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2009年04月04日
深いぞ、沖縄!(ブログ第1026日目、雑感。)
エイプリールフールは終わりましたが、沖縄には逆にウソみたいな本当の話がたくさんあるのです♪v( ̄ー ̄*)にぃ
註)これから書くことは「内地の人」にとっては「ウソでしょ?!」と思っても、沖縄の人には“常識”のことばかりです。
まずは「かりゆしウェア」について。
これは、基本的には沖縄産アロハシャツだと思って間違いはないと思います。
ただし、「沖縄で縫製され、沖縄観光をピーアールする柄のもの」のみが「かりゆしシャツ」と定義されます。
なお、「かりゆし」とは「めでたい事」「縁起のいいこと」という意味になります。
柄に関してはとにかく様々ありますがたいていはとても派手です。
けれど、ワイシャツとネクタイに代わる夏のホワイトカラーの服装として沖縄県では広く定着している服でもあるのです。
つまり、制服代わりなのです。
公務員でもこのかりゆしウェアを着て仕事をしています。
内地での「クールビズ」では、ここまで派手なものは通常着られません…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
まあ、ここまでは内地の人でも沖縄好きなら誰でも知っているお話です。
ウソみたいな本当の話(その1):
沖縄では、かりゆしウェアの喪服があるのです!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
なんでも「フォーマルかりゆし」と呼ぶそうな。
(では、通常職場で着られているかりゆしウェアは、「インフォーマルなんでしょうか??)
つか、これってただの黒い開襟のボタンシャツでは…?( ̄ω ̄;)
しかも、喪服なのに「かりゆし(=おめでたい)」って、いったいどういうことなんでしょうか…???
よくわかりませんが、ごく一般的にお葬式などでスーツの替わりに着られているそうですよ~ヽ(゜▽、゜)ノアハ
続いて、次のお話。
沖縄では不発弾がごろごろ埋まっています。
戦後64年たった今でも、沖縄本島南部ではどこの市でもほぼ毎月不発弾処理が行われています。
住宅地のど真ん中で不発弾処理が行われることもざらです。
東京で不発弾が見つかると、大騒ぎになりますが、本当に日常茶飯事なのです。
ウソみたいな本当の話(その2):
不発弾を登校中の小学生が拾って学校に持ってきて大騒ぎ!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
「小学生、不発弾拾い登校/米国製90ミリ/南風原」(2009年1月29日沖縄タイムス)
『南風原町内の小学校六年生の児童二人が、学校近くの資材置き場で見つけた米国製の不発弾一発を拾って登校、自衛隊が回収していたことが二十八日、分かった。』
や、これだけでも驚きですが、さらにもっと衝撃なニュースもあります。
ウソみたいな本当の話(その3):
観光客が手榴弾を拾ってそのまま飛行機に乗っちゃった!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
「手榴弾か 機内持ち込み/観光客、7日間携え手荷物に預ける」(2009年3月24日沖縄タイムス)
「信管付き手榴弾と判明 機内持ち込み/爆発の危険性も」(2009年3月25日沖縄タイムス)
『22日午後9時半ごろ、竹富町竹富島の民宿経営の男性から
「客が手榴弾のようなものを持ち込んでいる」
と八重山署に通報があった。
手榴弾のような金属塊は観光客の男子大学生(20)=横浜市=が読谷村の海岸で拾ったもので、長さ約10センチ、最大径6センチで腐食していた。
同署によると男子大学生は21日、那覇空港で金属塊が入ったリュックサックを手荷物として預け、午後2時発の日本トランスオーシャン航空(JTA)613便(乗員乗客66人)で石垣空港に到着。
船で竹富島に渡ったという。』
結局、米国製の手榴弾だと判明したわけですが、表面は腐食していても、中には信管と火薬がちゃんと残っていて、さらにピンが外れた状態で、いつ爆発してもおかしくなかったそうです…(; ̄∀ ̄A
これで、飛行機の中で爆発したら確実に大惨事でしたよ…。。
それに、その場合きっと原因がわからないままになってしまうんだろうなぁ。
「飛行機事故は手榴弾を使用したテロと断定!」
なんていう見出しが全国紙のトップに踊っていたかもしれません…((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
ちなみに、こんなのも。
「路上 手りゅう弾拾う 西原で男性/信管付き 交番へ」(2009年2月12日沖縄タイムス)
……こんなもの、警察に届けられても。。
きっと警察官は困ったことでしょう(; ̄∀ ̄A
まだまだあります、不思議の国沖縄。
ウソのような本当の話(その4):
新都心で「遺骨拾いツアー」!
「観光コースでない沖縄体感 40人遺骨収集も」(3月28日琉球新報)
『全国各地や県内からの参加者約40人が那覇市真嘉比で遺骨収集などを体験し、沖縄戦の実態を学んだ。』
この「那覇市真嘉比」って、要するに新都心「おもろまち」のことなんです。
一度でも訪れたことがある人ならわかると思いますが、巨大な免税店やブティックなどのおしゃれで新しい店などが建ち並ぶ地域です。
実際、このあたりはかつて「シュガーローフの戦い」があった大激戦地でした。
よく、内地からの移住者で
「本島南部は沖縄戦の死者が多かったからなんだか気味が悪い。
やっぱり住むなら新都心のマンションだよねー」
なんてことをほざいている輩がいらっしゃいますが、沖縄南部よりも新都心のあたりの方がよっぽど気味が悪いですよ。
ちなみに、よーかいは(最近はかなりマシになりましたが)新都心のあたりを歩くとなんだか頭がくらくらしますです。。
ウソのような本当の話(その5):
学校で酒盛り!それを通報した教育長も酒盛りに参加!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
「校内禁酒 守られず/宮古島市 祝賀会で振る舞う 通達した教育長も飲む」(2009年3月30日沖縄タイムス)
『西辺小の宮國芳美校長は祝賀会での余興を終えた児童が体育館を出た後に、酒を出したと説明。
「PTAや地域の意見は体育館での祝賀会開催だった。学校内での禁酒はいいことだが、創立記念のような節目の行事を、学校から離れてやるというのは申し訳ないと思った」と話した。』
学校から離れてやるのは申し訳ないって……o( ̄ー ̄;)ゞううむ
でもって、
通報するくらいなら、飲むなよ教育長!(笑)
ちなみに教育長は
「学校で酒を飲む宮古の風習を一掃するのは難しい面もある」
と語り、
「優柔不断、矛盾していると受け止められるかもしれないが、通達後、校内飲酒は減っているということは理解してほしい」
と釈明したのだとか…(; ̄∀ ̄A
以上、これらすべて実話なのです!
註)これから書くことは「内地の人」にとっては「ウソでしょ?!」と思っても、沖縄の人には“常識”のことばかりです。
まずは「かりゆしウェア」について。
これは、基本的には沖縄産アロハシャツだと思って間違いはないと思います。
ただし、「沖縄で縫製され、沖縄観光をピーアールする柄のもの」のみが「かりゆしシャツ」と定義されます。
なお、「かりゆし」とは「めでたい事」「縁起のいいこと」という意味になります。
柄に関してはとにかく様々ありますがたいていはとても派手です。
けれど、ワイシャツとネクタイに代わる夏のホワイトカラーの服装として沖縄県では広く定着している服でもあるのです。
つまり、制服代わりなのです。
公務員でもこのかりゆしウェアを着て仕事をしています。
内地での「クールビズ」では、ここまで派手なものは通常着られません…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
まあ、ここまでは内地の人でも沖縄好きなら誰でも知っているお話です。
ウソみたいな本当の話(その1):
沖縄では、かりゆしウェアの喪服があるのです!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
なんでも「フォーマルかりゆし」と呼ぶそうな。
(では、通常職場で着られているかりゆしウェアは、「インフォーマルなんでしょうか??)
つか、これってただの黒い開襟のボタンシャツでは…?( ̄ω ̄;)
しかも、喪服なのに「かりゆし(=おめでたい)」って、いったいどういうことなんでしょうか…???
よくわかりませんが、ごく一般的にお葬式などでスーツの替わりに着られているそうですよ~ヽ(゜▽、゜)ノアハ
続いて、次のお話。
沖縄では不発弾がごろごろ埋まっています。
戦後64年たった今でも、沖縄本島南部ではどこの市でもほぼ毎月不発弾処理が行われています。
住宅地のど真ん中で不発弾処理が行われることもざらです。
東京で不発弾が見つかると、大騒ぎになりますが、本当に日常茶飯事なのです。
ウソみたいな本当の話(その2):
不発弾を登校中の小学生が拾って学校に持ってきて大騒ぎ!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
「小学生、不発弾拾い登校/米国製90ミリ/南風原」(2009年1月29日沖縄タイムス)
『南風原町内の小学校六年生の児童二人が、学校近くの資材置き場で見つけた米国製の不発弾一発を拾って登校、自衛隊が回収していたことが二十八日、分かった。』
や、これだけでも驚きですが、さらにもっと衝撃なニュースもあります。
ウソみたいな本当の話(その3):
観光客が手榴弾を拾ってそのまま飛行機に乗っちゃった!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
「手榴弾か 機内持ち込み/観光客、7日間携え手荷物に預ける」(2009年3月24日沖縄タイムス)
「信管付き手榴弾と判明 機内持ち込み/爆発の危険性も」(2009年3月25日沖縄タイムス)
『22日午後9時半ごろ、竹富町竹富島の民宿経営の男性から
「客が手榴弾のようなものを持ち込んでいる」
と八重山署に通報があった。
手榴弾のような金属塊は観光客の男子大学生(20)=横浜市=が読谷村の海岸で拾ったもので、長さ約10センチ、最大径6センチで腐食していた。
同署によると男子大学生は21日、那覇空港で金属塊が入ったリュックサックを手荷物として預け、午後2時発の日本トランスオーシャン航空(JTA)613便(乗員乗客66人)で石垣空港に到着。
船で竹富島に渡ったという。』
結局、米国製の手榴弾だと判明したわけですが、表面は腐食していても、中には信管と火薬がちゃんと残っていて、さらにピンが外れた状態で、いつ爆発してもおかしくなかったそうです…(; ̄∀ ̄A
これで、飛行機の中で爆発したら確実に大惨事でしたよ…。。
それに、その場合きっと原因がわからないままになってしまうんだろうなぁ。
「飛行機事故は手榴弾を使用したテロと断定!」
なんていう見出しが全国紙のトップに踊っていたかもしれません…((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
ちなみに、こんなのも。
「路上 手りゅう弾拾う 西原で男性/信管付き 交番へ」(2009年2月12日沖縄タイムス)
……こんなもの、警察に届けられても。。
きっと警察官は困ったことでしょう(; ̄∀ ̄A
まだまだあります、不思議の国沖縄。
ウソのような本当の話(その4):
新都心で「遺骨拾いツアー」!
「観光コースでない沖縄体感 40人遺骨収集も」(3月28日琉球新報)
『全国各地や県内からの参加者約40人が那覇市真嘉比で遺骨収集などを体験し、沖縄戦の実態を学んだ。』
この「那覇市真嘉比」って、要するに新都心「おもろまち」のことなんです。
一度でも訪れたことがある人ならわかると思いますが、巨大な免税店やブティックなどのおしゃれで新しい店などが建ち並ぶ地域です。
実際、このあたりはかつて「シュガーローフの戦い」があった大激戦地でした。
よく、内地からの移住者で
「本島南部は沖縄戦の死者が多かったからなんだか気味が悪い。
やっぱり住むなら新都心のマンションだよねー」
なんてことをほざいている輩がいらっしゃいますが、沖縄南部よりも新都心のあたりの方がよっぽど気味が悪いですよ。
ちなみに、よーかいは(最近はかなりマシになりましたが)新都心のあたりを歩くとなんだか頭がくらくらしますです。。
ウソのような本当の話(その5):
学校で酒盛り!それを通報した教育長も酒盛りに参加!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
「校内禁酒 守られず/宮古島市 祝賀会で振る舞う 通達した教育長も飲む」(2009年3月30日沖縄タイムス)
『西辺小の宮國芳美校長は祝賀会での余興を終えた児童が体育館を出た後に、酒を出したと説明。
「PTAや地域の意見は体育館での祝賀会開催だった。学校内での禁酒はいいことだが、創立記念のような節目の行事を、学校から離れてやるというのは申し訳ないと思った」と話した。』
学校から離れてやるのは申し訳ないって……o( ̄ー ̄;)ゞううむ
でもって、
通報するくらいなら、飲むなよ教育長!(笑)
ちなみに教育長は
「学校で酒を飲む宮古の風習を一掃するのは難しい面もある」
と語り、
「優柔不断、矛盾していると受け止められるかもしれないが、通達後、校内飲酒は減っているということは理解してほしい」
と釈明したのだとか…(; ̄∀ ̄A
以上、これらすべて実話なのです!
Posted by よーかい at
01:59
│Comments(0)
2009年04月03日
世紀の大発見?!(ブログ第1025日目、雑感。)
今日、ものすごいものを見てしまったのです…!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
これは、世紀の大発見なのかもしれないのです!!!
ああっ、いったいこれはどこに報告したらいいのでしょうか??(゚o゚; )ドコドコ( ;゚o゚)??
思わず頭の中が興奮と混乱に包まれる出来事でした。
それは、
ニホンカワウソっぽい後ろ姿の動物を川で見かけたことです!ヾ(。`Д´。)ノ
……「っぽい」ってなんだよ( ̄ω ̄;)
それはちょうど、夕暮れ時のことでした。
夕暮れ時と言っても、まだライトを点け始めた車と点けていない車が半分ずつくらいの明るさで、物の形も色もはっきり区別できるくらいの明るさがありました。
よーかいは、チャリンコに乗って最寄りのコンビニ(とはいえ、山の中なので約10㎞先なのです)からの帰りでした。
たまたま、ズボンの裾を止めていたベルトがずれてきたので、それを直すためチャリンコを停めました。
そして、傍らの川になにげなく目をやったところ…
……なんだか妙な四足歩行動物がいるではありませんか!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そいつは、タヌキくらいの大きさがありました。
毛の色は茶色。
ただ、明らかにタヌキと違うのは、尻尾がずっと細いことなのです!
な、なんだこの動物?!
残念なことに、顔の部分は茂みの中です。
ちょうど川から上がったところのようで、お尻を川の方(つまり、よーかいから見える方向)に向けて、上半身を茂みに埋めてもぞもぞやっていました。
「えええっ!?な、なに??!!!」
よーかいの頭の中で、よーかいグーグル検索機能が発動されます。
これまでに見たことのあるいろんな動物を照合させてみたのですが、サイズと色からその後ろ姿と合うものはすぐにはでてきませんでした。
タヌキでも猫でも犬でもありませんが、でもあれだけのサイズのあの色の動物はどうしても思いつかないのです。
けれど、同時に
「ありえないけど、ありうる!」
そんな矛盾した感情を抱かせてくれたのは、それがニホンカワウソという可能性でした。
ニホンカワウソは、かつては全国に広く生息していました。
けれど、1979年以来目撃例がなく、絶滅したと思われています。
体長64.5~82.0cm、体重約8kg。
肉食性で魚、テナガエビ、カニなどが主食です。
河川の中下流域、砂浜や磯などの沿岸部に生息していたといいます。
や、実際問題、そこの川はカワウソがいてもおかしくないような環境なのです。
水は澄んでいますし、魚やカニもたくさんいます。
夏には蛍がたくさん舞います。
民家も少ないですし、車からでは川の様子はほとんど見えません。
一方、カワウソの棲息に必要な河原の広さや水辺の植物の群落は豊富なのです。
しかもそやつは、後ろ足になにやらカワウソっぽい水かきがあるのです!!!
え?!え?!え?!
ホントにカワウソかも?!!!
そうワサワサしている間に、そやつはゴソゴソと冬枯れの葦の藪の中へと消えていきました。
家に帰り着いてから、さっそくダッシュでインターネット検索です。
いろいろな写真を見ると、たしかにカワウソのような気がします。
生態も、調べれば調べるほどカワウソのようなのです。
ただ、ひとつ懸念は、もうちょっと尻尾が細かったようにも思うところです。
でも、剥製になっているニホンカワウソでは、通常のカワウソより尻尾はやや細めです。
そうすると、ホントにカワウソかも!?∑( ̄□ ̄;)ハウッ
……いやいや、待てよ待てよ自分。
もう一方で、やっぱりいくらなんでもそんなに簡単に絶滅したはずの超貴重種がいるとは思えない自分もいました。
そこで、冷静にネズミの仲間を洗っていくことにしたのです。
ここでまず候補に挙がったのはマスクラットです。
マスクラットは、もともと日本にいたネズミではなく、特定外来生物になります。
通常のネズミよりも大きいネズミです。
体長20-32cmで、体重0.7-1.8kg。
尾長の長さは20-30cmあり、尾は長く側偏し、泳ぐ時には舵の役割を果たすそうです。
全身は褐色や黒の体毛で覆われています。
後肢の指の間の一部には水掻きがあり、また指には水を弾く短毛が密集し水掻きの役割を果たすとか。
日本では、江戸川区を中心に、東京、埼玉、千葉に棲息しているそうです。
ちなみに、毛皮は高級品として扱われてもいるそうな。
しっかし、「高級毛皮」といっても、このツギハギ感がたまりません…!ヽ(゜▽、゜)ノアハ
まるでヒョウタンツギですo( ̄ー ̄;)ゞううむ
話を本題に戻します。
たしかに、写真によっては毛の色が似ていますし、後ろ足の水かきなどはまるでカワウソにきわめて近いものをもっています。
だけど、例の動物がマスクラットという可能性は極めて低いように思いました。
まず、体長が違います。
よーかいが見たのはもっと大きかったのです。
それに、尾も扁平ではありませんでした。
そして、生息域が江戸川周辺というのも気になります。
岡山でのマスクラット目撃例の情報は調べてもでてこなかったのです。
こ、これはむしろ「カワウソ説」を一層強化することになったかも…?!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
や、落ち着け自分。
まだ他のネズミ系の可能性を調べ尽くしたわけではありません。
そんなに簡単に幻の生物がいるわけがないのです。
そして、次にでてきたのがヌートリアでした。
ヌートリア(海狸鼠・沼狸、Myocastor coypus)は、ネズミ目(齧歯目)ヌートリア科に属する(以前はカプロミス科に分類されていた)哺乳類の一種です。
南アメリカを原産地としますが、毛皮を取るために移入したものが野生化し、現在、北アメリカ、ヨーロッパ、日本を含むアジアに帰化して分布しているそう。
さて、このヌートリア、頭胴長40-60cm、尾長30-45cm、体重5-9kgと、大型の齧歯類です。
……あう?( ̄ω ̄;)
なんだか大きさに関してはクリアなのです。
半水性で、池沼や流れの弱い河川の岸辺の土手などに巣穴を掘り、普通は雌雄のペアで生活をするのだとか。
後ろ足には水かきがあります。
……水かき、ですか?( ̄ω ̄;)
なんだか雲行きがあやしくなってきましたぞ。
さらに生態を見てみましょう。
明け方と夕方に活発な採餌のための徘徊行動が見られ、日中は巣穴で休息していることが多い。
1944年ごろには、日本全国で4万頭が飼育されていた。
また、1950年代の毛皮ブームでは本種の飼育が流行したが、その後の毛皮価格の暴落に伴い、このときも多数が野に放たれ、野生化している。
特に岡山県にはかなりの数が生息しており、年間約800~2000頭もが害獣として捕獲・駆除されている。
(以上「ウィキペディア」より)
……あうう、こりゃもう間違いないですな。。(TwT。)
ちなみに、「ヌートリア」とはスペイン語でカワウソ(の毛皮)を意味するとかで、かなり似て見える生物なのです。
もっとも、カワウソはネズミの仲間ではなく、正確には「ネコ目」と正反対なのですが…。。
そういや、あの時間は黄昏時。
ちょうど、妖怪や魑魅魍魎が跋扈しはじめ、「誰そ彼(たそがれの語源)」と言われるように、あの世とこの世があいまいになると言われる時間帯でした。
しかも、カワウソは、日本や中国の伝承では、キツネやタヌキ同様に人を化かすとされていたのです。
もしかしたら、
一日遅れで、カワウソにエイプリールフールをかまされたのかもしれません…!ヽ(゜▽、゜)ノアハ
これは、世紀の大発見なのかもしれないのです!!!
ああっ、いったいこれはどこに報告したらいいのでしょうか??(゚o゚; )ドコドコ( ;゚o゚)??
思わず頭の中が興奮と混乱に包まれる出来事でした。
それは、
ニホンカワウソっぽい後ろ姿の動物を川で見かけたことです!ヾ(。`Д´。)ノ
……「っぽい」ってなんだよ( ̄ω ̄;)
それはちょうど、夕暮れ時のことでした。
夕暮れ時と言っても、まだライトを点け始めた車と点けていない車が半分ずつくらいの明るさで、物の形も色もはっきり区別できるくらいの明るさがありました。
よーかいは、チャリンコに乗って最寄りのコンビニ(とはいえ、山の中なので約10㎞先なのです)からの帰りでした。
たまたま、ズボンの裾を止めていたベルトがずれてきたので、それを直すためチャリンコを停めました。
そして、傍らの川になにげなく目をやったところ…
……なんだか妙な四足歩行動物がいるではありませんか!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そいつは、タヌキくらいの大きさがありました。
毛の色は茶色。
ただ、明らかにタヌキと違うのは、尻尾がずっと細いことなのです!
な、なんだこの動物?!
残念なことに、顔の部分は茂みの中です。
ちょうど川から上がったところのようで、お尻を川の方(つまり、よーかいから見える方向)に向けて、上半身を茂みに埋めてもぞもぞやっていました。
「えええっ!?な、なに??!!!」
よーかいの頭の中で、よーかいグーグル検索機能が発動されます。
これまでに見たことのあるいろんな動物を照合させてみたのですが、サイズと色からその後ろ姿と合うものはすぐにはでてきませんでした。
タヌキでも猫でも犬でもありませんが、でもあれだけのサイズのあの色の動物はどうしても思いつかないのです。
けれど、同時に
「ありえないけど、ありうる!」
そんな矛盾した感情を抱かせてくれたのは、それがニホンカワウソという可能性でした。
ニホンカワウソは、かつては全国に広く生息していました。
けれど、1979年以来目撃例がなく、絶滅したと思われています。
体長64.5~82.0cm、体重約8kg。
肉食性で魚、テナガエビ、カニなどが主食です。
河川の中下流域、砂浜や磯などの沿岸部に生息していたといいます。
や、実際問題、そこの川はカワウソがいてもおかしくないような環境なのです。
水は澄んでいますし、魚やカニもたくさんいます。
夏には蛍がたくさん舞います。
民家も少ないですし、車からでは川の様子はほとんど見えません。
一方、カワウソの棲息に必要な河原の広さや水辺の植物の群落は豊富なのです。
しかもそやつは、後ろ足になにやらカワウソっぽい水かきがあるのです!!!
え?!え?!え?!
ホントにカワウソかも?!!!
そうワサワサしている間に、そやつはゴソゴソと冬枯れの葦の藪の中へと消えていきました。
家に帰り着いてから、さっそくダッシュでインターネット検索です。
いろいろな写真を見ると、たしかにカワウソのような気がします。
生態も、調べれば調べるほどカワウソのようなのです。
ただ、ひとつ懸念は、もうちょっと尻尾が細かったようにも思うところです。
でも、剥製になっているニホンカワウソでは、通常のカワウソより尻尾はやや細めです。
そうすると、ホントにカワウソかも!?∑( ̄□ ̄;)ハウッ
……いやいや、待てよ待てよ自分。
もう一方で、やっぱりいくらなんでもそんなに簡単に絶滅したはずの超貴重種がいるとは思えない自分もいました。
そこで、冷静にネズミの仲間を洗っていくことにしたのです。
ここでまず候補に挙がったのはマスクラットです。
マスクラットは、もともと日本にいたネズミではなく、特定外来生物になります。
通常のネズミよりも大きいネズミです。
体長20-32cmで、体重0.7-1.8kg。
尾長の長さは20-30cmあり、尾は長く側偏し、泳ぐ時には舵の役割を果たすそうです。
全身は褐色や黒の体毛で覆われています。
後肢の指の間の一部には水掻きがあり、また指には水を弾く短毛が密集し水掻きの役割を果たすとか。
日本では、江戸川区を中心に、東京、埼玉、千葉に棲息しているそうです。
ちなみに、毛皮は高級品として扱われてもいるそうな。
しっかし、「高級毛皮」といっても、このツギハギ感がたまりません…!ヽ(゜▽、゜)ノアハ
まるでヒョウタンツギですo( ̄ー ̄;)ゞううむ
話を本題に戻します。
たしかに、写真によっては毛の色が似ていますし、後ろ足の水かきなどはまるでカワウソにきわめて近いものをもっています。
だけど、例の動物がマスクラットという可能性は極めて低いように思いました。
まず、体長が違います。
よーかいが見たのはもっと大きかったのです。
それに、尾も扁平ではありませんでした。
そして、生息域が江戸川周辺というのも気になります。
岡山でのマスクラット目撃例の情報は調べてもでてこなかったのです。
こ、これはむしろ「カワウソ説」を一層強化することになったかも…?!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
や、落ち着け自分。
まだ他のネズミ系の可能性を調べ尽くしたわけではありません。
そんなに簡単に幻の生物がいるわけがないのです。
そして、次にでてきたのがヌートリアでした。
ヌートリア(海狸鼠・沼狸、Myocastor coypus)は、ネズミ目(齧歯目)ヌートリア科に属する(以前はカプロミス科に分類されていた)哺乳類の一種です。
南アメリカを原産地としますが、毛皮を取るために移入したものが野生化し、現在、北アメリカ、ヨーロッパ、日本を含むアジアに帰化して分布しているそう。
さて、このヌートリア、頭胴長40-60cm、尾長30-45cm、体重5-9kgと、大型の齧歯類です。
……あう?( ̄ω ̄;)
なんだか大きさに関してはクリアなのです。
半水性で、池沼や流れの弱い河川の岸辺の土手などに巣穴を掘り、普通は雌雄のペアで生活をするのだとか。
後ろ足には水かきがあります。
……水かき、ですか?( ̄ω ̄;)
なんだか雲行きがあやしくなってきましたぞ。
さらに生態を見てみましょう。
明け方と夕方に活発な採餌のための徘徊行動が見られ、日中は巣穴で休息していることが多い。
1944年ごろには、日本全国で4万頭が飼育されていた。
また、1950年代の毛皮ブームでは本種の飼育が流行したが、その後の毛皮価格の暴落に伴い、このときも多数が野に放たれ、野生化している。
特に岡山県にはかなりの数が生息しており、年間約800~2000頭もが害獣として捕獲・駆除されている。
(以上「ウィキペディア」より)
……あうう、こりゃもう間違いないですな。。(TwT。)
ちなみに、「ヌートリア」とはスペイン語でカワウソ(の毛皮)を意味するとかで、かなり似て見える生物なのです。
もっとも、カワウソはネズミの仲間ではなく、正確には「ネコ目」と正反対なのですが…。。
そういや、あの時間は黄昏時。
ちょうど、妖怪や魑魅魍魎が跋扈しはじめ、「誰そ彼(たそがれの語源)」と言われるように、あの世とこの世があいまいになると言われる時間帯でした。
しかも、カワウソは、日本や中国の伝承では、キツネやタヌキ同様に人を化かすとされていたのです。
もしかしたら、
一日遅れで、カワウソにエイプリールフールをかまされたのかもしれません…!ヽ(゜▽、゜)ノアハ
Posted by よーかい at
03:10
│Comments(2)
2009年04月01日
コーレーグース中毒の恐怖!(ブログ第1024日目、雑感。)
沖縄には、アル中よりも怖い現象があるのです…!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
それはコーレーグース中毒です。
「コーレーグース」(「コーレーグースー」または「コーレーグス」とも)とは、島とうがらしを泡盛に漬けたものです。
唐辛子が朝鮮半島から渡ってきたために、語源は「高麗胡椒」を沖縄読み(「高麗=コーレー」、「胡椒=グース」)したものです。
沖縄の県民食である沖縄そばにかけるのが一般的ですが、それだけではありません。
病みつきになると何にでもかけたくなります。
汁物全般とも相性がよく、沖縄ではヒージャー汁(ヤギ汁のこと)や味噌汁、さらには焼きそば、炒めもの、刺身の醤油に垂らして使用したりもします。
沖縄の食堂に行くと、泡盛の3号ビンにそのまま漬け込んだコーレーグースがたいてい置いてあります。
各家庭でも3号ビン、ときには1升ビンに漬け込んだものが保存されています。
(よーかい自身も、自作のコーレーグースを3号ビンに漬けています。)
唐辛子は、暑い地方で作られたものほど辛みが強くなるので、慣れないうちは少量でもかなり辛く感じます。
けれど、何度か沖縄料理を味わったことのある人ならご存知だと思いますが、やがて慣れてきて、少量では物足りなくなってきます。
これは、実は恐ろしい“依存性”の始まりなのです!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
ちょっと前に、内地でも唐辛子がブームになったことがありました。
プリクラシールを貼った"マイ唐辛子"の小瓶を持ち歩く女子高生とか、唐辛子を山のようにふりかけないと食事ができない唐辛子中毒のOLの増加が話題になったのは記憶に新しいところです。
(そういや、今現在でも友人にもそういう人いるなぁ…。。遠い目。)
唐辛子ダイエットなどというものも流行りましたね。
農林水産省によると、香辛料市場は生産・販売額とも全体的に減少傾向なのに、こと唐辛子については増加傾向が続いているといいます。
また、唐辛子の主成分であるカプサイシンには鎮痛効果があります。
ネイティブアメリカンは、古くから唐辛子を歯肉にすりこみ、歯の痛み止めに使用していました。
18世紀のヨーロッパでも、唐辛子のアルコール抽出液を民間療法として使用していたといいます。
そう、はじめは強い辛みでも、鎮痛効果によって麻痺してきてしまうのです。(事実)
しかも、コーレーグースを漬け込む泡盛は平均30度の度数があります。
与那国島の「花酒」(「どなん」などが有名。)などに至ると60度も度数があるのです。
お酒自体も「アルコール依存症」を引き起こします。
カプサイシンの成分が泡盛の強いアルコール成分と合わさることで、
少量でもよりいっそう麻薬的な依存性・中毒性を帯びるのです!ヾ(。`Д´。;;;;;)ノ
特に沖縄県では多量酒者が多く、未成年者の飲酒も問題になっています。
つい先日は、小学生たちが泡盛で酒盛りしていたことがニュースになってもいました(; ̄∀ ̄A
また、沖縄県民の飲酒行動の特徴として、1回に飲むアルコール量が全国平均に比べはるかに多いということがいわれています。
このことは成人1人あたり純アルコール消費量が全国8.5リットル/年のところ、沖縄県では9.6リットル/年と内地よりも約13%も多いことからも裏付けられています。
(平成14年度国税庁統計)
2008年度沖縄県民健康栄養調査(最新版)によると、「毎日飲酒する者」「週に5~6日飲酒する者」が男性で約3割、女性で1割を超えていることも判明しています。
そうなると、自然とアルコール依存症の患者の割合も高くなってきます。
WHO(世界保健機関)の算出によると、日本には約230万人のアルコール依存症患者がいるとのこと。
アルコール依存症にもいくつかのタイプがありますが、危険なのは「進行性疾患」というものです。
これは、本人が依存的に飲酒していると気付かずにそれを続け、さらに飲酒量が増えて症状が悪化するという悪循環に陥るというものです。
実は、コーレーグース中毒患者には、この進行性アルコール依存症の危険が非常に高いのです!ヾ(。`Д´。;;;;)ノ
なにしろ、コーレーグースは日常的に朝・昼・晩と食事に紛れて摂取されていきます。
沖縄県民は1日平均1度は沖縄そばを食べるという統計もあります。
沖縄そばにかけるコーレーグースの積み重ね、さらには毎食のコーレーグースの摂取が、気付かない内に麻薬的な依存症状を生みだしているのです!
