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2006年11月30日

ブログ第239日目、雑感。

さて、昨日の問題。(宮古島ヴァージョン)

「朝は4本足、昼も4本足、夜は3本足、これなーんだ?」d(ФωФ)キラーン


正解は、ヤギです。


なぜなら、宮古ヤギはの夜になると、泣く子も黙る「片足ぴんざ」になるのです!
(※個体差があります。)


「ぴんざ」とは沖縄本島でいう「ひーじゃー」つまりヤギのことです。
「片足ぴんざ」とは、まんま「3本足のヤギ」という意味になります。


片足ぴんざは、最強です。
見てしまっただけで、その人には不幸をもたらします。
さらに、1本足が欠けていても、ものすごい速度と跳躍力を持っています。
もしも片足ぴんざに追いつかれ、飛び越えられると、その人は即死してしまうのです…!



ですから、大人も子どもも片足ぴんざが出没したという話を聞くと震え上がるのです。

これは昔話というわけでもなく、現在でも目撃情報があったりします。
追いかけてくる片足ぴんざから必死で逃げたなんていう武勇伝を持っている宮古人も、けっこうな数存在するのです。




だけど、宮古人がヤギを嫌いかといえば、そんなことはまったくありません。

むしろ大好物です。
もともと食糧資源に乏しかった宮古島ですから、かつてはヤギはものすごいごちそうでもありました。



…ここで、ふとわき上がる疑念の嵐。

“もしかして、宮古人は本当はヤギ好きにもかかわらず、ある意図をもって外部に向けて、自分たちで「ヤギが怖い」という宣伝をしているのではなかろうか?”

いわゆる「マッチポンプ」です。


なぜでしょうか?

それは太平洋戦争時までさかのぼります。

宮古はイギリス艦隊に包囲され、砲撃を受けました。
毎日、ひもじい思いをしながらガマ(洞窟)を防空壕代わりに避難する生活です。
一方、イギリス艦隊も珊瑚礁の内側までは侵入できず、砲撃も散発的なものになりがちでした。
そこで、イギリス艦隊は諜報部員を島に派遣し、宮古人の弱点を探ろうとしました。

この情報戦は、宮古人の方が一枚上手でした。

イギリスの諜報部員を逆手にとって上手く使って、自分たちに有利なようにもっていこうとしたのです。
もちろん宮古人にとっての「勝利」とは、戦争に勝つことではありませんでした。
それよりももっと根源的な、生命をつなぐだけの食糧を得ることだったのです。

宮古人の策とはなんでしょうか?
それは、自分たちの大好物を「弱点である」と見せかけるという奇策でした!

“ヤギが怖い”と。

しかし、ただ「ヤギが怖い」では説得力がありませんし、空腹で弱った身体では元気なヤギを捕まえるのは困難でした。
そこで、「3本足のヤギが怖い」と言いふらしたのです。

イギリスの諜報部員は、それを信じて宮古のあちこちに片足を切り落としたヤギを放ちました。
宮古の人は、怯えて逃げ回っているように見えました。
「おそろしや、おそろしや、片足ぴんざがでたぞ~!」
しかし、実は逃げ回るふりをして見通しのきかないところへヤギを誘い込んで捕まえる作戦だったのです!

片足のないヤギは走る速度も遅く、体力的に弱った宮古人でも易々と捕まえることができました。

イギリス艦隊から見えない場所で、連日それはもうヤギ三昧です。
「ああ、ヤギがこわい、ヤギがこわい。
怖いから早く目に付かないように食べてしまおう」
そういって、食べてしまうのです。


さて、ある程度皆の空腹がおさまったところで、長老がぽつりと言いました。



「ああ、今度は泡盛が怖い」











もちろん、フィクションですよ? (。・w・。 ) ププッ

※片足ぴんざの話自体は宮古に実在します。
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この記事へのコメント
まんじゅう怖い(笑)。

さあやが片足ピンザの存在を知ったのは旅先の宿。
ゲストハウスに置いてあった『宮古スピリッツ』でした。

ウィキペディアの宮古島の項目を調べてみたら

>真相は、昭和40年ごろ高校の生徒指導の先生が、生徒が夜遊びをしない様に考え出した怪談であるらしい。

と、もっともらしい解説、思わずウケてしまいましたよ。
Posted by さあや at 2006年11月30日 23:55
ホントだ〜!
昔からの伝承的妖怪かと思ったら、先生が作った「トイレの花子さん」だったんだ。しかも、ピンザが出没するのは「昔、死体箱置き場だった交差点@平良市」だって。手が込んでる〜。
「風車祭」のブタちゃんと、どっちが強いかな?

