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2008年06月06日

北中城 名水の誉れ/「平成の名水百選」に荻道大城湧水群

環境省は四日、北中城村の「荻道大城湧水群」や和歌山県那智勝浦町の世界遺産「那智の滝」など、四十二都道府県の河川やわき水など百カ所を「平成の名水百選」に選定した。
二十五日、名水がある市町村に認定書を交付する。


環境問題が主要議題となる七月の北海道洞爺湖サミットに向け、水の大切さを再認識してもらおうと選ばれたもので、県内からは唯一の認定。
両地域に点在するヒージャーガー、アガリヌカー、チブガーなど十カ所を合わせた湧水群が認定された。
上質な水質や水量に加え、自治会やボランティアの保全活動、子どもたちの自然観察会や文化学習の場として活用されている実績も高い評価を得た。


大城地域で景観美化に取り組む「大城花咲爺会」の外間裕会長は「わき水はかつて命の源だった。水道が整備された今でも、地域の緑化のために活用されている」と胸を張った。
荻道で子どもを対象にした林間学校を開き、わき水を巡っているNPOおきなわ環境塾の後藤道雄塾長は「水の尊さを子どもに伝え、環境への意識を高めるためにも湧水群は貴重」と語った。


新垣邦男村長は「名水の名に恥じないよう、今後も地域と行政が協力して湧水群の保全と活用を行っていく」と意欲を示した。


(2008年6月5日(木)沖縄タイムス)
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