲観することもないでしょう。
つか、FC東京、マリノス相手にあのような内容で大丈夫なんでしょうか…?( ̄ω ̄;)
コメントどうもありがとうございます。
返信遅くなりましたm(_ _)m
>寝られん。もおフラフラ覚悟で味スタ行くわ
結果、楽しかったようでなによりです☆
>タヌキはそれでも2位かい~
>今日、カモメ丸焼きにでけたらちょいと信じるわ♪
なにせ、現日本代表5人に、他にも各世代の代表や元代表がずらりそろっています。
選手個々の能力だけなら他を圧倒していてもおかしくないはずなのですよ。
昨年ナビスコを獲っていますし、城福監督も3年目で戦術も浸透しています。
これで最終節まで優勝争いに絡めなかったら、むしろ恥ずかしいデスヨ…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
マリノスは、その相手に内容では上回っていたと多くの専門記事の選評ではありますので、後半ロスタイムの失点は残念ではありますが、初戦ですし、まあそんなに悲観することもないでしょう。
つか、FC東京、マリノス相手にあのような内容で大丈夫なんでしょうか…?( ̄ω ̄;)
Posted by よーかい at 2010年03月07日 22:54