さらに、社会的背景も依存症患者の増加に拍車をかけています。
沖縄県は全国一の失業率です。
そのため、昼間から飲酒をする習慣がついてしまっている人も多いのですが、お酒が切れると、コーレーグースに手を出すようになるのです。
はじめは辛みからごく少量でも、やがてはその鎮痛作用からストレートで飲むようになっていきます。
ニート層の増加も、仕事のない若者が刺激を求め、コーレーグースを多量摂取する習慣につながっています。
さらには、全国一の肥満率の高さゆえに、コーレーグースのカプサイシンのダイエット効果を求める主婦が急増しています。
そのために「キッチンドランカー」ならぬ、「キッチンコーレーグーサー」が社会的問題になっているのです。
これまで統計上では、コーレーグース中毒はあくまで「アルコール依存症」として括られてきました。
なにしろ、表面的にはコーレーグース中毒も通常のアルコール依存症も見分けがつきません。
しかし、現段階でも沖縄のアルコール依存症患者の約2%はコーレーグース中毒によるものだといわれています。
一説によると、このまま高失業率と基地負担のストレスが沖縄社会にのしかかるようだと、2018年にはコーレーグース中毒患者が現在の25倍にも増える危険もあるとのことです(!)。
さらに、コーレーグースは法律上規制がないため、未成年でも入手可能です。
そのことは、コーレーグース中毒患者の低年齢化を進める要因になることが予測されます。
しかも、その依存性は麻薬並みときているのですから、非常に危険な状態であるにもかかわらず、取り締まることができないのです。
実際、国際通りやコザの街では、マニアのために、「泡波」や「どなん」のプレミアのついた泡盛で作ったコーレーグースを高値で取引するバイヤーまででてきたそうです。
あるバイヤーの話では、これからのターゲットは若年層と米兵だとのことだそうです。
コーレーグースは、もはや「合法的なドラッグ」なのです!
このままでは、沖縄県は深刻な「コーレーグース汚染」ともいえる社会問題を加速度的に進行させてしまうことでしょう…!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル 続きを読む
それはコーレーグース中毒です。
「コーレーグース」(「コーレーグースー」または「コーレーグス」とも)とは、島とうがらしを泡盛に漬けたものです。
唐辛子が朝鮮半島から渡ってきたために、語源は「高麗胡椒」を沖縄読み(「高麗=コーレー」、「胡椒=グース」)したものです。
沖縄の県民食である沖縄そばにかけるのが一般的ですが、それだけではありません。
病みつきになると何にでもかけたくなります。
汁物全般とも相性がよく、沖縄ではヒージャー汁(ヤギ汁のこと)や味噌汁、さらには焼きそば、炒めもの、刺身の醤油に垂らして使用したりもします。
沖縄の食堂に行くと、泡盛の3号ビンにそのまま漬け込んだコーレーグースがたいてい置いてあります。
各家庭でも3号ビン、ときには1升ビンに漬け込んだものが保存されています。
(よーかい自身も、自作のコーレーグースを3号ビンに漬けています。)
唐辛子は、暑い地方で作られたものほど辛みが強くなるので、慣れないうちは少量でもかなり辛く感じます。
けれど、何度か沖縄料理を味わったことのある人ならご存知だと思いますが、やがて慣れてきて、少量では物足りなくなってきます。
これは、実は恐ろしい“依存性”の始まりなのです!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
ちょっと前に、内地でも唐辛子がブームになったことがありました。
プリクラシールを貼った"マイ唐辛子"の小瓶を持ち歩く女子高生とか、唐辛子を山のようにふりかけないと食事ができない唐辛子中毒のOLの増加が話題になったのは記憶に新しいところです。
(そういや、今現在でも友人にもそういう人いるなぁ…。。遠い目。)
唐辛子ダイエットなどというものも流行りましたね。
農林水産省によると、香辛料市場は生産・販売額とも全体的に減少傾向なのに、こと唐辛子については増加傾向が続いているといいます。
また、唐辛子の主成分であるカプサイシンには鎮痛効果があります。
ネイティブアメリカンは、古くから唐辛子を歯肉にすりこみ、歯の痛み止めに使用していました。
18世紀のヨーロッパでも、唐辛子のアルコール抽出液を民間療法として使用していたといいます。
そう、はじめは強い辛みでも、鎮痛効果によって麻痺してきてしまうのです。(事実)
しかも、コーレーグースを漬け込む泡盛は平均30度の度数があります。
与那国島の「花酒」(「どなん」などが有名。)などに至ると60度も度数があるのです。
お酒自体も「アルコール依存症」を引き起こします。
カプサイシンの成分が泡盛の強いアルコール成分と合わさることで、
少量でもよりいっそう麻薬的な依存性・中毒性を帯びるのです!ヾ(。`Д´。;;;;;)ノ
特に沖縄県では多量酒者が多く、未成年者の飲酒も問題になっています。
つい先日は、小学生たちが泡盛で酒盛りしていたことがニュースになってもいました(; ̄∀ ̄A
また、沖縄県民の飲酒行動の特徴として、1回に飲むアルコール量が全国平均に比べはるかに多いということがいわれています。
このことは成人1人あたり純アルコール消費量が全国8.5リットル/年のところ、沖縄県では9.6リットル/年と内地よりも約13%も多いことからも裏付けられています。
(平成14年度国税庁統計)
2008年度沖縄県民健康栄養調査(最新版)によると、「毎日飲酒する者」「週に5~6日飲酒する者」が男性で約3割、女性で1割を超えていることも判明しています。
そうなると、自然とアルコール依存症の患者の割合も高くなってきます。
WHO(世界保健機関)の算出によると、日本には約230万人のアルコール依存症患者がいるとのこと。
アルコール依存症にもいくつかのタイプがありますが、危険なのは「進行性疾患」というものです。
これは、本人が依存的に飲酒していると気付かずにそれを続け、さらに飲酒量が増えて症状が悪化するという悪循環に陥るというものです。
実は、コーレーグース中毒患者には、この進行性アルコール依存症の危険が非常に高いのです!ヾ(。`Д´。;;;;)ノ
なにしろ、コーレーグースは日常的に朝・昼・晩と食事に紛れて摂取されていきます。
沖縄県民は1日平均1度は沖縄そばを食べるという統計もあります。
沖縄そばにかけるコーレーグースの積み重ね、さらには毎食のコーレーグースの摂取が、気付かない内に麻薬的な依存症状を生みだしているのです!
さらに、社会的背景も依存症患者の増加に拍車をかけています。
沖縄県は全国一の失業率です。
そのため、昼間から飲酒をする習慣がついてしまっている人も多いのですが、お酒が切れると、コーレーグースに手を出すようになるのです。
はじめは辛みからごく少量でも、やがてはその鎮痛作用からストレートで飲むようになっていきます。
ニート層の増加も、仕事のない若者が刺激を求め、コーレーグースを多量摂取する習慣につながっています。
さらには、全国一の肥満率の高さゆえに、コーレーグースのカプサイシンのダイエット効果を求める主婦が急増しています。
そのために「キッチンドランカー」ならぬ、「キッチンコーレーグーサー」が社会的問題になっているのです。
これまで統計上では、コーレーグース中毒はあくまで「アルコール依存症」として括られてきました。
なにしろ、表面的にはコーレーグース中毒も通常のアルコール依存症も見分けがつきません。
しかし、現段階でも沖縄のアルコール依存症患者の約2%はコーレーグース中毒によるものだといわれています。
一説によると、このまま高失業率と基地負担のストレスが沖縄社会にのしかかるようだと、2018年にはコーレーグース中毒患者が現在の25倍にも増える危険もあるとのことです(!)。
さらに、コーレーグースは法律上規制がないため、未成年でも入手可能です。
そのことは、コーレーグース中毒患者の低年齢化を進める要因になることが予測されます。
しかも、その依存性は麻薬並みときているのですから、非常に危険な状態であるにもかかわらず、取り締まることができないのです。
実際、国際通りやコザの街では、マニアのために、「泡波」や「どなん」のプレミアのついた泡盛で作ったコーレーグースを高値で取引するバイヤーまででてきたそうです。
あるバイヤーの話では、これからのターゲットは若年層と米兵だとのことだそうです。
コーレーグースは、もはや「合法的なドラッグ」なのです!
このままでは、沖縄県は深刻な「コーレーグース汚染」ともいえる社会問題を加速度的に進行させてしまうことでしょう…!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル 続きを読む
Posted by よーかい at
00:39
│Comments(5)
2009年03月30日
声出そうぜ、サポ!(ブログ第1023日目、雑感。)
今日のファジアーノは勝てた試合でしたヾ(。`Д´。;)ノ
ホントもったいない。
正直悔しいですな。
相手はJ1からの降格組、もちろん今季昇格候補でもあるコンサドーレ札幌。
よーかいの好きな石崎監督が率いています。
まだ結果はでていませんが、内容は良いサッカーをしているとの評判でした。
そういえば、似ています。
前からのハイプレス、無印の選手達、攻撃のリズムが悪いときもなんとか踏ん張る守備陣。
……このファジアーノ岡山のサッカーはまるで、
フランサを欠いた状態の、J復帰1年目の石崎監督の柏レイソルのサッカーではないですか!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そうか、だから今年のファジアーノのサッカーは観ていて面白いのですね。
昨年の天皇杯では、
「石さん元日に一緒に泣いてくれませんか」
という横断幕がありましたが、
今日は別の意味で泣いてもらいたいのです☆d( ̄ー ̄*)にぃ
けれど、試合開始からしばらくは、ファジアーノは入り方が悪く、なんだかバタバタしていました。
中盤でボールが収まりません。
そして、コンサドーレは背番号10番、トップ下のクライトン選手がもの凄い!
2人でプレスをかけても、2人を引き連れたままボールキープして中央に移動し、逆にそこからパスまで出せちゃうというスキルの高さとフィジカルの強さ!
クライトン選手についてはあきらかに「格上」。
J2レベルじゃないですってばさ…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
実際、石崎監督曰く、
「J1でもトップクラスの選手」
なんだとか。
あの魔法使いフランサのいたチームを率いていた監督が言うのですから、間違いはないでしょう!
そして、クライトン選手に気を取られていると、右サイドのOH藤田選手に突破され、危ないクロスをだされたり、後ろからきた左サイドのOH西選手のマークが外れていてフリーでシュートを打たせたりしていました。
かなりひやひやものの立ち上がり。
そして、懸念は現実に。
前半21分、このブログでも「今年のJ2の注目選手」としてピックアップしていた、宮古島出身の若き主将・上里選手がボレーで見事なドライブシュートを放ちました!
通常なら枠の上を超えそうなボールは、キーパーの頭の上を超えてからすとんと落ちて先制点を奪われます。
「これはやっぱりさすが石崎監督率いる札幌は別格かなぁ…」
そういう空気も漂っていましたが、ファジもそこから守備を立て直します。
守備面では、野本選手のケガによって第2節の途中から出場した、新加入のDF植田選手が素晴らしかったです!
高さとフィジカル以外に、読みの鋭さに卓越したものを持っています!
あ、忘れてはならないのが、キャプテン川原選手の顔面ブロック。
至近距離からのフリーキックを、石崎君も顔負けの闘志で防ぎましたが、とても痛そうでした。
だけど、あの顔面ブロックによって、追加点を与えずに済んだことは特筆に値すると思うのです!(笑)
ともかく、そこからはあまりピンチもチャンスもなく前半終了。
ただ、ここで重大な謎が。
前半終了時、掲示板の時計の針は42分を指していたのですが、なぜかそこで終了してしまったのです。
ちょうどファジが攻勢になりかけていたときだったので、ファジの選手は掲示板を指さして
「まだ前半終了の時間じゃない」
とアピールしていましたが、それに対して首を振る主審…。
い、いったいなにが…?!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
後半。
体調不良で離脱していたFW9番小林康剛選手がMF22番臼井選手に代わってIN。
立ち上がり、やっぱりなんだかバタバタしているファジアーノ。
ピンチの場面もありましたが、なんとか凌ぎます。
63分、ファジアーノはキャプテンのMF10番川原選手に代わってMF17番ドリブラーの妹尾選手を入れてきました。
システムも小野選手をワンボランチ、喜山選手をトップ下に置くダイヤモンド形の4-4-2に変更です。
すると、そこからはファジアーノタイム!
小林選手は昨年はチーム得点王でJFLベストイレブンに選ばれていますが、運動量が少なかったり、プレスのきついところでは良さを発揮できないことが多く、なんとなくよーかい的にはもどかしかったのです。
ところが、今日は後半だけということや、スタメン落ちの間に期すものがあったのか、よく走っていました。
そして、相手を後ろに背負うときの巧さといったら!
抜群の強さを発揮して、ポストとしての起点になったり、ときにはゴール前にスルーパスまで出しちゃうキレキレっぷりでした。
そして、もう一人のFW19番西野選手。
彼の献身的な前からのプレスはやはり効いています!
昨年はあっさり失点することの多かったセットプレーでも、ゴール前で抜群の高さと強さを誇ってくれて頼もしいのです。
その西野選手が後半23分、妹尾選手からのパスをヘッドで押し込みついにファジアーノ、同点に追いつきます!
チームとして、ホームで初の得点なのです!!!!!
これには、おとなしかったファジサポも熱狂でした。
しばらくは、応援の声も盛り上がり、イケイケムード。
運動量でコンサドーレを上回ります。
そして、攻守の切り替えの早いこと!
実際、これには石崎監督も驚いたようです。
妹尾選手もドリブルで果敢に勝負し、いいチャンスを作り出します。
そして、小林選手がキーパーと1対1になる決定機到来!
あとはゴールにパスする感覚で流し込むだけ……
……に見えた場面では、蹴り損なって相手ゴールキーパーがキャッチ(TwT。)
あれは決めて欲しい場面でした。
あとはファジアーノがリズムに乗って攻めるも、最後の部分の精度がわずかに足りず、1-1のドローに。
コンサドーレ札幌はまだ戦術がいまひとつ浸透しきっていない感じで、後半は完全にファジアーノ岡山の試合でした。
ファジアーノ、初戦から甲府、仙台、湘南、鳥栖、札幌と、すべて昇格候補との対戦という地獄の5連戦でしたが、内容的に互角だったものの、反町監督曰く「老獪さの違い」という湘南戦を1-2で落とした他はすべてドロー。
もういい加減、自分たちが「できる子」だって気付いてもいいのでは?
それについては、観ているサポも。
このドローについて、見ている限り悔しがっている人が誰もいなかったのはいただけません。
なんというか、選手達はJ2仕様にヴァージョンアップしたのに、サポがJFLから進歩していないんですよね。
いくら慣れていないとはいえ、もう1ヶ月。
ホームでも3戦目。
いいかげんサポがもっとなんとかしないとダメですね。
晴天の日曜の昼間の試合なのに、減り続けている観客に危機感を本気で感じているサポはいったいどれくらいいるんでしょうか?
いいプレーにはもっと拍手を!
シュートを打った選手や素晴らしいプレーをした選手には個別のチャントを!
味方でも意志の感じられない怠慢なプレーにはブーイングを!
相手GKがゴールキックを蹴るときや相手DFが後ろだけで回しているときにも、ブーイングでプレッシャーを!
相手がこちらの選手をケガさせそうな危険なプレーをしたら、ちゃんと怒りを!
そういうのが感じられないんですよね。
よーかいは、最初から最後まで周りの分まで大声だしてきましたよ。
声を出しすぎて、酸欠で両手が冷たくなり、頭がしびれるという経験までしちゃいました(; ̄∀ ̄A
大人が声をだせば、子ども達もマネしてくれます。
小さな子どもは、リズムに乗って大声を出すのが単純に楽しいのですから♪
だから、よーかいの周りでは何人も子ども達が声を出してくれていました。
大人だって、周りが声をだしていたらつられて声を出します。
あと、GATE10っていうんでしたっけ?
黒ずくめにオリジナルTシャツ来ているコアサポの応援団たち。
(「ジャイアント・キリング」でいうなら、「スカルズ」みたいな連中。)
まったく声が聞こえません。
今日はこれまでで一番GATE10に近いところにいたのに、まったく声が届いてきません。
拡声器持っているんだから、使い続ければいいのに。
ほとんど拡声器を使わないものだから、余計に声が小さいのです。
あれじゃピッチまで届きません。
後半のチャントなんてぐだぐだ。
声どころかリズムすら聴き取れませんでした。
しかも、応援が一本調子です。
ずっと同じチャントばかり続けていますし。
チャンスの時に一気呵成に盛り上げようとするとか、ピンチの時に鼓舞するとか、そういったメリハリもまったくないのです。
また、前半西野選手が惜しいシュートを打ったのに、他のチャントの途中だったからって、一切「西野コール」はなし。
かと思うと、しばらくチャントが途切れて、意味不明な静寂が続いたりしていました。
あれじゃいけませんo( ̄ー ̄;)ゞううむ
応援団は、柏サポに弟子入りしたらいいのです。
柏サポは少数でもとても質の高い応援をしますもの。
それに、近くないとはいえ、隣県には広島と神戸というJ1チームがあるのです。
試合がかぶらない日であれば、観に行ってどんどん応援技術を盗んでくればいいのですよヾ(。`Д´。)ノ
ま、匿名のネットならなんでも言えるわけなので、そういうのは嫌いです。
なので、試合後、直接GATE10のリーダーに挨拶してきました。
もちろん、ケンカするつもりじゃないので、まず握手を求めて、「今日はお疲れさまでした」ときわめて友好的に。
だけど、続けて
「大変申し上げにくいんですけど、今日、わりと近いあちらの席(場所を指しました)では声が聞こえませんでしたよ」
と述べました。
するとサングラス越しにも明らかにむっとした表情で
「俺たちはちゃんと最初から最後まで応援している。
俺たちに応援を引っ張って貰おうというのではなく、まずアンタが声だしな」
との返答が。
おいおい…
「応援を俺たちに引っ張って貰おうというのではなく」
ってなんですか?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
応援団が応援を引っ張らなくて、誰が音頭を取るというのでしょうか?
筋が通りませぬ。
そもそも、なんだか妙に「他人事」みたいな感じです。
普通なら、「自分たちがチームを背負い、引っ張る!」みたいな自負があるものですけど。
少なくとも、JFLのFC琉球にしたって、直接応援団長に話を聞きましたが、サポの数は少数でもそういう自負だけは誰にも負けていませんでしたよ?
まあ、ともかくそれには冷静に
「ええ。
最初から最後まで大声を出していましたよ。
だけど、あなた方のチャントが小さすぎて聞き取れないことがたびたびあったんです。」
とこたえました。
すると、
「俺たちはみんなでこうしてやっているんだ!
それの何が悪い!」
いきなりキレ気味なのです。
にしても、
要は内輪で盛り上がればいいだけですか?( ̄ω ̄;)
さらにその応援団長は続けて、
「こちらでも、あんたの声は聞こえなかったけどな」
……はい?( ̄ω ̄;)
皮肉のつもりかもしれませんが、アホですか?
応援団が人数をかけて応援している最中に、たった1人のサポの声が聞こえてくるようだったらそれこそどうかしています。
なんだかなぁ…。
ともかく、こちらも三度(みたび)、
「だけど、あなた方の声が小さくて一般サポからは聞き取れなかったのは事実です」
と静かに述べたところ、
いきなり数名に囲まれました(; ̄∀ ̄A
だから、こちらはケンカをしにきたのではないのですよ。
ただの通りすがりのいちサポとして、友好的に客観的事実を述べたまでです。
「まあ、ともかくこれからお互いに頑張りましょう」
と手を差し出したのですが、
「お前の顔はおぼえたからな」
と、なぜか凄まれました。
覚えたところで、どうするっていうんでしょうね?(笑)
ヤ○ザですか?
とりあえず、こちらはくり返しますがケンカをするつもりは毛頭もなかったので、取り囲んだ他の黒ずくめの応援団の連中にも
「今日はありがとうございました」
と一礼してその場を去りました。
なんだか無意味にスリリングな体験でしたね(爆笑)。
にしても、彼ら応援団を相手にしても仕方のないことはよくわかりましたです。
あー、アホらし。
とにかく、選手の頑張りを無にしないためにも、サポはもっと声だしていこうぜ!ヾ(。`Д´。)ノ
ホントもったいない。
正直悔しいですな。
相手はJ1からの降格組、もちろん今季昇格候補でもあるコンサドーレ札幌。
よーかいの好きな石崎監督が率いています。
まだ結果はでていませんが、内容は良いサッカーをしているとの評判でした。
そういえば、似ています。
前からのハイプレス、無印の選手達、攻撃のリズムが悪いときもなんとか踏ん張る守備陣。
……このファジアーノ岡山のサッカーはまるで、
フランサを欠いた状態の、J復帰1年目の石崎監督の柏レイソルのサッカーではないですか!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そうか、だから今年のファジアーノのサッカーは観ていて面白いのですね。
昨年の天皇杯では、
「石さん元日に一緒に泣いてくれませんか」
という横断幕がありましたが、
今日は別の意味で泣いてもらいたいのです☆d( ̄ー ̄*)にぃ
けれど、試合開始からしばらくは、ファジアーノは入り方が悪く、なんだかバタバタしていました。
中盤でボールが収まりません。
そして、コンサドーレは背番号10番、トップ下のクライトン選手がもの凄い!
2人でプレスをかけても、2人を引き連れたままボールキープして中央に移動し、逆にそこからパスまで出せちゃうというスキルの高さとフィジカルの強さ!
クライトン選手についてはあきらかに「格上」。
J2レベルじゃないですってばさ…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
実際、石崎監督曰く、
「J1でもトップクラスの選手」
なんだとか。
あの魔法使いフランサのいたチームを率いていた監督が言うのですから、間違いはないでしょう!
そして、クライトン選手に気を取られていると、右サイドのOH藤田選手に突破され、危ないクロスをだされたり、後ろからきた左サイドのOH西選手のマークが外れていてフリーでシュートを打たせたりしていました。
かなりひやひやものの立ち上がり。
そして、懸念は現実に。
前半21分、このブログでも「今年のJ2の注目選手」としてピックアップしていた、宮古島出身の若き主将・上里選手がボレーで見事なドライブシュートを放ちました!
通常なら枠の上を超えそうなボールは、キーパーの頭の上を超えてからすとんと落ちて先制点を奪われます。
「これはやっぱりさすが石崎監督率いる札幌は別格かなぁ…」
そういう空気も漂っていましたが、ファジもそこから守備を立て直します。
守備面では、野本選手のケガによって第2節の途中から出場した、新加入のDF植田選手が素晴らしかったです!
高さとフィジカル以外に、読みの鋭さに卓越したものを持っています!
あ、忘れてはならないのが、キャプテン川原選手の顔面ブロック。
至近距離からのフリーキックを、石崎君も顔負けの闘志で防ぎましたが、とても痛そうでした。
だけど、あの顔面ブロックによって、追加点を与えずに済んだことは特筆に値すると思うのです!(笑)
ともかく、そこからはあまりピンチもチャンスもなく前半終了。
ただ、ここで重大な謎が。
前半終了時、掲示板の時計の針は42分を指していたのですが、なぜかそこで終了してしまったのです。
ちょうどファジが攻勢になりかけていたときだったので、ファジの選手は掲示板を指さして
「まだ前半終了の時間じゃない」
とアピールしていましたが、それに対して首を振る主審…。
い、いったいなにが…?!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
後半。
体調不良で離脱していたFW9番小林康剛選手がMF22番臼井選手に代わってIN。
立ち上がり、やっぱりなんだかバタバタしているファジアーノ。
ピンチの場面もありましたが、なんとか凌ぎます。
63分、ファジアーノはキャプテンのMF10番川原選手に代わってMF17番ドリブラーの妹尾選手を入れてきました。
システムも小野選手をワンボランチ、喜山選手をトップ下に置くダイヤモンド形の4-4-2に変更です。
すると、そこからはファジアーノタイム!
小林選手は昨年はチーム得点王でJFLベストイレブンに選ばれていますが、運動量が少なかったり、プレスのきついところでは良さを発揮できないことが多く、なんとなくよーかい的にはもどかしかったのです。
ところが、今日は後半だけということや、スタメン落ちの間に期すものがあったのか、よく走っていました。
そして、相手を後ろに背負うときの巧さといったら!
抜群の強さを発揮して、ポストとしての起点になったり、ときにはゴール前にスルーパスまで出しちゃうキレキレっぷりでした。
そして、もう一人のFW19番西野選手。
彼の献身的な前からのプレスはやはり効いています!
昨年はあっさり失点することの多かったセットプレーでも、ゴール前で抜群の高さと強さを誇ってくれて頼もしいのです。
その西野選手が後半23分、妹尾選手からのパスをヘッドで押し込みついにファジアーノ、同点に追いつきます!
チームとして、ホームで初の得点なのです!!!!!
これには、おとなしかったファジサポも熱狂でした。
しばらくは、応援の声も盛り上がり、イケイケムード。
運動量でコンサドーレを上回ります。
そして、攻守の切り替えの早いこと!
実際、これには石崎監督も驚いたようです。
妹尾選手もドリブルで果敢に勝負し、いいチャンスを作り出します。
そして、小林選手がキーパーと1対1になる決定機到来!