>空腹がおさまったところで、長老がぽつりと言いました。

この後のセリフはクイズにして欲しかったな(笑)。
Posted by かり管1号 at 2006年12月01日 12:37
>さあやさん

そうそう、まさに「まんじゅうこわい」です(笑)。


「宮古スピリッツ」、2巻と3巻を読んだことがあります。
登場人物がみんな目が笑っていないのが不思議な味をだしていますよね~ヾ(@^▽^@)ノわはは

それにしても、たしかにウィキペディアの平良市の項目にありますね~Σ(・ω・ノ)ノ! びっくりっ!
これまで、出自まで書いた本とか読んだことなかったので、驚きました。

もしかして、宮古のひとですら知らない事実なのでしょうか…?!( ̄ω ̄;)
Posted by よーかい at 2006年12月01日 15:36
>かり管1号さん

それにしても、宮古島のいち教員が作ったものが、こんなに島中のひとがいまでも怖れるほどのものになるとは…( ̄ω ̄;)

ガングリ・ユマタの由来って、死者の骨壺置き場だったんですね~。驚き。


最後の台詞は、もうわかるひとにはわかる内容なので、クイズにするのはちょっと…ヾ(;´▽`A``アセアセ


※すみません、先日、8日にかりゆしに行きますと書きましたが、行かれなくなってしまいました…。
予約キャンセルできますでしょうか?
もうしわけない…m(_ _)m
Posted by よーかい at 2006年12月01日 15:41
こんばんは、(^O^)/
今夜も、親子で楽しんでしまいました。
落語好きの息子は、大喜びです。^^
「よーかいさんも落語とか好きなのかなー」と、
言っておりました。
担任の先生が宮古人なので聞いてみようと
張り切っています!!
Posted by moba at 2006年12月01日 20:36
なんか『ターボばあちゃん』の話みたいだねぇ。。。
あれも都市伝説っぽい話だからちょっと近いかも。

あれ?あれは追い抜かれたらやっぱし死んじゃうんだったかな?それとも事故るんだったかな?
昔聞いた話だからうろ覚え也。。
Posted by イナゴ at 2006年12月02日 01:05
>mobaさん

どうもありがとうです~☆(o^∇^o)ノ

落語、最近寄席などを観に行き始めたばかりの初心者ですが、大好きです♪

ここのところは、落語のCDを聴いたり、講談社学術文庫の「古典落語」をいま通勤の時には読んでいます~。

江戸時代あたりの古典でも、現代になってもすごく面白いですね~。
もっともっと落語の奥深い世界を知りたいと、興味津々です♪♪
Posted by よーかい at 2006年12月02日 02:19
>いなごっち

(稲垣吾郎くんでも、「イナゴ」になるんだねぇ~。商標権争ってみる?笑)

『ターボばあちゃん』、そういや横浜でも小学生くらいの頃あったような。。。


あと、こういうのもあったねぇ。

「深夜、高速道路を車で走っていると、真横に子猫をくわえた黒猫が!
あわててアクセルを踏み、速度表示をみると時速100キロを軽く超えている。
なのに、隣の車線で、ぴったりと後を追いかけるように黒猫がついてくる…。

(きゃーーーぁ!)


クロネコヤマトの宅・急・便☆」

てなオチの話…(^_^;)
Posted by よーかい at 2006年12月02日 02:23
そうそう、黒猫の話は、最初に黒い子猫をひき殺しちゃうんだよね。で、ふと見るとバックミラーに子猫をくわえた母ネコが⋯って続くんだよね。
落語の本、気軽なところでは「江戸小話辞典」の類がたくさん出てるよ。編集センスのいいヤツをセレクトして読んでみるのがいいかも。
Posted by かり管1号 at 2006年12月03日 12:38
>かり管1号さん

「江戸小話事典」ですか~。
今日の仕事帰りにでも本屋で見てみましょうね~♪

ありがとう(^▽^)
Posted by よーかい at 2006年12月04日 09:42