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2007年01月30日

適応機制(防衛・逃避・攻撃)のいろいろ

(1)防衛機制

合理化
自覚されない自己の矛盾や不満を自我を傷つけないような受容しやすい説明によって正当化する。

抑圧(抑制)
罪の意識が不安を呼び起こすような衝動・経験・感情などを意識化しないように無意識のうちに抑えてしまう。

同一視
摂取ともいう。
他人の一部または全部を自己のものとして取り込み、自己と同一視し同化しようとする。

投射(投影)
自己の欠点や不愉快なことに目をつぶるため、それを他人へ転嫁・帰属させる。

転換
情動の抗争などの内的障害から逃避する働きであり、各種の疾病を用いる(疾病逃避)が1つの典型である。

反動形成
それを自覚すると自我が傷つくような衝動が抑圧され、その代理としてそれと正反対の態度や行動が表出される。

代償(置換)
情動(正・負)を本来の対象や目標へ向けずに別の目標に向ける。

補償
自己の欠陥や劣性による劣等感を解消するための積極的及び消極的な努力によってなされる行動や意識の働き方をいう。



(2)逃避機制

退行
現在の発達段階にふさわしい適応をしないで、より早期の未熟な段階の適応をすることによって安易な解決をはかる。

白昼夢(空想)
白昼夢のようにイメージだけの活動によって満足し、現実から逃避する。

解離(分離)
一群の心理的な過程が意識から分離して独立的ないし自動的に働くことにより、自我の責任・苦痛・努力が回避される。



(3)攻撃機制

攻撃
欲求阻止の本質的解決ではないが、攻撃をしたり破壊的行動をすることで、阻止するものや脅威を与えるものに対しての緊張緩和を試みる。


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Posted by よーかい at 16:42│Comments(0)教育心理
 
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