あとはゴールにパスする感覚で流し込むだけ……
……に見えた場面では、蹴り損なって相手ゴールキーパーがキャッチ(TwT。)
あれは決めて欲しい場面でした。
あとはファジアーノがリズムに乗って攻めるも、最後の部分の精度がわずかに足りず、1-1のドローに。
コンサドーレ札幌はまだ戦術がいまひとつ浸透しきっていない感じで、後半は完全にファジアーノ岡山の試合でした。
ファジアーノ、初戦から甲府、仙台、湘南、鳥栖、札幌と、すべて昇格候補との対戦という地獄の5連戦でしたが、内容的に互角だったものの、反町監督曰く「老獪さの違い」という湘南戦を1-2で落とした他はすべてドロー。
もういい加減、自分たちが「できる子」だって気付いてもいいのでは?
それについては、観ているサポも。
このドローについて、見ている限り悔しがっている人が誰もいなかったのはいただけません。
なんというか、選手達はJ2仕様にヴァージョンアップしたのに、サポがJFLから進歩していないんですよね。
いくら慣れていないとはいえ、もう1ヶ月。
ホームでも3戦目。
いいかげんサポがもっとなんとかしないとダメですね。
晴天の日曜の昼間の試合なのに、減り続けている観客に危機感を本気で感じているサポはいったいどれくらいいるんでしょうか?
いいプレーにはもっと拍手を!
シュートを打った選手や素晴らしいプレーをした選手には個別のチャントを!
味方でも意志の感じられない怠慢なプレーにはブーイングを!
相手GKがゴールキックを蹴るときや相手DFが後ろだけで回しているときにも、ブーイングでプレッシャーを!
相手がこちらの選手をケガさせそうな危険なプレーをしたら、ちゃんと怒りを!
そういうのが感じられないんですよね。
よーかいは、最初から最後まで周りの分まで大声だしてきましたよ。
声を出しすぎて、酸欠で両手が冷たくなり、頭がしびれるという経験までしちゃいました(; ̄∀ ̄A
大人が声をだせば、子ども達もマネしてくれます。
小さな子どもは、リズムに乗って大声を出すのが単純に楽しいのですから♪
だから、よーかいの周りでは何人も子ども達が声を出してくれていました。
大人だって、周りが声をだしていたらつられて声を出します。
あと、GATE10っていうんでしたっけ?
黒ずくめにオリジナルTシャツ来ているコアサポの応援団たち。
(「ジャイアント・キリング」でいうなら、「スカルズ」みたいな連中。)
まったく声が聞こえません。
今日はこれまでで一番GATE10に近いところにいたのに、まったく声が届いてきません。
拡声器持っているんだから、使い続ければいいのに。
ほとんど拡声器を使わないものだから、余計に声が小さいのです。
あれじゃピッチまで届きません。
後半のチャントなんてぐだぐだ。
声どころかリズムすら聴き取れませんでした。
しかも、応援が一本調子です。
ずっと同じチャントばかり続けていますし。
チャンスの時に一気呵成に盛り上げようとするとか、ピンチの時に鼓舞するとか、そういったメリハリもまったくないのです。
また、前半西野選手が惜しいシュートを打ったのに、他のチャントの途中だったからって、一切「西野コール」はなし。
かと思うと、しばらくチャントが途切れて、意味不明な静寂が続いたりしていました。
あれじゃいけませんo( ̄ー ̄;)ゞううむ
応援団は、柏サポに弟子入りしたらいいのです。
柏サポは少数でもとても質の高い応援をしますもの。
それに、近くないとはいえ、隣県には広島と神戸というJ1チームがあるのです。
試合がかぶらない日であれば、観に行ってどんどん応援技術を盗んでくればいいのですよヾ(。`Д´。)ノ
ま、匿名のネットならなんでも言えるわけなので、そういうのは嫌いです。
なので、試合後、直接GATE10のリーダーに挨拶してきました。
もちろん、ケンカするつもりじゃないので、まず握手を求めて、「今日はお疲れさまでした」ときわめて友好的に。
だけど、続けて
「大変申し上げにくいんですけど、今日、わりと近いあちらの席(場所を指しました)では声が聞こえませんでしたよ」
と述べました。
するとサングラス越しにも明らかにむっとした表情で
「俺たちはちゃんと最初から最後まで応援している。
俺たちに応援を引っ張って貰おうというのではなく、まずアンタが声だしな」
との返答が。
おいおい…
「応援を俺たちに引っ張って貰おうというのではなく」
ってなんですか?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
応援団が応援を引っ張らなくて、誰が音頭を取るというのでしょうか?
筋が通りませぬ。
そもそも、なんだか妙に「他人事」みたいな感じです。
普通なら、「自分たちがチームを背負い、引っ張る!」みたいな自負があるものですけど。
少なくとも、JFLのFC琉球にしたって、直接応援団長に話を聞きましたが、サポの数は少数でもそういう自負だけは誰にも負けていませんでしたよ?
まあ、ともかくそれには冷静に
「ええ。
最初から最後まで大声を出していましたよ。
だけど、あなた方のチャントが小さすぎて聞き取れないことがたびたびあったんです。」
とこたえました。
すると、
「俺たちはみんなでこうしてやっているんだ!
それの何が悪い!」
いきなりキレ気味なのです。
にしても、
要は内輪で盛り上がればいいだけですか?( ̄ω ̄;)
さらにその応援団長は続けて、
「こちらでも、あんたの声は聞こえなかったけどな」
……はい?( ̄ω ̄;)
皮肉のつもりかもしれませんが、アホですか?
応援団が人数をかけて応援している最中に、たった1人のサポの声が聞こえてくるようだったらそれこそどうかしています。
なんだかなぁ…。
ともかく、こちらも三度(みたび)、
「だけど、あなた方の声が小さくて一般サポからは聞き取れなかったのは事実です」
と静かに述べたところ、
いきなり数名に囲まれました(; ̄∀ ̄A
だから、こちらはケンカをしにきたのではないのですよ。
ただの通りすがりのいちサポとして、友好的に客観的事実を述べたまでです。
「まあ、ともかくこれからお互いに頑張りましょう」
と手を差し出したのですが、
「お前の顔はおぼえたからな」
と、なぜか凄まれました。
覚えたところで、どうするっていうんでしょうね?(笑)
ヤ○ザですか?
とりあえず、こちらはくり返しますがケンカをするつもりは毛頭もなかったので、取り囲んだ他の黒ずくめの応援団の連中にも
「今日はありがとうございました」
と一礼してその場を去りました。
なんだか無意味にスリリングな体験でしたね(爆笑)。
にしても、彼ら応援団を相手にしても仕方のないことはよくわかりましたです。
あー、アホらし。
とにかく、選手の頑張りを無にしないためにも、サポはもっと声だしていこうぜ!ヾ(。`Д´。)ノ
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02:40
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2009年03月29日
世界最小10番!(ブログ第1022日目、雑感。)
小さい選手が頑張っていると、つい応援したくなります。
サッカーに限らずほとんどのスポーツは、体が大きくてフィジカルが強い選手が有利なことはいうまでもありません。
けれど、そういった体格の違いや不利を、技術や運動量などの他の要素でカバーできるのもサッカーの魅力の一つです。
例えば、昨年北京オリンピックでおおいに感動をもたらしてくれたなでしこジャパン。
他の欧州のチームが女子でも平均身長が180㎝近くあるなかで、チーム平均身長は165㎝と、そこいらの女子と変わらない身長で素晴らしいサッカーを魅せてくれました。
だけど、ついやっぱり小さい選手を見て目に付くのはその頑張りよりも
「かわいさ」
だったりしちゃいます♪(笑)
ときに、
こ、この身長じゃサッカーじゃなくて「大玉転がし」になっちゃうんでは…?!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そんないらぬ心配をしてしまうことも(ヲイ)。
例えばこの写真。
今年のJリーグのキックオフカンファレンスでのヒトコマです。
新潟の北野選手186㎝に対して、FC東京の羽生選手は167㎝。
その差、19㎝。
まるで、プロのサッカー選手に対面したサッカー大好きな小学生が握手をしてもらって緊張した表情で写真をとってもらったかのようです!(TwT。)
羽生選手、すでに29歳なのに……。。
では、J1で一番大きい選手は誰かというと、横浜FマリノスのFW背番号39番、ハーフナー・マイク選手で194㎝です。
ちなみに、ヘディングは290㎝にまで到達するのだとか。
もはや、ヘディングでバレーボールのアタックやブロックができちゃう世界ですな…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
J2ではザスパ草津のGK22番、北選手と東京ヴェルディのFW19番、船越選手がそれぞれ194㎝です。
ちなみにザスパの北選手は、二人の子どものパパですが、身長が高すぎるため自宅での「肩車」は禁止されているのだとか。
……地獄の肩車ですな!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル (なんだそれは?)
では、お待ちかね小さい選手編。
北から順にJ1のチームの最小選手を見てみましょう♪
モンテディオ山形:
MF背番号6番、宮崎選手164㎝。
ズボンの後ろのポケットが緩く、サイフを何度か落としているとのこと。
鹿島アントラーズ:
MF25番、遠藤選手168㎝。
佐々木選手とのコンビは「さやえんどう」の名で知られているのだとか。
またMF33番、川島選手も同じく168㎝です。
こちらは佐々木選手とは幼少期からの知り合いとのことで、なぜか佐々木選手が取り持つ縁がありそうです。
浦和レッズ:
MF34番、山田(直)選手166㎝。
顔は母親似だとか。
大宮アルディージャ:
MF7番、内田選手166㎝。
愛称は“ウッチー”。
ジェフユナイテッド千葉:
FW9番、深井選手161㎝。
高い更新頻度を誇るブログはサポーターにすっかりお馴染みなのだとか。
柏レイソル:
MF29番、比嘉選手165㎝。
“柏のトマホーク”の異名をもつそうな。
FC東京:
MF19番、大竹選手166㎝。
東京の“リトル・メッシー”だそうですが、メッシだって小さいのに、さらに「リトル」って…(TwT。)
川崎フロンターレ:
MF11番、ヴィトール・ジュニオール選手、167㎝。
髪型がヘン。
横浜Fマリノス:
MF35番、天野選手162㎝。
一昨年の終盤にほどこしたパーマはチームメイトに総じて不評だったらしい。
アルビレックス新潟:
MF23番、田中選手167㎝。
名字よりも下の名前の「アトム」で有名。
清水エスパルス:
MF24番、永畑選手165㎝。
神村学園高校時代は血尿がでるほど走り込みをさせられたらしい。
ジュビロ磐田:
MF24番、松浦選手166㎝。
普段の言動はおっとり。
名古屋グランパス:
FW29番、久場選手165㎝。
入団会見で「シーサーに乗って名古屋まで来ました」とボケをかました沖縄出身。
京都サンガF.C.:
FW11番、林選手168㎝。
一昨年は京都から磐田に移籍し、村井選手からは「磐田に慣れて馬鹿になって欲しい」と言われたのに、馬鹿になれず1年で京都に戻った人。
ガンバ大阪:
MF31番、安田(晃)選手165㎝。
兄の理大(ミチヒロ)選手とは正反対でおとなしい選手なのだとか。
ヴィッセル神戸:
MF7番、パク選手166㎝。
練習後の帰宅は異様に早いので、サインが欲しければ、動きだしの早さが重要なのだとか。
サンフレッチェ広島:
FW27番、清水選手166㎝。
シュートの巧さはチームトップクラスという情報のわりには露出少な目。
大分トリニータ:
MF11番、鈴木選手168㎝。
「勝利への執着心」という言葉が口癖なんだそう。
……ここまで調べて、ちょっと(いやかなり)疲れました( ̄ω ̄;)
はあはあ、ぜいぜい(息切れ)。
ともかく、けっこう160㎝台の選手はいるものです。
そして、中にはスタメンで頑張っている選手もいました。
ちなみに、一言コメントの多くの情報源はエルゴラの「Jリーグプレイヤーズガイド」より。
けれど、150㎝台の選手となるとなかなか見つからないのです。
ましてや、
「プロの選手で身長150㎝台で、背番号10」
なんていうと、常識ではちょっとありえない話なのです。
ところが、沖縄にはいるんです!
世界最小(推定)の10番の選手が!!!!!
その名は中村友亮選手です。
MF背番号10番。
身長なんと153㎝!
女子でも小柄な部類ですよね?
もしかしたら、背のことは触れたら本人的にはタブーなのかもしれませんが、だけども小さいがゆえに応援したくなっちゃうのも事実なのです。
「ちっちゃいってことは便利だね」なのです♪
現在22歳ですが、一昨年まではヴィッセル神戸に所属していました。
昨年FC琉球に来て、当初の背番号は18番。
そして今季、10番を背負い、チームの中軸としての活躍が期待されているのです!!!ヾ(。`Д´。)ノ
「週間サッカーダイジェスト」のJFL選手名鑑では、爆発的な運動量が最大の武器とのこと。
確かに、先日観た、対FC刈谷との試合でも、FC琉球で最も運動量が豊富でした。
そして、素晴らしい技術を持っています!
これで、あとはFC東京の長友選手みたいにフィジカルを鍛えて小柄でも当たり負けしなくなれば、ものすごい選手に大化けする可能性もあるのではないかと思いましたですよ。
ちなみに、2007年ヴィッセル神戸時代の「Jリーグプレイヤーズガイド」のコメント欄を以下抜粋してみます。
『体は小さいが、気持ちと乗っている車はデカイ』
世界最小・最高性能を目指してちばりよーーー!!!o( ̄へ ̄*)むん
サッカーに限らずほとんどのスポーツは、体が大きくてフィジカルが強い選手が有利なことはいうまでもありません。
けれど、そういった体格の違いや不利を、技術や運動量などの他の要素でカバーできるのもサッカーの魅力の一つです。
例えば、昨年北京オリンピックでおおいに感動をもたらしてくれたなでしこジャパン。
他の欧州のチームが女子でも平均身長が180㎝近くあるなかで、チーム平均身長は165㎝と、そこいらの女子と変わらない身長で素晴らしいサッカーを魅せてくれました。
だけど、ついやっぱり小さい選手を見て目に付くのはその頑張りよりも
「かわいさ」
だったりしちゃいます♪(笑)
ときに、
こ、この身長じゃサッカーじゃなくて「大玉転がし」になっちゃうんでは…?!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そんないらぬ心配をしてしまうことも(ヲイ)。
例えばこの写真。
今年のJリーグのキックオフカンファレンスでのヒトコマです。
新潟の北野選手186㎝に対して、FC東京の羽生選手は167㎝。
その差、19㎝。
まるで、プロのサッカー選手に対面したサッカー大好きな小学生が握手をしてもらって緊張した表情で写真をとってもらったかのようです!(TwT。)
羽生選手、すでに29歳なのに……。。
では、J1で一番大きい選手は誰かというと、横浜FマリノスのFW背番号39番、ハーフナー・マイク選手で194㎝です。
ちなみに、ヘディングは290㎝にまで到達するのだとか。
もはや、ヘディングでバレーボールのアタックやブロックができちゃう世界ですな…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
J2ではザスパ草津のGK22番、北選手と東京ヴェルディのFW19番、船越選手がそれぞれ194㎝です。
ちなみにザスパの北選手は、二人の子どものパパですが、身長が高すぎるため自宅での「肩車」は禁止されているのだとか。
……地獄の肩車ですな!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル (なんだそれは?)
では、お待ちかね小さい選手編。
北から順にJ1のチームの最小選手を見てみましょう♪
モンテディオ山形:
MF背番号6番、宮崎選手164㎝。
ズボンの後ろのポケットが緩く、サイフを何度か落としているとのこと。
鹿島アントラーズ:
MF25番、遠藤選手168㎝。
佐々木選手とのコンビは「さやえんどう」の名で知られているのだとか。
またMF33番、川島選手も同じく168㎝です。
こちらは佐々木選手とは幼少期からの知り合いとのことで、なぜか佐々木選手が取り持つ縁がありそうです。
浦和レッズ:
MF34番、山田(直)選手166㎝。
顔は母親似だとか。
大宮アルディージャ:
MF7番、内田選手166㎝。
愛称は“ウッチー”。
ジェフユナイテッド千葉:
FW9番、深井選手161㎝。
高い更新頻度を誇るブログはサポーターにすっかりお馴染みなのだとか。
柏レイソル:
MF29番、比嘉選手165㎝。
“柏のトマホーク”の異名をもつそうな。
FC東京:
MF19番、大竹選手166㎝。
東京の“リトル・メッシー”だそうですが、メッシだって小さいのに、さらに「リトル」って…(TwT。)
川崎フロンターレ:
MF11番、ヴィトール・ジュニオール選手、167㎝。
髪型がヘン。
横浜Fマリノス:
MF35番、天野選手162㎝。
一昨年の終盤にほどこしたパーマはチームメイトに総じて不評だったらしい。
アルビレックス新潟:
MF23番、田中選手167㎝。
名字よりも下の名前の「アトム」で有名。
清水エスパルス:
MF24番、永畑選手165㎝。
神村学園高校時代は血尿がでるほど走り込みをさせられたらしい。
ジュビロ磐田:
MF24番、松浦選手166㎝。
普段の言動はおっとり。
名古屋グランパス:
FW29番、久場選手165㎝。
入団会見で「シーサーに乗って名古屋まで来ました」とボケをかました沖縄出身。
京都サンガF.C.:
FW11番、林選手168㎝。
一昨年は京都から磐田に移籍し、村井選手からは「磐田に慣れて馬鹿になって欲しい」と言われたのに、馬鹿になれず1年で京都に戻った人。
ガンバ大阪:
MF31番、安田(晃)選手165㎝。
兄の理大(ミチヒロ)選手とは正反対でおとなしい選手なのだとか。
ヴィッセル神戸:
MF7番、パク選手166㎝。
練習後の帰宅は異様に早いので、サインが欲しければ、動きだしの早さが重要なのだとか。
サンフレッチェ広島:
FW27番、清水選手166㎝。
シュートの巧さはチームトップクラスという情報のわりには露出少な目。
大分トリニータ:
MF11番、鈴木選手168㎝。
「勝利への執着心」という言葉が口癖なんだそう。
……ここまで調べて、ちょっと(いやかなり)疲れました( ̄ω ̄;)
はあはあ、ぜいぜい(息切れ)。
ともかく、けっこう160㎝台の選手はいるものです。
そして、中にはスタメンで頑張っている選手もいました。
ちなみに、一言コメントの多くの情報源はエルゴラの「Jリーグプレイヤーズガイド」より。
けれど、150㎝台の選手となるとなかなか見つからないのです。
ましてや、
「プロの選手で身長150㎝台で、背番号10」
なんていうと、常識ではちょっとありえない話なのです。
ところが、沖縄にはいるんです!
世界最小(推定)の10番の選手が!!!!!
その名は中村友亮選手です。
MF背番号10番。
身長なんと153㎝!
女子でも小柄な部類ですよね?
もしかしたら、背のことは触れたら本人的にはタブーなのかもしれませんが、だけども小さいがゆえに応援したくなっちゃうのも事実なのです。
「ちっちゃいってことは便利だね」なのです♪
現在22歳ですが、一昨年まではヴィッセル神戸に所属していました。
昨年FC琉球に来て、当初の背番号は18番。
そして今季、10番を背負い、チームの中軸としての活躍が期待されているのです!!!ヾ(。`Д´。)ノ
「週間サッカーダイジェスト」のJFL選手名鑑では、爆発的な運動量が最大の武器とのこと。
確かに、先日観た、対FC刈谷との試合でも、FC琉球で最も運動量が豊富でした。
そして、素晴らしい技術を持っています!
これで、あとはFC東京の長友選手みたいにフィジカルを鍛えて小柄でも当たり負けしなくなれば、ものすごい選手に大化けする可能性もあるのではないかと思いましたですよ。
ちなみに、2007年ヴィッセル神戸時代の「Jリーグプレイヤーズガイド」のコメント欄を以下抜粋してみます。
『体は小さいが、気持ちと乗っている車はデカイ』
世界最小・最高性能を目指してちばりよーーー!!!o( ̄へ ̄*)むん
Posted by よーかい at
00:01
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2009年03月28日
またやらかしたよ、川崎!(ブログ第1021日目、雑感。)
あー、もうわじわじするっ!!!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
川崎フロンターレの戦略の思うつぼだとわかりつつも、だけどツッコまずにはいられないというこの餡美馬連津。
…餡美馬連津ってなに??∑( ̄□ ̄;)ハウッ
いま「アンビバレンツ」を変換したら一発目ででてきた誤変換です。
なにげにパワフル。
今度のアウェイの対清水エスパルス戦のキーワードは
「何もしない」
なんだとか。
『持ち物、魂のみ』
とのキャッチコピー。
……禅の境地ですか?( ̄ω ̄;)
なんだか、森田療法の患者みたいに見えたのはよーかいだけでしょうか??
フロンターレ、ついに「ヤンデレ」キャラとしての境地をゲット、なのでしょうか?!
なんでも、2006年「打倒!オレンジDAYS」(そういや、「オレンジデイズ」ってドラマあったなぁ…。遠い目。)アウェイツアー、敗戦(●3-4)。
2007年、ホーム等々力「エスを狙え!」プロモーションで勝利し、意気揚々と乗り込んだアウェイツアー、敗戦(●1-3)。
そして昨年「きまくれ!オレンジロード」と銘打ち、バス17台で乗り込んだアウェイツアー、敗戦(●0-2)。
つか、策士策に溺れちゃったように見えるんですが…?(; ̄∀ ̄A
けれども、それは当の川崎フロンターレ広報がもっともひしひしと感じていたようなのです!
今回、川崎フロンターレの公式ホームページによると、
『川崎フロンターレでは、清水戦に向けプロモーションを打てども打てども、アウェイ日本平での初勝利が奪えない現状を打破すべく、今回、思い切って「何もしない」ことを決断致しました。』
とのこと。
今回のアウェイツアーでは、いつものような相手チームに関連するプロモーション名をあえてつけて煽らず粛々と、そして熱い魂だけをアウェイ日本平に持込み、悲願のアウェイ清水戦初勝利を目指します……だって。
つか、その一方で、
アウェイツアー「バス・日帰り」プランにて粛々と募集中!!
※バス車内での選手ビデオメッセージ、ビンゴ大会はいつも通り粛々と開催致します。
って、いろいろやってるじゃん!
「粛々と」って言葉をつければいいってもんじゃないですぞ(笑)。
そして、
今年もやっぱりやっちまったか…!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そう思わざるを得ないのが、「フロンターレmeetsガンプラ」企画。
◇特典1 選手×セレクトガンプラコラボ写真プレゼント
◇特典2 ガンプラスタンプカード
◇特典3 ガンプラガラポン(空くじなし!)
そんな特典がつくうえに、今年はガンプラブースにて全アイテムが記載されたガンプラカタログを設置してあるのだとか。
量販店でも中々取り扱っていないアイテムをお取り寄せできる……って、もうサッカーそっちのけですよね?∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そういえば、こないだ「モーニング」に連載している「ジャイアント・キリング」と連動して、川崎フロンターレの広報へのインタビュー記事が掲載されていました。
つまり、川崎フロンターレの「中の人」です!
このチーム、地元に広告媒体や雑誌や新聞もなく、昔はどこからも取材なんてこなかったのだそうです。
そこで思いついたのが、インターネット。
なんと、川崎フロンターレだけは、他のチームと違い、ネット専門の広報さんがいらっしゃるとのこと!
その広報さんがいつも心がけていることは、
「また川崎がなにかやらかしてるよ」
と思われるようになりたい!とのことだとか…。。(実話)
ああ、もうその術中に見事にはまってしまった自分に餡美馬連津なのですよ!!!ヾ(。`Д´。;;;;;)ノ
川崎フロンターレの戦略の思うつぼだとわかりつつも、だけどツッコまずにはいられないというこの餡美馬連津。
…餡美馬連津ってなに??∑( ̄□ ̄;)ハウッ
いま「アンビバレンツ」を変換したら一発目ででてきた誤変換です。
なにげにパワフル。
今度のアウェイの対清水エスパルス戦のキーワードは
「何もしない」
なんだとか。
『持ち物、魂のみ』
とのキャッチコピー。
……禅の境地ですか?( ̄ω ̄;)
なんだか、森田療法の患者みたいに見えたのはよーかいだけでしょうか??
フロンターレ、ついに「ヤンデレ」キャラとしての境地をゲット、なのでしょうか?!
なんでも、2006年「打倒!オレンジDAYS」(そういや、「オレンジデイズ」ってドラマあったなぁ…。遠い目。)アウェイツアー、敗戦(●3-4)。
2007年、ホーム等々力「エスを狙え!」プロモーションで勝利し、意気揚々と乗り込んだアウェイツアー、敗戦(●1-3)。
そして昨年「きまくれ!オレンジロード」と銘打ち、バス17台で乗り込んだアウェイツアー、敗戦(●0-2)。
つか、策士策に溺れちゃったように見えるんですが…?(; ̄∀ ̄A
けれども、それは当の川崎フロンターレ広報がもっともひしひしと感じていたようなのです!
今回、川崎フロンターレの公式ホームページによると、
『川崎フロンターレでは、清水戦に向けプロモーションを打てども打てども、アウェイ日本平での初勝利が奪えない現状を打破すべく、今回、思い切って「何もしない」ことを決断致しました。』
とのこと。
今回のアウェイツアーでは、いつものような相手チームに関連するプロモーション名をあえてつけて煽らず粛々と、そして熱い魂だけをアウェイ日本平に持込み、悲願のアウェイ清水戦初勝利を目指します……だって。
つか、その一方で、
アウェイツアー「バス・日帰り」プランにて粛々と募集中!!
※バス車内での選手ビデオメッセージ、ビンゴ大会はいつも通り粛々と開催致します。
って、いろいろやってるじゃん!
「粛々と」って言葉をつければいいってもんじゃないですぞ(笑)。
そして、
今年もやっぱりやっちまったか…!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そう思わざるを得ないのが、「フロンターレmeetsガンプラ」企画。
◇特典1 選手×セレクトガンプラコラボ写真プレゼント
◇特典2 ガンプラスタンプカード
◇特典3 ガンプラガラポン(空くじなし!)
そんな特典がつくうえに、今年はガンプラブースにて全アイテムが記載されたガンプラカタログを設置してあるのだとか。
量販店でも中々取り扱っていないアイテムをお取り寄せできる……って、もうサッカーそっちのけですよね?∑( ̄□ ̄;)ハウッ
そういえば、こないだ「モーニング」に連載している「ジャイアント・キリング」と連動して、川崎フロンターレの広報へのインタビュー記事が掲載されていました。
つまり、川崎フロンターレの「中の人」です!
このチーム、地元に広告媒体や雑誌や新聞もなく、昔はどこからも取材なんてこなかったのだそうです。
そこで思いついたのが、インターネット。
なんと、川崎フロンターレだけは、他のチームと違い、ネット専門の広報さんがいらっしゃるとのこと!
その広報さんがいつも心がけていることは、
「また川崎がなにかやらかしてるよ」
と思われるようになりたい!とのことだとか…。。(実話)
ああ、もうその術中に見事にはまってしまった自分に餡美馬連津なのですよ!!!ヾ(。`Д´。;;;;;)ノ
Posted by よーかい at
01:34
│Comments(0)
2009年03月25日
大神島人ぬ宝?【後篇】(ブログ第1018日目、雑感。)
た、祟りじゃあ~~~(;゚Д゚)))ガクガクブルブル
鵺の鳴く夜は恐ろしいのです。
あ、しまった、それは「悪霊島」でしたね。
横溝正史の金田一耕助シリーズで、そちらは岡山県の刑部島(実在はしていません)が舞台です。
そんなことよりも、「大神島の祟り」は、ものすごく強力なのです!(;゚Д゚)))ガクガクブルブル
民俗学の調査でさえ、島に入らせてもらえません。
【前篇】の記事に書いた河村氏は、それでも学者魂として好奇心が抑えきれずに極秘調査を決行しました。
すると、大神島には疫病が蔓延してしまいました。
当然、河村氏は一生涯の出入り禁止をくらってしまったのです。
戦後になって、大神島一周道路がつくられようとされました。
なにせ、現在、日本の有人島では、どんな小さな島でもたいてい島一周道路が存在します。
けれども、工事を始めた途端、ブルドーザーの爪が折れ、他の重機が次々に故障しました。
さらに、工事関係者や島民らが相次いで原因不明の病気にかかったのです!
そのために工事はとん挫し、いまだに島の約3分の1程度で道路はぷっつり途切れています。(超実話)
沖縄では多くの島々が雇用対策だったり、あるいは土建業者と癒着した地元政治家によって無理矢理にでも「島一周道路」が作られて、景観をだいなしにしているところも少なくありません。
大神島も、同様にかなり強引に「島一周道路」を作ろうとした計画があったことは想像に難くありません。
それなのに工事できなかったのですから、こんなのホントに特異なケースであることがおわかりになるでしょう。
さて、この大神島に、よーかいは行ったことがあります。
途切れた道路も見てきました。
過疎化が進み、そのときの島の中学生は1名、小学生は3名だけとのこと。(※現在は廃校)
訪れたときは島に1軒の売店も閉まっていました。
だけど、集落で島の人にあいさつしたら、向こうからもあいさつがかえってきました。
「よそ者はただちに去ね!」
という感じではなかったのが少しほっとしたものです。
島の中心は標高75mの山状になっているため、集落からは坂道です。
坂の途中には貝塚もあります。
粘土質のぬかるんだ道を進むと、最近整備された展望台につきました。
展望台からみると、島のほとんどが深い森でした。
その一本道の坂道と上述の途切れた外周道路以外、道らしい道はありません。
もちろん、御嶽(ウタキ=聖地)などには近寄ることはできません。
もしかすると、「立ち入り禁止」の「聖地」は風葬等の死や穢れに関する場所だったのかなぁ…とも思います。
あるいは、本当にキャプテン・キッドの財宝を島ぐるみで隠しているのかもしれません。
あるいは、島に散らばっている7つの秘宝を集めると神龍が現れて願いを一つ叶えてくれるのかもしれません。
いや、もしかしたら、もっとすごい秘密(天変地異を引き起こすほどの!)が眠っているのかもしれません。
例えば、現代の産業文明を滅ぼし、世界をわずか7日間で焼き尽くしてしまうほどの…!
(*この画像は、本文にはあんまり?関係ありません…。)
キャプテン・キッドの財宝説に祟り。
や、なんだかもうその「伝説」だけで財宝級と思うのはよーかいだけでしょうか?(; ̄ー ̄A
鵺の鳴く夜は恐ろしいのです。
あ、しまった、それは「悪霊島」でしたね。
横溝正史の金田一耕助シリーズで、そちらは岡山県の刑部島(実在はしていません)が舞台です。
そんなことよりも、「大神島の祟り」は、ものすごく強力なのです!(;゚Д゚)))ガクガクブルブル
民俗学の調査でさえ、島に入らせてもらえません。
【前篇】の記事に書いた河村氏は、それでも学者魂として好奇心が抑えきれずに極秘調査を決行しました。
すると、大神島には疫病が蔓延してしまいました。
当然、河村氏は一生涯の出入り禁止をくらってしまったのです。
戦後になって、大神島一周道路がつくられようとされました。
なにせ、現在、日本の有人島では、どんな小さな島でもたいてい島一周道路が存在します。
けれども、工事を始めた途端、ブルドーザーの爪が折れ、他の重機が次々に故障しました。
さらに、工事関係者や島民らが相次いで原因不明の病気にかかったのです!
そのために工事はとん挫し、いまだに島の約3分の1程度で道路はぷっつり途切れています。(超実話)
沖縄では多くの島々が雇用対策だったり、あるいは土建業者と癒着した地元政治家によって無理矢理にでも「島一周道路」が作られて、景観をだいなしにしているところも少なくありません。
大神島も、同様にかなり強引に「島一周道路」を作ろうとした計画があったことは想像に難くありません。
それなのに工事できなかったのですから、こんなのホントに特異なケースであることがおわかりになるでしょう。
さて、この大神島に、よーかいは行ったことがあります。
途切れた道路も見てきました。
過疎化が進み、そのときの島の中学生は1名、小学生は3名だけとのこと。(※現在は廃校)
訪れたときは島に1軒の売店も閉まっていました。
だけど、集落で島の人にあいさつしたら、向こうからもあいさつがかえってきました。
「よそ者はただちに去ね!」
という感じではなかったのが少しほっとしたものです。
島の中心は標高75mの山状になっているため、集落からは坂道です。
坂の途中には貝塚もあります。
粘土質のぬかるんだ道を進むと、最近整備された展望台につきました。
展望台からみると、島のほとんどが深い森でした。
その一本道の坂道と上述の途切れた外周道路以外、道らしい道はありません。
もちろん、御嶽(ウタキ=聖地)などには近寄ることはできません。
もしかすると、「立ち入り禁止」の「聖地」は風葬等の死や穢れに関する場所だったのかなぁ…とも思います。
あるいは、本当にキャプテン・キッドの財宝を島ぐるみで隠しているのかもしれません。
あるいは、島に散らばっている7つの秘宝を集めると神龍が現れて願いを一つ叶えてくれるのかもしれません。
いや、もしかしたら、もっとすごい秘密(天変地異を引き起こすほどの!)が眠っているのかもしれません。
例えば、現代の産業文明を滅ぼし、世界をわずか7日間で焼き尽くしてしまうほどの…!
(*この画像は、本文にはあんまり?関係ありません…。)
キャプテン・キッドの財宝説に祟り。
や、なんだかもうその「伝説」だけで財宝級と思うのはよーかいだけでしょうか?(; ̄ー ̄A
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2009年03月24日
大神島人ぬ宝?【前篇】(ブログ第1017日目、雑感。)
BIGINの「島人ぬ宝」という曲をご存じでしょうか?
沖縄の空・海・唄こそが島(=沖縄)に住む人たちの宝物だと唄ったものです。
でも、宮古島の北東に位置する大神島には、まったく違った「島人ぬ宝」があるというのです。
それも、極めて「即物的」な…!; ̄ロ ̄)!!
大神島への交通は、宮古島から1日わずか3便の渡し船があるのみです。
そう簡単に外部の人間が立ち寄ることのできる島ではありません。
けれどそれ以上に、沖縄の離島の中でもちょっと特異な島なのです。
大神島は周囲約2kmほどの小島で、交通機関や宿泊施設は島内にありません。
人口は50人に満たないといいます。
大神島をもっとも「特異」たらしめているもの。
それは集落以外のほとんどの場所は聖地になっており、島人以外決して立ち寄ることができないということです。
「祖神祭」(ウヤガン)は島人以外何人も、見学することさえできない秘祭です。
さらにはこの島、なんとキャプテン・キッドの財宝が眠っているという話があるのです!( ̄□ ̄;)!!
この話の根拠を調べてみると、1960年代にイギリスのロンドン・タイムズ紙が大神島と思われる場所について「海賊キッドの財宝」に関する記事を載せていました。
これをアメリカのニューヨーク・タイムズが転載し、さらにこれを朝日新聞が大ニュースとして報じました。
そして、1966年6月30日付沖縄タイムス(第一版)は、「海賊の財宝島に眠る?〜島民全滅の伝説と共に」という内容の記事を掲載しています。
また、当時あった『週刊先島』誌が「キッドの財宝は30億ドルだった」との見出しで記事にしたそうです。
ちなみに当時は1ドル360円で、物価は今の半分以下ですので、今の日本円に直すと、2兆円はゆうに超える額になります。
そのいずれの記事もキャプテン・キッドの財宝のありかが大神島と特定したものでした。
なお、沖縄タイムス紙の「島民全滅の伝説」とは、
『昔、大神島は海賊に襲われ、生き残ったのは兄妹の2人だけ。現在の大神島の住民はその2人の子孫である』
という民話が残っていることに依るもののようです。
さらに、このキャプテン・キッドの財宝伝説は、もっと古くからあったことが、よーかいが文献を調べていたらわかりました。
「南方文化の探求」(河村只雄著、講談社学術文庫)という昭和初期の文献にすでにこの件について触れられているのです!
河村氏が昭和13年(1938年)に書いた文章の中にキャプテン・キッドの財宝についての記述があります。
それによると、島の聖所になっている洞窟「イワヌイワヌパナ」に財宝があると昭和12年に新聞で報道されたというのです。
ところで、ここまで話題になっているキャプテン・キッドとは?
キャプテン・キッドは、1696年から1699年の3年間に海賊行為を重ね、1701年絞首刑にされた実在の人物です。
本名はウィリアム・キッド。
略奪した財宝のほとんどは無人島や人気のない海岸の洞窟に埋めたと言われています。
たった3年間の海賊期間でしたが、世界中で話題になるほど莫大な富をそのあいだに手中に収めたという伝説になっているのです。
大神島の財宝については、昭和12年当時は宮古の平良市にある旅館経営者が人足を雇ってこっそりと発掘に出ましたが、結局見つからなかったとのことです。
60年代も多くの者が禁を犯し、島のあちこちを探したそうですが、見つからなかっただけでなく、祟りを受けたといいます。
いま、なにげなく「祟り(たたり)」と書きました。
実際のところ、大神島を大神島たらしめている重大な「特異要因」のひとつがこの「祟り」と言っても過言ではないのです!∑(`□´/)/
沖縄の空・海・唄こそが島(=沖縄)に住む人たちの宝物だと唄ったものです。
でも、宮古島の北東に位置する大神島には、まったく違った「島人ぬ宝」があるというのです。
それも、極めて「即物的」な…!; ̄ロ ̄)!!
大神島への交通は、宮古島から1日わずか3便の渡し船があるのみです。
そう簡単に外部の人間が立ち寄ることのできる島ではありません。
けれどそれ以上に、沖縄の離島の中でもちょっと特異な島なのです。
大神島は周囲約2kmほどの小島で、交通機関や宿泊施設は島内にありません。
人口は50人に満たないといいます。
大神島をもっとも「特異」たらしめているもの。
それは集落以外のほとんどの場所は聖地になっており、島人以外決して立ち寄ることができないということです。
「祖神祭」(ウヤガン)は島人以外何人も、見学することさえできない秘祭です。
さらにはこの島、なんとキャプテン・キッドの財宝が眠っているという話があるのです!( ̄□ ̄;)!!
この話の根拠を調べてみると、1960年代にイギリスのロンドン・タイムズ紙が大神島と思われる場所について「海賊キッドの財宝」に関する記事を載せていました。
これをアメリカのニューヨーク・タイムズが転載し、さらにこれを朝日新聞が大ニュースとして報じました。
そして、1966年6月30日付沖縄タイムス(第一版)は、「海賊の財宝島に眠る?〜島民全滅の伝説と共に」という内容の記事を掲載しています。
また、当時あった『週刊先島』誌が「キッドの財宝は30億ドルだった」との見出しで記事にしたそうです。
ちなみに当時は1ドル360円で、物価は今の半分以下ですので、今の日本円に直すと、2兆円はゆうに超える額になります。
そのいずれの記事もキャプテン・キッドの財宝のありかが大神島と特定したものでした。
なお、沖縄タイムス紙の「島民全滅の伝説」とは、
『昔、大神島は海賊に襲われ、生き残ったのは兄妹の2人だけ。現在の大神島の住民はその2人の子孫である』
という民話が残っていることに依るもののようです。
さらに、このキャプテン・キッドの財宝伝説は、もっと古くからあったことが、よーかいが文献を調べていたらわかりました。
「南方文化の探求」(河村只雄著、講談社学術文庫)という昭和初期の文献にすでにこの件について触れられているのです!
河村氏が昭和13年(1938年)に書いた文章の中にキャプテン・キッドの財宝についての記述があります。
それによると、島の聖所になっている洞窟「イワヌイワヌパナ」に財宝があると昭和12年に新聞で報道されたというのです。
ところで、ここまで話題になっているキャプテン・キッドとは?
キャプテン・キッドは、1696年から1699年の3年間に海賊行為を重ね、1701年絞首刑にされた実在の人物です。
本名はウィリアム・キッド。
略奪した財宝のほとんどは無人島や人気のない海岸の洞窟に埋めたと言われています。
たった3年間の海賊期間でしたが、世界中で話題になるほど莫大な富をそのあいだに手中に収めたという伝説になっているのです。
大神島の財宝については、昭和12年当時は宮古の平良市にある旅館経営者が人足を雇ってこっそりと発掘に出ましたが、結局見つからなかったとのことです。
60年代も多くの者が禁を犯し、島のあちこちを探したそうですが、見つからなかっただけでなく、祟りを受けたといいます。
いま、なにげなく「祟り(たたり)」と書きました。
実際のところ、大神島を大神島たらしめている重大な「特異要因」のひとつがこの「祟り」と言っても過言ではないのです!∑(`□´/)/
Posted by よーかい at
00:01
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2009年03月23日
みそぴー!(ブログ第1016日目、雑感。)
実は、(と前置きするほどのものではないのですが、)よーかいは千葉に5年間住んでいました。
沖縄で言うところの「島ナイチャー」にもじって、仲間からは「千葉ナイチャー」と呼ばれたものです。
よーかいは横浜育ちなので、千葉の人には当たり前のことが「へぇ〜!」と珍しかったりすることもたびたびありました。
関東圏はわりと近い文化のように思っていたのですが、大学時代に千葉出身の友人たちは、
「東京から千葉に入ると別文化だぞ!」
とよく言っていました。
その当時千葉在住の友人たちから聞いたこと。
(1)千葉は治外法権
(2)千葉は共産圏
(3)千葉から出るにはパスポートがいる
(4)野田市では通貨に落花生が使われている
(5)流山付近ではしょうゆさえ持っていれば、物々交換で何でも買える
……などはすべてデマでしたが(笑)。
ところで、「千葉」と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるイメージは、やはり落花生(ピーナツ)でしょう。
最近はあまり見かけなくなってしまったけれど、総武線では大きな行李を背負った行商のおばちゃんの、落花生売りのインパクトはなかなか大きなものがありました。
落花生を原料にした焼酎なんかも千葉にはあります。
落花生製品の中でも、とりわけ千葉んちゅが深い思い入れを抱いているように思えるものが、「みそぴー」。
落花生に甘みそを絡めたものです。
多くの千葉んちゅは、この「みそぴー」を当然全国区だと信じて疑いません。
よーかいは横浜育ちだったので、みそぴー文化はわりあい身近に流入していました。
しかし断言しますが全国区ではありませんヾ(。`Д´。;;;)ノ(笑)
学校給食にみそぴーが出るのも千葉だけです。
さらに、みそぴーがご飯のおかずであると言うと、多くの県の人たちは「ゲテモノ」扱いまでしてしまいます…(汗)。
いや、おいしいですよ?
個人的には「あり」だと思いますが……?
さて、落花生は沖縄では「ジーマミー」。
「ジーマミー」ってよく考えると「地豆」ですね。
最近は中国からの輸入物も多いと聞きますが、伊江島が産地として有名です。
ジーマミー豆腐なんて、千葉人が思いもつかなかった食べ方でしょう!
沖縄では定番料理で、豆腐というよりはプリンみたいでとてもおいしいです♪
黒糖ピーナツも沖縄ならではの味です。
もしかして、落花生の本場千葉、沖縄に負けてるのでは…?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
そう薄々思っていたら、歴史は如実に残酷なまでに証明してくれました。
沖縄の方が上だと…!
千葉での落花生の栽培は明治9年に山武郡南郷村(現在の成東町)で栽培されたのが始まりですが、
琉球王国ではもっとずっと古くから栽培していたのです。
冊封使を迎えるときにも饗したといいます。
起源ははっきりしませんが、15世紀には栽培されていたようです。
落花生の本場は千葉どころか、沖縄が遙かに格上だったという衝撃の事実…!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
けれども、千葉県民最後の心の砦、「みそぴー」が残っています!
そこは譲れないのです。
「絶対領域」なのです!(違)
いやむしろ、
千葉県民にとっての「ATフィールド=心の壁」なのです!
さすがにいくら沖縄でも「みそぴー」だけはないだろう、と思っていたら…
……ありました!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
那覇竜宮通りの「小桜」という居酒屋では手作りのみそぴーが目玉メニューなのです!
一合カラカラよりもうずたかく積まれて供されます。
味は……絶品です!
文句なし!!
落花生の粒は大きめでみずみずしいです。
甘みそは麦のこうじなのでしょうか。
粗めの粒がしっかりしていて、べたつきません。
香ばしい感じです。コクがあって、泡盛に良く合います♪
なんでも、みそぴーは奄美の名産物なのだそうです。
この「小桜」は奄美出身のひとがお店をやっているのでこのメニューがあるそうです。
まあ、奄美も沖縄も広くとれば「琉球文化圏」なのです!ヾ(。`Д´。)ノ
ああっ!しかしここに来て、千葉んちゅ最後の砦まで完全に粉砕されてしまいました…(泣)。
千葉んちゅ、アイデンティティクライシス発生です!
大丈夫か千葉んちゅ?
どうする千葉んちゅ?!
この続きは、第2部「千葉んちゅの逆襲」にて!!(←続きません…。)
沖縄で言うところの「島ナイチャー」にもじって、仲間からは「千葉ナイチャー」と呼ばれたものです。
よーかいは横浜育ちなので、千葉の人には当たり前のことが「へぇ〜!」と珍しかったりすることもたびたびありました。
関東圏はわりと近い文化のように思っていたのですが、大学時代に千葉出身の友人たちは、
「東京から千葉に入ると別文化だぞ!」
とよく言っていました。
その当時千葉在住の友人たちから聞いたこと。
(1)千葉は治外法権
(2)千葉は共産圏
(3)千葉から出るにはパスポートがいる
(4)野田市では通貨に落花生が使われている
(5)流山付近ではしょうゆさえ持っていれば、物々交換で何でも買える
……などはすべてデマでしたが(笑)。
ところで、「千葉」と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるイメージは、やはり落花生(ピーナツ)でしょう。
最近はあまり見かけなくなってしまったけれど、総武線では大きな行李を背負った行商のおばちゃんの、落花生売りのインパクトはなかなか大きなものがありました。
落花生を原料にした焼酎なんかも千葉にはあります。
落花生製品の中でも、とりわけ千葉んちゅが深い思い入れを抱いているように思えるものが、「みそぴー」。
落花生に甘みそを絡めたものです。
多くの千葉んちゅは、この「みそぴー」を当然全国区だと信じて疑いません。
よーかいは横浜育ちだったので、みそぴー文化はわりあい身近に流入していました。
しかし断言しますが全国区ではありませんヾ(。`Д´。;;;)ノ(笑)
学校給食にみそぴーが出るのも千葉だけです。
さらに、みそぴーがご飯のおかずであると言うと、多くの県の人たちは「ゲテモノ」扱いまでしてしまいます…(汗)。
いや、おいしいですよ?
個人的には「あり」だと思いますが……?
さて、落花生は沖縄では「ジーマミー」。
「ジーマミー」ってよく考えると「地豆」ですね。
最近は中国からの輸入物も多いと聞きますが、伊江島が産地として有名です。
ジーマミー豆腐なんて、千葉人が思いもつかなかった食べ方でしょう!
沖縄では定番料理で、豆腐というよりはプリンみたいでとてもおいしいです♪
黒糖ピーナツも沖縄ならではの味です。
もしかして、落花生の本場千葉、沖縄に負けてるのでは…?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
そう薄々思っていたら、歴史は如実に残酷なまでに証明してくれました。
沖縄の方が上だと…!
千葉での落花生の栽培は明治9年に山武郡南郷村(現在の成東町)で栽培されたのが始まりですが、
琉球王国ではもっとずっと古くから栽培していたのです。
冊封使を迎えるときにも饗したといいます。
起源ははっきりしませんが、15世紀には栽培されていたようです。
落花生の本場は千葉どころか、沖縄が遙かに格上だったという衝撃の事実…!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
けれども、千葉県民最後の心の砦、「みそぴー」が残っています!
そこは譲れないのです。
「絶対領域」なのです!(違)
いやむしろ、
千葉県民にとっての「ATフィールド=心の壁」なのです!
さすがにいくら沖縄でも「みそぴー」だけはないだろう、と思っていたら…
……ありました!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
那覇竜宮通りの「小桜」という居酒屋では手作りのみそぴーが目玉メニューなのです!
一合カラカラよりもうずたかく積まれて供されます。
味は……絶品です!
文句なし!!
落花生の粒は大きめでみずみずしいです。
甘みそは麦のこうじなのでしょうか。
粗めの粒がしっかりしていて、べたつきません。
香ばしい感じです。コクがあって、泡盛に良く合います♪
なんでも、みそぴーは奄美の名産物なのだそうです。
この「小桜」は奄美出身のひとがお店をやっているのでこのメニューがあるそうです。
まあ、奄美も沖縄も広くとれば「琉球文化圏」なのです!ヾ(。`Д´。)ノ
ああっ!しかしここに来て、千葉んちゅ最後の砦まで完全に粉砕されてしまいました…(泣)。
千葉んちゅ、アイデンティティクライシス発生です!
大丈夫か千葉んちゅ?
どうする千葉んちゅ?!
この続きは、第2部「千葉んちゅの逆襲」にて!!(←続きません…。)
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2009年03月22日
エンダーorルートビア!(ブログ第1015日目、雑感。)
“A&W”。
これをどう読むかで、その人の沖縄度がある程度わかります…たぶん。
沖縄では、これを「エンダー」と読みます。
内地ではあまりなじみはないかもしれませんが、沖縄では一般的なファーストフードのお店です。
実は、A&Wはかつては東京都や大阪府、奈良県、兵庫県、鹿児島県にも店舗があったそうが、現在はすべて撤退してしまい、日本では沖縄県にしか存在しないのです。
ちなみに、世界的にはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、バングラデシュ、マレーシア、パキスタン、イギリス、ドイツ、アラブ首長国連邦、タイ王国、フィリピンなどにあるそうです。
ところで、エンダーをエンダーたらしめているもの。エンダーのアイデンティティともいう存在。
それはまさに、「ルートビア」であると言い切ってしまっても過言ではないでしょう!o( ̄へ ̄*)むん
よーかいが初めてエンダーのルートビアと出会ったのは、今をさかのぼること10年以上前。
バックパッカーとして、マレーシアのコタバルを旅していたときでした。
ちなみにコタバルという地域は、マレーシアでもっともイスラム色が強い地域。
大規模なナイトマーケットが毎日開催されることでも有名です。
ビールに合いそうなスパイシーな食べ物がたくさんあるのですが、イスラム圏は飲酒禁止…。
「旅にはビール、ビール!」と椎名誠さんだっておっしゃっているではないですか!
なのに…(TwT。)
そんな「ビール欠乏症」のとき、目に飛び込んできたのが、A&Wの看板。(べ、別にアル中じゃないですからねっ!)
「ルートビア?なんだこりゃ?」
と注文したのが出逢いでした。
しかも何を血迷ったのか、より難易度の高い「ルートビアフロート」を…。
上にはぷかぷかとアイスクリームが浮かんでいました。
一口飲んだ瞬間、松田優作風に
「なんじゃこりゃーーーぁ!!」∑( ▽|||)
と叫びたくなりました。
衝撃、いや「笑撃」の味でした。
具体的に味の説明をする前に、ルートビアの歴史を簡単に振り返ってみたいと思います。
もともとは、17世紀から18世紀、北米大陸が植民地になった頃に、ビールの代替飲料として飲まれたといいます。
ビールの原料がなかったから、アメリカに自生していた薬草で(無謀にも)ビールの味を出そうとしたのだとか。
さらに、19世紀に新薬開発ブームが起こり、その過程で「薬用」としてルートビアも飲まれました。
そして、A&Wの設立は1919年。
まさに禁酒法がアメリカで成立した年なのです!
禁じられれば禁じられるほど、それは蜜の味。
ビールの代用品でも追究したくなるのは人のサガっつーもんなのです。
だからこその、禁断の味なのです!でしょうか?
原料だってすごいのです。
たとえばフレーバーの主成分「サルサパリラ」。
薬効:筋力増強効果(!)。
シラカバの樹皮=いわゆる「サロンパスの香り」。
薬効:浄血作用、神経痛、皮膚疾患、痛風、関節痛、関節症、さらには発毛、育毛作用も…。(ホントですか??謎)
他にもいちいち書いていたらキリがないくらいくらいの薬草と薬効です。
すごいよルートビア。あなどりがたしルートビア。
でも、ホントにまじめにビールの味を目指していたのかは非常に謎なのです…???
いわば、「送りバントのつもりがエンタイトルツーベース」みたいな感じなのです。
もしかして、国家錬金術師が精製に関わっていたのでしょうか?
ちなみに、本文には関係ありませんが、国家錬金術師についてはこんな説明も。(はい、どうでもいいですね。)
そんなルートビアですが、内地に住む多くの人たちの口には合わないことが多いらしく、
「世界一まずい飲み物」
なんてひどいことを言う人もいます。
中には飲んだ瞬間
「……盛られた!」( ▽|||)
なんていう人も。(事実)
けれど、笑撃の味も慣れるもの。
よーかい的にはけっこう好きです♪
こんな個性的で楽しい飲み物めったにないですよぉ!
しかも、沖縄のエンダー全店でルートビアはお代わり自由の飲み放題!
こりゃお得だね♪v( ̄ー ̄*)にぃ
ちなみに、あの「スヌーピー」が愛飲している飲み物もルートビアです。
ほら、そこのアナタも飲んでみたくなったでしょう?( ̄∀ ̄*)イヒッ
これをどう読むかで、その人の沖縄度がある程度わかります…たぶん。
沖縄では、これを「エンダー」と読みます。
内地ではあまりなじみはないかもしれませんが、沖縄では一般的なファーストフードのお店です。
実は、A&Wはかつては東京都や大阪府、奈良県、兵庫県、鹿児島県にも店舗があったそうが、現在はすべて撤退してしまい、日本では沖縄県にしか存在しないのです。
ちなみに、世界的にはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、バングラデシュ、マレーシア、パキスタン、イギリス、ドイツ、アラブ首長国連邦、タイ王国、フィリピンなどにあるそうです。
ところで、エンダーをエンダーたらしめているもの。エンダーのアイデンティティともいう存在。
それはまさに、「ルートビア」であると言い切ってしまっても過言ではないでしょう!o( ̄へ ̄*)むん
よーかいが初めてエンダーのルートビアと出会ったのは、今をさかのぼること10年以上前。
バックパッカーとして、マレーシアのコタバルを旅していたときでした。
ちなみにコタバルという地域は、マレーシアでもっともイスラム色が強い地域。
大規模なナイトマーケットが毎日開催されることでも有名です。
ビールに合いそうなスパイシーな食べ物がたくさんあるのですが、イスラム圏は飲酒禁止…。
「旅にはビール、ビール!」と椎名誠さんだっておっしゃっているではないですか!
なのに…(TwT。)
そんな「ビール欠乏症」のとき、目に飛び込んできたのが、A&Wの看板。(べ、別にアル中じゃないですからねっ!)
「ルートビア?なんだこりゃ?」
と注文したのが出逢いでした。
しかも何を血迷ったのか、より難易度の高い「ルートビアフロート」を…。
上にはぷかぷかとアイスクリームが浮かんでいました。
一口飲んだ瞬間、松田優作風に
「なんじゃこりゃーーーぁ!!」∑( ▽|||)
と叫びたくなりました。
衝撃、いや「笑撃」の味でした。
具体的に味の説明をする前に、ルートビアの歴史を簡単に振り返ってみたいと思います。
もともとは、17世紀から18世紀、北米大陸が植民地になった頃に、ビールの代替飲料として飲まれたといいます。
ビールの原料がなかったから、アメリカに自生していた薬草で(無謀にも)ビールの味を出そうとしたのだとか。
さらに、19世紀に新薬開発ブームが起こり、その過程で「薬用」としてルートビアも飲まれました。
そして、A&Wの設立は1919年。
まさに禁酒法がアメリカで成立した年なのです!
禁じられれば禁じられるほど、それは蜜の味。
ビールの代用品でも追究したくなるのは人のサガっつーもんなのです。
だからこその、禁断の味なのです!でしょうか?
原料だってすごいのです。
たとえばフレーバーの主成分「サルサパリラ」。
薬効:筋力増強効果(!)。
シラカバの樹皮=いわゆる「サロンパスの香り」。
薬効:浄血作用、神経痛、皮膚疾患、痛風、関節痛、関節症、さらには発毛、育毛作用も…。(ホントですか??謎)
他にもいちいち書いていたらキリがないくらいくらいの薬草と薬効です。
すごいよルートビア。あなどりがたしルートビア。
でも、ホントにまじめにビールの味を目指していたのかは非常に謎なのです…???
いわば、「送りバントのつもりがエンタイトルツーベース」みたいな感じなのです。
もしかして、国家錬金術師が精製に関わっていたのでしょうか?
ちなみに、本文には関係ありませんが、国家錬金術師についてはこんな説明も。(はい、どうでもいいですね。)
そんなルートビアですが、内地に住む多くの人たちの口には合わないことが多いらしく、
「世界一まずい飲み物」
なんてひどいことを言う人もいます。
中には飲んだ瞬間
「……盛られた!」( ▽|||)
なんていう人も。(事実)
けれど、笑撃の味も慣れるもの。
よーかい的にはけっこう好きです♪
こんな個性的で楽しい飲み物めったにないですよぉ!
しかも、沖縄のエンダー全店でルートビアはお代わり自由の飲み放題!
こりゃお得だね♪v( ̄ー ̄*)にぃ
ちなみに、あの「スヌーピー」が愛飲している飲み物もルートビアです。
ほら、そこのアナタも飲んでみたくなったでしょう?( ̄∀ ̄*)イヒッ
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2009年03月21日
Jリーグプレイヤーズガイド!(ブログ第1014日目、雑感。)
選手名鑑は数あれど。
ここまで衝撃的な選手名鑑は他にないとよーかいは断言するのです!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
それは、サッカー専門新聞「エルゴラッソ」編集の
『Jリーグプレイヤーズガイド』(宝島社)
です!
2006年までは、エルゴラッソ紙では、何回かに分けて選手名鑑を紙上に掲載していました。
それが、「プレイヤーズガイド」という形の書籍で発売されるようになったのは2007年シーズンから。
コンパクトな文庫本サイズです。
よーかいは、2007年のときには、すでに「週間サッカーダイジェスト」で選手名鑑付きの号を購入していたので、エルゴラッソから発売した「Jリーグプレイヤーズガイド」はノーマークでした。
実際に買ったのは2008シーズン(昨季)からになります。
買ってみてびっくりでした!
まずその使いやすさ!
他の各誌はA4サイズなのに比べて、コンパクトな分、試合に持っていっても荷物になりません。
ポケットに忍ばせて、選手交代の時などに確認するのにとても便利です。
J1、J2、ナビスコカップの全日程表もついていますし、スタジアムへの交通などの各種情報も非常に詳しいのです。
そして、なによりも、衝撃なのがその選手紹介のコメントなのです!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
例えば、今年度版(2009)での横浜Fマリノスの中澤選手の紹介コメントを引用してみます。
『日本代表CBの好物はカレー。
サポーターからプレゼントされるご当地カレーを心待ちにしており、自身のブログでもカレーを語る。
オフには移籍問題で揺れ動いたが、最後は残留を選択。
横浜の地でカレーの素晴らしさを叫ぶ。』
そして、同じくマリノスの栗原選手。
『怖いもの知らずの“ハマの番長”が唯一苦手としている食べ物が甲殻類で、特にエビには拒絶反応を示す。
ただし、エビ料理全般がNGでも桜エビだけは食べられる。
ちなみに好きな芸能人は「エビちゃん(蛯原友里)」とのこと。』
……
……
……それ、サッカーと関係ないやろーっ!Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
思わずそうツッコまずにはいられません。
もう、一事が万事そんな具合に選手紹介が進んでいくのです。
ただ、前年(2008年)に比べたら、ややトーンダウンしたというか、常識的なおとなしいコメントが増えてしまったのはちょっと残念なのです。
一例として、昨年の柏レイソルの選手へのコメント欄を抜粋。
『高校1年次には「東大に行ける」と言われるくらい頭がよかったらしい』 (DF3 近藤選手)
『一時は治療のためにできた十円ハゲを隠すためフランサからバンダナを借りていた』 (DF4 石川選手)
『柏の街の印象については「チャリンコが異様に多い」とのこと』 (DF5 古賀選手)
『サポーターには「キタジ」の愛称で親しまれているが、家庭では「ぴったん」と呼ばれている』 (FW9 北嶋選手)
『髪型にはとてもこだわりを持っており、清水時代には「立ちが悪い」と2週間に一回美容院に通っていたとか』 (MF14 太田選手)
『フランサがブラジルに帰国中はフランサの駐車スペースに車を止めていた』 (MF15 菅沼選手)
『サッカー以外でも競馬や麻雀を岡山一成(仙台)に習い、人間として成長中』 (FW20 李選手)
……ここは、飲み会の大暴露大会ですか?(; ̄∀ ̄A
そんなわけで、「これはあまりに面白すぎる!」というわけで、2007年のバックナンバーも取り寄せました。
それぞれの選手のチームの変遷、背番号の変遷、そして髪型の変遷が3年間を通してみるとよくわかり、非常に興味深いです。
懐かしい名前もあります。
例えば、FC東京にはワンチョペ選手が10番を背負っていますし、ガンバ大阪では9番がマグノ・アウベス選手です。
そして、横浜Fマリノスの9番。
し、師匠~~!!!(TwT。)
ちなみに、師匠こと鈴木隆行選手へのコメント。
『不屈の闘志と頑強なフィジカルでチームをけん引。
大量得点は望めなくとも大量の被ファウルは計算でき、いろいろな意味でチームに貢献してくれることだろう。
鹿島時代に同僚だった高桑と昼食を共にすることが多い。』
…「大量の被ファウルは計算でき、いろいろな意味でチームに貢献」って。。(; ̄∀ ̄A
そう、現在マリノスの1トップ。
まだまだ渡邉選手には荷が重すぎます。
狩野選手という優秀なセットプレーのキッカーがいる今こそ、「師匠」が必要なのです!o( ̄へ ̄*)むん
鈴木隆行師匠、再びマリノスにカムバ~~ック!!!(TwT。)(血の涙)
ここまで衝撃的な選手名鑑は他にないとよーかいは断言するのです!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
それは、サッカー専門新聞「エルゴラッソ」編集の
『Jリーグプレイヤーズガイド』(宝島社)
です!
2006年までは、エルゴラッソ紙では、何回かに分けて選手名鑑を紙上に掲載していました。
それが、「プレイヤーズガイド」という形の書籍で発売されるようになったのは2007年シーズンから。
コンパクトな文庫本サイズです。
よーかいは、2007年のときには、すでに「週間サッカーダイジェスト」で選手名鑑付きの号を購入していたので、エルゴラッソから発売した「Jリーグプレイヤーズガイド」はノーマークでした。
実際に買ったのは2008シーズン(昨季)からになります。
買ってみてびっくりでした!
まずその使いやすさ!
他の各誌はA4サイズなのに比べて、コンパクトな分、試合に持っていっても荷物になりません。
ポケットに忍ばせて、選手交代の時などに確認するのにとても便利です。
J1、J2、ナビスコカップの全日程表もついていますし、スタジアムへの交通などの各種情報も非常に詳しいのです。
そして、なによりも、衝撃なのがその選手紹介のコメントなのです!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
例えば、今年度版(2009)での横浜Fマリノスの中澤選手の紹介コメントを引用してみます。
『日本代表CBの好物はカレー。
サポーターからプレゼントされるご当地カレーを心待ちにしており、自身のブログでもカレーを語る。
オフには移籍問題で揺れ動いたが、最後は残留を選択。
横浜の地でカレーの素晴らしさを叫ぶ。』
そして、同じくマリノスの栗原選手。
『怖いもの知らずの“ハマの番長”が唯一苦手としている食べ物が甲殻類で、特にエビには拒絶反応を示す。
ただし、エビ料理全般がNGでも桜エビだけは食べられる。
ちなみに好きな芸能人は「エビちゃん(蛯原友里)」とのこと。』
……
……
……それ、サッカーと関係ないやろーっ!Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
思わずそうツッコまずにはいられません。
もう、一事が万事そんな具合に選手紹介が進んでいくのです。
ただ、前年(2008年)に比べたら、ややトーンダウンしたというか、常識的なおとなしいコメントが増えてしまったのはちょっと残念なのです。
一例として、昨年の柏レイソルの選手へのコメント欄を抜粋。
『高校1年次には「東大に行ける」と言われるくらい頭がよかったらしい』 (DF3 近藤選手)
『一時は治療のためにできた十円ハゲを隠すためフランサからバンダナを借りていた』 (DF4 石川選手)
『柏の街の印象については「チャリンコが異様に多い」とのこと』 (DF5 古賀選手)
『サポーターには「キタジ」の愛称で親しまれているが、家庭では「ぴったん」と呼ばれている』 (FW9 北嶋選手)
『髪型にはとてもこだわりを持っており、清水時代には「立ちが悪い」と2週間に一回美容院に通っていたとか』 (MF14 太田選手)
『フランサがブラジルに帰国中はフランサの駐車スペースに車を止めていた』 (MF15 菅沼選手)
『サッカー以外でも競馬や麻雀を岡山一成(仙台)に習い、人間として成長中』 (FW20 李選手)
……ここは、飲み会の大暴露大会ですか?(; ̄∀ ̄A
そんなわけで、「これはあまりに面白すぎる!」というわけで、2007年のバックナンバーも取り寄せました。
それぞれの選手のチームの変遷、背番号の変遷、そして髪型の変遷が3年間を通してみるとよくわかり、非常に興味深いです。
懐かしい名前もあります。
例えば、FC東京にはワンチョペ選手が10番を背負っていますし、ガンバ大阪では9番がマグノ・アウベス選手です。
そして、横浜Fマリノスの9番。
し、師匠~~!!!(TwT。)
ちなみに、師匠こと鈴木隆行選手へのコメント。
『不屈の闘志と頑強なフィジカルでチームをけん引。
大量得点は望めなくとも大量の被ファウルは計算でき、いろいろな意味でチームに貢献してくれることだろう。
鹿島時代に同僚だった高桑と昼食を共にすることが多い。』
…「大量の被ファウルは計算でき、いろいろな意味でチームに貢献」って。。(; ̄∀ ̄A
そう、現在マリノスの1トップ。
まだまだ渡邉選手には荷が重すぎます。
狩野選手という優秀なセットプレーのキッカーがいる今こそ、「師匠」が必要なのです!o( ̄へ ̄*)むん
鈴木隆行師匠、再びマリノスにカムバ~~ック!!!(TwT。)(血の涙)
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03:16
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2009年03月20日
蠱惑の「J“未満”」。(ブログ第1013日目、雑感。)
マニアゴコロをくすぐるサッカーがあります。
それは、地域リーグ……!
要するに、JFLより下の「四部リーグ」です。
すでにファジアーノ関連で書きましたが、それはまるで「草サッカー」。
だけど、宇都宮徹壱さんというサッカーライターがその著書『股旅フットボール』で全国各地の地域リーグを追いかけて取材し、今現在も各地の「J未満」のチームの取材を続けているように、そのリーグは独自の魅力と輝きを放っていることもまた事実なのです!
例えば、沖縄。
実は、FC琉球より伝統があり、しかも実力もあるかもしれないチームが存在します。
それは「沖縄かりゆしFC」です。
少なくともこのチーム、悪運だけはどこよりも強く持っています!
かつて沖縄は、「サッカー不毛の地」と呼ばれていたことはすでに「日向小次郎と沖縄サッカー!(ブログ第1007日目、雑感。)」で書きました。
それでも21世紀が始まるのと同時である2001年に「沖縄発のJリーグ入り」を掲げて発進したチームがあったのです!
それこそが「沖縄かりゆしFC」です。
当時の沖縄かりゆしFCのチームディレクターには、なんとあの元日本代表ラモス瑠偉氏が就任しました。
これからの沖縄のサッカーの未来は明るいように見えました。
ところが、02年、クラブは突然のラモス氏解任を発表します。
すると、「兄貴」のようにラモスを慕っていた、一軍選手22人中21人がかりゆしFCを退団してしまいます。
実は、FC琉球はそのときに、沖縄かりゆしFCを退団した選手を中心に03年2月に結成されたチームなのです。
これにより、沖縄かりゆしFCは終わったのかのように見えました。
しかし、そうならないのがこのチームの面白いところなのです。
今度は、現京都サンガの監督である加藤久氏を監督に招いて、新たに選手を集め再出発を図りました。
なのに、チームは突如2004度限りで加藤監督以下当時の所属選手27人全員をクビに……!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
ありえない愚行をくり返したのです!
さあ、いよいよ沖縄かりゆしFCの命運もつきたのでしょうか?
そうはならないのがこのチームのしぶといところ。
クラブはそれでも存続します。
まるでゾンビなのです。
そこから紆余曲折を経て、立ち直ったのかどうかは未だ定かではないにせよ、昨季はなんと九州社会人リーグで優勝を飾っています!
JFL昇格がかかった地域リーグ決勝大会で敗れはしたものの、あと一歩のところまで進んだのです!
さらには、天皇杯ではJFLのFC琉球に勝利しています。(FC琉球は赤っ恥…。)
なんだか、ぐだぐだですが、いろんな意味で沖縄最強のチームかもしれません…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
例えば、香川。
四国社会人リーグに所属する香川のチームの「破壊力」はある意味ものすごいのです!
それはまるでセカンドインパクト級。
その名も「カマタマーレ讃岐」。
チームの目標は「Jの付く場所へ」。
「Jリーグ入り」を明確に目指しているわけではないあたりがかなーりビミョーです(; ̄∀ ̄A
それ以上にもの凄い破壊力を有しているのはそのマスコット。
「カマちゃん」と「タマちゃん」です。
男なのに「カマちゃん」って……新宿二丁目あたりのご出身でしょうか?(違)
もうお分かりでしょうが、「カマタマーレ」とは讃岐名物「釜玉うどん」からのネーミングなのです!
一応、「マーレ」の部分には「海」という意味もあるらしいですが…。
ちなみにこのマスコット、「釜玉うどんのチームってなんだそれ?!」と爆笑した漫画家のいしかわじゅん氏が、
「うどん1年分でマスコットキャラを描いてやるよ!」
と、シャレで発言したら、カマタマーレの広報がそれを真に受けて、本当にうどん1年分をひっさげて、いしかわじゅん氏宅まで頭を下げて訪れたことにより実現したのだとか。(実話)
ちなみに、チームエンブレムもなんだか美味しそうです。。
例えば、金沢。
そこには「ツエーゲン金沢」というチームが存在します。
綴りは「ZWEIGEN KANAZAWA」。
まるでドイツ語に由来しているかのよう。
しかし、その真の由来は……
……「強えーげん!」
という、金沢弁のダジャレなのです(; ̄∀ ̄A
他にも、今日は書き切れませんが、全国にはひとくせふたくせあるチームが勢揃い。
Jリーグがない地域にもたいていひとつはありますし、たまには「ダイヤの原石」に出逢う僥倖だってあるのです♪
それに、各地域社会人リーグで優勝しても、さらにJFL昇格がかかった地域リーグ決勝大会はとても熾烈なのです。
なにせ、各ブロックの優勝チームが一同に会しますが、JFLに昇格できるのはそこから通常たった2つ。
イレギュラーな事態でもわずか3つなのですから。
JFLからJ2に昇格するよりも、よっぽど「狭き門」なのです!
(実際、ファジアーノ岡山やFC岐阜など、地域社会人リーグでてこずってもJFLをわずか1年で駆け抜けてJ2に昇格するチームもいるくらいなのですから!)
あなたの町にもきっと面白いチームがあるはずです。
それに、地域社会人リーグの最大のお楽しみ。
それは、その時代から観てきたチームがJ2にまで上がると、チーム関係者じゃないのに、
「このチームはオレが育てた!」っていう感覚が味わえるんですよ♪d( ̄ー ̄*)にぃ
それは、地域リーグ……!
要するに、JFLより下の「四部リーグ」です。
すでにファジアーノ関連で書きましたが、それはまるで「草サッカー」。
だけど、宇都宮徹壱さんというサッカーライターがその著書『股旅フットボール』で全国各地の地域リーグを追いかけて取材し、今現在も各地の「J未満」のチームの取材を続けているように、そのリーグは独自の魅力と輝きを放っていることもまた事実なのです!
例えば、沖縄。
実は、FC琉球より伝統があり、しかも実力もあるかもしれないチームが存在します。
それは「沖縄かりゆしFC」です。
少なくともこのチーム、悪運だけはどこよりも強く持っています!
かつて沖縄は、「サッカー不毛の地」と呼ばれていたことはすでに「日向小次郎と沖縄サッカー!(ブログ第1007日目、雑感。)」で書きました。
それでも21世紀が始まるのと同時である2001年に「沖縄発のJリーグ入り」を掲げて発進したチームがあったのです!
それこそが「沖縄かりゆしFC」です。
当時の沖縄かりゆしFCのチームディレクターには、なんとあの元日本代表ラモス瑠偉氏が就任しました。
これからの沖縄のサッカーの未来は明るいように見えました。
ところが、02年、クラブは突然のラモス氏解任を発表します。
すると、「兄貴」のようにラモスを慕っていた、一軍選手22人中21人がかりゆしFCを退団してしまいます。
実は、FC琉球はそのときに、沖縄かりゆしFCを退団した選手を中心に03年2月に結成されたチームなのです。
これにより、沖縄かりゆしFCは終わったのかのように見えました。
しかし、そうならないのがこのチームの面白いところなのです。
今度は、現京都サンガの監督である加藤久氏を監督に招いて、新たに選手を集め再出発を図りました。
なのに、チームは突如2004度限りで加藤監督以下当時の所属選手27人全員をクビに……!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
ありえない愚行をくり返したのです!
さあ、いよいよ沖縄かりゆしFCの命運もつきたのでしょうか?
そうはならないのがこのチームのしぶといところ。
クラブはそれでも存続します。
まるでゾンビなのです。
そこから紆余曲折を経て、立ち直ったのかどうかは未だ定かではないにせよ、昨季はなんと九州社会人リーグで優勝を飾っています!
JFL昇格がかかった地域リーグ決勝大会で敗れはしたものの、あと一歩のところまで進んだのです!
さらには、天皇杯ではJFLのFC琉球に勝利しています。(FC琉球は赤っ恥…。)
なんだか、ぐだぐだですが、いろんな意味で沖縄最強のチームかもしれません…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
例えば、香川。
四国社会人リーグに所属する香川のチームの「破壊力」はある意味ものすごいのです!
それはまるでセカンドインパクト級。
その名も「カマタマーレ讃岐」。
チームの目標は「Jの付く場所へ」。
「Jリーグ入り」を明確に目指しているわけではないあたりがかなーりビミョーです(; ̄∀ ̄A
それ以上にもの凄い破壊力を有しているのはそのマスコット。
「カマちゃん」と「タマちゃん」です。
男なのに「カマちゃん」って……新宿二丁目あたりのご出身でしょうか?(違)
もうお分かりでしょうが、「カマタマーレ」とは讃岐名物「釜玉うどん」からのネーミングなのです!
一応、「マーレ」の部分には「海」という意味もあるらしいですが…。
ちなみにこのマスコット、「釜玉うどんのチームってなんだそれ?!」と爆笑した漫画家のいしかわじゅん氏が、
「うどん1年分でマスコットキャラを描いてやるよ!」
と、シャレで発言したら、カマタマーレの広報がそれを真に受けて、本当にうどん1年分をひっさげて、いしかわじゅん氏宅まで頭を下げて訪れたことにより実現したのだとか。(実話)
ちなみに、チームエンブレムもなんだか美味しそうです。。
例えば、金沢。
そこには「ツエーゲン金沢」というチームが存在します。
綴りは「ZWEIGEN KANAZAWA」。
まるでドイツ語に由来しているかのよう。
しかし、その真の由来は……
……「強えーげん!」
という、金沢弁のダジャレなのです(; ̄∀ ̄A
他にも、今日は書き切れませんが、全国にはひとくせふたくせあるチームが勢揃い。
Jリーグがない地域にもたいていひとつはありますし、たまには「ダイヤの原石」に出逢う僥倖だってあるのです♪
それに、各地域社会人リーグで優勝しても、さらにJFL昇格がかかった地域リーグ決勝大会はとても熾烈なのです。
なにせ、各ブロックの優勝チームが一同に会しますが、JFLに昇格できるのはそこから通常たった2つ。
イレギュラーな事態でもわずか3つなのですから。
JFLからJ2に昇格するよりも、よっぽど「狭き門」なのです!
(実際、ファジアーノ岡山やFC岐阜など、地域社会人リーグでてこずってもJFLをわずか1年で駆け抜けてJ2に昇格するチームもいるくらいなのですから!)
あなたの町にもきっと面白いチームがあるはずです。
それに、地域社会人リーグの最大のお楽しみ。
それは、その時代から観てきたチームがJ2にまで上がると、チーム関係者じゃないのに、
「このチームはオレが育てた!」っていう感覚が味わえるんですよ♪d( ̄ー ̄*)にぃ
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01:58
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2009年03月19日
神、降臨!!!!!(ブログ第1012日目、雑感。)
ファジアーノ岡山に“神”が降臨しました!
その名は李彰剛(リ・チャンガン)。
ポジションはゴールキーパー。
あ、間違いました。
本物はこっち。
そのプレイはまさに「神懸かり」!
宮古島の言葉で言うなら「カンカカリャー」です!(なぜに宮古島?)
李彰剛選手は名古屋市出身、阪南大学卒のコリアン・ジャパニーズ(四世)です。
ちなみに、川崎のチョン・テセ選手とは小学校から高校までチームメイトだったそうです。
そういえば、偶然の一致ですけど、オリンピック日本代表で、柏レイソルの李忠成選手も同姓で同じく四世ですね。
昨年途中でスタメンとしての座を掴み、今季は背番号1を背負い、正ゴールキーパーの座を掴みました。
ファジアーノには、なんと昨年途中まで約1年半アマチュア契約で、ガソリンスタンドで働きながらファジアーノの練習に参加していたそうです。
そして、とっても子ども好き♪
子どもたちからも好かれるタイプで、開幕戦の試合後はたくさんの子ども達がスタジアムに残って李選手に声をかけていました。
試合終了後、チームメイト全員がすでにバスに乗り込んだにも関わらず一人残って出待ちしているファンに延々とサインを続けている「神」がそこにいたのです!
ちなみに「神」は「ONE PIECE」と「ドラゴンボール」と「キャプテン翼」が好きだそうです(笑)。
前節開幕戦の対ヴァンフォーレ甲府戦では、「週間サッカーダイジェスト」、「週間サッカーマガジン」、「エルゴラッソ」、「山陽新聞実施の観戦者アンケート」にてMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されました。
「週間サッカーダイジェスト」ではJ2ベストイレブンにも選出されています。
第2節の対ベガルタ仙台戦でも、少なくとも今のところ「週間サッカーダイジェスト」、「山陽新聞実施の観戦者アンケート」にてMOMに選ばれているという情報が入ってきています。
(実はよーかいも試合後、山陽新聞者のひとからアンケートを頼まれ、記入しました。……喜山選手って書きましたけど。。汗)
さらに!
「週間サッカーダイジェスト」では2節連続のJ2ベストイレブンにも選出!
そして「J’s GOAL」というJリーグ公式ファンサイトでも第2節はベストイレブン選出のみならず、
なんと第2節のJ2全試合、全選手の中でのMVPに選出されました!∑(@□@;)
(ちなみに、「週刊サッカーダイジェスト」では惜しくも2位でした。)
山陽新聞にも「神が降りた男!」とのコメントが載るなど絶賛の嵐!
各種インターネットの掲示板でも「神!」と崇められているそうです。
……そういや、よーかいもベガルタ戦でのスーパーセーブには思わず
「チャンガン、神!チャンガン、神!」
って、両手握り拳をつきあげて大声で叫んでいたもんなぁ。。(; ̄∀ ̄A
もとからハイボールへの強さには定評がありましたが、昨年に比べて、ディフェンス陣との連携が格段に良くなりましたし、ポジショニングも向上しています。
なによりも、ボールに向かって飛び出す勇気とタイミングが抜群なのです!
まだ24歳。
「神」はもっともっと偉大な選手になりますよ(予言)。
次節は初のアウェイ。
しかも三度(みたび)、J1経験がありかつ今年の昇格候補となっているチーム、湘南ベルマーレという強敵が相手です。
しかも監督が北京五輪日本代表を率いた知将・反町監督に代わり、開幕2連勝と波に乗っているチームです。(さらには、フィンランド代表にまで勝っちゃっているチームです。)
それでも次も「神」のご加護を!
チャンガン!!!!!ヾ(。`Д´。)ノ
その名は李彰剛(リ・チャンガン)。
ポジションはゴールキーパー。
あ、間違いました。
本物はこっち。
そのプレイはまさに「神懸かり」!
宮古島の言葉で言うなら「カンカカリャー」です!(なぜに宮古島?)
李彰剛選手は名古屋市出身、阪南大学卒のコリアン・ジャパニーズ(四世)です。
ちなみに、川崎のチョン・テセ選手とは小学校から高校までチームメイトだったそうです。
そういえば、偶然の一致ですけど、オリンピック日本代表で、柏レイソルの李忠成選手も同姓で同じく四世ですね。
昨年途中でスタメンとしての座を掴み、今季は背番号1を背負い、正ゴールキーパーの座を掴みました。
ファジアーノには、なんと昨年途中まで約1年半アマチュア契約で、ガソリンスタンドで働きながらファジアーノの練習に参加していたそうです。
そして、とっても子ども好き♪
子どもたちからも好かれるタイプで、開幕戦の試合後はたくさんの子ども達がスタジアムに残って李選手に声をかけていました。
試合終了後、チームメイト全員がすでにバスに乗り込んだにも関わらず一人残って出待ちしているファンに延々とサインを続けている「神」がそこにいたのです!
ちなみに「神」は「ONE PIECE」と「ドラゴンボール」と「キャプテン翼」が好きだそうです(笑)。
前節開幕戦の対ヴァンフォーレ甲府戦では、「週間サッカーダイジェスト」、「週間サッカーマガジン」、「エルゴラッソ」、「山陽新聞実施の観戦者アンケート」にてMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されました。
「週間サッカーダイジェスト」ではJ2ベストイレブンにも選出されています。
第2節の対ベガルタ仙台戦でも、少なくとも今のところ「週間サッカーダイジェスト」、「山陽新聞実施の観戦者アンケート」にてMOMに選ばれているという情報が入ってきています。
(実はよーかいも試合後、山陽新聞者のひとからアンケートを頼まれ、記入しました。……喜山選手って書きましたけど。。汗)
さらに!
「週間サッカーダイジェスト」では2節連続のJ2ベストイレブンにも選出!
そして「J’s GOAL」というJリーグ公式ファンサイトでも第2節はベストイレブン選出のみならず、
なんと第2節のJ2全試合、全選手の中でのMVPに選出されました!∑(@□@;)
(ちなみに、「週刊サッカーダイジェスト」では惜しくも2位でした。)
山陽新聞にも「神が降りた男!」とのコメントが載るなど絶賛の嵐!
各種インターネットの掲示板でも「神!」と崇められているそうです。
……そういや、よーかいもベガルタ戦でのスーパーセーブには思わず
「チャンガン、神!チャンガン、神!」
って、両手握り拳をつきあげて大声で叫んでいたもんなぁ。。(; ̄∀ ̄A
もとからハイボールへの強さには定評がありましたが、昨年に比べて、ディフェンス陣との連携が格段に良くなりましたし、ポジショニングも向上しています。
なによりも、ボールに向かって飛び出す勇気とタイミングが抜群なのです!
まだ24歳。
「神」はもっともっと偉大な選手になりますよ(予言)。
次節は初のアウェイ。
しかも三度(みたび)、J1経験がありかつ今年の昇格候補となっているチーム、湘南ベルマーレという強敵が相手です。
しかも監督が北京五輪日本代表を率いた知将・反町監督に代わり、開幕2連勝と波に乗っているチームです。(さらには、フィンランド代表にまで勝っちゃっているチームです。)
それでも次も「神」のご加護を!
チャンガン!!!!!ヾ(。`Д´。)ノ
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00:01
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2009年03月18日
雉印良品!(ブログ第1011目、雑感。)
なんだかいけそうな気がする今季のファジアーノ!
昇格候補相手の2戦で、一歩も引かずに攻撃サッカーで互角以上の試合を見せてくれたのです。
こうなったらもう、いけるところまでいっちゃって、サッカー好きの皆をもっともっと驚かせて欲しいのです。
いまはJFL昇格組の「無印」ということであなどっているひとたちがほとんどだと思います。
なにせ、開幕前の予想でもっとも多かったのが18チーム中「17位」ですもの。。(-_-;) (含む「週刊サッカーダイジェスト」。)
しかし、少なくとも岡山まで足を運んだ、第1節の甲府サポと第2節の仙台サポはこう思ったはずです。
ファジアーノ、おそろしい子……!
きっと、これから先、ファジアーノ岡山と対戦した多くのチームが半狂乱の笑い声をあげながら(?)、
「ファジアーノ、おそろしい子……!」
そのセリフを口にすることになるはずなのです!でしょうか?
西野選手のポストを起点に、中盤がどんどん追い越していく運動量豊富かつアグレッシブなサッカーは観ていてとても面白いのです。
ただ、このスタイル、後半30分過ぎには明らかに疲れも見えました。
ハイプレスを掲げた石崎監督の柏のサッカーが、序盤は台風の目になりながらも、2年連続で夏場に失速したことを考えると、連戦続きのJ2(なにせ年間51試合!)でどこまでこのスタイルでやっていけるのか、アウェイでも同じ戦い方をしていくのか(いけるのか?)にはハラハラしながら注目したいと思っています。
それにしても、資金力のないファジアーノ岡山には、有名な選手は一人もいません。
まったくのノーブランドかつ無印です。
相当J1とJ2両方に精通している人ですら、そのスタメンから知っている選手を見つけることは困難なのではないかと思うのです。
ところで、ファジアーノ岡山のチームカラーは公式には「ワインレッド」ということになっています。
でも、このユニフォームの色、どう見てもえんじ色ですよね?(; ̄∀ ̄A
サポが身に付ける「非公式」の応援グッズだって、すべてえんじ色です。
そういえば、昨年のタオルマフラーと今年のタオルマフラーで比較してみると明確なのです。
写真は、下が昨季JFL時代のもの、上が今季のJ2仕様のタオルマフラーです。
どう見ても「えんじ度」は格段にアップしているのです!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
それでもチームカラーは「ワインレッド」だと言い切るファジアーノ。
けれど、えんじ色でも構わない鷹揚さも見せるファジアーノ。
……ファジアーノ、おそろしい子!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
ところで、ファジアーノのこのユニフォームの色、そして無名だけど高品質の選手たちという特長。
それを考えると、ユニフォームの胸のロゴは「岡山ガス」よりももっとふさわしいスポンサーがあるように思うのです。
皆さん、もうおわかりですね?
そう、それは無印良品です!!!ヾ(。`Д´。)ノ
おあつらえ向きに、企業のイメージカラーまでファジアーノにぴったりなのです!
現在のところ、無印良品がどこかのサッカーチームとスポンサー契約を結んでいるという情報は伝わってきていません。
ならば、どうか無印良品の上層部の人たちにファジアーノのサッカーを観てもらって、企業理念と一致することを確認しあってもらいたいものです。
どちらも
ノーブランドで高品質なものをより安く(低年俸で)!という理念なのですから♪d( ̄ー ̄*)にぃ
昇格候補相手の2戦で、一歩も引かずに攻撃サッカーで互角以上の試合を見せてくれたのです。
こうなったらもう、いけるところまでいっちゃって、サッカー好きの皆をもっともっと驚かせて欲しいのです。
いまはJFL昇格組の「無印」ということであなどっているひとたちがほとんどだと思います。
なにせ、開幕前の予想でもっとも多かったのが18チーム中「17位」ですもの。。(-_-;) (含む「週刊サッカーダイジェスト」。)
しかし、少なくとも岡山まで足を運んだ、第1節の甲府サポと第2節の仙台サポはこう思ったはずです。
ファジアーノ、おそろしい子……!
きっと、これから先、ファジアーノ岡山と対戦した多くのチームが半狂乱の笑い声をあげながら(?)、
「ファジアーノ、おそろしい子……!」
そのセリフを口にすることになるはずなのです!でしょうか?
西野選手のポストを起点に、中盤がどんどん追い越していく運動量豊富かつアグレッシブなサッカーは観ていてとても面白いのです。
ただ、このスタイル、後半30分過ぎには明らかに疲れも見えました。
ハイプレスを掲げた石崎監督の柏のサッカーが、序盤は台風の目になりながらも、2年連続で夏場に失速したことを考えると、連戦続きのJ2(なにせ年間51試合!)でどこまでこのスタイルでやっていけるのか、アウェイでも同じ戦い方をしていくのか(いけるのか?)にはハラハラしながら注目したいと思っています。
それにしても、資金力のないファジアーノ岡山には、有名な選手は一人もいません。
まったくのノーブランドかつ無印です。
相当J1とJ2両方に精通している人ですら、そのスタメンから知っている選手を見つけることは困難なのではないかと思うのです。
ところで、ファジアーノ岡山のチームカラーは公式には「ワインレッド」ということになっています。
でも、このユニフォームの色、どう見てもえんじ色ですよね?(; ̄∀ ̄A
サポが身に付ける「非公式」の応援グッズだって、すべてえんじ色です。
そういえば、昨年のタオルマフラーと今年のタオルマフラーで比較してみると明確なのです。
写真は、下が昨季JFL時代のもの、上が今季のJ2仕様のタオルマフラーです。
どう見ても「えんじ度」は格段にアップしているのです!ヾ(。`Д´。;;;)ノ
それでもチームカラーは「ワインレッド」だと言い切るファジアーノ。
けれど、えんじ色でも構わない鷹揚さも見せるファジアーノ。
……ファジアーノ、おそろしい子!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
ところで、ファジアーノのこのユニフォームの色、そして無名だけど高品質の選手たちという特長。
それを考えると、ユニフォームの胸のロゴは「岡山ガス」よりももっとふさわしいスポンサーがあるように思うのです。
皆さん、もうおわかりですね?
そう、それは無印良品です!!!ヾ(。`Д´。)ノ
おあつらえ向きに、企業のイメージカラーまでファジアーノにぴったりなのです!
現在のところ、無印良品がどこかのサッカーチームとスポンサー契約を結んでいるという情報は伝わってきていません。
ならば、どうか無印良品の上層部の人たちにファジアーノのサッカーを観てもらって、企業理念と一致することを確認しあってもらいたいものです。
どちらも
ノーブランドで高品質なものをより安く(低年俸で)!という理念なのですから♪d( ̄ー ̄*)にぃ
Posted by よーかい at
03:49
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2009年03月17日
「なごり雪」?(ブログ第1010日目、雑感。)
モンテディオ山形が好調ですね!(o^∇^o)ノ
J2草創期の99年から3年間、実際に山形に住み、頻繁にスタジアムに通った身としてはちょっと嬉しいです♪
こちらのブログでも、開幕前にはモンテディオのスタジアムグルメ「炎のカリーパン」をかなりフィーチャーしたものです。
そういえば、やっと胸ロゴも付きましたね!
開幕戦のアウェイでは、まだロゴなしのユニフォームで戦っていましたもの。
話題の「つや姫」です。
「艶姫」
って書くとなんだかイヤンな感じなのは気のせいでしょうか?(笑)
でも、もっとインパクトのあるものになるかと思っていたら、意外にそうでもないことにちょっと驚いています。
J2創設当初、「はえぬき」のロゴを初めて見たときにはインパクトありましたもん。
それにしてもJ1第2節の雪の戦いは凄かったようですね!
全国のサッカー視聴者に与えたインパクトも大きかったようです。
実は、よーかいもJ2の草創期に山形で雪の試合を観たことがあります。
J1第2節では本降りになったのは後半からでしたが、そのJ2の試合は開始開始くらいから本降りでした…( ▽|||)
もちろん試合球は赤っぽいオレンジ色のカラーボール。
タッチラインはどんどん雪で見えなくなっていきます。
一面真っ白銀世界。
ゴール前だけキーパーやら選手達の動きのためにぐしゃぐしゃドロドロなのです。
パスは雪で遮られてすぐに止まります。
カラーボールのハズの試合球は、濡れたところに雪がついて、雪だるまみたいに大きくなります。
いつしか、一回り大きな真っ白な(ところどころ色が覗いているだけの)
得体の知れない固まりに……( ̄ω ̄;)
観ている観客も寒くて仕方ないです。
ホーム側は、まだ屋根付きのメインスタンドの下にいられましたが、それでも雪は吹き込んできます。
さらに悲惨なのがアウェイのサポ。
遠くから(水戸だったかな?)わずか数名のコアサポが来て必死に応援していましたが、90分雪を一切避けるもののない場所で吹きさらしでしたもの…。。
選手の動きだって、そんな中まともに走れるはずもなく、凡戦きわまりない試合だったのです。
名実共に泥仕合でしたが、その試合はホームの山形が負けていました…orz
ちなみに、今回のJ1第2節、Jリーグの秋春シーズン移行を主張する日本サッカー協会・犬飼基昭会長は、
「あのような状況だったからこそ山形に勝ってほしかった」
と“雪国チーム”の奮起を促したそうです。
たしかに、雪の中でホームの山形が勝てば、
「秋春制で冬にホームで戦うチームには雪に強いという独自のメリットがある」
という宣伝になったのかもしれませんね。
「発言」の真意は山形の奮起などではなく、そういった「自己都合」でしょう。(「大人」はいやだなぁ…。)
けれど、雪国のチームだって、地元出身者ばかりではないのです。
ちなみに、モンテディオ山形の登録選手31人中、山形出身者はわずか3人です。
試合前だって、山形は練習場が雪で使えなかったり、散々な目の方が多いのです。
これが1月や2月だったら、雪はこんなもんじゃありません。
なにせ、一晩で車がまるごと埋まるのですから…。
出勤したら、初めの1時間はまるまる雪かきが朝の最初の仕事なのですよ(TwT。)
それでも、秋春制にするんですか、犬飼さん?
山形の3月の雪は「なごり雪」なんてもんじゃありません。
ちなみに、山形の高速道路は5月でも路肩には2mくらいの雪が積もっています。
だけど、山形のサッカーは確実に「去年よりずっと綺麗になった」ことは事実ですね♪d( ̄ー ̄*)に
J2草創期の99年から3年間、実際に山形に住み、頻繁にスタジアムに通った身としてはちょっと嬉しいです♪
こちらのブログでも、開幕前にはモンテディオのスタジアムグルメ「炎のカリーパン」をかなりフィーチャーしたものです。
そういえば、やっと胸ロゴも付きましたね!
開幕戦のアウェイでは、まだロゴなしのユニフォームで戦っていましたもの。
話題の「つや姫」です。
「艶姫」
って書くとなんだかイヤンな感じなのは気のせいでしょうか?(笑)
でも、もっとインパクトのあるものになるかと思っていたら、意外にそうでもないことにちょっと驚いています。
J2創設当初、「はえぬき」のロゴを初めて見たときにはインパクトありましたもん。
それにしてもJ1第2節の雪の戦いは凄かったようですね!
全国のサッカー視聴者に与えたインパクトも大きかったようです。
実は、よーかいもJ2の草創期に山形で雪の試合を観たことがあります。
J1第2節では本降りになったのは後半からでしたが、そのJ2の試合は開始開始くらいから本降りでした…( ▽|||)
もちろん試合球は赤っぽいオレンジ色のカラーボール。
タッチラインはどんどん雪で見えなくなっていきます。
一面真っ白銀世界。
ゴール前だけキーパーやら選手達の動きのためにぐしゃぐしゃドロドロなのです。
パスは雪で遮られてすぐに止まります。
カラーボールのハズの試合球は、濡れたところに雪がついて、雪だるまみたいに大きくなります。
いつしか、一回り大きな真っ白な(ところどころ色が覗いているだけの)
得体の知れない固まりに……( ̄ω ̄;)
観ている観客も寒くて仕方ないです。
ホーム側は、まだ屋根付きのメインスタンドの下にいられましたが、それでも雪は吹き込んできます。
さらに悲惨なのがアウェイのサポ。
遠くから(水戸だったかな?)わずか数名のコアサポが来て必死に応援していましたが、90分雪を一切避けるもののない場所で吹きさらしでしたもの…。。
選手の動きだって、そんな中まともに走れるはずもなく、凡戦きわまりない試合だったのです。
名実共に泥仕合でしたが、その試合はホームの山形が負けていました…orz
ちなみに、今回のJ1第2節、Jリーグの秋春シーズン移行を主張する日本サッカー協会・犬飼基昭会長は、
「あのような状況だったからこそ山形に勝ってほしかった」
と“雪国チーム”の奮起を促したそうです。
たしかに、雪の中でホームの山形が勝てば、
「秋春制で冬にホームで戦うチームには雪に強いという独自のメリットがある」
という宣伝になったのかもしれませんね。
「発言」の真意は山形の奮起などではなく、そういった「自己都合」でしょう。(「大人」はいやだなぁ…。)
けれど、雪国のチームだって、地元出身者ばかりではないのです。
ちなみに、モンテディオ山形の登録選手31人中、山形出身者はわずか3人です。
試合前だって、山形は練習場が雪で使えなかったり、散々な目の方が多いのです。
これが1月や2月だったら、雪はこんなもんじゃありません。
なにせ、一晩で車がまるごと埋まるのですから…。
出勤したら、初めの1時間はまるまる雪かきが朝の最初の仕事なのですよ(TwT。)
それでも、秋春制にするんですか、犬飼さん?
山形の3月の雪は「なごり雪」なんてもんじゃありません。
ちなみに、山形の高速道路は5月でも路肩には2mくらいの雪が積もっています。
だけど、山形のサッカーは確実に「去年よりずっと綺麗になった」ことは事実ですね♪d( ̄ー ̄*)に
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2009年03月16日
魅惑のファジアーノ!(ブログ第1009日目、雑感。)
ファジアーノ岡山、ベガルタ仙台相手にドローで勝ち点1ゲットです!ヽ(≧▽≦)ノ
ベガルタ仙台といえばですよ?
昨季J2で3位です。
入れ替え戦では、惜しくもJ1昇格はなりませんでしたが、相手のジュビロ磐田をギリギリまで苦しめました。
要するに、現在のJ2のチームで、ほぼJ1のチームと同等の力を持つ強豪なのです。
なお、今年のルールではJ2の3位までは自動的にJ1に昇格になりますので、仙台にしてみればそのルールがもう1年早く導入されていたら…という思いと、今年に期するものはとても大きいでしょう。
もちろん、今年のJ1昇格候補の最右翼であることはいうまでもありません。
そのベガルタ仙台相手にですよ?
一歩も引かずにガチンコの攻撃サッカーを展開して、内容・質ともにまったく互角の内容で引き分けたということは驚愕と賞賛に値することだと思うのですよ!o( ̄へ ̄*)むん
なにしろ、Jリーグ経験者自体が少ないチームなのです。
今季は守備陣を中心に補強をしたとはいえ、予算の非常に限られたクラブなので、実績のあるいわゆる「ビッグネーム」なんて一人もいないのです。
そんなどう見ても「弱小クラブ」が、J1経験もあるベガルタ仙台という「ビッグクラブ」に一泡ふかせるという構図は見ていてとても痛快なのです!
魅惑です!
まあ、そのあたりは語り出すと止まらなくなりそうですが、逆にこちらが熱く語れば語るほど読者の興味は離れていきそうに思いますので(爆)、今日はファジアーノのスタジアムグルメの話から書きたいと思います♪
こちらもなかなか魅惑なのです!
写真は、今日の試合でよーかいがハーフタイムに購入した
「ファジメンチ勝つバーガー」
です。
「メンチ勝つ」って、なんだか大阪あたりだと「ワレ、メンチ切ったやんけ!」みたいな感じですな。
にらみ合いに強そうです(笑)。
ちなみに、
「ファジ勝」
という、カツサンドも売っていました。
この2つは、桃太郎スタジアムでの定番になりそうです♪(*´▽`*)
そういえば、昨年は
「勝ち点鶏にいくカレー」
なるものも販売されていました!
チキンカレーだとなんだか「弱虫」っぽいですが、(勝ち点)鶏にいくカレーというと、それだけで縁起物なのです!!
ファジアーノマジック!!ヾ(。`Д´。)ノ
今年は販売しているのを見ていませんが、ぜひとも再販を希望なのです!
どうせなら、「ファジアーノ」の名前のとおり、雉肉を使ってもらいたいような気もしますが、それだと「自分で自分を食べちゃう」ような状態になってしまうのでしょうか…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
他にも本日は「岡山県DAY」ということで、岡山名物のカキオコ、笠岡ラーメン、いのししカレー、ホルモンうどんの実演販売などもあったそうです。
うーん、魅惑(笑)。
さて、試合の話に戻りますが、昨年のJFL時代と監督が替わったわけでもないのに、完全にJ2仕様の魅惑のサッカーにスタイルチェンジしています!
昨年は、攻撃力は凄いけど、守備はザル…という印象のチームでした。
ところが、今年はJ2とレベルは格段に上がったのに、2試合無失点に抑えています!
昨年はハイボールの競り合いにことごとく負けていたディフェンダーも、今年はちゃんと競り勝っています!
カウンターを喰らうことも減りました。
守備は格段に向上しています。
今日の試合だって、仙台が調子が悪かったわけではないのです!
前節だって、仙台はちゃんと開幕戦勝利を飾っています。
さらに、前節のファジアーノの相手の甲府だって、今節では勝利。
甲府も決して調子が悪くて引き分けたわけではないのです!ヾ(。`Д´。)ノ
攻撃だって、2試合スコアレスとはいえ、何度も惜しいチャンスは作っているのです。
攻撃パターンも増えています。
なにより、新加入のフォワードの西野選手は献身的に守備もしますし、前線でちゃんとポスト役として起点になれるので素晴らしいです!
魅惑です!
昨年は2トップは喜山選手と小林選手でした。
喜山選手の能力とセンスの素晴らしさはもうすでに何度もブログで書いてきたとおりです。
一方、小林選手はJFL得点王争いにも絡み、JFL年間ベストイレブンにも輝きましたが、よーかい的には、小林選手はJ2ではちょっと厳しいだろうと感じていました。
たしかに、プレッシャーの少ない場面では無類の強さを発揮します。
けれど、あまり守備をするタイプではありませんし、プレスのきつい相手になると、とたんにその能力は半減してしまうという欠点が見えていたのです。
そこに、水戸から西野選手が加入して、一気に2トップの一角のレギュラーを奪い取りました!
まだ得点こそありませんが、すでによーかい的には
本当にこの選手を獲得してよかった!
と感じています。
甲府戦でも、今日の仙台戦でも、相手をスコアレスに抑えることができたのは、西野選手と喜山選手の2トップによる、前からの献身的なプレスが非常に効果的であったとよーかいは見ています。
また、選手個々のレベルアップも魅惑なのです!
ボランチの小野選手は、昨年は攻撃のセンスはあるものの、体が小さく線が細く、守備には向かない印象でした。
それが、今年は一回りからだががっしりして、当たり負けしなくなっています。
ディフェンダーの野本選手も、キーパーの李選手も、反応やポジショニングが昨年より格段に良くなっています。
臼井選手は昨年は控えでたまに見る程度でしたが、今年は右サイドの攻撃的ミッドフィルダーの核になりそうな雰囲気を漂わせています。
そして、まだ層が薄いとはいえ、おおまかに各ポジションに一人ずつ頼れるバックアッパーができたのも大きいです。
例えば、フォワードでは昨年のチーム得点王の小林選手が「スーパーサブ」として控えていますし、今日の試合では臼井選手の欠場の穴を妹尾選手(よーかい的に大注目の選手です!)が完全に埋めていました。
今日の試合では、ディフェンダーの野本選手がケガをしてしまいましたが、代わりに入った植田選手は完璧に代役をこなしていました!
本当に、観戦するに値する魅惑のチームに成長しています!
今日の試合後のインタビューで、仙台の手倉森監督はこう述べています。
『「うちのボール」ということに関しては、岡山が上だった。』
『(ファジアーノは)スタイルに、アグレッシブさがあり、いずれここのホームで上位陣を食うようなチームだろうと思います。』
そして、
『岡山に引き分けた悔しさは、ホームで十分表現したいと思います』
と、本気でファジアーノの実力を認め、悔しがっていました(笑)。
また、仙台の斉藤大介選手も
『岡山はそれほど簡単には勝たせてもらえないチームだった』
と試合後にコメントしています。
ファジアーノを舐めたらあかんぜよ!v( ̄ー ̄*)にぃ
一方のファジアーノ。
強豪仙台に引き分けて嬉しがっているかと思いきや、手塚聡監督は
『(引き分けだったことに)今は悔しい気持ちでいっぱいです』
と、こちらも悔しがっているのです!
また、ゴールキーパーの李彰剛(リ・チャンガン)選手は
『仙台は、昨季3位の強豪のイメージが強かったが、やってみたらレベル的にはそれほど変わらないと感じた。』
と、確実に手応えを感じているようなのです!
これは、この先、ひょっとしたらひょっとするチームに化けるかもしれませんよ?
次は初めてのアウェイ。
相手はこれも昇格候補の湘南ベルマーレという、昨年のオリンピック日本代表監督だった反町監督率いる強豪です。
難敵が続きますが、アウェイでもぜひその魅惑のサッカーを展開して、「ジャイアント・キリング」をかましてもらいたいのです!ヾ(。`Д´。)ノ
ベガルタ仙台といえばですよ?
昨季J2で3位です。
入れ替え戦では、惜しくもJ1昇格はなりませんでしたが、相手のジュビロ磐田をギリギリまで苦しめました。
要するに、現在のJ2のチームで、ほぼJ1のチームと同等の力を持つ強豪なのです。
なお、今年のルールではJ2の3位までは自動的にJ1に昇格になりますので、仙台にしてみればそのルールがもう1年早く導入されていたら…という思いと、今年に期するものはとても大きいでしょう。
もちろん、今年のJ1昇格候補の最右翼であることはいうまでもありません。
そのベガルタ仙台相手にですよ?
一歩も引かずにガチンコの攻撃サッカーを展開して、内容・質ともにまったく互角の内容で引き分けたということは驚愕と賞賛に値することだと思うのですよ!o( ̄へ ̄*)むん
なにしろ、Jリーグ経験者自体が少ないチームなのです。
今季は守備陣を中心に補強をしたとはいえ、予算の非常に限られたクラブなので、実績のあるいわゆる「ビッグネーム」なんて一人もいないのです。
そんなどう見ても「弱小クラブ」が、J1経験もあるベガルタ仙台という「ビッグクラブ」に一泡ふかせるという構図は見ていてとても痛快なのです!
魅惑です!
まあ、そのあたりは語り出すと止まらなくなりそうですが、逆にこちらが熱く語れば語るほど読者の興味は離れていきそうに思いますので(爆)、今日はファジアーノのスタジアムグルメの話から書きたいと思います♪
こちらもなかなか魅惑なのです!
写真は、今日の試合でよーかいがハーフタイムに購入した
「ファジメンチ勝つバーガー」
です。
「メンチ勝つ」って、なんだか大阪あたりだと「ワレ、メンチ切ったやんけ!」みたいな感じですな。
にらみ合いに強そうです(笑)。
ちなみに、
「ファジ勝」
という、カツサンドも売っていました。
この2つは、桃太郎スタジアムでの定番になりそうです♪(*´▽`*)
そういえば、昨年は
「勝ち点鶏にいくカレー」
なるものも販売されていました!
チキンカレーだとなんだか「弱虫」っぽいですが、(勝ち点)鶏にいくカレーというと、それだけで縁起物なのです!!
ファジアーノマジック!!ヾ(。`Д´。)ノ
今年は販売しているのを見ていませんが、ぜひとも再販を希望なのです!
どうせなら、「ファジアーノ」の名前のとおり、雉肉を使ってもらいたいような気もしますが、それだと「自分で自分を食べちゃう」ような状態になってしまうのでしょうか…o( ̄ー ̄;)ゞううむ
他にも本日は「岡山県DAY」ということで、岡山名物のカキオコ、笠岡ラーメン、いのししカレー、ホルモンうどんの実演販売などもあったそうです。
うーん、魅惑(笑)。
さて、試合の話に戻りますが、昨年のJFL時代と監督が替わったわけでもないのに、完全にJ2仕様の魅惑のサッカーにスタイルチェンジしています!
昨年は、攻撃力は凄いけど、守備はザル…という印象のチームでした。
ところが、今年はJ2とレベルは格段に上がったのに、2試合無失点に抑えています!
昨年はハイボールの競り合いにことごとく負けていたディフェンダーも、今年はちゃんと競り勝っています!
カウンターを喰らうことも減りました。
守備は格段に向上しています。
今日の試合だって、仙台が調子が悪かったわけではないのです!
前節だって、仙台はちゃんと開幕戦勝利を飾っています。
さらに、前節のファジアーノの相手の甲府だって、今節では勝利。
甲府も決して調子が悪くて引き分けたわけではないのです!ヾ(。`Д´。)ノ
攻撃だって、2試合スコアレスとはいえ、何度も惜しいチャンスは作っているのです。
攻撃パターンも増えています。
なにより、新加入のフォワードの西野選手は献身的に守備もしますし、前線でちゃんとポスト役として起点になれるので素晴らしいです!
魅惑です!
昨年は2トップは喜山選手と小林選手でした。
喜山選手の能力とセンスの素晴らしさはもうすでに何度もブログで書いてきたとおりです。
一方、小林選手はJFL得点王争いにも絡み、JFL年間ベストイレブンにも輝きましたが、よーかい的には、小林選手はJ2ではちょっと厳しいだろうと感じていました。
たしかに、プレッシャーの少ない場面では無類の強さを発揮します。
けれど、あまり守備をするタイプではありませんし、プレスのきつい相手になると、とたんにその能力は半減してしまうという欠点が見えていたのです。
そこに、水戸から西野選手が加入して、一気に2トップの一角のレギュラーを奪い取りました!
まだ得点こそありませんが、すでによーかい的には
本当にこの選手を獲得してよかった!
と感じています。
甲府戦でも、今日の仙台戦でも、相手をスコアレスに抑えることができたのは、西野選手と喜山選手の2トップによる、前からの献身的なプレスが非常に効果的であったとよーかいは見ています。
また、選手個々のレベルアップも魅惑なのです!
ボランチの小野選手は、昨年は攻撃のセンスはあるものの、体が小さく線が細く、守備には向かない印象でした。
それが、今年は一回りからだががっしりして、当たり負けしなくなっています。
ディフェンダーの野本選手も、キーパーの李選手も、反応やポジショニングが昨年より格段に良くなっています。
臼井選手は昨年は控えでたまに見る程度でしたが、今年は右サイドの攻撃的ミッドフィルダーの核になりそうな雰囲気を漂わせています。
そして、まだ層が薄いとはいえ、おおまかに各ポジションに一人ずつ頼れるバックアッパーができたのも大きいです。
例えば、フォワードでは昨年のチーム得点王の小林選手が「スーパーサブ」として控えていますし、今日の試合では臼井選手の欠場の穴を妹尾選手(よーかい的に大注目の選手です!)が完全に埋めていました。
今日の試合では、ディフェンダーの野本選手がケガをしてしまいましたが、代わりに入った植田選手は完璧に代役をこなしていました!
本当に、観戦するに値する魅惑のチームに成長しています!
今日の試合後のインタビューで、仙台の手倉森監督はこう述べています。
『「うちのボール」ということに関しては、岡山が上だった。』
『(ファジアーノは)スタイルに、アグレッシブさがあり、いずれここのホームで上位陣を食うようなチームだろうと思います。』
そして、
『岡山に引き分けた悔しさは、ホームで十分表現したいと思います』
と、本気でファジアーノの実力を認め、悔しがっていました(笑)。
また、仙台の斉藤大介選手も
『岡山はそれほど簡単には勝たせてもらえないチームだった』
と試合後にコメントしています。
ファジアーノを舐めたらあかんぜよ!v( ̄ー ̄*)にぃ
一方のファジアーノ。
強豪仙台に引き分けて嬉しがっているかと思いきや、手塚聡監督は
『(引き分けだったことに)今は悔しい気持ちでいっぱいです』
と、こちらも悔しがっているのです!
また、ゴールキーパーの李彰剛(リ・チャンガン)選手は
『仙台は、昨季3位の強豪のイメージが強かったが、やってみたらレベル的にはそれほど変わらないと感じた。』
と、確実に手応えを感じているようなのです!
これは、この先、ひょっとしたらひょっとするチームに化けるかもしれませんよ?
次は初めてのアウェイ。
相手はこれも昇格候補の湘南ベルマーレという、昨年のオリンピック日本代表監督だった反町監督率いる強豪です。
難敵が続きますが、アウェイでもぜひその魅惑のサッカーを展開して、「ジャイアント・キリング」をかましてもらいたいのです!ヾ(。`Д´。)ノ
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01:52
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2009年03月13日
日向小次郎と沖縄サッカー!(ブログ第1007日目、雑感。)
いよいよ3月15日には、JFLも開幕します!ヽ(≧▽≦)ノ
JFLは日本の3部に相当するリーグです。
けれど侮る事なかれ。
たしかにプレーに「ツッコミどころ」は満載なのですが(←この時点ですでに侮っていませんか?)、少なくとも(いろんな意味で)入場料に見合うだけのサッカーを見せてくれます!
や、実際個性的なチームが多くて面白いリーグなのです。
今週の「週間サッカーダイジェスト」もJFLの開幕に合わせてJFLの選手名鑑が付録で付いていますよ♪
さて、皆さんはFC琉球というサッカーチームをご存知ですか?
これもなかなか個性的なJFLのチームなのです。
チームカラーはベンガラ色。
ちなみにベンガラ色の別名は、「琉球血赤」。
もうこれだけで「誰も知らない世界」(スピードの向こう側)へ飛ばされた感じですが、要は深みのある暗赤色です。
伝統ある琉球文化を継承し、あつく燃える闘争心を表しているとのことです。
ベンガラ色の 『赤』 は 『彩色古墳』 など古くから使われ、その歴史は古く、首里城にも 『ベンガラ』 が使われているそうです。
そして、チームエンブレムには「あ・うん」で向き合った2匹のシーサーが配置されています。
さらに特筆すべきことは、元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が総監督をしているということです!
(実際に指揮をする監督は別ですが、トルシエ氏もたいていベンチ入りして熱く指示を出しています。)
トルシエ氏は、日本代表を2002年ワールドカップベスト16に導いた後、フランス一部リーグのの名門マルセイユやモロッコ代表監督を勤めてきました。
その後も、「代表監督」への野望は強く、中国代表やらオーストラリア監督などに就任するのではないかと言われていました。
それが、昨年突然のFC琉球総監督就任なのです!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
いったい、どのような心境の変化があったのでしょうか?
「赤鬼」の異名を持っているだけに、「鬼の霍乱」というやつでしょうか?!
トルシエ効果で、昨季はフランスから選手を何人も連れてきたり、かつて日本代表で流行らせた「フラット3」を採用したりしました。
しかし、結果は下位に沈むことに……。
その原因は、昨季のラビエ監督曰く、
「JFLレベルの選手にフラット3は高度すぎた」
とのこと。
……つか、
気付いたなら、もっと早く修正しなさいってばさ。。( ̄ω ̄;)
かつて沖縄は、長年「サッカー不毛の地」と呼ばれていました。
しかし、現在では元日本代表でヴィッセル神戸の我那覇和樹選手、昨季日本人得点王ランキング第2位のFC東京の赤嶺真吾選手、コンサドーレ札幌キャプテンの上里一将選手、同じくコンサドーレに今季沖縄大学から新加入した上原慎也選手、鹿島アントラーズの當間建文選手…など続々とJリーガーを輩出するほどレベルが上がってきています。
ところで、沖縄でサッカーといえば、どうしても外せない人物がいます。
それは、大空翼の最大のライバルであり、ワールドJr.ユース日本代表以降は最も心強いチームメートである日向小次郎(以下「小次郎」)です!
ええ、漫画『キャプテン翼』(以下「翼」)の話なんですけどね…。
けれど、漫画とあなどるべからず!
今の"本物の"日本代表黄金世代の多くは、「翼」がきっかけでサッカーを始めたことを明言しています。
例えば中田英寿氏(旅人さん)は小学校時代、翼の真似をしてオーバーヘッドキックを毎日練習して身につけました。
さらに、イタリアセリエAの強豪ACミランのエースストライカー、フィリッポ・インザーギの愛読書としても知られています。
また、同じくACミラン所属でイタリア代表のガットゥーゾ選手は、幼少時にファンキーガッツマン石崎選手のファンだったことを公言してもいるのです!
もしかしたら、いつかガットゥーゾ選手の「顔面ブロック」を観ることができる日もそう遠くないのかもしれません…!(いや、ない。)
つまり、「翼」を読めばサッカーの未来がわかると言っても過言ではないのです!(過言)
そんな歴史的名作「キャプテン翼」では日向小次郎は沖縄ととても深い関わりをもっていたのです!
小次郎のポジションはフォワード。
直線的で力強いドリブルと、強烈(すぎる)シュート力が特徴的で「猛虎」と形容されます。
小次郎の沖縄との関わりは、中学校時代から始まります。
中学最後の全国大会を前に、小次郎は「なんとしても翼に勝ちたい」と小学校時代の師匠、吉良監督の元を訪ねます。
吉良監督は、小次郎の小学校卒業後、沖縄の子ども達にサッカーを教えていたのです。
そこで、とんでもない特訓が始まります。
それは、
"台風で荒れ狂う海に向かって、ボールを蹴り続けること"
でした。
下手すりゃ(下手しなくても普通は)遭難です。
沖縄の台風のものすごさを舐めてやいませんか?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
なにしろ、沖縄の台風は、車くらいの石を軽々と陸地何十メートルという場所まで海中から吹き飛ばしてしまうほどの威力なんですから…。
まだ中坊のガキに向かって、「死ね」と言っているようなものですよ、吉良監督?
もしものことがあったら誰が責任とるんですか?!( ̄□ ̄;)アガッ
ちなみに連載中断までの『キャプテン翼GOLDEN-23 (オリンピック篇)』では、小次郎の師匠である吉良監督が日本代表監督に就任しました。
“サッカー不毛の地と言われた沖縄にサッカー文化を根付かせた功労者”
というのが、その監督選出理由なのだそうな。
……一歩間違えたら、中坊を台風の海に放り出した「殺人者」だったというのに。。(ぼそっ)
ともかくも、小次郎は、愚直にも吉良監督の指示を守って荒れ狂う海に向かって蹴り続けます。
高波にボールはことごとく跳ね返され、彼の体も何度も波にさらわれかけました。
足場も安定しません。
それでも、小次郎は、ついに荒波を突き破る威力のシュートを完成させました。
"タイガーショット"の完成です。
それはもう、コンクリートの壁にヒビを入れてしまうほどの威力です。(めちゃくちゃな)
やがて小次郎は高校を卒業し、ワールドユース日本代表に一度は選ばれるものの、代表落ちを命ぜられます。
そこで、再び一人だけで沖縄で特訓です。
チームプレイや連携なんて関係なしです( ̄ω ̄;)
このとき、
"雷獣シュート"
という、タイガーショットよりもとんでもない威力のシュートを特訓の末身につけます。
『こんな大木が雷一発で折れるとは……雷獣のしわざじゃな』
つか、そんな誰も取れないシュートあったら、戦略もチームワークもあったもんじゃないですが…。
けど、遠藤選手の「コロコロPK」を観ていると、シュートって威力はあんまり関係ないのでは?という根本的な疑問も浮かびますが、それは禁句なのです!
そして、沖縄での特訓と同時に、小次郎はウチナーンチュー(沖縄県人)の彼女までゲットしちゃいます。
赤嶺真紀というソフトボールの選手です。
小次郎にとっての沖縄は、なんだか「棚ぼた式」にいいことずくめです。
ちなみに、このウチナーンチューの彼女は、ヤマトグチ(標準語)しかしゃべりません。
彼女を後ろから突然殴ったら「アガ!」と叫ぶのだろうか…?と考えてしまわずにはいられません。
さて、この「雷獣シュート」を身に付けてワールドユースで優勝した後、小次郎はイタリアセリエAの強豪ユベントスに移籍します。
ユベントスは、セリエA最多優勝回数を誇る実在するチームです。
しかし、そこでの小次郎はまったく通用せず、セリエCのレッジアーナにレンタル移籍させられます。
そこからどうはい上がるのか……というところで、連載は中断しちゃっています(苦笑)。
(このレッジアーナは中村俊輔選手の所属していたレッジーナとは別のチームで、セリエCに実在しています。)
ところで、皆様お気づきでしょうか?
そうです!
JリーグをセリエAとするなら、セリエCはまさに現在FC琉球が所属するJFLと同じです。
にしても、今年のFC琉球…
……昨年トルシエさんが連れてきたフランス人選手が全員いなくなっているんですけど。。o( ̄ー ̄;)ゞううむ
しかも、トルシエさんの代名詞の「フラット3」をやめて、4バックにするんだとか言ってますけど、そんなにコロコロ戦術変えて大丈夫なんでしょうか??
しかし、もっと大きな心配事が!
トルシエさんは2006年にモロッコ代表監督をしていたときに、イスラム教徒に改宗してしまったのです!
(ちなみに、イスラム名はオマル。)
イスラム教では、豚は不浄の忌むべき生き物です。
一方、沖縄は豚肉天国。
鳴き声以外は食べ尽くします。
沖縄すばを注文しても、ダシは豚肉からとっています。
チャンプルー(野菜炒め)にも、豚ダシが使用されています。
果たして、トルシエ監督は沖縄で豚肉を避けて通れるのでしょうか?
これはまさに根本的かつ致命的な死活問題です!ヽ(`Д´;)ノ
サッカーに勝つ前に、そもそも豚肉に勝てるのでしょうかトルシエさん?!(; ̄∀ ̄A
JFLは日本の3部に相当するリーグです。
けれど侮る事なかれ。
たしかにプレーに「ツッコミどころ」は満載なのですが(←この時点ですでに侮っていませんか?)、少なくとも(いろんな意味で)入場料に見合うだけのサッカーを見せてくれます!
や、実際個性的なチームが多くて面白いリーグなのです。
今週の「週間サッカーダイジェスト」もJFLの開幕に合わせてJFLの選手名鑑が付録で付いていますよ♪
さて、皆さんはFC琉球というサッカーチームをご存知ですか?
これもなかなか個性的なJFLのチームなのです。
チームカラーはベンガラ色。
ちなみにベンガラ色の別名は、「琉球血赤」。
もうこれだけで「誰も知らない世界」(スピードの向こう側)へ飛ばされた感じですが、要は深みのある暗赤色です。
伝統ある琉球文化を継承し、あつく燃える闘争心を表しているとのことです。
ベンガラ色の 『赤』 は 『彩色古墳』 など古くから使われ、その歴史は古く、首里城にも 『ベンガラ』 が使われているそうです。
そして、チームエンブレムには「あ・うん」で向き合った2匹のシーサーが配置されています。
さらに特筆すべきことは、元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が総監督をしているということです!
(実際に指揮をする監督は別ですが、トルシエ氏もたいていベンチ入りして熱く指示を出しています。)
トルシエ氏は、日本代表を2002年ワールドカップベスト16に導いた後、フランス一部リーグのの名門マルセイユやモロッコ代表監督を勤めてきました。
その後も、「代表監督」への野望は強く、中国代表やらオーストラリア監督などに就任するのではないかと言われていました。
それが、昨年突然のFC琉球総監督就任なのです!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
いったい、どのような心境の変化があったのでしょうか?
「赤鬼」の異名を持っているだけに、「鬼の霍乱」というやつでしょうか?!
トルシエ効果で、昨季はフランスから選手を何人も連れてきたり、かつて日本代表で流行らせた「フラット3」を採用したりしました。
しかし、結果は下位に沈むことに……。
その原因は、昨季のラビエ監督曰く、
「JFLレベルの選手にフラット3は高度すぎた」
とのこと。
……つか、
気付いたなら、もっと早く修正しなさいってばさ。。( ̄ω ̄;)
かつて沖縄は、長年「サッカー不毛の地」と呼ばれていました。
しかし、現在では元日本代表でヴィッセル神戸の我那覇和樹選手、昨季日本人得点王ランキング第2位のFC東京の赤嶺真吾選手、コンサドーレ札幌キャプテンの上里一将選手、同じくコンサドーレに今季沖縄大学から新加入した上原慎也選手、鹿島アントラーズの當間建文選手…など続々とJリーガーを輩出するほどレベルが上がってきています。
ところで、沖縄でサッカーといえば、どうしても外せない人物がいます。
それは、大空翼の最大のライバルであり、ワールドJr.ユース日本代表以降は最も心強いチームメートである日向小次郎(以下「小次郎」)です!
ええ、漫画『キャプテン翼』(以下「翼」)の話なんですけどね…。
けれど、漫画とあなどるべからず!
今の"本物の"日本代表黄金世代の多くは、「翼」がきっかけでサッカーを始めたことを明言しています。
例えば中田英寿氏(旅人さん)は小学校時代、翼の真似をしてオーバーヘッドキックを毎日練習して身につけました。
さらに、イタリアセリエAの強豪ACミランのエースストライカー、フィリッポ・インザーギの愛読書としても知られています。
また、同じくACミラン所属でイタリア代表のガットゥーゾ選手は、幼少時にファンキーガッツマン石崎選手のファンだったことを公言してもいるのです!
もしかしたら、いつかガットゥーゾ選手の「顔面ブロック」を観ることができる日もそう遠くないのかもしれません…!(いや、ない。)
つまり、「翼」を読めばサッカーの未来がわかると言っても過言ではないのです!(過言)
そんな歴史的名作「キャプテン翼」では日向小次郎は沖縄ととても深い関わりをもっていたのです!
小次郎のポジションはフォワード。
直線的で力強いドリブルと、強烈(すぎる)シュート力が特徴的で「猛虎」と形容されます。
小次郎の沖縄との関わりは、中学校時代から始まります。
中学最後の全国大会を前に、小次郎は「なんとしても翼に勝ちたい」と小学校時代の師匠、吉良監督の元を訪ねます。
吉良監督は、小次郎の小学校卒業後、沖縄の子ども達にサッカーを教えていたのです。
そこで、とんでもない特訓が始まります。
それは、
"台風で荒れ狂う海に向かって、ボールを蹴り続けること"
でした。
下手すりゃ(下手しなくても普通は)遭難です。
沖縄の台風のものすごさを舐めてやいませんか?o( ̄ー ̄;)ゞううむ
なにしろ、沖縄の台風は、車くらいの石を軽々と陸地何十メートルという場所まで海中から吹き飛ばしてしまうほどの威力なんですから…。
まだ中坊のガキに向かって、「死ね」と言っているようなものですよ、吉良監督?
もしものことがあったら誰が責任とるんですか?!( ̄□ ̄;)アガッ
ちなみに連載中断までの『キャプテン翼GOLDEN-23 (オリンピック篇)』では、小次郎の師匠である吉良監督が日本代表監督に就任しました。
“サッカー不毛の地と言われた沖縄にサッカー文化を根付かせた功労者”
というのが、その監督選出理由なのだそうな。
……一歩間違えたら、中坊を台風の海に放り出した「殺人者」だったというのに。。(ぼそっ)
ともかくも、小次郎は、愚直にも吉良監督の指示を守って荒れ狂う海に向かって蹴り続けます。
高波にボールはことごとく跳ね返され、彼の体も何度も波にさらわれかけました。
足場も安定しません。
それでも、小次郎は、ついに荒波を突き破る威力のシュートを完成させました。
"タイガーショット"の完成です。
それはもう、コンクリートの壁にヒビを入れてしまうほどの威力です。(めちゃくちゃな)
やがて小次郎は高校を卒業し、ワールドユース日本代表に一度は選ばれるものの、代表落ちを命ぜられます。
そこで、再び一人だけで沖縄で特訓です。
チームプレイや連携なんて関係なしです( ̄ω ̄;)
このとき、
"雷獣シュート"
という、タイガーショットよりもとんでもない威力のシュートを特訓の末身につけます。
『こんな大木が雷一発で折れるとは……雷獣のしわざじゃな』
つか、そんな誰も取れないシュートあったら、戦略もチームワークもあったもんじゃないですが…。
けど、遠藤選手の「コロコロPK」を観ていると、シュートって威力はあんまり関係ないのでは?という根本的な疑問も浮かびますが、それは禁句なのです!
そして、沖縄での特訓と同時に、小次郎はウチナーンチュー(沖縄県人)の彼女までゲットしちゃいます。
赤嶺真紀というソフトボールの選手です。
小次郎にとっての沖縄は、なんだか「棚ぼた式」にいいことずくめです。
ちなみに、このウチナーンチューの彼女は、ヤマトグチ(標準語)しかしゃべりません。
彼女を後ろから突然殴ったら「アガ!」と叫ぶのだろうか…?と考えてしまわずにはいられません。
さて、この「雷獣シュート」を身に付けてワールドユースで優勝した後、小次郎はイタリアセリエAの強豪ユベントスに移籍します。
ユベントスは、セリエA最多優勝回数を誇る実在するチームです。
しかし、そこでの小次郎はまったく通用せず、セリエCのレッジアーナにレンタル移籍させられます。
そこからどうはい上がるのか……というところで、連載は中断しちゃっています(苦笑)。
(このレッジアーナは中村俊輔選手の所属していたレッジーナとは別のチームで、セリエCに実在しています。)
ところで、皆様お気づきでしょうか?
そうです!
JリーグをセリエAとするなら、セリエCはまさに現在FC琉球が所属するJFLと同じです。
にしても、今年のFC琉球…
……昨年トルシエさんが連れてきたフランス人選手が全員いなくなっているんですけど。。o( ̄ー ̄;)ゞううむ
しかも、トルシエさんの代名詞の「フラット3」をやめて、4バックにするんだとか言ってますけど、そんなにコロコロ戦術変えて大丈夫なんでしょうか??
しかし、もっと大きな心配事が!
トルシエさんは2006年にモロッコ代表監督をしていたときに、イスラム教徒に改宗してしまったのです!
(ちなみに、イスラム名はオマル。)
イスラム教では、豚は不浄の忌むべき生き物です。
一方、沖縄は豚肉天国。
鳴き声以外は食べ尽くします。
沖縄すばを注文しても、ダシは豚肉からとっています。
チャンプルー(野菜炒め)にも、豚ダシが使用されています。
果たして、トルシエ監督は沖縄で豚肉を避けて通れるのでしょうか?
これはまさに根本的かつ致命的な死活問題です!ヽ(`Д´;)ノ
サッカーに勝つ前に、そもそも豚肉に勝てるのでしょうかトルシエさん?!(; ̄∀ ̄A
Posted by よーかい at
02:06
│Comments(2)
2009年03月12日
遠藤選手の正体はやっぱり…!(ブログ第1006日目、雑感。)
サッカー日本代表の核、遠藤保仁(通称「ヤット」)選手。
昨年は「コロコロPK」で一躍世界的に有名になりましたね。
そして、それ以上にフリーキックの名手でもあります。
しかし、彼の多彩な才能はサッカーの世界に収まらなかったのです!!!ヾ(。`Д´。)ノ
例えば、ウインタースポーツだったり。
あるいは、バイクを颯爽と乗り回してみたり。
そんなだから、女の子にもモテモテみたいで羨ましい限りです。
……え?
……人違い?
……!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
だけど、この2枚の写真を並べてみて、見分けられる人物なんて、ICPOの警部くらいのもんですよ?
とっつぁ~~~ん!
はい、いい加減ベタなボケはやめましょう。
ガチャピンですね。
ガチャピンの多芸多才さには、誰もが舌を巻くしかないのです。
ちなみに、ポンキッキーズの『ガチャピン チャレンジシリーズ』はDVDで発売中です♪
ちなみに、この「ガチャピンチャレンジシリーズ」、フィギュアにもなっているそうです。
『ガチャピンチャレンジ 3(スリー)』では、ハングライダー、モトクロスレース、マウンテンボード、スカイダイビング、トランポリン、
そしてサッカーがフィギュアになっています。
今でも売っているのかは定かではありませんが、ネットで調べたところ、メーカー希望小売価格 210円(税込み)でバンダイより発売しています。
ここでは、なんと、フリーキックを蹴るガチャピンのフィギュアが存在するのです…!!!
……
……
……やっぱり、どうしても、両者の区別が付かないのですが?(TwT。)
卵が先かニワトリが先なのか?
ガチャピンが先なのか遠藤選手が先なのか?
山中恒風にいうと
「おれがあいつであいつがおれで」。
そういえば、両者が対面したことが実際にあったようです。
2005年9月24日放送のフジテレビ「ポンキッキーズ」に出演した際、両者は共演しているのです!
自分自身のドッペルゲンガーを見た者は命を落とすと言われていますが…?((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
昨年は「コロコロPK」で一躍世界的に有名になりましたね。
そして、それ以上にフリーキックの名手でもあります。
しかし、彼の多彩な才能はサッカーの世界に収まらなかったのです!!!ヾ(。`Д´。)ノ
例えば、ウインタースポーツだったり。
あるいは、バイクを颯爽と乗り回してみたり。
そんなだから、女の子にもモテモテみたいで羨ましい限りです。
……え?
……人違い?
……!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
だけど、この2枚の写真を並べてみて、見分けられる人物なんて、ICPOの警部くらいのもんですよ?
とっつぁ~~~ん!
はい、いい加減ベタなボケはやめましょう。
ガチャピンですね。
ガチャピンの多芸多才さには、誰もが舌を巻くしかないのです。
ちなみに、ポンキッキーズの『ガチャピン チャレンジシリーズ』はDVDで発売中です♪
ちなみに、この「ガチャピンチャレンジシリーズ」、フィギュアにもなっているそうです。
『ガチャピンチャレンジ 3(スリー)』では、ハングライダー、モトクロスレース、マウンテンボード、スカイダイビング、トランポリン、
そしてサッカーがフィギュアになっています。
今でも売っているのかは定かではありませんが、ネットで調べたところ、メーカー希望小売価格 210円(税込み)でバンダイより発売しています。
ここでは、なんと、フリーキックを蹴るガチャピンのフィギュアが存在するのです…!!!
……
……
……やっぱり、どうしても、両者の区別が付かないのですが?(TwT。)
卵が先かニワトリが先なのか?
ガチャピンが先なのか遠藤選手が先なのか?
山中恒風にいうと
「おれがあいつであいつがおれで」。
そういえば、両者が対面したことが実際にあったようです。
2005年9月24日放送のフジテレビ「ポンキッキーズ」に出演した際、両者は共演しているのです!
自分自身のドッペルゲンガーを見た者は命を落とすと言われていますが…?((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
Posted by よーかい at
01:03
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2009年03月11日
リアル「サカつく」!(ブログ第1005日目、雑感。)
なんとファジアーノ岡山の喜山選手がベストイレブン選出です!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
こないだの甲府との対戦ではスコアレスドローだったのに。
それなのに、点をとっていないフォワードの選手が選出されるなんて!(びっくり)
「J’s GOAL」での投票によるJ2第1節のベストイレブンにファジアーノ岡山の喜山選手が選ばれていたのです!
おそらく、トップだけでなくMFもできるユーティリティ性や、退場した臼井選手の穴を埋めたこと。
また、ときには3列目まで下がって必死にディフェンスに走る献身さや運動量などが買われたのでしょう。
ふっふっふ。
よーかいの「予言」がまたひとつ的中しましたよ?v( ̄ー ̄*)にぃ
2月2日に書いた『「ファジアーノ岡山ダイジェスト」。』という記事に、「今季、J2は喜山選手に衝撃を受けるであろう!!!」と高らかに宣言したのですから。
だけど、まだまだ本来の喜山選手の動きはこんなもんじゃありません。
プレーがキレているとき、ゴールに向かっているときはもっと凄いのですから!
これからですよ。
ちなみに、山陽新聞によると、ファジアーノサポによる第1節のMVPは圧倒的にゴールキーパーの李選手だったんだけどなぁ…o( ̄ー ̄;)ゞううむ(実際、よーかいも同意見なのです。)
なんだかこのところ、このブログでのファジアーノの記事率が非常に増えている気がしています。
一昨年、地域社会人リーグ時代はあんまり興味なかったチームですし、昨季のJFL昇格後も、このチームが初め連勝していてもその勢いはどうせ夏までだろうと思っていたのです。
それよりも、同じJFLでもFC琉球がトルシエ改革によってどう戦うのかの方に興味がありました。
だから、2年前からなんとなくダラダラ観てはいても、本腰を入れて感情移入しながらファジアーノの試合を観るようになったのは昨年の夏以降の苦しみながら昇格を掴むまでの過程を経て…といった感じです。
いわば、
「初めはアイツのこと、友だち以上なんてないないないない……って思っていたはずなんだけど。。
気が付いたら、なんだか妙に気になって……いつの間にか考えていたりしちゃっているんだ」
という状態なのです。(なんだそれは?)
それにしても、今季からJ2に参戦したファジアーノ岡山、初々しさ満載です。
ピッカピカの1年生。
半ズボン姿のかわいらしい男の子……というとショタコン度満載ですが、サッカー選手だから半ズボンは当たり前なのです!ヾ(。`Д´。)ノ(だからなんだ?)
ちょうど今、よーかいは宇都宮徹壱著「股旅フットボール」という本を読んでいます。
これはサブタイトルに『地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影』とあり、4部にあたる地域社会人リーグの取材からJリーグの在り方を捉え直すというような内容のルポタージュになっています。
この本に、中国社会人リーグ時代のファジアーノ岡山も載っています。
わずか2~3年前に取材された内容です。
それを見ると、愕然とさせられます。
遠く離れた練習場(現在のホームスタジアムから車で1時間の工業団地内!)。
そして、今でこそホームスタジアムとして使用している桃太郎スタジアムが一切使わせてもらえなかったこと。
そういえば、2年前は主な試合会場は桃太郎スタジアムの隣にある小さな補助競技場でしたが、それでもまだ取材当時よりはマシだったようです。
資金難はもちろんのこと、先の見えない経営や立ちはだかる岡山のスポーツ界での「派閥」のようなものまで。
さらに、誰もファジアーノというチームに興味がないどころか存在すら知らないという状況…。
思えば、昨季のJFLも終了してからわかったことですが、ファジアーノの資金力はJFLチームの中でも最低ランクの綱渡り経営だったのだとか。
一昨年の中国社会人リーグはまるで「草サッカー」だったことは、昨日の記事(『10人で勝ち点ゲット!(ブログ第1004日目、雑感。)』)にも書きました。
それにしても、よくぞたった2年でここまでこれたものです。
昨年は昇格が懸かったホーム最終節以外は4,000人も入らなかったスタンドが、1万1千人近い観客で埋まっています。
観客は、老人や子どもも多くいました。
きっと、この中の半分近い人たちは、Jリーグを初めて観たのではなかったのでしょうか?
もちろん、応援はまだ未熟です。
どういう場面でサポーターが声援をおくればいいのか、とまどっているような場面も多く見られました。
実際、甲府サポからは「ファジアーノサポーターはおとなしい」という声もインタビューで寄せられたそうです。
一方の甲府サポは、深夜からバスで10時間以上かけて岡山に駆けつけ、また再び10時間以上かけて甲府へと戻るのです。
その姿勢や、応援でのまとまりなどなど、たくさんたくさん学ぶものがありそうです。
それでも、昨年のJFL時代に比べたらファジアーノのチャント(応援歌)の種類も増えていましたし、応援団の数も何倍にも増えていました。
多くの観客がファジアーノのチームカラーであるえんじ色のTシャツを着て応援していました。
これらのことは、スタッフやボランティアの目には見えない部分での努力や苦労の積み重ねの末に成し遂げたものです。
例えば、ファジアーノのポスター。
これは、ボランティアが1軒1軒お店に頭を下げて許可をもらって貼らせて貰っているそうです。
いま、町の中で見るものよりも、もしかしたら断られて貼られることのなかった数の方が多かったかもしれません。
実際のところ、まだまだ岡山県民にとって認知度が高いとはいえませんし、そもそも「サッカー空白地帯」とまで言われた県でもあります。(高校サッカーはそこそこ強いのに…。)
まだまだこれからの部分だらけでしょう。
だけど、確実にこの2年間で、町の風景はファジアーノによって変わってきています。
ところで、ファジアーノホームの桃太郎スタジアムは、サッカー場だけでなく、武道場や体育館、そして広大な公園が一緒になった巨大な敷地です。
試合の帰り道、ファジアーノのTシャツを着た子どもたちがサッカーボールを追いかけていました。
子どもにだけ小さなファジアーノTシャツを着せた親子連れが、サッカーボールで遊んでいました。
そんな風景があちこちで見ることができました。
こんな「サッカー文化」がどんどん広がっていけばいいなと思います。
そうなのです!
よーかいは、サッカーそのもの以上に、その地域地域の「サッカー文化」が大好きなのです。
この2年間、地域社会人リーグからJFL、そしてJ2へとファジアーノが上がっていく過程は、まるで『プロサッカークラブをつくろう!』(通称「サカつく」)というシミュレーションゲームをリアルの世界で見ているようでした。
その中での、挫折と栄光。
たった半年前の天皇杯で当たったときには「点差以上にまったく歯が立たなかった」と力の差を実感したヴァンフォーレ甲府相手に、前半は互角以上に戦い、そして後半は10人でも凌ぎきって勝ち点を奪いました。
これにより、選手は
「俺たちは成長している!J2でもやれる!!」
という実感と自信が芽生え始めてきているといいます。
次節の相手は昨季3位の超強豪、ベガルタ仙台です。
そこでも互角に戦えるかどうか、そこで真価が問われるのだと思います。
そして、現在はニワカに「どんなチームが我が町にできたんだ?」と好奇心だけで観に来ている、岡山の人たちにサッカー文化の芽を根付かせられるのかどうかも次に懸かっているのかもしれません。
よーかいが岡山にいられるのは、あと1年限り。
哀しいけれど、所詮は「通りすがり」なのです。
岡山の地に本当にサッカー文化が根付くのかどうかを最後まで見届けることはできない宿命なのです。
だからこそ、しっかりとこの1年はファジアーノの戦いを見守りたいと思っています!
こないだの甲府との対戦ではスコアレスドローだったのに。
それなのに、点をとっていないフォワードの選手が選出されるなんて!(びっくり)
「J’s GOAL」での投票によるJ2第1節のベストイレブンにファジアーノ岡山の喜山選手が選ばれていたのです!
おそらく、トップだけでなくMFもできるユーティリティ性や、退場した臼井選手の穴を埋めたこと。
また、ときには3列目まで下がって必死にディフェンスに走る献身さや運動量などが買われたのでしょう。
ふっふっふ。
よーかいの「予言」がまたひとつ的中しましたよ?v( ̄ー ̄*)にぃ
2月2日に書いた『「ファジアーノ岡山ダイジェスト」。』という記事に、「今季、J2は喜山選手に衝撃を受けるであろう!!!」と高らかに宣言したのですから。
だけど、まだまだ本来の喜山選手の動きはこんなもんじゃありません。
プレーがキレているとき、ゴールに向かっているときはもっと凄いのですから!
これからですよ。
ちなみに、山陽新聞によると、ファジアーノサポによる第1節のMVPは圧倒的にゴールキーパーの李選手だったんだけどなぁ…o( ̄ー ̄;)ゞううむ(実際、よーかいも同意見なのです。)
なんだかこのところ、このブログでのファジアーノの記事率が非常に増えている気がしています。
一昨年、地域社会人リーグ時代はあんまり興味なかったチームですし、昨季のJFL昇格後も、このチームが初め連勝していてもその勢いはどうせ夏までだろうと思っていたのです。
それよりも、同じJFLでもFC琉球がトルシエ改革によってどう戦うのかの方に興味がありました。
だから、2年前からなんとなくダラダラ観てはいても、本腰を入れて感情移入しながらファジアーノの試合を観るようになったのは昨年の夏以降の苦しみながら昇格を掴むまでの過程を経て…といった感じです。
いわば、
「初めはアイツのこと、友だち以上なんてないないないない……って思っていたはずなんだけど。。
気が付いたら、なんだか妙に気になって……いつの間にか考えていたりしちゃっているんだ」
という状態なのです。(なんだそれは?)
それにしても、今季からJ2に参戦したファジアーノ岡山、初々しさ満載です。
ピッカピカの1年生。
半ズボン姿のかわいらしい男の子……というとショタコン度満載ですが、サッカー選手だから半ズボンは当たり前なのです!ヾ(。`Д´。)ノ(だからなんだ?)
ちょうど今、よーかいは宇都宮徹壱著「股旅フットボール」という本を読んでいます。
これはサブタイトルに『地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影』とあり、4部にあたる地域社会人リーグの取材からJリーグの在り方を捉え直すというような内容のルポタージュになっています。
この本に、中国社会人リーグ時代のファジアーノ岡山も載っています。
わずか2~3年前に取材された内容です。
それを見ると、愕然とさせられます。
遠く離れた練習場(現在のホームスタジアムから車で1時間の工業団地内!)。
そして、今でこそホームスタジアムとして使用している桃太郎スタジアムが一切使わせてもらえなかったこと。
そういえば、2年前は主な試合会場は桃太郎スタジアムの隣にある小さな補助競技場でしたが、それでもまだ取材当時よりはマシだったようです。
資金難はもちろんのこと、先の見えない経営や立ちはだかる岡山のスポーツ界での「派閥」のようなものまで。
さらに、誰もファジアーノというチームに興味がないどころか存在すら知らないという状況…。
思えば、昨季のJFLも終了してからわかったことですが、ファジアーノの資金力はJFLチームの中でも最低ランクの綱渡り経営だったのだとか。
一昨年の中国社会人リーグはまるで「草サッカー」だったことは、昨日の記事(『10人で勝ち点ゲット!(ブログ第1004日目、雑感。)』)にも書きました。
それにしても、よくぞたった2年でここまでこれたものです。
昨年は昇格が懸かったホーム最終節以外は4,000人も入らなかったスタンドが、1万1千人近い観客で埋まっています。
観客は、老人や子どもも多くいました。
きっと、この中の半分近い人たちは、Jリーグを初めて観たのではなかったのでしょうか?
もちろん、応援はまだ未熟です。
どういう場面でサポーターが声援をおくればいいのか、とまどっているような場面も多く見られました。
実際、甲府サポからは「ファジアーノサポーターはおとなしい」という声もインタビューで寄せられたそうです。
一方の甲府サポは、深夜からバスで10時間以上かけて岡山に駆けつけ、また再び10時間以上かけて甲府へと戻るのです。
その姿勢や、応援でのまとまりなどなど、たくさんたくさん学ぶものがありそうです。
それでも、昨年のJFL時代に比べたらファジアーノのチャント(応援歌)の種類も増えていましたし、応援団の数も何倍にも増えていました。
多くの観客がファジアーノのチームカラーであるえんじ色のTシャツを着て応援していました。
これらのことは、スタッフやボランティアの目には見えない部分での努力や苦労の積み重ねの末に成し遂げたものです。
例えば、ファジアーノのポスター。
これは、ボランティアが1軒1軒お店に頭を下げて許可をもらって貼らせて貰っているそうです。
いま、町の中で見るものよりも、もしかしたら断られて貼られることのなかった数の方が多かったかもしれません。
実際のところ、まだまだ岡山県民にとって認知度が高いとはいえませんし、そもそも「サッカー空白地帯」とまで言われた県でもあります。(高校サッカーはそこそこ強いのに…。)
まだまだこれからの部分だらけでしょう。
だけど、確実にこの2年間で、町の風景はファジアーノによって変わってきています。
ところで、ファジアーノホームの桃太郎スタジアムは、サッカー場だけでなく、武道場や体育館、そして広大な公園が一緒になった巨大な敷地です。
試合の帰り道、ファジアーノのTシャツを着た子どもたちがサッカーボールを追いかけていました。
子どもにだけ小さなファジアーノTシャツを着せた親子連れが、サッカーボールで遊んでいました。
そんな風景があちこちで見ることができました。
こんな「サッカー文化」がどんどん広がっていけばいいなと思います。
そうなのです!
よーかいは、サッカーそのもの以上に、その地域地域の「サッカー文化」が大好きなのです。
この2年間、地域社会人リーグからJFL、そしてJ2へとファジアーノが上がっていく過程は、まるで『プロサッカークラブをつくろう!』(通称「サカつく」)というシミュレーションゲームをリアルの世界で見ているようでした。
その中での、挫折と栄光。
たった半年前の天皇杯で当たったときには「点差以上にまったく歯が立たなかった」と力の差を実感したヴァンフォーレ甲府相手に、前半は互角以上に戦い、そして後半は10人でも凌ぎきって勝ち点を奪いました。
これにより、選手は
「俺たちは成長している!J2でもやれる!!」
という実感と自信が芽生え始めてきているといいます。
次節の相手は昨季3位の超強豪、ベガルタ仙台です。
そこでも互角に戦えるかどうか、そこで真価が問われるのだと思います。
そして、現在はニワカに「どんなチームが我が町にできたんだ?」と好奇心だけで観に来ている、岡山の人たちにサッカー文化の芽を根付かせられるのかどうかも次に懸かっているのかもしれません。
よーかいが岡山にいられるのは、あと1年限り。
哀しいけれど、所詮は「通りすがり」なのです。
岡山の地に本当にサッカー文化が根付くのかどうかを最後まで見届けることはできない宿命なのです。
だからこそ、しっかりとこの1年はファジアーノの戦いを見守りたいと思っています!
Posted by よーかい at
00:48
│Comments(3)
2009年03月09日
10人で勝ち点ゲット!(ブログ第1004日目、雑感。)
ファジアーノ岡山、ついにJリーグの一員として開幕しました!
一昨年、よーかいが岡山に転勤してきたときには、ファジアーノはJFLですらなく、中国社会人リーグ、つまり4部相当の極小クラブでした。
「あああ、サッカー不毛の地に来てしまった……(TwT。)」
禁断症状がでるくらい、サッカーに飢えてしまったものです。
「将来はJリーグに!」なんて謳っていても、そんなの非現実的なただのスローガンに見えましたし、何より岡山に住んでいる人たちが誰もファジアーノというチームを知らないのです。
あまりにも低い、ファジアーノというチームの知名度。
観戦に行った中国社会人リーグはまるで草サッカー。
試合自体はファジアーノが快勝しましたが、試合会場は隣にある立派な桃太郎スタジアムではなく、その脇にちょこんと存在している「補助陸上競技場」です。
入場無料なので、公園に来た親子連れが「あ、なにかやっているみたいだよ?」と入ってきましたが、本当に応援しているコアサポはせいぜい20~30人いればいい方です。
客席では子どもたちが駆け回り騒ぎまわり、それをまったく注意しない親…。
とても「サッカーを観る」という環境ではありませんでした。
なのに、翌日の新聞には
「約1,000人も観客が来た!」
なんて、一種の「快挙」としてその試合のことを報じているのです。
これまで住んでいた地域とのサッカー文化の違いに、くらくらとめまいがしました。
J2の草創期に3年間観てきたことはありましたけど、それよりもはるかに「下」なのです。
サッカーのレベル自体もたいしたことありません。
ファジアーノは前の方にいい選手を揃えていたので、その決定力だけで勝っていたようなものでした。
メンバーを見ると、中にはヴェルディからレンタルで来ている選手も何人かいましたが、U-17日本代表に選ばれたような逸材が、こんな4部の草サッカーみたいな中でくすぶっているなんて……もうこの選手はハタチ前にして「終わっちゃった」のかなぁ。。
そんな同情めいた感慨を覚えたことも昨日のように記憶しています。
ただ、そんな中でもMF川原周剛選手とFW喜山康平選手だけはいいものを持っているな、とは感じたことを覚えています。
あれからわずか2年。
その年、ファジアーノは中国社会人リーグを首位で駆け抜け、全国地域決勝リーグでも勝ち抜いてJFLへの参戦を決めました。
翌2008年、どこまで通用するか?
そう思われたJFL参戦では、最終節までもつれたものの、1年でJ2昇格を決めました!
くりかえしますがわずか2年です。
だけど、隔世の感があります。
J2開幕のこの日、桃太郎スタジアムに集まった観客は約1万1千人弱。
あれから多くのメンバーが替わりましたが、中国社会人リーグでよーかいが目を付けた川原周剛選手と喜山康平選手はいまではファジアーノに欠かせない中心人物になっています。
感慨深すぎて、書きたいことが多すぎて、一度の記事では足りないので、今回は純粋に試合と戦術的なことだけに特化して書きたいと思います。
ファジアーノの布陣はボックス型の4-4-2。
GK リ・チャンガン
RB 澤口
CB 野本
CB キム
LB 尾崎
DH 小野
DH 保坂
OH 臼井
OH 川原
FW 喜山
FW 西山
でした。
昨年との大きな変更点は、センターバックに韓国のU-23代表候補にも入ったキム・クヮンミン選手が入り、右サイドバックにFC琉球から移籍してきた澤口選手が入ったこと、ボランチに甲府から移籍してきた保坂選手が入ったことが守備陣では挙げられます。
オフェンスでは、右のオフェンシブハーフに、昨年は控えが多かった臼井選手がスタメンで入り、フォワードでは昨年のチーム得点王の小林選手が控えにまわり、今季水戸から移籍してきた西山選手がトップの一角に入ったことです。
昨季は、攻撃力はありましたが、守備はザルだったファジアーノ。
今季は守備を中心にヴァージョンアップを図ってきたのだとか。
対する甲府は一昨年までJ1で、昨季7位という、今季本気でJ1再昇格を目指す強豪です。
そのサッカースタイルは前任の大木監督時代から、ショートパスで相手を翻弄するサッカーです。
まるでワルサーP38。
次元大介の44マグナムのような大きな破壊力や五右衛門のような相手を一刀両断にするカウンターは持ち合わせていませんが、確実に連射し、相手の急所を突いてくるサッカーなのです。
特に、「走れる王様」と呼ばれる背番号10番の藤田選手の両足から繰り出される正確なパスと、3トップとの連携は脅威なのです。
いきなり初戦から難敵にぶつかってしまったファジアーノです。
さて、キックオフ。
序盤、ペースを握ったのはなんとファジアーノ!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
昨年までとまるでサッカーが違います!
攻撃に関しては、サイド攻撃が圧倒的に増えました。
昨年は、ボールを持つと「なるべく早く前へ」という意識が強すぎて、逆にカウンターを喰らうことが多かったのです。
「ああ~っ!なんでもっとサイドを起点にして攻めないんだ!!!」
なんて非常にもどかしく思った試合も数知れずでした。
ところが、今年はちゃんとサイドに起点を作って攻めています。
特に機能したのが右サイド。
右MFのポジションは、実はよーかいは昨年のスーパーサブ、妹尾選手が入るべきだと思っていたのでしたが、実際に観た臼井選手の動きは予想以上でした!
甲府ディフェンス陣を完全に翻弄していました。
そこに、右サイドバックの澤口選手が絡んでいきます。
澤口選手は守備も素晴らしく、なおかつ攻撃参加のタイミングも、臼井選手との連携も非常に良かったです。
FC琉球時代もいい選手だとは思っていましたが、FC琉球はフラット3を敷くチーム。
澤口選手を生かし切れていなかったのですな。
正直、澤口選手がここまでいいサイドバックだとは思っていませんでした。
フォワードは、喜山選手のパートナーとして、昨年のチーム得点王かつ10月まではJFL得点王だった小林選手が当初有力と観られていましたが、よーかい的には、あまり守備に走らない小林選手には不満もあったのです。
そこへ新加入の西山選手。
献身的に守備もします。
チームとしては、小林選手と調子の良い方を先発で使うこともできるようになりましたし、素晴らしいオプションが増えたと思います。
また、後方からパスで攻撃を組み立てるボランチの小野選手。
昨年はフィジカルの弱さが目立ちましたが、このオフにしっかりフィジカルを強化してきたようです。
ふたまわりくらい体が大きく見えましたし、昨季のように当たりで吹き飛ばされる場面もありませんでした。
また、もう一人のボランチ、保坂選手も重要なオプションです。
強いフィジカルを持ち、守備ではしっかり相手の攻撃の芽を摘みながら、機を見て相手ゴール前へと走ります。
プレースタイルは川崎フロンターレの谷口選手に近いものを感じました。
それ以上に、昨季の課題とされていた守備の改善は目を瞠るものがありました!
昨年は守備ラインとボランチの間にぽっかりスペースが空き、そこを突かれてカウンターを喰らうことが多かったのですが、この試合ではそのような場面は一度もありませんでした。
また、昨年はマンマーク気味だった守備ですが、高い位置でボールを持った相手に2人で囲みに行き取りに行くという姿勢がはっきり見て取れました。
それが功を奏すことが多々ありましたし、またボランチの保坂選手が後ろをしっかりケアしていました。
昨季のボランチのレギュラーだった玉林選手が、どうにも中途半端なプレーが多かったことに比べたら、安定感がまったく違います。
そんなわけで、前半20分過ぎまで甲府にはなにもさせないという状態が続きました。
あれっ?甲府ってこんなチームだったっけ??
と首をかしげるくらい、パスが機能していないのです。
いや、よく見ると、ファジアーノが甲府のパスをほぼ完璧に無効化していたのです。
J2の強豪相手に堂々たる戦いぶりです!
もちろん、相手もさるもの、ファジアーノにチャンスは作られても、完全な決定機まではつくらせません。
それでも前半は明らかにファジアーノのシュート数が甲府を圧倒していましたし、甲府は甲府らしい攻撃がほとんどできなかったのです!
しかし、突然の落とし穴が待っていました。
それまでキレキレのプレーで甲府ディフェンス陣を翻弄し続けていた臼井選手が前半44分、不用意なタックルで一発レッド。
よーかい的には、そんなに悪質には見えなかったし、せいぜいイエローカードだろう?と思ったのですが、ともかくこれでファジアーノは後半は10人で強豪の甲府を相手に戦わなければならなくなったのです!!!( ▽|||)
後半、トップの喜山選手を中盤に下げ、西山選手のワントップの布陣にすることでファジアーノは対応しました。
ボール奪取の位置も、高い位置でプレスをかけることはせず、ゴール前を固め、とにかくスペースを作らせないことで対応する戦術に変えてきました。
後半開始10分まではファジアーノのカウンターもうまく機能していました。
「10人でもやれるじゃん?」
そう期待を抱かせてくれるものでした。
けれども、ここから甲府の猛攻が始まったのです!
トップ下、司令塔の藤田選手は左右にパスを散らし、自らゴール前に切り込んでくるクレバーなプレーを発揮し始めました。
甲府の厚みのある攻撃。
守備に追われるファジアーノ。
前半までのサッカーとはまったく別の試合になってしまいました。
それでも、懸命にクリアをするディフェンス陣。
全員で必死の守備です。
そして、数少ないチャンスにかけるカウンター。
強豪甲府相手に一人少ない10人でも、決して勝利を諦めていない姿勢が伝わってきました。
何度も危ないピンチがありました。
昨年までだったら、あっけなく崩壊していたでしょう。
けれども、甲府にゴールを割らせません!
選手達の気持ちが、熱さが見えました!
それはどこか哀しくて、そして胸が熱くなるものでした。
そして、守護神リ・チャンガン選手もスーパーセーブを連発!
ちなみに、試合後、子ども達からリ選手は大人気でした(笑)。
じりじりするような試合展開の中、よく粘りました。
そして、ついにJ2参戦初戦でファジアーノは10人で勝ち点1を奪ったのです!!!
よくやりました!
素晴らしかったです!!!
本当に、気持ちの入ったいい試合でした!!!ヽ(≧▽≦)ノ
それが、なによりも嬉しかったです。
次節は来週日曜日。
ホームで、昇格候補大本命のベガルタ仙台を相手に闘います。
果たして、あの前半のような戦いを90分通してできるのでしょうか?
それはまだわかりませんが、戦いの行方はそこにかかっていると思います。
また、相手にはフリーキックの名手、リャン・ヨンギ選手がいるので、不用意なファールでセットプレーを与えないことも大事になると思います。
それでも次節こそ、勝ち点3を!
胸のすくような「ジャイアント・キリング」を見せてくれ、ファジアーノ!!!ヾ(。`Д´。)ノ
一昨年、よーかいが岡山に転勤してきたときには、ファジアーノはJFLですらなく、中国社会人リーグ、つまり4部相当の極小クラブでした。
「あああ、サッカー不毛の地に来てしまった……(TwT。)」
禁断症状がでるくらい、サッカーに飢えてしまったものです。
「将来はJリーグに!」なんて謳っていても、そんなの非現実的なただのスローガンに見えましたし、何より岡山に住んでいる人たちが誰もファジアーノというチームを知らないのです。
あまりにも低い、ファジアーノというチームの知名度。
観戦に行った中国社会人リーグはまるで草サッカー。
試合自体はファジアーノが快勝しましたが、試合会場は隣にある立派な桃太郎スタジアムではなく、その脇にちょこんと存在している「補助陸上競技場」です。
入場無料なので、公園に来た親子連れが「あ、なにかやっているみたいだよ?」と入ってきましたが、本当に応援しているコアサポはせいぜい20~30人いればいい方です。
客席では子どもたちが駆け回り騒ぎまわり、それをまったく注意しない親…。
とても「サッカーを観る」という環境ではありませんでした。
なのに、翌日の新聞には
「約1,000人も観客が来た!」
なんて、一種の「快挙」としてその試合のことを報じているのです。
これまで住んでいた地域とのサッカー文化の違いに、くらくらとめまいがしました。
J2の草創期に3年間観てきたことはありましたけど、それよりもはるかに「下」なのです。
サッカーのレベル自体もたいしたことありません。
ファジアーノは前の方にいい選手を揃えていたので、その決定力だけで勝っていたようなものでした。
メンバーを見ると、中にはヴェルディからレンタルで来ている選手も何人かいましたが、U-17日本代表に選ばれたような逸材が、こんな4部の草サッカーみたいな中でくすぶっているなんて……もうこの選手はハタチ前にして「終わっちゃった」のかなぁ。。
そんな同情めいた感慨を覚えたことも昨日のように記憶しています。
ただ、そんな中でもMF川原周剛選手とFW喜山康平選手だけはいいものを持っているな、とは感じたことを覚えています。
あれからわずか2年。
その年、ファジアーノは中国社会人リーグを首位で駆け抜け、全国地域決勝リーグでも勝ち抜いてJFLへの参戦を決めました。
翌2008年、どこまで通用するか?
そう思われたJFL参戦では、最終節までもつれたものの、1年でJ2昇格を決めました!
くりかえしますがわずか2年です。
だけど、隔世の感があります。
J2開幕のこの日、桃太郎スタジアムに集まった観客は約1万1千人弱。
あれから多くのメンバーが替わりましたが、中国社会人リーグでよーかいが目を付けた川原周剛選手と喜山康平選手はいまではファジアーノに欠かせない中心人物になっています。
感慨深すぎて、書きたいことが多すぎて、一度の記事では足りないので、今回は純粋に試合と戦術的なことだけに特化して書きたいと思います。
ファジアーノの布陣はボックス型の4-4-2。
GK リ・チャンガン
RB 澤口
CB 野本
CB キム
LB 尾崎
DH 小野
DH 保坂
OH 臼井
OH 川原
FW 喜山
FW 西山
でした。
昨年との大きな変更点は、センターバックに韓国のU-23代表候補にも入ったキム・クヮンミン選手が入り、右サイドバックにFC琉球から移籍してきた澤口選手が入ったこと、ボランチに甲府から移籍してきた保坂選手が入ったことが守備陣では挙げられます。
オフェンスでは、右のオフェンシブハーフに、昨年は控えが多かった臼井選手がスタメンで入り、フォワードでは昨年のチーム得点王の小林選手が控えにまわり、今季水戸から移籍してきた西山選手がトップの一角に入ったことです。
昨季は、攻撃力はありましたが、守備はザルだったファジアーノ。
今季は守備を中心にヴァージョンアップを図ってきたのだとか。
対する甲府は一昨年までJ1で、昨季7位という、今季本気でJ1再昇格を目指す強豪です。
そのサッカースタイルは前任の大木監督時代から、ショートパスで相手を翻弄するサッカーです。
まるでワルサーP38。
次元大介の44マグナムのような大きな破壊力や五右衛門のような相手を一刀両断にするカウンターは持ち合わせていませんが、確実に連射し、相手の急所を突いてくるサッカーなのです。
特に、「走れる王様」と呼ばれる背番号10番の藤田選手の両足から繰り出される正確なパスと、3トップとの連携は脅威なのです。
いきなり初戦から難敵にぶつかってしまったファジアーノです。
さて、キックオフ。
序盤、ペースを握ったのはなんとファジアーノ!!!∑( ̄□ ̄;)ハウッ
昨年までとまるでサッカーが違います!
攻撃に関しては、サイド攻撃が圧倒的に増えました。
昨年は、ボールを持つと「なるべく早く前へ」という意識が強すぎて、逆にカウンターを喰らうことが多かったのです。
「ああ~っ!なんでもっとサイドを起点にして攻めないんだ!!!」
なんて非常にもどかしく思った試合も数知れずでした。
ところが、今年はちゃんとサイドに起点を作って攻めています。
特に機能したのが右サイド。
右MFのポジションは、実はよーかいは昨年のスーパーサブ、妹尾選手が入るべきだと思っていたのでしたが、実際に観た臼井選手の動きは予想以上でした!
甲府ディフェンス陣を完全に翻弄していました。
そこに、右サイドバックの澤口選手が絡んでいきます。
澤口選手は守備も素晴らしく、なおかつ攻撃参加のタイミングも、臼井選手との連携も非常に良かったです。
FC琉球時代もいい選手だとは思っていましたが、FC琉球はフラット3を敷くチーム。
澤口選手を生かし切れていなかったのですな。
正直、澤口選手がここまでいいサイドバックだとは思っていませんでした。
フォワードは、喜山選手のパートナーとして、昨年のチーム得点王かつ10月まではJFL得点王だった小林選手が当初有力と観られていましたが、よーかい的には、あまり守備に走らない小林選手には不満もあったのです。
そこへ新加入の西山選手。
献身的に守備もします。
チームとしては、小林選手と調子の良い方を先発で使うこともできるようになりましたし、素晴らしいオプションが増えたと思います。
また、後方からパスで攻撃を組み立てるボランチの小野選手。
昨年はフィジカルの弱さが目立ちましたが、このオフにしっかりフィジカルを強化してきたようです。
ふたまわりくらい体が大きく見えましたし、昨季のように当たりで吹き飛ばされる場面もありませんでした。
また、もう一人のボランチ、保坂選手も重要なオプションです。
強いフィジカルを持ち、守備ではしっかり相手の攻撃の芽を摘みながら、機を見て相手ゴール前へと走ります。
プレースタイルは川崎フロンターレの谷口選手に近いものを感じました。
それ以上に、昨季の課題とされていた守備の改善は目を瞠るものがありました!
昨年は守備ラインとボランチの間にぽっかりスペースが空き、そこを突かれてカウンターを喰らうことが多かったのですが、この試合ではそのような場面は一度もありませんでした。
また、昨年はマンマーク気味だった守備ですが、高い位置でボールを持った相手に2人で囲みに行き取りに行くという姿勢がはっきり見て取れました。
それが功を奏すことが多々ありましたし、またボランチの保坂選手が後ろをしっかりケアしていました。
昨季のボランチのレギュラーだった玉林選手が、どうにも中途半端なプレーが多かったことに比べたら、安定感がまったく違います。
そんなわけで、前半20分過ぎまで甲府にはなにもさせないという状態が続きました。
あれっ?甲府ってこんなチームだったっけ??
と首をかしげるくらい、パスが機能していないのです。
いや、よく見ると、ファジアーノが甲府のパスをほぼ完璧に無効化していたのです。
J2の強豪相手に堂々たる戦いぶりです!
もちろん、相手もさるもの、ファジアーノにチャンスは作られても、完全な決定機まではつくらせません。
それでも前半は明らかにファジアーノのシュート数が甲府を圧倒していましたし、甲府は甲府らしい攻撃がほとんどできなかったのです!
しかし、突然の落とし穴が待っていました。
それまでキレキレのプレーで甲府ディフェンス陣を翻弄し続けていた臼井選手が前半44分、不用意なタックルで一発レッド。
よーかい的には、そんなに悪質には見えなかったし、せいぜいイエローカードだろう?と思ったのですが、ともかくこれでファジアーノは後半は10人で強豪の甲府を相手に戦わなければならなくなったのです!!!( ▽|||)
後半、トップの喜山選手を中盤に下げ、西山選手のワントップの布陣にすることでファジアーノは対応しました。
ボール奪取の位置も、高い位置でプレスをかけることはせず、ゴール前を固め、とにかくスペースを作らせないことで対応する戦術に変えてきました。
後半開始10分まではファジアーノのカウンターもうまく機能していました。
「10人でもやれるじゃん?」
そう期待を抱かせてくれるものでした。
けれども、ここから甲府の猛攻が始まったのです!
トップ下、司令塔の藤田選手は左右にパスを散らし、自らゴール前に切り込んでくるクレバーなプレーを発揮し始めました。
甲府の厚みのある攻撃。
守備に追われるファジアーノ。
前半までのサッカーとはまったく別の試合になってしまいました。
それでも、懸命にクリアをするディフェンス陣。
全員で必死の守備です。
そして、数少ないチャンスにかけるカウンター。
強豪甲府相手に一人少ない10人でも、決して勝利を諦めていない姿勢が伝わってきました。
何度も危ないピンチがありました。
昨年までだったら、あっけなく崩壊していたでしょう。
けれども、甲府にゴールを割らせません!
選手達の気持ちが、熱さが見えました!
それはどこか哀しくて、そして胸が熱くなるものでした。
そして、守護神リ・チャンガン選手もスーパーセーブを連発!
ちなみに、試合後、子ども達からリ選手は大人気でした(笑)。
じりじりするような試合展開の中、よく粘りました。
そして、ついにJ2参戦初戦でファジアーノは10人で勝ち点1を奪ったのです!!!
よくやりました!
素晴らしかったです!!!
本当に、気持ちの入ったいい試合でした!!!ヽ(≧▽≦)ノ
それが、なによりも嬉しかったです。
次節は来週日曜日。
ホームで、昇格候補大本命のベガルタ仙台を相手に闘います。
果たして、あの前半のような戦いを90分通してできるのでしょうか?
それはまだわかりませんが、戦いの行方はそこにかかっていると思います。
また、相手にはフリーキックの名手、リャン・ヨンギ選手がいるので、不用意なファールでセットプレーを与えないことも大事になると思います。
それでも次節こそ、勝ち点3を!
胸のすくような「ジャイアント・キリング」を見せてくれ、ファジアーノ!!!ヾ(。`Д´。)ノ
Posted by よーかい at
23:13
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